「アイドルと曲はめちゃくちゃいい」劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD なーさんの映画レビュー(感想・評価)
アイドルと曲はめちゃくちゃいい
公開初日、地元の最初の上映回を見てからずっとモヤモヤしながら、推しを見ることと好きな曲を聞くために何度か足を運んでいます。
・アニナナ1期から入り、ゲームも始め、そこで今でも大好きな推しに出会えました。基本的には推しを応援する、ストーリーを読む、推しのカードを取る、イベントを走ることを目的にゲームをやっています。ラビチャはほぼ興味無いです。
今回映画に関連する6部は年末に急いで読み、映画に繋がるストーリーは読まずに映画を見に行きました。
ライブ映画は1回だけ行ったことがあります。
・良かった点は、映像が綺麗であることと、曲、衣装が良かったことです。
映像が綺麗なことでアイドル自身とダンスが本当に見応えがありました。CG?に不自然さはなく、あるとしても髪が揺れすぎなところくらいです。最後の16人で歌う場面でも技術に只々感服しました。
曲のセットリストについてはすごく中弛み感がありますが(後でまた言います)、それぞれの曲はいいと思います。既存曲はいわゆる王道が集められていると思います。
・良くなかった点は、コンセプト、バックダンサー、カメラワーク、セットリストです。
個人的に、3次元のアイドルのライブに行ったときはコンセプトが途中からぐらぐらになっても不安にはなりません。だって現地ですから、本物がいるから。そして演出にも工夫が施されているからです。ただ、今回の映画は不安になりました。最初、テーマは森羅万象と映画公開前は謳っている為、映画を見終わった後にそことは繋がっているなと納得はするんですが、映画内でのMCとライブ内容に困惑するんだと思います。「旅」とか「4つの季節」とか序盤に言われて、他のグループのMCも聴きながらライブを見ていてもいまいちわかりません。1回目見た後に入場特典を読んであーこういうライブだったのかと大まかにわかりました。森羅万象、旅、季節などのワードとアイドル、ファンを掛け合わせるとやっと辿り着きますが、深読みをしながら2回目を見たくなかったのが本心です。MCとライブは繋がってると思いますが、スッキリ見るためには別に考えたほうがよかったんだと思います。私の考え方のせいだとは思います。
バックダンサーについては、Re:valeのとき以外はあまり必要に感じませんでした。変に目につくと思いました。最初のモンジェネのときは敢えてツッコんでほしいのかなと勝手に思いました。
カメラワークについては、曲中でメンバーが順番に踊って魅せるところで、最後のメンバーだけ正面から撮ってないことが疑問でした。あまり覚えてないです。アイドルのカメラ目線もあるにはあるんですが、すごく一瞬だったりなんかどこ見てるんだろ?という感じです。映画の中のお客さんに向けてライブしてるんだな〜とカメラワークに関しては思いました。にしては大型モニターや花道もないので????となります。
他はセットリストなのですが、とにかく中弛みがすごかったです。変な疲労感があります。だけど、途中一気に回復して最後は盛り上がって終わります。
・コンセプトについては不明瞭に述べてしまい申し訳ないのですが、まとめると、はっきりコンセプトを言えとは言いませんが、MCでふわふわされるならはっきり言ってくれたほうが不安にはならないです。それかライブで表してほしかったです。
そこにセットリストの中弛み、自分に向けられたライブとは思えないという疎外感などが加わりモヤモヤするのだと思います。
一緒に行くなら、以前から付き合いのあるアイナナオタクの子と行きます。他にも2次元のオタクはいますが、そのほとんどが3次元のアイドルのライブを見たことがあるので、演出の面も含めて勧めづらいなと思いました。
・今後まだまだ続いてほしいコンテンツなのでたくさん見に行ったほうがいいとは思ってますが、個人的に映画は面白いものを見たいので疲労感が出てくるものはそこまで多くは見に行けないです。円盤は総まとめのものを購入予定です。あとすみません………映画に繋がるストーリーは必ず読みます。
アイドリッシュセブンは、私にとってほんとにかけがえのないコンテンツです。これからも応援しています。