リミテッドのレビュー・感想・評価
全8件を表示
汚らしい映像のてんこ盛り
砂漠で巨大な金塊を見つけるという幸運ですが男たちの風貌から、そんな甘いストーリーではないだろうとは予測可能、しかし謎の姉妹を含めて余りにも奇妙で悲惨な展開、アンソニー・ヘイズさんは何を伝えたくてこんな映画を撮ったのだろうか・・。
舞台はオーストラリアの砂漠地帯だから殺風景だし俳優のメイクを含め、排便シーンなど全編汚らしいしさぷりが尋常ではありません。テーマも欲望に翻弄される人間の悲劇ですから爽快感が皆無、アンソニー・ヘイズが製作・脚本・出演と大変な乗り気の作品ですが作家性の強い気持ち悪い映画でした。
ザック・エフロンがボロボロになっていく様
ザック・エフロン主演のサバイバルもの。
こんなに汚れてボロボロになったザック・エフロンを観るのも珍しい。
ほぼ同じ場所で色んなシーンを見せてくれる。
何と言ってもザック・エフロンがボロボロになっていく様を観る映画。
人の好さそうな男が言いつけを守ってずっと人を待つ。
可哀そうになっちゃいました。
終わり方も可哀そうですね。
そう遠くないいつかのどこかの物語
砂漠にて偶然にもデカい金塊を見つけた二人の男達。しかし自力では掘り出せず、一人は削岩機の調達に、もう一人はその間金塊を見張ることになるが…。
終始、静かな中にもどこかおどろおどろしい雰囲気を孕んだ作品。
削岩機が来るまではとにかくサバイバル。
野犬や砂嵐、謎の人物登場と幾多のピンチを迎えたその先に待つ結末は…
まぁ、大方の予想通りのラストではありますね。しかし、最初は残ると言ってたから、途中からの思いつきかな?
結末こそ予想は立てられど、日に日にダメージが蓄積されていく姿は痛々しいし、極限状態の人の姿を見事にみせてくれた役者さんに拍手です。
普通このテンションの作品って途中で飽きてしまうのが常だけど、本作は不思議と最後まで観られるつくりとなっていた印象。中々面白かった。
これも役者さんの力かな?
しかし、冒頭の舞台説明が雑すぎてちょっと笑いそうになってしまったw
エサ
砂漠の鉱山を目指す男が道中金塊をみつけて、掘削機を調達しに行った運転手を待つ間見張る話。
チラシに釣られてほのかな希望を持ち鉱山へ行こうとする男が、現地で雇った運転手と旅をして1日半、偶然巨大な金鉱石をみつけて巻き起こるストーリー。
トイレにスパにエアコンにパンクにと、中々タル~い寄り道をする始まりで、お隣から既にイビキがw
そんなアホな!?な金の発見から、概ね5~6日程度の予定で金を見張る展開になっていくけれど、蠍は貴重なタンパク質ですよ!ベア・グリルスに怒られるよ!なマイルドな出だしから、見つかっちゃいけないのになぜ目立つ?なポンコツ仕様。ヘビにしたって…やると思ったw
砂漠を舞台にしたワンシチュエーションのサバイバルスリラーなので大きな盛り上がりをみせることはないけれど、何とか飽きさせずみせてくれたし、最後もチョロっとニヤけさせてくれたしボチボチという感じかな。
全8件を表示