劇場公開日 2024年4月26日

ゴジラ×コング 新たなる帝国のレビュー・感想・評価

全391件中、1~20件目を表示

4.0怪獣版アベンジャーズ

2024年5月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

ハリウッドの大作映画では、予告編が派手な割には人間ドラマが多い傾向があります。しかし今回は、全編を通して怪獣バトルが展開されていたので、個人的な満足度は高かったです。

ゴジラとコングは勿論、沢山の怪獣が大暴れしており、怪獣版アベンジャーズみたいで豪華でした。激しい格闘を繰り広げるように殴り合い、お互いの力をぶつけ合う場面で詰め込む所がハリウッドらしくて爽快でした。

ゴジラは突如出現した脅威に立ち向かう話が多いですが、ここでは怪獣との共存を目指している世界が描かれていました。そのため、日本のゴジラとは違った表現になっていて新鮮でした。

地球の奥に潜む神秘的な地底世界は美しく(ドルビーシネマで観たので、映像が色鮮やかになって綺麗でした)、そこで展開される冒険シーンもスリル満点で楽しかったです。また、MCUのように劇中でノリノリの洋楽を流れており、笑顔になるぐらいワクワクしました。

個人的には、コングがポスターでガントレット(?)を身につけている理由を知ったときは、「なるほど、そういうことだったのか!」と納得しました。また、相棒的存在のミニコングは可愛さがありつつも、コングと共に戦っている姿が勇敢でした。

モンスターバースの話は少し触れているぐらいなので、過去作の予習は特にしなくても理解できると思います。

いいストレス発散になるぐらい、明るくて楽しい映画になっていました。

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Ken@

4.0出し惜しみしてたんじゃないかと思うほど進化、欠点を補ってきたね

2024年5月4日
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モンスター・ヴァースのこれまでの作品群は見てきたが、正直悪いことしか言ってないし、内容も覚えていない。「ギャレス版」は全然ゴジラを見せてくれない、「髑髏島」はヴァースの中では、豪華キャストと地獄の黙示録オマージュとカメラワーク、サミュエル、ドキドキしないラーソンのヒロイン像(あれ、ひょっとして、褒めてる?)、「KoM」は核の扱い、画面暗い、バトルを見せてくれない、といろいろ文句を言った。前作「ゴジラvsコング」については、後で話そう。

本作、どうも海外では、ヴァースの中で一番ヒットしているとのこと。監督も前作に引き続き、ということで、前作がウケてのことだろう。前作をも一回見直して、初見とあんまり変わらないなあ、と思いつつも。

「ゴジラ×コング 新たなる帝国」




導入のコングの日常とシャワーシーンが前作はオレは「髑髏島」以来のため、違和感あったが、今回はそれに「歯痛」が加わり、すでにコングは感情面ではぐっと「人間臭く」なっている描写に奥行きが出て「進化」している。とっくに「存在しないもの」に描写と技術で「人間に理解できる」感情をつけることはアメリカ映画ではお家芸なので、それを存分に生かしている。

ゴジラは序盤は、感情面こそ現れていないが、「行動」が「人間に理解できる」ものになっていて、これも楽しい。

本作、実は前作で思った、人間の「会話が多い」のと「手話」がいちいちメンドクサイ、説明的すぎる、とまあ、作り手には「都合のいい」扱いだったのが、今回は黙して語る、映像で語る、手話はできるだけ最低限、ということにぐっと力を入れている。この点がオレにとっては、比較するのは違うのだけれども、図らずも「-1.0」での不満を解消してくれている結果に嬉しくなった。

登場する人間のほうは、変わらず説明的なんだけれども、バトルの時は、無駄な人間のドラマを平行して、挟まなかったこともいい。結果、あまり意識はしていないのかもしれないが、「会話=言語(手話)」に頼らず、「多人種(生物)」間のコミュニケーションは可能だ、という崇高な裏テーマがある(のか?)。

「もっとかわいい存在=怪獣」がいるのに子供を登場させる、という慣習を続けてきた歴代怪獣映画へのカウンターともとれ、ミニコングを文字通り乱暴な扱いで喧嘩の道具にしたり、あとでしっかりほっこりさせてくるところも上手い!

