よっす、おまたせ、じゃあまたね。のレビュー・感想・評価
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年齢層によって採点がかわるかも
その人たちの年齢層によって、全く違うかもしれません。30代後半~50代前半のゲーム魔界村を知っている世代でないと難しいかもしれないです。その時代を生きていれば、時代背景から多くの場面がわかる。食い逃げとチャリどろに批判は多いですが時代を考えるとわかるんですよ。あのようなことをやって遊んでいた人たちが多くいた時代。自動車も家では鍵をつけたまま、置いておく人もいた。監督の出身地では玄関のカギをかけないででかけるのが普通の時代だった。
自分は時代背景を思い出し、あーと考えながら嚙み締めていました。その時代から今までの時の流れを考えていました。自分はいろんな意味がある作品と解釈しましたので5点とします。
食い逃げや窃盗はいかんよ
30歳で静岡の実家に引きこもっているちばしんのもとに、小学校の同級生・ながちんが、ゲームソフトを返すために何十年かぶりに訪ねてきた。そしてながちんは、俺死んでるから死体を見つけにいってほしい、という突拍子もない依頼をしてきた。死んでいるといいながら実態があるながちんと2人で東京の下北沢を目指す、という話。
実態のある死人はまだしも、食い逃げしたり、自転車盗んだり、主人公2人に全く共感出来ず、女子2人に車を盗まれたのも気の毒とは思えなかった。
なんかほのぼのとして時々おかしいんだけど、主人公に共感出来ないと合わない。
事前に情報を入れるのもアリというか考えないとな
自分は事前に情報を調べないようにという考えの元、映画を見ようと思っているんですが
その映画の方向性というか自分が思ってた映画の『向き』が違ってたなと思うのが、たまにあるんですが
(極論を出すと「屍人荘の殺人」とかですかね・・)
今回の映画もちょっとそれみたいな感じになってしまいました
自分が調べないのが悪いんですが・・・
ざっくりあらすじを話すと、受験に失敗して引きこもってる「ちばしん」の元に小学校時代の友人「ながちん」が訪ねてくる
ながちんが言うには自分は死んでるから死体を見つけてほしいというのだ
幽霊にしては普通に触れるし食べるしで幽霊っぽくない
そして何故ちばしんの元に現れたのか?ながちんの死体を目指す旅が始まる
いい感じロード―ムービーっぽいけど違うんですよね
言いたい事は色々あるけど、一部の道中で出会う人々の演技が主演二人のそれと格差があって
熱量の差が絶妙に違和感を生み出している
最後の最後ラストあの感じは良かったからおまけして
評価 3.3
俺が生き返らせるよ
静岡―(車)→湘南―(徒歩)→保土ヶ谷(自転車)―(タクシー)→下北沢。
途中でいくつかの出会いを挟み、下北沢到着後はながちんの馴染みの人と場所を巡っていく。
正直、各エピソードの繋がりなんかは無い。
出会って別れて、それっきり。
主役ふたりの人柄や関係性を描く以上の役目はほとんど果たさないが、むしろそれがいい。
時々張り詰めそうになりつつも、基本緩んだ状態で、それでも分かりきったゴールに少しずつ近づく。
喫茶店の告白で漂う、おかしみと遣る瀬なさの奇妙な同居。
バーでの楽しく微笑ましいひととき。
それを経て(酒も入り)、小学生に戻ったような立ちション後の戯れ。
それらすべてを抱えての、最後の長回しによるちばしんの表情が素晴らしい。
演技も、“迫真の”とは違うが、絶妙に作風に合った力の抜け具合で全キャスト良かった。
序盤の食い逃げと窃チャが不快だったので、そこだけが非常に勿体ない。
(親孝行を説くコワモテの良い人は面白かったが)
しかし、後半はそれを帳消しにするくらいじんわりくるものがあり、目茶苦茶好みです。
『パラフィリアサークル』の舞台挨拶で見たばかりのタカハシシンノスケが出ていたのも地味に嬉しかった。
エンドロール凄い!!!
