ファミリー・プレイのレビュー・感想・評価
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誘拐から始まる毒"父"との戦い
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小さな家の中で繰り広げられる"父"により作られた独裁的な世界。"父"の世界づくりのために誘拐されてしまう主人公。
舞台は終始おうちの中で、たった4人の俳優によって作り上げられているセリフ劇といった感じ。4人しかいないからキャラクターが濃く面白い。
特に、息子。父による独裁政治の中で学び育った息子はなんとも可愛らしいのだけど、気味の悪さも同じくらいあって、この映画を1番引き立てていたと思う。
あと、父に従うように見せつつも、抗いをみせる毅然さ、聡明さを演じる主人公"娘"の女優が美しかった。
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上書き
誘拐されて人里離れた一軒家に監禁された少女が、その家族に染まったふりをして弟を染めて行く話。
両親と姉と弟の4人家族という体で父親の理想の家族を演じる家族から姉が逃げ出し粛清されて、新しい姉さんがやって来て始まって行くストーリー。
意のままにならないと殺されると悟った「娘」が、良い子ちゃんのフリをしながらひたすらに語り導きすり込んで行く様を延々とみせていくけれど、結末がどう転ぶかはあれどこの描写を見せ続ける意味ありますか?
そりゃあ若干の変化の過程はあるけれど、会話劇というかほぼ語っているばかりの真ん中70~80分ぐらい全部すっ飛ばしても良いような…というか、
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