「子供は最初の30分に耐えられるか?」君たちはどう生きるか にゃあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
子供は最初の30分に耐えられるか?
公開初日に鑑賞できました。平日だった為席数にもゆとりがあり、大人の方が多かったです。↓以下ネタバレ、物語のざっくりとした説明と個人の感想あり
最初は戦争、焼夷弾がいくつも落ちてくるシーンから始まります。階段を駆け上がり、駆け降りる臨場感、外の景色、火の粉。これぞジブリ!!と感動しました。
以降主人公が大切な人を亡くして(母 父親が再婚し引っ越しをするところから物語は進んでいきます。ここでポスターの表紙になっているアオサギが出てきます。
そして引っ越し先で再婚相手の義母さんがいなくなってしまい、その義母を探すために異世界のような空間に迷い込みここからやっとファンタジージブリに突入します
(アオサギは異世界の案内人のような役です
現実感の緊張感が続くので、ラピュタやトトロのような、最初からワクワクするようなストーリー展開ではありません。ここまで見るのに子供は少し退屈かなぁ?と思いましたので題名に30分耐えられるか?にしました。
異世界に突入してからは、景色や風景の細かさがたまりません。あーこのシーンはあの作品みたい、ここはあの作品みたい。そして食べ物はやはりどれも美味しそう!笑 ツタのある家の壁を登るシーンはこれぞジブリ…とワクワクしてみていました。
ゆるゆるなキャラも出てくれば、馴染みのあるおばあちゃん達も沢山出てきますし、声優は豪華だし、2時間あっとゆうまでした。
ラストシーンだけ え?あれ?急に終わり?え?とゆうなんのラスト感もなく終わるのでもう少し周りにある家具や風景を観察したいと思いました。
いろいろな事を書きたいのですが、まとまりがなくなるので、あとは是非劇場で見ていただければと思います。
印象に残っている動物は、カエルとインコです。
個人的にジブリは何回も見て、何年も見て、年を重ねてまた見て、新しい発見や昔とは違う捉え方をして楽しむ作品だと思っています。2度見た時はきっと違う気持ちになるでしょうし、何年後かに見ると新しい気づきがあると思います。是非最初にこれこれー!と宮崎駿を味わってから、じっくりゆっくり時間をかけて物語の全貌を知っていきましょう。