CHASE チェイス　猛追のレビュー・感想・評価

これぞ漢ジェラルド・バトラー。今回は刑事でも、シークレットサービスでも、艦長でもなく民間人。妻が誘拐され、警察も無視して、単独で覚せい剤密売組織に乗り込んでいく。フランクを長とする組織は呆気なく片付けるのだが、ラスト、役に立たなかった刑事が恩着せがましく、ニヤついて不問に付すみたいなこと言って終わらすのが、モヤモヤする。人質死んでたら、さっさと捜査しなかった責任あるぞと。交通違反で立ち止まらなかったのが漢バトラーらしい。

主人公のウィルがガソリンスタンドで妻を探すシーンはもっと短くても良かった気がする。95分という短い作品の割には不要なシーンがちょこちょこあったように感じた。
中盤の覚せい剤工場での銃撃戦は見応えがありました。緊迫感があってジェラルド・バトラーがカッコよかったけど、出てくる敵が弱い…。そして犯人のフランクって結局誰だったんだ？？？

音楽はスリルが感じられるのでいいが、
そもそも一般人がいくら妻を誘拐されたからと
言って麻薬の元締めに突っ込むかな？笑
設定に無理があると思った。
全体的に普通の映画