主人公感がないといわれているゴジラだが、おいしい役回りとしてしっかり機能しており、エジプトでのコングとの再会のとき、「お前か!」というゴジラと「ちょ、ちょ待てよ」と慌てるコングの顔が最高だった。

地底空間、というとんでもなく「都合のいい」設定で、世界中を最短距離で移動できることをいいことに、世界中の名所で暴れるのも、それをしたいがための設定なんだなと、前作だけみると、おバカ設定なだけが、実に潔く、「進化」している。

地下空間内は、怪獣ばっかりなので、重量感、巨大感はないが、「無重力期間」を持たせることで、(理屈は全く理解していないが)、重量感なくてもいいバトルにしているのも戦略的で、のちのブラジルでのバトルはちゃんと重量感、巨大感を感じさせてくれているカメラワークでしっかり満足させてくれる。

ラスボスも「小物感」がでて素晴らしい。今回のラスボスはゴリゴリの「ムチ」?を持っていることでもわかるように、「猛獣使い」で「独裁者」。このアイテムが実に活きており、冷凍怪獣を道具で縛って威張り散らす。ブラジルでの決戦でのムチの使い方、動き、ビルの破壊描写が「エヴァ」っぽくて、おそらく監督は日本のアニメ好きなんだなと。

全編、「進化」と「潔さ」が感じられ、オレは怪獣映画は決して好きではないのだけれど、これは見る側もいちいちメンドクサイことを言わずとも楽しく見れるんじゃないかな。

追記

ゴジラについて

前作は「vs→共闘」への布石のため、あえてのメカゴジラに押され気味も、本作は文字通り、「KoM」無敵感感じさせる設定と見た目の変貌。

放射能の扱いは、もうこれはあっちの映画はしようがないね。「オッペンハイマー」で日本でもいろいろ言ってるし、オレも被爆二世でなんだかんだはあるんだけれど、「パール・ハーバー」をオレ自楽しんでもいるわけだし、逆に「オッペンハイマー」みたいなのを出されるとなんだか、無駄な感情が沸き上がる。

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しんざん

4.0シンプルがいいね。

2025年8月24日
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単純

興奮

単純で盛り上がって映像が綺麗で楽しかった。ゴジラが悪役の方が好きだけど、これはこれでありだと思う。

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ケイゾク

3.5コロッセオはベッド

2025年8月17日
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2025年8月17日
映画 #ゴジラxコング 新たなる帝国 (2024年)鑑賞

モンスター・ヴァースの第5作
ゴジラシリーズでもいろんな怪獣を出して延命していったけど、こちらもそんな匂いがする。今回もモスラを出してきて、それに加えシーモを投入してきた。だんだん人気がなくなる兆候だな。

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とし

3.0大画面で見たかった~

2025年8月15日
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興奮

迫力のある映像ばかりで、映画館で観ておくべきでした😭

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うさぎどん

3.0ちょっと退屈

2025年8月9日
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コングが住んでる世界に新しい敵が現れた話。

今作は地下世界がメインの舞台でコング要素が強め。
ジャングル探検物とインディジョーンズ的な展開が
あるけど少し退屈に感じました。

終盤のコングとゴジラの共闘は見ものですが
前作ほどの興奮はなかったかもしれないです。

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マスノブ

3.5暇つぶし程度の期待値で観ると結構楽しめた

2025年8月6日
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何も期待せずに観たら、スマホでも飽きずに最後まで観れました、暇つぶしには丁度よいです。モスラなんて何十年ぶりに観たのでそれも嬉しかった。

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にち

2.0昭和の怪獣プロレス映画を無駄に超豪華にハリウッド映画でリメイクしたという体です

2025年8月6日
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ゴジラxコング 新たなる帝国
2024年公開

前作からはかなり良くなりました
暗くてよく見えない怪獣は、明るい太陽の下で動き良くみえます
VFX もクォリティーが上がりました
お話もより単純化されました
昭和の怪獣プロレス映画を無駄に超豪華にハリウッド映画でリメイクしたという体です

