岸辺露伴 ルーヴルへ行くのレビュー・感想・評価
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露伴先生!!
賛否両論ある様なのでどんなものかと観に行きました。賛でも否でも、ルーヴルが舞台で露伴先生が高橋一生さんなら、満足できそう!と思いましたが、やはり期待してしまいました、、、。
確かにルーヴルは素晴らしかったです。荘厳なルーヴルらしいルーヴルを堪能できたのは体感的には5分位でしたが…
露伴先生ルーヴル似合ってる…✨✨
高橋一生さんの演技も見事でしたし、いずみ君もキャラが立ってて巻き髪も黒リボンもレザーファッションも良かったし。なのに、NHKのドラマの時ほど気持ちが入ってこないというか…。
当方、原作は読んでます。アニメも観ています。
露伴先生のドラマはNHKでやるたびに観ていて、どこからきても、免疫がありますが…。
まず…ヘブンズ・ドアーで顔が本になるところ、こんなだったっけ?
もっと、なんかこう…
出た!ヘブンズ・ドアーだ!
とゆー痺れる感動が、今回は無かった…。
ルーブル地下で幻影を見てしまう所も、一番の見せ場じゃないのかな?
もっとCGを駆使して、カメラワークも引き&寄りで、盛り上げて欲しかった。なんだか劇団員の一人芝居をそこここでやっているような、、、💦
ルーヴルを舞台にしてお金が無かったのかな、という話もあるみたいですし、そこなんですかね。
とはいえ、露伴先生やいずみ君の衣装も相変わらず良かったのと、
もしかして1番の立役者はいずみ君だったかも!?って位、今回に限らずドラマの岸辺露伴を引っ張ってきたのは彼女じゃないかな。
露伴先生のステキなルーヴルポストカードも貰えてホクホクでした(*´∀`*)
そうは言っても高橋一生さんの露伴先生につられて実写の上映を見に行くのは誘われても答えは1つ。
「だが断る。」
高橋一生の演技の幅とルーブルの臨場感を楽しむ
2020年、NHKでドラマ版第1期の配役を知った時、高橋一生が岸辺露伴?顔が似てないような?と浅はかな私は思った。
それが、始まってみればあのオーラ。彼の演技力と年季の入った原作愛で、実写露伴としての存在感十分。それだけでなく脚本やロケ地、美術からキャスティングに至るまで、制作陣のひとかたならぬ気合を感じるシリーズだ。
満を持して映画化された本作。大筋は原作通りだが、オリジナルエピソードもある。特に、原作では言葉での説明中心になっていた仁左右衛門と奈々瀬の生前の物語を、しっかり時間をかけて描いていたのが印象的だった。奈々瀬が若き露伴の前に現れた理由がより理解しやすくなっていて、いいアレンジだったと思う。
脚本を手がけた小林氏によると、ここは原作者の荒木氏が漫画を描いた時にページ数の問題があって描けなかった部分で、荒木氏の希望を踏まえながら書いたそうだ。
高橋一生は、いつもの貫禄の露伴ぶりだ。ドラマを3期見てきてつい慣れっこになっていたが、長尾謙杜の露伴が出てきた時に、露伴オーラの標高差のようなものをすごく感じてしまった(ファンの方、すみません)。若い頃の役なのでその分演技が違うものになるのはわかるが、印象が薄かった。同じ場面に白石加代子がいたので余計に食われてしまった感がある。それで回想パート中ちょっと眠くなってしまい、直後の高橋露伴とルーブルでバチっと目が覚めた。
高橋一生が仁左右衛門も演じたのは驚いたが、どちらもエネルギーがいりそうなふたつの役柄を、さらっと演じ分けているのはさすがだ。黒い樹液に染まってゆく仁左右衛門は鬼気迫るものがあった。
原作では登場しない泉京香が自然に物語に絡んで、好ましい化学反応を起こしている。彼女は露伴の世界観と現実世界の一般人の感覚をつないで、露伴がいる場の空気を適度に攪拌するサーキュレーターのような役目を果たしていて、実写露伴には必須の存在だ。飯豊まりえが、何もかも絶妙。
フランスロケは、期待よりちょっと尺が短い気もしたが、やはりスクリーン映えする。
2024年のオリンピック開催を前に、撮影規制が強化される直前だったそうだ。また、今年の初頭までロケをおこなっていたようだが、直後から現地では年金改革反対デモが激化している。ぎりぎりのタイミングで撮れた貴重なロケ映像だ。
大昔だが、ルーブル美術館に行ったことがある。時間帯にもよるかもしれないが館内は混んでいて、特にモナリザ前はかなりごった返していた。観光地のようなものなので仕方ないが、一度は静かな館内を歩いてみたいと誰もが思うことだろう。