借りてたゲームソフトを返しに来たストーリーの始まりからがエンドロールにぎゅっと詰まっていて感動した🥺
仕事しないで行き当たりばったりで無になってバカやりたいな〜!
ほのぼのして観れる映画ですので観ていて疲れない&疲れた時の癒しになります。
長さもちょうど良いのでまた癒されに行こうと思います!
よっす、見つけてくれてありがとう。
これは想像以上。私はめちゃめちゃ好き。30才引きこもりニートちばしんの前に友達のながちんが突然現れるところから物語が始まる。15年振りの再会。借りパクしていたゲームソフトを返しに来たと言うながちん。更に「自分はもう死んでいるから一緒に死体を見に行って欲しい」と言い出し何故か2人で下北沢を目指すことになる。
その道中で出会うながちんのお世話になった人や友人達。最後の挨拶でもするかのような姿を見て不安が募ってゆく。足もある。体にも触れる。たばこも吸っている。死んでいるはずなんてないのに。
とにかく橋本淳が素晴らしい。長いこと引きこもってた人が久々に人前に出た感じが完璧に体現されている。孤独だったちばしんと人の温かさの中にいたながちんの対比。それなのに何故ながちんはその役目をちばしんに頼んだのか。徐々に2人の本当のつながりが見えてくる。ユーモアがあって切ない。そんな人間ドラマ。
アパートに入るシーンは一緒に息をのんだ。花も枯れてなかったし、きっとそんなに臭ってないよ。ちばしんが受け入れる現実とタイトルがリンクする。これは良作!
エンドロールは返したソフト?
静岡の実家で暮らす30歳ニートのちばしんと20年ぶりに東京からやってきた小学生の頃の親友が東京を目指して旅するロードムービー。
長い間借りていたというファミコンソフトを返しにきたながちんに連れ出され、ご飯を食べに行った流れから、自分は死んでいて一緒に死体を見に行って欲しいと言い出され、良く解らないままドライブになって行く。
会うのは15年ぶりぐらいとか言っていたけれど、チャラくなったながちんに一瞬気づかず振りまわされて、半分不貞腐れながら下北へ。
どこかでみたことある様な話しの積み重ねではあるけれど、突拍子もない話しだしなかなかユニークで面白い。
ただ、下北沢についてからはちょっと手数が多くてまどろっこしい感じも…一つ一つのエピソードは悪くないんだけどね。
それにちばしんの変化も急激過ぎてちょっと違和感があるし、コミカルさの増し方も空気感が追いついていない様な…。
楽しく面白く哀しく切なく、良い物語だったけど、もっとイケたんじゃないかと少々勿体なさを感じた。
人生の心残り回収 RPG的ロードムービー📽️
青くて笑えてくだらなくて泣ける∙∙∙
人生の終止符はどんな理由であれ必然であってきっと突然。
だからこその人生物語。
人生はホントRPGみたいなもんだなぁ。と
この作品を観てつくづく思い、考えた。
大して意味のない行動や突発的な事故的出来事も、
繋げていけば全てが生きて来た証や思い出となり、
そこから派生する世界は
自分では思いがけないほど大きく広がっていて、
伝達やシェアされれば、それは立派な誰かと共有する人生ストーリーになってたりする。んだなぁ。
途中日常を切り貼りしたような なんでもないような連続のシーンからの、ラスト数分に向けてのたたみ込むような緩急のスクリーンへの求心力がスゴかった。本当にお見事!
ラストシーンのちばしん(#橋本淳 )が圧巻。
最高だった。
ちばしんは幸せ者。 だ。
そして、
ながちん(#稲葉友 )も幸せ者。
結果、きっとどんな人生も天晴れ🙌
思ったほど大成してない人生も
それほど満足いってない人生も
平凡すぎてあくびが出そうな人生も
一瞬一瞬の全てが「たった1度きり」だと思えば
甘くて苦い思い出が誰にもいっぱい詰まってる。
だから、
後悔なく 人生いっぱい寄り道しよう🎵
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