「映画とは」アイスクリームフィーバー サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
映画とは
7月14日に公開された映画、あまりに個性豊かすぎる。同時に、映画とは何なのかを考えさせられる。絵画のようなもの、全編真っ暗なもの、60分のもの、MVのようなもの。映画館で見るべき作品とはどのようなものなのか。映画は、新たなステップへと足を進めているのだろうか。
モトーラ世理奈劇場。
彼女から湧き出る謎のオーラを、そのまんま映像化したかのような作品。今までになくこの女優の魅力が生かされている。が、奇妙。画面酔いは酷いし、不愉快な音楽で気分は最悪。1ミリ足りとも没入できません。完全にMV。昨年公開された蜷川実花の「ホリック xxxHOLiC」を思い出しました。蘇る嫌悪感...。
不思議な体験、感覚って言われたいのか?
マジで内容は薄っぺらくて面白くなく、視覚効果や音響によってその隙間を埋めようとしている感じ。埋めるどころか覆いかぶさっていて、ストーリーも無いに等しいんだけど。なんだこれ。無理やり2時間近く伸ばし、映画にしてまでやることじゃない。個展をやってはいかが?
はぁ。何が言いたいんだか。
好きな人はとことん好きだろうけど、私はこのビジュアルに全振りしているタイプの映画がどうも好きなれない。しかもエンドロール後のあのシーン。イラッ。余計な要素多すぎます。
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