人払いをした館内は、たまにEテレなどのアート系番組で見られることもあるが、やはり大きなスクリーンで見ると臨場感が増して、見ているだけで楽しかった。
地下倉庫での怪異のシーンは、先祖や肉親の姿におののく描写がほとんどキャストの演技だけで、彼らが見ている幻についての映像表現が少ないことと、原作の描写のグロテスクさがかなり薄められていたせいか、少々盛り上がりに欠けた。
こういった見せ場に、映画ならではの特別な、ドラマを凌駕する高揚感がない。もともとドラマの方のクオリティが高いので、出来が悪いということとは違うのかもしれないが、ドラマを超えた何かを期待し過ぎたのだろうか。
とはいえ、大画面で見るルーブルの美しさと、高橋一生による露伴と仁左右衛門の演じ分けは一見の価値あり。
「ジョジョ」と美術と映画の繋がりを歴史に刻んだ記念碑的作品
荒木飛呂彦による漫画「ジョジョの奇妙な冒険」(以降「ジョジョ」)は、1986年に連載開始、単行本が100巻を超え、今年3月からはPart 9の連載が始まるという大人気シリーズ。長期にわたり支持されてきた理由の一つは、Part 3で主要キャラたちが発現させ操るサイキックパワーを擬人化した“スタンド”で表現し、単にパワーの差だけでなく知略も駆使してのスタンド対決という前例のないユニークなバトルアクションを確立した点にある。なお、岸辺露伴というキャラクターが登場するのはPart 4「ダイヤモンドは砕けない」で、2017年に三池崇史監督・山﨑賢人主演で実写映画化されている(ただし同映画に露伴は登場せず)。
荒木は「ジョジョ」の長い連載の中で、ミケランジェロの彫刻に影響を受けたキャラクターのポージング(通称「ジョジョ立ち」)をはじめとする美術作品の引用や、傑作映画の要素をストーリー展開に盛り込んだり、洋楽のアーティスト名や曲名を人物名やスタンド名に借用したりしたことも多い。映画について少し例を挙げるなら、Part 2の闘技場での馬が引く戦車での対決は「ベン・ハー」、Part 4で山岸由花子が愛する広瀬康一を監禁するのは「ミザリー」、Part 6では「メメント」の記憶障害や「マグノリア」のカエルの雨がストーリーに取り入れられているのがわかりやすい。
さて、Part 4では脇キャラだった漫画家・岸辺露伴を中心に据え、遭遇する怪奇現象を彼のスタンドであるヘブンズ・ドアーと機転で切り抜けるスピンオフの短編漫画集「岸辺露伴は動かない」が1997年から断続的に連載される。「ジョジョ」が各国語に翻訳され海外での評価も高い荒木に2007年、ルーヴル美術館から「バンド・デシネ(フランスなどでの漫画の呼称)プロジェクト」の一環として、ルーヴルを舞台にしたオリジナル作品のオファーが届く。これを快諾した荒木は翌年ルーヴルを訪れて取材し、立ち入りを許可された美術館の地下倉庫の様子などに着想を得、2009年に「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を発表。その一部が同年ルーヴルに展示され、同美術館で史上初めて展示された日本人漫画家の漫画作品となった。
NHKは2020年より「岸辺露伴は動かない」を実写ドラマ化。その際のキャスト・スタッフが続投する形でこの実写映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が制作される流れに。同美術館はこのロケ撮影にも許可を出しており、荒木作品とルーヴルの良好な関係が継続しているのは喜ばしい。
映画の成り立ちでかなりの文字数を費やしてしまったが、荒木飛呂彦作品にはもともと美術と映画に深い繋がりがあり、それもまた魅力の一部として国内外で評価され、そうした経緯から「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の映画化に至ったことは実に感慨深い。原作漫画やアニメ化作品、ドラマのいずれにも触れたことがない観客にはやや不親切な作りかもしれないが、この映画を入り口に荒木ワールドにはまるのもありだろう。基調はダークなストーリーだが、露伴役の高橋一生と編集者・泉京香役の飯豊まりえの絶妙な距離感がコミックリリーフとなり、軽やかな展開の一助になっている。高橋、飯豊いずれもはまり役だと思う。
黒の魅惑と闇に呑み込まれていく
