バトル・オブ・サブマリンのレビュー・感想・評価
全6件を表示
バトルなし、やられるだけでした・・
第二次大戦で消息不明になったポーランドの潜水艦オルゼウ号の最後の哨戒任務での乗組員の苦渋の日々を綴ったドキュメンタリー調のヒューマンドラマ。
母国では有名な話で本作もポーランド映画賞を取っているそうだが、改めて観なくとも閉鎖的な空間で爆雷攻撃の恐怖感などは分かりきったこと。
タイトルにバトルとあるがやられるばかり、輸送艦を撃沈したらしいが画面ではなくセリフで命中と言う手抜きさも呆れるばかり。
「眼下の敵」、「Uボート」、「レッドオクトーバーを追え」、「クリムゾンタイド」、など潜水艦映画にハズレ無しというが潜水艦特有の頭脳戦も戦闘シーンもほぼ皆無、怯えるばかりの乗組員の様を映した心理スリラー映画でした、がっかり。
独特の緊迫感があるが、邦題で損をしている
第二次世界大戦が勃発して間も無くの頃、ポーランド海軍潜水艦、オジェウ級潜水艦(Orzel)が辿った運命を主題にしている。ポーランドは第二次世界大戦でドイツの電撃戦とソ連との挟み撃ちによって、瞬く間に占領されたことは知っていたが、このようなストーリーが実在していたというのは興味深い。
映画の方は静寂の中、いつ来るか知れない敵との対峙と船員の演技が緊迫感があって、ダンケルクを思い起こすような危機迫る戦場の怖さが伝わってきた。
だが、この映画のタイトルは『バトル・オブ・サブマリン』と付けられているが、宣伝も相まってまるで激しい「潜水艦vs 戦艦」海底戦が繰り広げるかのように思わせる。現代を見ると『Orzel ostanti patrol』でありポーランド語でostantiは「最後の」となっており、直訳すれば「オジェウ 最後のパトロール」となるだろう。タイトルと予告編に期待してか、他のレビューを見ると激しい戦闘を期待していたような声があって宣伝方法が不味かったように思えた。
今もどこかに…⁉
第二次世界大戦の中、圧倒的不利な状況でドイツ艦隊に闘いを挑むポーランド軍潜水艦の戦争アクション物語。
・・・とのことだが。。
序盤から描かれるのは艦内での乗組員たちの描写で会話劇が殆ど。特に目覚ましい展開も無く、唯一驚いたのはゼリーのデカさぐらい。マジでデカい。
30分程経ち漸く事が動き始める…が、魚雷戦では無いの⁉暗くてよくわからないなりにかなりの迫力は感じたが、潜水艦なら…ねぇ。
その後も艦内での描写が主で、何かはやっているんだろうけど、何をやっているのかはイマイチわからず。潜水艦マニアとか詳しい人なら何を話してるかとか凄くわかるんだろうなぁ、とは思ったけど。
全体を通し、機雷原のとことかはかなりの緊張感もあったし、良い場面もあったけれども…
ん?命中した、とは…⁉更には撃沈⁉
…あぁ、そういうことか。。
決して嫌いな終わり方ではないし、犠牲になった人達の苦しみ、哀しさは伝わってくるけど、如何せんワタクシの想像していたものとはだいぶ乖離していたかなといった印象。
予め「戦争アクション」と謳っていなければもうちょっと印象が変わったかもしれないけど…。
ク~ルチェ~ッ!
1943年5月ドイツ艦隊への攻撃命令を受けてイギリス海峡を潜航するポーランドの潜水艦オジェブの話。
開始早々魚雷発射からの浮上に潜航に…えっ?映像が…訓練?じゃあトランプしてたけど?
そしてスカして格好つけたセリフ回しの連続で嫌~な予感が…とりあえずポーランド語解らなくてまだ良かった?
バトルアクションかと思ったら会話劇かシチュエーションスリラーかという様な作りだし、ペラペラ喋ってガンガン鳴らしてリアリティもなし。
バトル・オブ・サブマリンというよりもサブマリン・パニックですな。
スイマセン自分にはあいませんでした。
全6件を表示