「ゴジラ映画の可能性を感じた」ゴジラ×コング 新たなる帝国 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラ映画の可能性を感じた
2024年公開、アメリカ映画。
【監督】:アダム・ウィンガード
【脚本】:テリー・ロッシオ、サイモン・バレット、ジェレミー・スレイター
【原案】:テリー・ロッシオ、アダム・ウィンガード、サイモン・バレット
主な配役
【アイリーン・アンドリューズ】:レベッカ・ホール
【バーニー・ヘイズ】:ブライアン・タイリー・ヘンリー
【トラッパー】:ダン・スティーヴンス
【ジア】:カイリー・ホットル
1.久々に見た「怪獣 対 怪獣」映画
Wikipediaによると、
本作はハリウッドで製作されたゴジラ映画の中で、
もっとも観客に支持された作品とのこと。
善と悪を明確にした、分かりやすさが良かったか?
2.地底、テレパシー…まだまだある未知の領域
地底には人類未踏の世界があり、
テレパシーで交信できる独自の発達をした人類も存在する。という本作の設定。
◆製作者側が思い切り割り切ることができれば、
◆観客側がその設定を「是」とするならば、
空想科学、オカルトなど映画の養分はまだふんだんにあることがわかる。
温故知新と言うこともできるだろう。
3.圧巻の戦闘シーン
コング、ゴジラなどによる後半の戦闘シーンは、
画面に目が釘付けになる。
すごいなー、と声が出る。
昭和にはない大迫力だ。
3.まとめ
善と悪、という単純な対決構図だけでなく、
第三極を加えることで、より現実世界に近い設定も可能になるだろうし、予算次第ではもっと圧倒的な戦闘シーンも製作可能だろう。
ゴジラに限らず怪獣映画の可能性を感じることができた一方で、ストーリーに限れば、
昭和の和製怪獣映画たち、
『怪獣総進撃』
『ガメラ対大悪獣ギロン』
『ゴジラ対メカゴジラ』
などから、あまり進歩がないようにも見えてしまう。
悪乗りするわけではないが、
ゴジラと同じく定番の、ドラキュラ、フランケンシュタインなども、そろそろ蘇りに適したタイミングかもね。
といいつつ、本作は☆3.5
共感ありがとうございます。
しかしながら今作は昨年公開作品の中で、自分の中では最下層なのです。映像をいくら派手にしても刺さらないモノは刺さらないって事ですかね。
ちなみに昨年ワーストはThis manって邦画、ご覧になりましたか?