我々が劇場で映画を観る理由は幾つもあるが、娯楽作をスクリーンで余すところなく堪能したい人もいれば、あの劇場の漆黒の闇に身を埋めたい人も少なからずいるはずだ。日常生活ではまず味わえない黒。だからこそあらゆる存在が、記憶が、怒りや悲しみが、さも心の内側を食い破るかの如く投影される・・・。初の劇場版がまさにその「黒」の真髄(とはいえメインとなるのは絵画だが)に迫りゆく様を深く堪能した。これまで同様、ユニークな世界観、キャラクター、個々の巧みな演技、艶かしいまでの音楽との呼応は相変わらず見事な感度で踏襲されつつ、さらに自宅兼仕事場をはじめ、洋風のオークション会場、旅館にも見まごう純和風の祖母宅からルーヴル美術館へと至るまで、精神の迷宮とも呼びたくなるほど魅惑の建築物たちが怪しく手招きするように物語を支える。行き着く先で待つのはやはり黒。劇場の闇の中でこそ真価が最も解き放たれる作品なのかもしれない。
エッジの効いたカットが多いコミックを見事に実写映像化。深い物語を独自性のある展開で解き明かすサスペンス映画。
荒木飛呂彦のマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズはエッジの効いたカットが多すぎたり、彫刻のような人物像など、実写化するのは困難でした。
ところが、はまり役の高橋一生の主演により、2020年にスピンオフ作品のドラマ「岸辺露伴は動かない」が登場し高評価を得ました。
そのスタッフが、荒木飛呂彦の初めてのフルカラー読切作品で「映画でしか実現不可能」なレベルの「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」の映像化に挑んだ映画です。
本作は、パリのルーヴル美術館が舞台になったりしますが、一つ一つがマンガの構図と同様にエッジの効いたシーンが多く、作り手のこだわりをそこかしこに感じます。
ドラマを見ている人なら物語に入り込みやすいでしょうが、ドラマを見ていない人でも分かるように、漫画家・岸辺露伴の特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を最初の方で自然と紹介してくれています。
テーマは、この世で最も邪悪な「最も黒い絵」の正体とは?
光を反射する「鏡」と対になるような、光を飲み込む「最も黒い絵」は実在するのかを追究していきます。
スムーズに進んでいき、「あ、これで終わりか」というようなシーンに行きつきます。でも、そこでは終わりません。
まだ解けていない謎があるからです!
あえて言えば、起承転結・結のような独自性のある表現で謎を追究し続けるのです。
「ヘブンズ・ドアー」を使った細かいトリックなど、要素が入り組んでもいるので、丁寧な構成ながら、「全容を把握できるか?」と私たちに挑んだ作品とも言えます。
こだわり抜いた映像と共に、謎解きの面白さもあるサスペンス映画の傑作誕生です!
映画全体が絵画のよう
絵画をテーマにしたコミックスの実写ではあるが、映画そのものの映像・カットのこだわりがすさまじく一つ一つ絵画を見ているようだった。原作ファンとしてミステリーゆえの謎めいた美術・音楽・映像にこだわった作品クリエイティブに感謝。
後悔…
ドラマ版を観ていなくても分かる内容だったが、この世界観が好きでないときつかった。ヘブンズドア後に顔に本ができる描写、蜘蛛のシーンの多用が単純に気色悪かった。ストーリーも長く感じ、黒の持つ悍ましさの迫力が映像でそれほど伝わってこなかった。
誰もいないルーヴルで撮影
岸辺露伴を実写化するって難しいことだとは思うんだけど
なんていうか、「岸辺露伴」に寄せて、というよりも
高橋一生が「そういう人物」として、一人ちゃんとした人物を作り上げているから、そいつが岸辺露伴だろうがなかろうが、あんまり重要じゃなくなっているというか。
岸辺露伴と合っているかどうか、ということが気にならなくなる。
高橋一生が集中しまくってるから。
そういう納得のさせ方もあるんだな、と勉強になる。
ブラックジャックの時もそうだったけど、こういうちょっと闇や影のあるキレた才能のある人物を演じるのすごく合ってるなあと思う。
彼自身、神経質・几帳面なところがあるだろうし、そういうキャラと相違があんまりないんだろうな(全然違ったらどうしよう笑笑笑)
ちょっと世にも奇妙な感じがこの岸辺露伴シリーズは引き込まれるし、
ちょっと不気味になってきた時の飯豊まりえちゃんの明るさに救われる。
ルーブル、休館日とかを使っての撮影だったのかな?