でも自分には、合いませんでした
派手に大暴れのシーンが続けば続くほど、胸やけして飽きてきました
眠くてつらかったです正直

これをみたらゴジラ-1.0 がどれほど素晴らしい映画だったかが良く分かりました
アカデミー視覚効果賞は、単にローコストなVFX に与えられたものではなくて、こうしたジャンルの映画の別の切り口で質の高い映画にできることを示したことに対して贈られたものだと実感されます
それしか他に相応しい賞が無かったから視覚効果賞であっただけだと思いました

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あき240

2.0モンスターバースはどこへ向かうのか?

2025年7月29日
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楽しい

単純

だんだん分からない映画シリーズになっていく
怪獣たちの王はだれなんだろうか?
コングはより人間らしく、猿の惑星のリブートのように文化らしきものを作る仲間達も
モナーク認定の怪獣たちも、何故か魅力的ではない
デルトロが作ったパシフィック・リムのKaijyuみたいに愛が溢れる造形(もしくはこだわりの造形)であれば良かった
とはいえCGは凄いし(むしろこれに力を入れてると思う)、それだけ見るのも楽しめるかも
あとは人間たちの動きがよく分からないし、所々ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーかと思う音楽が入ったりして、??と思う場面も多い
ジェームズ・ガンになりたいのか?

そして、この監督はゴジラを猫だと思っているんだろうか?コロッセオは猫の寝床じゃないだろ

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ドラゴ

2.0タッグマッチ戦

2025年7月29日
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斬新

脚本が酷いな
小中学生向け映画

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いのしし

3.5前作より良いでは!

2025年7月27日
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前作が気に入らなかったので、劇場スルーしてアマプラで観賞。

どなたかが、怪獣でヤンキー映画かよ!…と言っていたが至極納得。

各所突っ込み所を凌駕する突き抜け具合が気に入った!
めちゃくちゃ金かけた昭和ゴジラシリーズ後期のようだ。

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ヒロ

3.5主役奪われてるやんけ

2025年7月25日
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楽しい

こういうモンスター同士の戦いは、終盤になればなるほど人間達が邪魔になるお決まりの流れ。そもそも過去の戦いでチンパンジー軍団に、ゴジラ+ゴリラ軍団が負ける訳ねぇわ。氷吹くアイストカゲが猛威を振るっても、テクノロジーを駆使したゴリラ軍団の方が強いだろコレ笑

アイストカゲを操ってた青い水晶は謎のまま終わったが、アレ何?モスラしれっと復活してるが、他にも封印されてるん?主役完全にゴリラに奪われてるやん?という、疑問が残ったストーリーでした。ゴリラが段々人間臭くなってきてつまらなくなってきたが、唯一今回の流れで良かった所→

ゴリラ「ちょちょ、待て待て、争う意思は無いんやウホ」ゴジラ「何勝手に縄張りに入っとんねんガブッ」ゴリラ「痛っ!オマエホント待てやウホ」モスラ「私の為に争わないでバサ」ゴジラ+ゴリラ「何言うとるんやあのアマ?」の流れ好き笑

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DJ XYZ

3.5コングのキング

2025年7月25日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

驚く

人類の味方、地上のゴジラと、地下のキングコング、しかし地下世界では新たな脅威が迫っていた。
昔の怪獣シリーズがCGで復活したような作品で、モスラもなかなかいい。
続くのかねぇ。

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いやよセブン

2.5敵怪獣のスケールダウン甚だしい

2025年4月18日
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鑑賞方法:VOD

キングオブモンスターズから前作のvsコング、そして今作とだんだん敵怪獣が弱体化している。
特に今作のスカーフェイスは酷い。ただの猿。

考えるに、コングとゴジラのパワーが釣り合ってないからこうなるんだと思う。
敵をゴジラに合わせるとコングに活躍の余地が無く、コングに合わせるとゴジラを持て余す。
キングオブモンスターズの時のような王の本気が見れるのはいつになるのやら・・・。

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sukacinema

3.5そういう映画でしょ?👍️

2025年2月23日
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単純

興奮

怪獣とデカイ猿が全力で殴り合います。

もう、それだけ!(笑)

でも、それでいいんです。それがいいんです!
「あり得ない」とかストーリー性や辻褄を言う人は、見ないでいいと思います(笑)
単純に怪獣達の喧嘩を鑑賞しましょう!

