「スウェーデン版を改良したらこうなった」オットーという男 あおさんの映画レビュー(感想・評価)
スウェーデン版を改良したらこうなった
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スウェーデン版『幸せなひとりぼっち』はもちろん良い映画でしたが、もうちょっとこうだったら尚良かったなぁ!というところがちゃんと改良されていた印象です。
移民の奥さんは本作の方が、より親しみやすくコミカルな感じなので、こちらのほうがより感情移入しやすかったです。
あと子ども達と初対面シーンでの「オットーだ」「オッロー?」というやりとりも、ちょっとした短いシーンですが、あるのと無いのでは違うなーと感じました。
各キャラクターとの会話が少し丁寧に描かれてるので、あ、こうやって距離が縮んでいったんだな、とスムーズに受け止められるようになっています。
亡くなった妻との出会いも、落とした本を届けるために反対の列車に乗るという、よりドラマチックな始まり方になっていて、個人的にはこちらの方が好きでした。
ガチガチのシリアス感動要素ばっかりではなくてクスっと笑えるシーンもあるので、肩の力を抜いて観られる良い作品です。
ハンカチかティッシュを持って観るのをオススメします!
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