あんなに人がいないルーブルを体験できるって貴重だよなあ。
先日ルーブルに行ったばかりだったので「あ、あそこだ」とかなって楽しかった。
作中でも言ってたけど、本当にいろんな抜け道があるんだろうな。
実際行ってみて、本当迷路みたいだったし、めっちゃくっちゃ広かったし、
人が紛れたり、ものが隠れたり出てきたり、何か不思議なことが起きても不思議じゃないっていう。笑
そんなことを感じさせる場所だった。
2016年にモネの作品が出てきたらしいけど、
そんなことあるの!?って感じだけど、そんなことあるんだろうなあ。
それが「ありえそう」って思わせるくらい、本当でかくて、不思議な雰囲気があって。ホーンテッドマンションとまでは言わなくても、でもそんなところある。真夜中の誰もいないルーブルの中、絶対何か起きてそうって思うもん。そんなファンタジーなことも思わず考えてしまう場所だった。
青年役岸辺露伴。この子いいね、好きな感じの青年だね。なんて名前の俳優だろ、と思って調べたらなにわ男子の子だった。
なにわ男子のことをあまり知らないけど、あの子はいいなと以前思っていたから、あー私はやっぱりこの子みたいなタイプを「良い」と思うんだなーと改めて再確認。笑 市川染五郎、長尾謙杜、この感じが好きなんだろうな。似てるしね、この二人。タイプが。
カメラワーク、綺麗だなあって思うシーンが結構あった。
画角?かな。あーここから撮るの綺麗、とか
あーここシャッターチャンス、みたいな綺麗な切り取りがいくつもあった。
黒、当たり前のように見ている色たちだけど、
考えてみれば、その色をつくる素、原材料があるんだよなあ。
色なんてもう、なんでも作れちゃうと思ってしまってるよなあ現代だから。
貴重な色、とかあったわけだもんなあ。
吸い込まれるような黒。見てみたいと思ってしまった。
落ち着いて見ましょう。
始まってオークションがあり、
古物商に行き主人とのやりとりも聞き、
小説家なのに漫画も描くのか、今だけかな?
とか考えていたが、
幸田露伴のことを調べて小説家と確認して
尚、首を傾げていた。
突然、岸辺だ❗️と気づいた。
解説見たらTVドラマの映画版だと。
な〜んだ、そういうことか。
相棒の名前にもクスッとなる。
泉鏡花ならぬ泉京香。
飯豊まりえがおちゃらけ編集者。
青年時代の慕う女性が木村文乃。
年齢差に驚き。
ルーヴルに行くのはオリンピックを見込んで。
セーヌ川も出て来た。
ストーリーはというとまぁよくあるヤツで。
ラスト辺り、仁左衛門の話、
木村文乃が妻となって納得。
しかし、上手く行くかに思えたのに
弟の裏切り。
血肉分けた方が恨みがキツいのか⁉️
怨念こもる作品となったのか⁉️
現代に戻り、ファンタジー❓
素晴らしい再現度
まず、ジョジョの奇妙な物語の岸辺露伴の原作がかなり忠実に丁寧に作られてて感動。
多分普通の映画として見ると意味分からんってなりそうなストーリーだけど、奇妙な物語なので…奇妙だなぁと思えば全く問題なし。
原作でも、ん、どゆこと?ってなるストーリーではあるこの作品。
むしろこの映画のストーリーを批判するのは原作批判に等しいと思うのでそこは省くとして、素晴らしいーー!