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POPCORN

5.0僕的には面白かったけど、人による

2025年2月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

レジェンダリーだから、当然迫力あるよね
自分はコジラ好きから見ると、コミカルチックでよかった
特に、映画の脚本がよかったと思う
今回は面白かったわ。。。、忖度なしで
日本も予算があったらあんなるんやなって思った
まぁ、僕のこととかどうでもいいのでよかった素直に
素直にアニメみたいな表情をしたり、漫画を見ているようで面白い内容だった
マイナス面は怪獣だけでいいんじゃないって思う?
人の話はいらなくないって思う
それだけ

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雪見ちゃん

3.5ゴジラ映画の可能性を感じた

2025年1月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

幸せ

2024年公開、アメリカ映画。

【監督】:アダム・ウィンガード
【脚本】:テリー・ロッシオ、サイモン・バレット、ジェレミー・スレイター
【原案】:テリー・ロッシオ、アダム・ウィンガード、サイモン・バレット

主な配役
【アイリーン・アンドリューズ】:レベッカ・ホール
【バーニー・ヘイズ】:ブライアン・タイリー・ヘンリー
【トラッパー】:ダン・スティーヴンス
【ジア】:カイリー・ホットル

1.久々に見た「怪獣 対 怪獣」映画
Wikipediaによると、
本作はハリウッドで製作されたゴジラ映画の中で、
もっとも観客に支持された作品とのこと。

善と悪を明確にした、分かりやすさが良かったか?

2.地底、テレパシー…まだまだある未知の領域
地底には人類未踏の世界があり、
テレパシーで交信できる独自の発達をした人類も存在する。という本作の設定。

◆製作者側が思い切り割り切ることができれば、
◆観客側がその設定を「是」とするならば、

空想科学、オカルトなど映画の養分はまだふんだんにあることがわかる。
温故知新と言うこともできるだろう。

3.圧巻の戦闘シーン
コング、ゴジラなどによる後半の戦闘シーンは、
画面に目が釘付けになる。
すごいなー、と声が出る。
昭和にはない大迫力だ。

3.まとめ
善と悪、という単純な対決構図だけでなく、
第三極を加えることで、より現実世界に近い設定も可能になるだろうし、予算次第ではもっと圧倒的な戦闘シーンも製作可能だろう。

ゴジラに限らず怪獣映画の可能性を感じることができた一方で、ストーリーに限れば、
昭和の和製怪獣映画たち、
『怪獣総進撃』
『ガメラ対大悪獣ギロン』
『ゴジラ対メカゴジラ』
などから、あまり進歩がないようにも見えてしまう。

悪乗りするわけではないが、
ゴジラと同じく定番の、ドラキュラ、フランケンシュタインなども、そろそろ蘇りに適したタイミングかもね。
といいつつ、本作は☆3.5

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Haihai

0.5前作までの作品の意味を問いかねない作品

2025年1月1日
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鑑賞方法:映画館

ゴジラのテーマの1つとして、人間がどれほど抗おうとしても決して敵わない圧倒的な存在であると思います。

これまでの描写においても、基本的にゴジラが「倒される」ことは無く、「行動不能」や「戦闘不能」または「死んでいない」と描写される程度にしか表現されていません。
それはモンスターヴァースのゴジラも同様で、作中内にて「神にも等しい」と明言されています。

