「ジエラルド・バトラー版「タイハード」+プラス リアルなロケーション展開+各登場人物を良く表現し、予測(タイトルからの)を超えた練りこまれた脚本ドラマ💮伏線あり💮」ロスト・フライト AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)
ジエラルド・バトラー版「タイハード」+プラス リアルなロケーション展開+各登場人物を良く表現し、予測(タイトルからの)を超えた練りこまれた脚本ドラマ💮伏線あり💮
一昔前でいえば、[航空パニック]、[サバイバルアクション]に属するキャッチコピーがついた作品紹介かな➕あまり予算の無いB級映画寄りの乗りで勝手に調べもせず(🙇 )・・鑑賞しましたが➡予想を裏切られました。この手の映画、数あれど、ここまで短時間に簡潔にそれぞれの登場人物の立場での行動(機長、乗客、航空機会社、殺人犯、ゲリラ主犯、一部家族の心情)を描き、ランボー映画のゲリラ戦戦場のようなリアルなロケーション。航空機や戦場アクションがメインにもっていく作品が多い中、細部の作り込みが、程よい上映時間で、ドラマ流れも良い作品になっていました。
残念は、華になる女性がキャビンアテンダント以外に無く、あればと・・・あまりあるとリアル感無くなるので・・・この出演者での活躍がベストなのかもですね。
出演は「エンド・オブ・ホワイトハウス」のジエラルド・バトラーよりLive+リアル感ある作風、映像(場面場面によっての躍動感あるカメラワーク)、撮影場所のリアル感(航空機内)、フィリピンのゲリラのリアル感(俳優)、機長:トランス(ひとり娘を愛するパパ他、人間臭さがよく演じられている)、殺人犯:ガスパールの不気味さ。
ちょっとした事柄からの物語中の伏線が散りばめられ(脚本 良し)、ドラマに深みが増し、ホッとする同じセリフで・・THE ENDをむかえられる。(機長の・・、娘への・・、・・)
映画「ダイハード」ジョン・マックレーンの妻のかわりに娘への電話で映画スタート(設定が少し似ているかな)。
そもそも航空機事故がおきたのも新年、乗客数が少なく天候が良くないにもかかわらず、燃料費削るための会社側の1職員の無理な航路要請から始まったのだ。
悪天候航路➕殺人犯移送雷直撃➕航空機計器類電源ダウン➕無線ダウン➕現場地、双方ともわからず➕現場島は無法地帯➕武器は・・➕内戦状態にまで・・
悪い状況のてんこ盛り・・八方塞がり・・・
その他、本社自己対策室の人間模様、フィリピンの統治が及ばない地域だけに、国からの動きも間々ならない為、会社からの救助武装部隊を現地送り込む・・人命救助間にあうか・・・。
★Digital5.1ch鑑賞
★重低音 ⭐3
★音圧 ⭐2.5
★分離度 ⭐3
★サイド(左右、後、活躍度)2.5
★サラウンド ⭐3
音響ば、エンドロール見るところでは特段のDolbyも、映像も、何も記載ありませんでした。
サラウンド音響としては、悪天候航空機内、戦場、など効果ある機内搭乗者的な臨場感ある音楽しめました。他のシーンはほぼスクリーン側の音響がメインにリアルに響かせています。