露伴先生の初恋が叶わなかったのが切ないね、、、
ドラマもそうだけど下手にCGとか使ってスタンドださなくて正解。実写で中途半端なスタンドなんかだしたらあの作品みたいに一気にチープになるからね……。脚本家に敬意を。あと露伴先生相変わらずサイン速いね笑笑
ヘブンズ・ドアー
2024年6月16日
映画 #岸辺露伴 ルーヴルへ行く (2023年)鑑賞
人の心や記憶を本にして読むことができる特殊能力を持つ漫画家・岸辺露伴が、美の殿堂“ルーヴル美術館”を舞台に、“黒い絵”の謎が引き起こす恐ろしき事件に挑む
#高橋一生 と #飯豊まりえ はこの作品で結婚したのか
おめでとうございます
ルーヴルに日本の絵画
冒頭からもう和風
何か伝えたげな黒髪の女性
で、どう繋がるんじゃと
疑問だらけからスタート笑
最も黒い黒で描かれた絵
これを露伴に教えた奈々瀬は
露伴を何かに引き込もうとしてたように思える
けど、露伴の漫画を切り捨てることで縁を経っていた。
その後、夢のように消えて
露伴も現実だったのか曖昧な思い出を
急に引き寄せられるように思い出していく様が
あり得そうであり得ない、奇妙な
病みつきになっちゃう感じがたまらない笑
モーリスと山本仁左衛門の関係性が
全然浮かんでこなかったけど
ルーヴルに行って出会う東洋美術専門家が繋げてくれた。
どういうこと??って思うことが多かったけど
紐解かれればスッキリ!笑
山本仁左衛門と露伴が関係あるのかと思いきや
奈々瀬の方だったとは笑
山本仁左衛門の恨みは相当なのかもしれないけど
伴侶までもを苦しめるなんて皮肉だね。
奈々瀬もまだ10代の露伴ちゃんを巻き込もうとしたり‥
哀しきかな。
でも10代の露伴ちゃんだったら、耐えきれなかったんだろうな〜
非道なのは変わりないけれど時期が来たという感じ。
山本仁左衛門と岸辺露伴の2役を
演じきった高橋一生さんはすごいね♡
同じ顔なのに別人^^
流石です
あ、蜘蛛のようにって表現があったけど
あれはよく分からなかった。
蜘蛛になる要素全くなかったから謎は謎のまま
あと、樹液が黒い理由も不明
神木に蜘蛛が憑いてたんかね?
神木に憑いてるのに邪悪な蜘蛛だったの?
まぁ、蜘蛛って良い意味では使われないし
山本仁左衛門の恨みも重なって
黒黒しいものにはなりそうだけれど‥
まぁ、そこら辺は原作見ないと分からないのかもね。
楽しかったから、まぁ良し!
高橋一生の岸辺露伴が素晴らしすぎて、映画版のキャスティングに目がつ...
高橋一生の岸辺露伴が素晴らしすぎて、映画版のキャスティングに目がつく
私はジャニオタやけど、それでも長尾くんはまじでキャスティングミスやと特に思うわ
シャープで知的で偏屈な岸辺露伴の思春期があんな感じな訳あるまい
長尾くんのインタビューで演技に悩んでいたら監督が、
長尾くんの思う岸辺露伴を演じたらいいんだという趣旨のアドバイスをくれたとの記事読んだけど、そんな訳あるまい
世界観壊れる
過去をあんなに長尺で見せるならば、もっと考えないと
じゃないと結局ジャニーズはとかアイドルは…など言われるのは演者なんだから
終始なんか違うなーって感じがする ドラマ版の方はそこそこ見れたんや...
終始なんか違うなーって感じがする
ドラマ版の方はそこそこ見れたんやけどこれは普通につまらない
映画なら少し頑張って一度くらいヘブンズドア出現させろよ
その黒の中に何を見るか
まさに超タイムリー!…な本作。
だから見たという訳ではなく、どんな作品なのかなと気になっていた。
と言うのも、実は当初は知らなかった。漫画が原作である事。それがあの『ジョジョの奇妙な冒険』である事。漫画には疎いもんで…。
NHKで実写ドラマ化。その劇場版。
ジョジョの実写化と言うと、嫌でも“あれ”を思い出す。意気揚々とシリーズ化も見据えたものの、三池崇史に駄作が増えただけのコスプレ映画。
しかし本作は、それとは全く違う。パッと見の印象からも分かる。だって当初は、フランス・ルーヴルでも撮影を敢行したヒューマン・サスペンスと思ったほど。
勿論原作漫画にも登場。主人公は、岸辺露伴。
人気の漫画家。性格はクールでミステリアス。
スタンド能力は、“ヘブンズ・ドアー”。相手を本にし、その記憶を読む。
人の顔に本を取っ付けた特殊メイク(…?)はちと珍妙だが、ジョジョらしい奇妙な能力は健在。
尚、ジョジョ未見者でも分かるように、“スタンド”という言葉や幽霊体のような像(ヴィジョン)は無く、“能力”とされている。
新作構想の過程で知った、フランス人画家が書いたある絵。
オークションで落札し、競い合った相手に盗まれ掛けるが、手に入れる。
露伴はその絵にある思い出があった。
青年時代、祖母の下宿で漫画修行をしていた時出会った一人の女性。奈々瀬。
彼女から“この世で最も黒い絵”について知らされる。
奈々瀬とその絵に取り憑かれ、奈々瀬をモデルに絵を書くも、何故か奈々瀬が発狂してその絵を破き、ほろ苦く儚く狂おしい慕情の日々を思い出す…。
フランス人画家が書いたのは模写で、オリジナルは江戸時代に日本人絵師が書いたもの。
それがフランス・ルーヴル美術館にあると知った露伴は、担当編集・京香と共に現地へ赴くが…。
“世界で最も濃い黒”は何かで聞いた事あるが、光なども一切反射せず、まるで見る者を吸い込んでしまいそうな“黒い絵”。
そこには邪悪な何かがあり、その“黒”に憑かれた者は幻覚を見、怪異な死を遂げる。
各々が抱える後悔や罪…。その魔手は露伴にも…!