そんなゴジラが「世界の王」として君臨するまでの過程が『キング・オブ・モンスターズ』だと考えます。

また、ゴジラの天敵として描かれたコングが、ゴジラと対等に戦う可能性を秘めた存在であることを表現するために、『ゴジラvsコング』は必要な作品だったと思います。

しかし、『ゴジラ×コング 新たなる帝国』では、これまでの描写を覆す内容になっているように感じます。

詳しい内容は省略させてもらいますが、簡単に要約すると「神にも等しい存在」と「神の天敵」より強い敵がいるから準備して共闘しよう、という話になっています。
このような展開は、ゴジラの「神にも等しい圧倒的存在」というイメージを損なうものであり、制作するべきではない、もしくはまた別の敵を用意する必要があったと考えます。

それこそギドラのような宇宙怪獣を新たに登場させた方が納得できるでしょう。なぜなら、ギドラは「理から外れた存在」として描かれているからです。

しかし「地球の王」として描かれたゴジラや、その王に抗いうる存在として描写されているコングを超える存在が「地球の怪獣」であり、同じ理の下にいる生物だとすると、これまでの描写が無意味になってしまいます。

同じルール、同じゲームの中で「最強」として描かれていたのに、全くの同じルール、同じくゲームの中で別の「最強」を新たに登場させるのは、これまでの作品の意味を損ねる結果になるのではないでしょうか。
一方で、ギドラのような別ルール、別ゲームの存在であれば「別の最強」として扱われても納得できます。

ストーリーの内容も「ゴジラ」と名前がついておりますが、基本的にはコングが主体となって進行し、ゴジラはあくまでおまけのような扱いとなっています。

今作の敵は、謎の石を利用して多少他より強い敵を操る、いわゆるチンピラのような存在。
前作の『ゴジラvsコング』で共通の敵として描かれたメカゴジラや、前々作でラスボスとして描かれたキングギドラと比較すると、明らかに格が下がっているように思われます。

「このキャラクターがストーリーのボスとして相応の格があるのか?」また「そもそもタイトルに『ゴジラ』を冠するほどゴジラが登場しているのか?」と問われると、はっきりと「はい」と頷くのは難しいと言えます。

その上、モンスターヴァースの魅力である怪獣同士の迫力ある戦闘シーンも終盤に少しだけ登場する程度であり、私個人の感想として「つまらない」とまでは申しませんが、長々と続く地味なストーリー展開には疑問を感じざるを得ません。

前作や前々作をご覧になっている方々の中には、今回の内容をつまらないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも、ゴジラのあの紫の姿も未知の敵に備えるためと説明されていますが、ギドラより明らかに格下の相手に本当に必要だったのでしょうか?
もし必要だったのであれば、なぜギドラのときにそうしなかったのでしょうか?
少々詰めが甘いように感じられます。

以上の理由から、モンスターヴァースの利点を無視し、ゴジラのテーマや作品内の設定を軽視して制作された本作については、シナリオライターや監督の力量不足を疑われても仕方がないと言えるのではないでしょうか。

ただ、さすがはハリウッドといったところで、CGに関しては非常に丁寧で作り込まれており、そのクオリティには感心しました。

モンスターヴァース全体として見た場合、テーマや設定を無視しているように感じられる作品ではありますが、単純に「怪獣大戦」として楽しむ分には十分なクオリティを持った作品と言えるでしょう。

ですがかなり説明が少なく、初見に優しくない印象を受けました。そのため、単品として楽しむのは難しい。
でしたら最初からシリーズ最新作として作るのではなく、別の作品として独立させた方が良かったのではないかと考えます。

単品として評価しても星3以下、シリーズ最新作として評価するのであれば星1以下が妥当ではないかと考えます。

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あると

4.52024 120本目

2025年1月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

面白かった!
最早、人間の入る余地はないくらいスケールがとんでもなくでかくなってしまった笑笑

コングもゴジラもパワーアップするし、ストーリー的にこのあとどうするの?っていうくらい満腹でした。

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しゅん13

2.0まあ、予想どおりのヒドさ

2024年12月8日
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鑑賞方法:VOD

怪獣を擬人化して何が面白いんだろう?しかも人間側に都合がよいように。
怪獣同士のアイコンタクトも、やたら走るゴジラもキモいとしか言いようがない。
新キャラもまったく魅力なし。ドラマなし。
予想はしてたけどさ…。

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ドラゴンミズホ