ガンズ・アンド・キラーズのレビュー・感想・評価
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冒頭 用心棒として雇われた非情な男を描き、その20年後に家族持ちに...
冒頭 用心棒として雇われた非情な男を描き、その20年後に家族持ちになってる主人公をニコケイが演じる。少し『許されざる者』を連想するが、やっぱり別物で凄く好みの西部劇。95分間ずっと引き込まれる。
ベタな西部劇のストーリーで安心感がある
あらすじは昔悪だった男が妻を殺した男に復讐する話。
その復讐に娘を連れて行くという点が他の作品との違いです。
妻以外のことで感情を持ったことのない父親とお母さんが殺されても何の感情もなく、恐怖悲しみと言ったら感情がない娘のペアがなんともいいコンビでした。
娘の異常な神経質、無感情はおそらく障害なのだと思います。
しかし、その娘がラストシーンでは感情を剥き出しにするのは感動的でした。
誇大なキャッチフレーズに御用心
かつて名を知らしめていた伝説のガンマン、ブリッグス。
時が経ち家族との幸せな生活を送っていた彼に突然訪れる悲劇。
奪ったのは彼に恨みを持つ男。
ニコラス・ケイジが復讐鬼となり愛娘と共に悪を追うリベンジアクション。
保安官を含めた三つ巴の追跡劇が始まる。
“撃って撃って撃ちまくる”のキャッチフレーズに惹かれて見ましたが、正直そこまで激しいガンアクションの映画ではなかったです。
それよりもブリッグスとショックで感情を失った愛娘とのドラマ性が強かった印象。
もう少し時間を延ばしてクライマックスを派手にしても良かったんじゃないかなぁ。
ライアン・キーラ・アームストロング要チェック
見るべきは娘役のライアン・キーラ・アームストロングのみ。久しぶりの西部劇ということで食指が動いてしまいましたが、薄味のスープでございましたね。『ブラック・ウイドウ』では不覚にも見過ごししまったアームストロングの味のみが残ってしまいました。
タイトルなし
定番的な設定とストーリーだから、つまらないって事もなかったが、そこに力を入れなかった分、観せ方の方に力を入れて欲しかった。奥さんと復讐者とのシーケンスがハラハラした位で魅せ場は少ない。ラストバトルはもう少し凝れたはず。母親の死ですらも淡々としていた娘の感情が爆発したように涙するラストは良かった。
久しぶりの西部劇
時代劇は映画化されると数本に一本は観ておこうと思う。しかし西部劇…意外と観てないなぁ。
久々に観た西部劇がこれと言うのは良いのか悪いのか…。
悪くなかった。
親子揃って頭のネジが…的なおかしさは面白い。借金背負ってからのニコラス・ケイジは作品を全く選んでない感じでどうしようもない駄作(笑)に出演しまくってる印象だったが、その中ではこの作品は比較的マシな部類と思えた。
と言うのも娘役が良い感じでハマっているのだ。
コメディと言うほど面白くはないがこの復讐物語のエッセンスとして作用している。
この作品が娘抜きだと「またこんな映画に出てる」とニコラス・ケイジに言いたくなる所だが、娘に免じて★★は付けられる。
でも自分の感想の星の基準は
★★★★★ 手放して拍手、何回観ても飽きない
★★★★ 良くできている。年複数回観てもイケる
★★★ ちょいと観るには面白い。友人にも薦めたい。
★★ まぁ観られる…ジャンルとテーマが好きな人には「こんなんある」と薦められる。
★ 基本的には観んでよい。映画になってない。独りよがりとか人気頼りで作ってどうしようもない作品。他人には薦める気にならない。
お前もサイコパスかい
ニコラス・ケイジ目当てに鑑賞したんだけど、娘役のライアン・キーラ・アームストロングにやられちゃった。可愛い上に演技が上手くて、コメディセンスもある。泣き真似して、保安官捕を止めるところなんか、笑ってしまう。『炎の少女チャーリー』が黒歴史になってかわいそう。
20年たって若返って見えるなんて、どんな演出なんだよ(笑)。まあニコラス・ケイジ作品に文句を言う人はいないと思うけど。
ニコラス演じるブリックスは、凄腕のアウトローだったんだけど、ステキな女性と恋に落ちて家族を持ち、穏やかに過ごしている。だが、目の前で父親を殺された男に復讐の手始めとして妻を殺されてしまう。
ここから先は、昔のブリックスに戻って一本道かと思いきや、ブリックスと同じ感情が欠けている娘のブルックに自分を見出したのか、ブルックを連れてのリベンジツアーへ出発。
ニコラス自体が面白いんだけど、サイコパス的なブルックが強烈なスパイスになって、ニヤリとしてしまう作品に仕上がっておりました。
あゝ無感情
殺された妻の敵を討つ為に犯人達の足取りを追う嘗て悪魔と呼ばれた元ガンマンと12歳の娘の話。
町まで歩いて30分、旦那と娘は仕事に学校にと出かけ、嫁が残った家に刑務所を出たばかりの4人の輩がやって来て巻き起こっていくストーリー。
プロローグが終わり何だかのほほ~んとすっとぼけた空気感だし何て賢いお嬢様でしょうw
帰宅した2人の前に現れた保安官とのやり取りからはシリアス展開…かと思いきや、ヒリヒリする様な感じはあまりなく、どこかやはりユルさがあるし、恐れられるほどの凄腕感もないんだが。
そしてその流れからのラストは、まあそうなるよね…だけどあれ!?あっやっぱりね、
シリアスなのは嫁が襲撃されるところだけで、緊迫感とか爽快感とかみたいなものは殆ど無いエンタメ作品という感じだし、何だか抑揚が少なくて判り難いけれど、最後はニヤリとさせてくれたからまあ良いか。
留守宅なら保安官でさえも物色する時代??
ならず者たちに妻を殺されてしまった元凄腕ガンマンが娘を引き連れ復讐の旅に出る物語。
ウェスタンアクションは中々お目にかかる機会が無いので期待を胸に鑑賞!!
とは言え、アクションは最初のプロローグ的な場面がピークだったかな?
本編は主に、心を持たない親子が妻の思い出や大切な人を失うことで感情が芽生える(思い出す)のを見せるのがメインでしょうか。
全体を通し、ひとつひとつの言葉に深みがあったりグッと来たりで中々良いが…
どうにもキャラが…殆ど娘の独り勝ち状態⁉子供とは思えない言葉選びをするかと思いきやあの泣きマネですよw
あとは4人衆のイジられキャラっぽいオジさんは良かったけど、余計なことばかり言う保安官とか…何より主人公、娘に銃口を向ける意味はガチでわかりません…。
英雄ってのもどうもなぁ。。
もうちょっと激しい展開を期待したものの、好みの世界観と娘が良かったので、最後まで楽しく観られた作品だった。
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