「自分的にはかなり良かったです。」オットーという男 ConicalSpoon436さんの映画レビュー(感想・評価)
自分的にはかなり良かったです。
人生の終焉について考えてみようかと思い、何かしらの参考になればと鑑賞してみました。感想としては、かなり良かったです。ただ、考えさせられることも多々あり、その内容を記述させていただきます。
①人は一人で生きていくことは厳しいですね。主人公のOTTOは都市の中で生きてはいるのですが、妻に死なれて心情的には既に一人きりだったのでしょう。冒頭に出てくるロープ代金の話(死のうと思っている人間が、ロープ代金の差額の33セントを気にする というの)も、そのような心情・性格が原因からなのかもしれません。
②最近「お一人様」という単語がかなり標準になってきましたが、本当に良いのでしょうか? 考えさせられました。更には、男一人だけでは弱く、世になぜ男性・女性の2種類が存在するのかよくわかりました。基本的には(当然例外あり)「人間とは、力は男性が心は女性が」受け持つようになっているのでしょう。
③また、隣人の女性(マリソル)もいい味を出していましたね。まさに、心を受け持つ女性の良さが全面にでていました。途中、OTTOが「あなたは愚かでは無い」と連呼していましたが、実は「カルフォルニア大学修士卒(チラ見だったので間違っているかもしれません)」なので、愚かどころか実は高学歴女性でした。
④あと、エンディングですが、OTTOさんが死んでしまうストーリーではなく、平和に生き続けていくエンドにしても良かったような気もしました。ちょっと涙がこぼれてしまいました。
余談
シボレー(GM)、フォードの車の好みでのイサカイの話がでてきました。で、フォード好きの人がトヨタに変遷したので「一貫性がない者とは仲直りできない」という話がでてきました。息子が日本に行ったっきりという話が出た時点で、(恐らくは)息子がトヨタに入ったので、フォードからトヨタ(息子を信じたため)という話を、個人的には入れて欲しかったです。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
コメントありがとうございます。自分は 終始 隣家の女性の勢いに押されて そこは 気づきませんでした。 映画館での一回だけなので。幸い 今 アマゾンプライムで 観ることができるので見直してみます!