「パイロットも戦闘シーンもかっこいい」ロスト・フライト Oliverさんの映画レビュー(感想・評価)
パイロットも戦闘シーンもかっこいい
おそらく初めてであろう朝一のファーストショーで鑑賞。
チケットをオンラインで買ったから行かざるを得ないため強制的に早起きでき、休日昼まで寝て過ごすよりかなり充実した1日を過ごせる。
朝の空気が清々しくて気分も良く、ファーストショーはなかなかメリットがあるなぁ。
映画はなかなか面白かった。
いやーパイロットの主人公が不時着する時も離陸する時もプロでかっこいいこと。
自分には到底無理だがパイロットの仕事は夢があるな。
パイロットだけでなく助手の人も客室乗務員の人達もみんなプロ意識が高く、乗客たちはパニックになった時自分優先な考えの中、彼らは乗客を第一優先に考えており、どんな局面でもかっこよかった。
“トレイルブレイザー“と聞いて、航空会社ではなくプロゲーマーが使ってるFortniteの古参スキンが頭から離れなかったがFortniteプレイヤーはきっとこの気持ち分かるだろう。
それはともかく戦闘シーンが楽しかった。
特にスナイパー(Valorantのオペレーターそっくり)みたいなのをドコーンと撃つ特殊戦闘員のエイムが良すぎて狙撃ゲームのようで見てて爽快。
フィリピンの奴らが非道で相当ムカつく奴らだったからどんどん駆逐していくのが気持ちよかった。
肝心の輸送中の殺人犯だが、思ったよりいい奴すぎてやっぱり映画だな、と思っていたら最後お金奪って逃げてしまって、いい奴なのやら悪い奴やら(笑)
手錠外した段階でいくらでも逃亡できたのにあんだけ助けてくれたから帰ってから捕まるよりかは逃げてよかったのかもしれない。
とにかくあの殺人犯のファインプレーなしでは帰還は無理だっただろう。人を躊躇なく倒す戦闘力が一般人と違うからやはりこういう時は役に立つ。
皆を助けてくれたから罪がなくなるなどといったらシナリオを期待してたがさすがにそれはなかったか。
とにかく飛行機を利用させてもらう時はもっとパイロットと客室乗務員に敬意を示そう、そう思える映画だった。
いつも快適な空の旅が送れるのも運が良いだけで、こういう事態にいつ遭遇するか分からんのも頭に入れておかないといけない。
平和な日本人の感覚では外国のあんな人間じゃないような性格の奴らがいる無法地帯なんか想定していてもなかなか対応できないだろう。