「八人の怒れる女+α」ウーマン・トーキング 私たちの選択 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
八人の怒れる女+α
同じ村に住む男たちからレイプされ続ける女性たち。彼女たちは今後の自分たちの去就について、納屋に集まり話し合う。赦すか、闘うか、出て行くか・・・ほとんどが、その納屋を舞台にした会話劇なのですが、さすがアカデミー脚色賞を受賞しただけあって、ダレることなく1時間45分を魅せてくれます‼️その会話劇から浮き彫りになるのは彼女たちの愛、怒り、憎しみ、母性、親子愛、誇り、尊厳、勇気etc 色彩を抑えた映像も宗教映画のような雰囲気があり、加害者である男たちがほとんど画面に登場しないこともこの作品の格調を高めているような気がします。ラストに流れる曲が "デイ・ドリーム・ビリーバー" というのも秀逸で、彼女たちの旅路が希望に満ちたものであることを暗示しているかのように思います‼️
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