「エンドロール最後まで観て、しみじみ素晴らしかったと噛みしめる作品。」ウーマン・トーキング 私たちの選択 山田あゆみさんの映画レビュー(感想・評価)
エンドロール最後まで観て、しみじみ素晴らしかったと噛みしめる作品。
鑑賞直後、悲しみや感動とは単純に言えない涙が溢れてしまったのを、よく覚えています。
違う意見を持った者同士が、争わず否定し合わず、
互いの幸せ、安全のためにどうすべきかひたすら話し合う。
"赦しとは?"
あってはならない暴力を前に、冷静さを失わないよう懸命に対話する姿は、ものすごく凛々しくて。
人々の違う考えがぶつかり合い、時に傷つけ合うこの今の世の中に当てはめて観ることもできる一作となっています。
人として取るべき行動は?
エンドロール最後まで観て、しみじみ素晴らしかったと噛みしめる作品でした。
ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー…違う主張を持った女性それぞれの逞しさ、美しさを演じ上げています。
そして、出番は少ないながらフランシス・マクドーマンドの存在感はさすが…この役どころか…と思わず唸りました。(心の中で)
今回は、ブラッドピッド率いるプランBと共に、プロデュースも務めています👏
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