「ずっと作品を追ってきてよかった。」君たちはどう生きるか しゅろりんさんの映画レビュー(感想・評価)
ずっと作品を追ってきてよかった。
感想は十人十色になると思う。ジブリコアファンか否かで想いが変わる点は多数の方が抱かれる感想だと思う。自分用メモ。この作品をみるかどうかの参考にはなりません。
これは自分のためのレビューだから、記録みたいな気持ちで書こうと思う。
まず、全体的にエンターテイメントとかじゃなくて、宮崎氏&ジブリの歴史?みたいだなと思った。ジブリ作品を何度も観て、鈴木氏、高畑氏、吾郎氏あたりの人間関係を知っていると、「これはあれかな」「このシーンはあの作品からかな」「この人は高畑さんをイメージしてるのかな」とか思う場面が多いと思う。私はそう感じた。そこまで詳しいわけじゃないので、このぐらいのファンレベルで意見が分かれそう。
私は小さい頃ナウシカを観て、ラピュタ、トトロはどうだったか、魔女の宅急便からは公開されたらすぐに観に行くジブリファン。最初のトトロの画面で「ああ、ジブリの新作や…」とうるっとするくらい好き。ナウシカ、ラピュタ、魔女の宅急便、ハウルが好き。トトロも好きだけど、トトロは何度も観返すよりも、グッズが可愛い。
宮崎監督作品以外のジブリも多数見たけど、やっぱり宮崎監督監督脚本が一番好き。
荷物に群がるのが湯婆を彷彿とさせる。=千と千尋辺りから作品を売らねばならなくなってきたオマージュ?
主人公がそのお婆さんたちの人形に守られているのは、ジブリを経営していくにあたり、やはり知名度とお金は必要だったということ?過去の作品に守られているという意味もあるのかな。
「もう会えないかとおもった!」ソフィの台詞とそっくり!
森が風で揺れるのはトトロ?茂みに入っていくのもトトロかな。
鳥の足跡はハウルの足跡に似てる気がする。
お父さんが木村拓哉氏で継母が木村佳乃さん?木村苗字揃えたとかそれは偶然ですか?w
波がうねる、魚の描写=ポニョ?
色々意味を持たせて見ようとすると、ジブリ探しみたいで楽しい。カラフルなインコ。でも実際は包丁持ってクリエイターを食らいつくす。カラフルで可愛いから騙されて無数にジブリ城に取り込んでしまった?ナチスっぽい危うい描写だった気がするw
外に出たら普通の可愛いカラフルなインコ。でも糞をしていくのは頑張って生きてるクリエーター陣をああやって汚したのかな?とか。積み木=今までの作品&美術館やファンや本当に想ってくれる人たちで辛うじてバランスを保ってる?ペリカンはコウノトリかな?ジャムトースト=ラピュタから始まったジブリ飯感?キリコさんは高畑さんかな?青サギが鈴木さんかな。感想書いてる間によくわからなくなってきたので、制作していた監督はそれは意味がわからなくなるだろう、と思った
最後に積み木も崩れてハウルのごとく塔が崩れる。ジブリの終焉(良い意味で、ひとまずのピリオド)と開放?
主人公がキリコさんと作品のひとかけらを持っていたイメージから、高畑さんなのかなって思った。お婆さんの時のちょっと四角いお顔高畑さんみたいだもんねw
多数の数字が書かれたドアはジブリの歴史なのかな。作品分ドアがあったりして。
序盤の飛行機のパーツみたいなの?はメーヴェだと思った。魔女の宅急便感は見つけられず…原作者とモニョモニョあったからあまり載せてないのかな。紅の豚は…ジーナがいた場所のあのドームみたいなやつ。戦争背景なのは風立ちぬから?
こんな風に深く考えても宮崎氏は「いやいや、そんな意味ないっすよw」と言いそう。
そしてみんな忘れていく。私もジブリが大好きだけど、無くなる瞬間に思い出すとかじゃないと思う。宮崎氏がスタッフにどう説明して作業していたのかだけ真意を知りたいw普通の作品が最後の作品になるんじゃなくて、これを最後にもってきてくれたのだとしたら気持ちがいいなあ。最後という言葉は使いたくないけどね。
次見る時は一時停止しながらメモとりながらジブリが好きな人と見たいなあ
本作ほど他の方のレビューを読まない作品は初。
ナウシカの漫画買ったまま読んでないから読もうっと。あ、ユパさまに抱き着くようなシーンもあったよね。はーやめられないとまらない。