「オーヴェor OTTO?」オットーという男 Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)
オーヴェor OTTO?
スウェーデン映画の方をすでにみて(2016年、『幸せなひとりぼっち』いたので、米国版のレビューを書くのに困ってしまった。でも、この映画の好きなところはオットー(トム・ハンクス)がソニアの墓地に行って、独り言を言ってる時、猫が段ボール箱から顔出したりひっこめたりするシーン。猫も、ソニアに初めましてを言いたかったようだ。それに、最初のロープを買うシーンから大笑いをしてみていた。
実はリメイク版は先がわかるので期待感がなく、面白くないんだけど、『幸せなひとりぼっち』と大きく違うところはオットーが財産を死ぬ前に名指しでマリソル(マリアナ・トレビノ)に残すこと。オットーにとってみると家族もいないし、偏屈だから特別な団体との関係もないから、財産を寄付するところはなさそうだ。マリソルとトミー(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)は子供が三人もいる。その子供の学資にしなさいとか家をあげるよとか遺書に書いている。トミーはITエンジニアで実用的なことはできないまが抜けた役をする。Allen WrenchをAlvin Wrench というが、オットーとメキシコ生まれのマリソルのいうことの方が正しいようだ。そして二人の仲がとてもいいので微笑ましい。二人が出かけるので夜、オットーが子守りをしている時、額のマリソル卒業証書(ロスアンデス大学(多分メキシコ?)と
UC( アメリカ)の大学)に気づく。車の運転を教えている時、オットーはマリソルを叱責したが、卒業証書を見て「ううん。。ちょっと?』と思わせたと思う。
『幸せなひとりぼっち』では隣に引っ越して来たイランからの女性パルヴァネがおせっかいな、人懐っこい、いい役をした。この映画はマリソルはメキシコからの移民である。父親はエルサルバドール生まれで、母親はメキシカンだと。米国が舞台なのでメキシコ人の方がスームーズに行くかもしれない。ペルシア語をよりスペイン語の方が馴染めがあると思うし、トム・ハンクスも使いやすかったと思う。それにしても、マリアナ・トレビノの演技はいい。
主題曲
Til You're Home (コピペして聞いてください)
Lyrics:Written by David Hodges and Rita Wilson(トム・ハンクスの奥さん)
Music video by Rita Wilson, Sebastián Yatra (コロンビア・米国の歌手)