その絵が引き起こすルーヴル美術館での奇怪な事件。
アダルトな雰囲気すら漂う青年露伴と奈々瀬の過去。
黒い絵、著者である絵師、奈々瀬、過去の悲劇、そして露伴も絡む関係…。
ミステリアスでアダルトでドラマチック。本当にあのコスプレ駄作とはまるで違う!
『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来邦画2度目となるルーヴル美術館での撮影が本作の格調を高める。
秘密倉庫や贋作犯罪グループは勿論創作だが、ミステリーやサスペンスのムード充分。
高橋一生の佇まい。
彼が“陰”なら、飯豊まりえは“陽”。軽妙なやり取りも。
ドラマ版とこの映画版。なるほど、これがきっかけで…と、今見るとやはりついつい思ってしまう。
キャストの“話題”はこの二人かもしれないが、一際印象放つのは木村文乃。
あの色気×妖艶さ! 悩める青年時代にあんな年上女性と出会っていたら、露伴でなくとも生涯忘れられない。
エンタメではあるが、独特の美意識や作風漂う。
すんなりとした分かり易さでもない為、好みは分かれそう。
非常に良かったとまではいかないが、つまらなさや期待外れ感は無かった。寧ろ、
その“黒”の中に何を見るか…?
後悔、罪、自分を押し潰すほどの恐ろしさ…。
ただそれだけではない。
深い黒の中に、見える筈のない一つの光。
様々な思い入り交じった忘れ得ぬ輝き。
それがあの時から今も、自分を包み込む。
その余韻に浸る。
高橋一生 江戸時代へ行く。 おまえの次のセリフは『この程度ならテレビドラマで十分じゃあねえかこのダボがあぁあーッ‼︎』という!
この程度ならテレビドラマで十分じゃあねえかこのダボがあぁあーッ‼︎ はッ!
人の心を本にして読む事が出来る漫画家、岸辺露伴の奇妙な冒険を描くサスペンス・ホラードラマ『岸辺露伴は動かない』の劇場版。
”この世で最も黒く、邪悪な絵”を求め、ルーヴル美術館へと取材旅行へ出掛けた露伴。彼はそこで己の過去と向き合うことになる…。
○キャスト
岸辺露伴…高橋一生。
泉京香…飯豊まりえ。
ルーヴル美術館のキュレーター、辰巳隆之介を演じるのは『バトル・ロワイヤル』や『コード・ブルー』シリーズの安藤政信。
露伴が青年時代に出会った謎の女性、奈々瀬を演じるのは『イニシエーション・ラブ』や『ザ・ファブル』シリーズの木村文乃。
手首の角度は直角90°を保つ。各指は曲げずに真っ直ぐを保つ。ふううう〜〜〜〜〜〜。ううう〜〜〜〜〜。ふう〜〜〜〜〜〜。
手のひらを前へ……。ひじも真っ直ぐ手首の角度は直角を保ったまま…。一本ずつ折る。1、2、3、4、5。
再び一本ずつ指を開く。2、3、4、5。
以上。レビューを書く前の『準備体操』終わり。
ま……知ってるヤツが多かろーが少なかろうがどうでもいいことだが。彼の名は岸辺露伴、マンガ家だ。
「露」ははかなきものーーそして「伴」はともにすごすーーという意味。生年は1979年で国籍は日本。そしてあまり重要な事柄ではないし必要な時もたいしてない行動なのだが……。人を『本』にしてその人物の『人生』を文字で読む事が出来る能力を持っている。
初登場は荒木飛呂彦原作の大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない(1992-1995)。そこから派生した不定期連載のスピンオフシリーズ「岸辺露伴は動かない」(1997-)では主人公を務めている。
「ジョジョ」の最新シリーズである第9部『The JOJOLands』(2023-)では、実に28年ぶりに本編に復帰。舞台はハワイ、富を集める「溶岩」の破片をめぐり、”ジョディオ・ジョースター”とかいうクズ系のクソガキと出会うことになるのですが…。まだ読んでいない人は書店まで走るんだよォ!
