シモーヌ フランスに最も愛された政治家

劇場公開日:2023年7月28日

シモーヌ フランスに最も愛された政治家

解説・あらすじ

「エディット・ピアフ 愛の讃歌」のオリビエ・ダアン監督が、女性初の欧州議会議長となったフランスの政治家シモーヌ・ベイユの人生を映画化。

1974年、パリ。カトリック人口が多数を占め、男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ベイユは圧倒的な反対意見をはねのけて中絶法の可決を実現させる。1979年には女性として初めて欧州議会議長に選出され、理事たちの猛反対にあいながらも「女性の権利委員会」を設置。女性のみならず、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など、弱者の人権のために闘い続けた。その不屈の意志は、かつて16歳で家族とともにアウシュビッツ収容所に送られたという過去の体験の中で培われたものだった。

「パリ、嘘つきな恋」のエルザ・ジルベルスタインが40代以降のシモーヌ、「スザンヌ、16歳」のレベッカ・マルデールが10〜30代のシモーヌをそれぞれ演じた。

2021年製作/140分/G/フランス
原題または英題:Simone, le voyage du siecle
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2023年7月28日

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(C)2020 - MARVELOUS PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA

映画レビュー

4.0欧州議会議長

2025年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

フランスでは有名な女性政治家のシモーヌ・ベイユ、フランスで中絶法を制定させ、欧州議会初の女性議長を務めるなどで知られる。
幸せな子供時代から始まり、ユダヤ人であったためナチスに迫害を受け、アウシュビッツに送られる。
何とか生き残り、司法官から政治家へ転身、弱者の味方で尊敬を集める。
やはりアウシュビッツの描写は過酷で、目を背けたくなる凄まじさだ。

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いやよセブン

4.0シモーヌにありがとうと言いたい

2025年4月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

“中絶”が女性を救うことは言うまでもありませんが、シモーヌ・ヴェイユの存在を知らない人は多くいると思います。1970年代のカトリックの国で妊娠中絶を合法化することがいかに困難なことだったか。想像に難くありません。シモーヌの母親の先進的な考えが彼女の思想に影響していましたが、対して中絶に反対する男性達の思想は後退的でした。どうして男性はそんなに胎児に執着するのか?子供が産まれてもさほど育児に興味がないのに。出産、育児をする女性の負担は半端ないですよ。でも、1970年代のフランスは現在とは全く違う社会だったので、社会は大きく変化します。それは今後も。シモーヌの思想や功績がこれからもずっと後世に引き継がれる。だから、故人となっても生きている私達とずっと繋がっていられるのです。

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ミカ

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

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モンブラン

3.5結構ヘビーだけど、学ぶところ多し

2025年3月24日
PCから投稿

本人を全く知らなかったので。
サクセスストーリーなのかな?と思ったら、全然違って。

アウシュビッツ収容所での経験が。
弱きを助ける活動を起こさせたんだなあと。
後半・収容所のシーンは結構ヘビーだった。
けど学ぶところは多い。

時代があちこちいくけど。
俳優はそれぞれ違ったので、区別ついて良い。

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ゆき@おうちの中の人

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