「女たちにも権利はある」ウーマン・トーキング 私たちの選択 Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
女たちにも権利はある
珍しくレビューをチラッと見ていて2010年の設定というのは認識していたが、やはり1900年代ぐらいとしか思えないような未発展な村での話。
村の女たちは牛の鎮静剤で気を失ってる間に乱暴され、それを悪魔の仕業とし欺瞞行為を繰り返す村の男たち。レイプ魔の仕業ということならある話かもしれないが、これが村の男たちだということ。女たちを守るべきであるはずの村の男たちだということ。そしてその村の男たちによって、家族までもが傷つけられていたとは、そんな事あるのだろうか。驚愕でしかない。イカれている。
そんな村の男たちに虐げられ傷つけられ、学べるのは男の子供たちだけ。女たちや女の子供たちはは読み書きすら許されず、厚い信仰により赦すという教えが選択肢にある。女たちは、男たちの暴力に抗えない運命を辿るだけだったのだ。
架空の村とは言え、実際に2005年から2009年にあった事件が元となっている話とは驚愕し、なんともやるせない。ほんの10数年前に起きていたという現実には信じ難く心が痛い。
男たちが村を出て戻ってくるまでの2日間で、女たちは男たちを赦すのか、戦うのか、村を出るのか決断を迫られる。この話し合いが女たちにとって初めての命を懸けた選択になるのだ。今まで男たちに意見した事などなく、それでも悪魔の仕業が男たちの所業と分かった以上、自分を、自分の子供
たちを、家族を守るためにどうするべきか。
どう決断したらいいのかあぐね果てるが、最終的にとった手段は女たちにとって未来が開けたに違いないと思いたい。
他のレビューにもあったけれど、2010年の国勢調査で車が回って来たのも違和感を感じるぐらいの村の未発展ぶりだった。そして突然のDaydream Believer。よりその違和感を掻き立てた。
あの国勢調査員 ブラッド・ピットだよね???違う う???
星3.5か4.0しかないから3.5だけど、3.8ぐらいかな。
はじめまして
今朝方、ありがとうございます。
読んで頂けて感謝です。
この映画、21世紀のはじめと観ているうちに分かり
信じられない気持ちでした。
アーミッシュ的に似たような特殊な村社会とは怖いものですね。
よろしくお願い致します。
わざわざコメントありがとうございます🙇♀️
心に響く映画でした✨こうゆう生活をしている人がいる事さえ知らなかったので、驚きと、許せない出来事に闘う彼女達に拍手です👏