本エピソードの原作は2010年に発表された同名漫画。これは「BDプロジェクト」というルーヴル美術館が展開する企画の一環として制作されたもの。BD=バンド・デシネとはフランスの漫画のことなのだが、芸術性が高くフルカラーで描かれているのが特徴。
BDを通してルーヴル美術館の魅力をより広い層に知ってもらおう、という理念の元に行われているこのプロジェクトでは、他に谷口ジローの「千年の翼、百年の夢」(2014)や松本大洋の「ルーヴルの猫」(2016-2017)などが生み出された。
ちなみに、本作が制作されるにあたりその原画が4点、ルーヴル美術館に展示されたのだが、これは日本人漫画家としては初の快挙である。
この原作はBDの慣習に乗っ取り、読み切りかつオールカラーという形態で描かれている。素晴らしいのはその色使い。第一幕は露伴の想い出/イエロー、第二幕はパリ/ピンク、第三幕はルーヴルの地下倉庫/ブルーという具合に、物語の進行に合わせて基調となるカラーがごく自然に移り変わる。そしてクライマックスで、青い空、赤いワンピース、小麦色の肌というそれぞれの基調色をフィーチャーした奈々瀬の一枚絵がどジャアァぁぁぁ〜〜〜〜ンと描かれる。グレートですよこいつはァ!
ヴィジュアルのカッコよさと詩情溢るるストーリー。はっきり言って、原作は荒木飛呂彦史上最高傑作、いやさ漫画史上最高クラスの大傑作であると評価しているのですが、そいじゃあこの映画版はどうなのかというと…。
監督:渡辺一貴、脚本:小林靖子というテレビドラマ版と同じ座組で作られている本作。なるほど温度感はドラマ版と同じで、漫画のエッセンスを上手く実写に落とし込んでいます。衣装デザインもドラマ版から引き続き柘植伊佐夫が担当しており、黒を基調にしたキャラクターのファッションはおしゃれで、それでいて原作の世界観を壊していない。
本作はまさにドラマ版のファンが「安心」して楽しむ事が出来る映画であると言えるでしょう。
「安心を求める事こそ人間の目的だ」と言い放つDIO様ならばこの映画に納得するかも知れません。しかし本作の主役は岸辺露伴。『自分を乗り越える事』を追求する向上心の塊のような男を主人公に据えて、こんな保守的な映画を作ってはいけない。
ルックのテレビドラマっぽさは非常に気になるところである。これがカメラのクオリティによるものなのか、グレーディングによるものなのか、その辺の事は全くわからないのですが、映し出されている映像がまんまドラマ版と変わらない。映画なのだから、もっとリッチで迫力のある画作りが出来ないものか。
また、原作ではルーヴル所蔵の彫刻へのオマージュを露伴のポージングにより捧げている。そこは映画でも上手く取り入れて欲しかった。特に露伴が奈々瀬の記憶を読み取ろうとするシーンの「アモルの接吻で蘇るプシュケ」(アントニオ・カノーヴァ作)をオマージュしたポーズは絶対にやるべきだった。アモルとは愛の神エロスのラテン語名。ここは先人へオマージュを捧げるとともに、露伴青年が奈々瀬に抱くリビドーを象徴する大切なシーン。本作ではここを省いてしまった結果、2人が醸し出すエロチックな雰囲気が全然上手く表現出来ていなかった。
エロスの観点からもう一つ。露伴が間違えて女湯の扉を開けてしまうというシーン、原作ではちゃんと奈々瀬の裸体が描かれている。17歳の露伴青年が彼女の裸を見てしまう。この部分を絵として見せるだけで、露伴が彼女を意識するようになるという展開に圧倒的な説得力が生まれるというのに、それを省くなんてヌケサクかオメーはよォォォォ!
テレビアニメ版『ジョジョ』(2012〜)でも脚本を務める小林靖子。彼女の仕事っぷりには敬意を表しているのだが、本作における改変はいただけない。原作は120ページほどの読み切り漫画のため、当然それをそのままやるのでは尺が足りない。そこでモリス・ルグランという画家による複製画と、辰巳という悪役を登場させて物語を水増しすることに。
これらのオリジナル要素は苦肉の策であったのだろうが、正直お話の展開的に必要だったのかというとかなり疑問が残る。邪悪な絵が2枚も出てきてしまった事で物語がごちゃごちゃしてしまっているし、辰巳に関しては後半ぽっと出てきたと思ったらすぐ死んじゃうので、何しに登場したのかさっぱりわからん。
どうせオリジナル要素を追加するのなら、パリパートを充実させるべきでしょう。この映画、せっかくルーヴル美術館で撮影しているのにほとんどパリの街並みが映らない。観客は当然そこが観たいのに。これじゃ別にフランスを舞台にした意味ないじゃんねぇ。
パリで繰り広げられる呪いの恐怖、そしてその事件を追う車椅子に乗る謎のフランス人。その男の名はジャン=ピエール・ポルナレフ…くらいのサプライズは見せて欲しかった。まぁ低予算の上に円安×パンデミックの関係でなかなか難しかったのかも知れないけど。バキンは鳴き声だけの登場だったが、犬を雇う金すらなかったのだろうか…?
そしてもう一点。奈々瀬にまつわるエピソードがものすごく野暮。
原作では、青年露伴が出会った女性「藤倉奈々瀬」の正体は、実在の女性なのかそれとも幽霊なのか、曖昧な形でぼやかされている。そしてあの夏以来、露伴は彼女と再会し言葉を交わすこともない。奈々瀬は露伴におけるメーテル。「あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」なのだ。
それをあんなふうに再会させて、しかもヘブンズドアーで記憶を読ませるなんてあまりにも野暮。奈々瀬はあの露伴が「やめておこう 心の中をのぞく事はしたくない」と唯一踏み止まった女性だったのに…。あの感動的な独白をよく無視出来たな…😓
彼女の正体はわからないが、露伴は自分なりの答えを導き出す。それで良いじゃあないですか。何でもかんでも答えを明示すればいいってもんでもないだろうに。
セリフの改変もスゲー嫌だった。「本当に……。本当にあたしを許して…何もかも」というミステリアスな別れのセリフだったから良かったのに、それを「何もかも、すべて忘れて」という安直なセリフに置き換えるというのは…。観客にわかりやすくしようしようとしすぎ。
原作の後書きで、荒木飛呂彦はBDについて「日本の場合は読者に受け入れられなけらばいけないっていう目的があるけど、それを無視して、むしろ逆走してる」と語っている。「我が道を行かなきゃダメっていう突き抜け感」こそがBDなのであり、おそらくそこに荒木先生も目線を合わせこの作品を描いている。つまり「分かりづらさ」こそがこの物語のアイデンティティ。整合性とか伝わりやすさとか、そんなもんはアリーヴェデルチ!!
終盤突然始まる江戸時代パート。ここで素朴な疑問があるのだが…。このことはギアッチョさんに語っていただきましょう。
👓『山村仁左右衛門を演じるのが高橋一生』……ってよォ〜〜〜。『奈々瀬と山村奈々瀬』が同一人物ってのはわかる。スゲーよくわかる。彼女は呪いを解くために露伴の前に現れとるからな…。
だが『高橋一生』ってのはどういう事だああ〜〜〜〜〜っ⁉︎
露伴は奈々瀬方の子孫であって仁左右衛門とは血が繋がってねーだろがよーーーーーーッ!ナメやがって このキャスティング超イラつくぜぇ〜〜〜〜ッ‼︎
血が繋がってねえのに顔が一緒だってのも意味わからねえし、『黒い絵』の呪いで露伴の前に姿を現すのもおかしいじゃねぇか!チクショーーッ!!
さすがギアッチョ。全くもってその通り。こういう詰めの甘さ、こんなもんでよかんべ精神が癇に障るんだよねぇ。
と、原作愛ゆえに長々と述べてしまった。本作がもしもテレビスペシャルだったのならここまで文句もつけなかったと思うのだが、映画という土俵でやる以上はドラマとは違うものを作らなければダメでしょう。チケット代取ってんだからさ。
まあとはいえ、なんだかんだでドラマシリーズは楽しんでいるので、今後もどんどん新エピソードを作り続けて欲しい。
そして最後に。高橋一生さん、飯豊まりえさん、ご結婚おめでとうございます🎉ハッピーうれピーお幸せにねーー✨
吸い込まれる内容でした
この世で最も黒い絵
昔であった女性から教えてもらった露伴
好奇心でその絵を探し求めてルーブル美術館に行った
そこで、黒い絵を見つけたがその絵に関わった人は皆、奇怪な行動にでた
露伴はその絵が描かれた背景を調べてすべてのことを知ったという内容だった
このシリーズはテレビ版から見ていて、映画版も期待通りの面白さでした
なにか吸い込まれる作品でした
ルーブル美術館のシーンとてもきれいだなと思いました
何気に、泉さんがすごい人物なので毎回驚きます
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