バイオレント・ナイトのレビュー・感想・評価
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聖なる夜は殺戮のプレゼントを
主人公はサンタさんでクリスマスの日の物語という、メルヘンなテーマの映画ですが、内容はメルヘンとは程遠い、バイオレンス映画です。プレゼントを配るためにとある豪邸に入っただけなのに、武器を持った武装集団と一人戦う羽目になってしまうサンタクロースの奮闘をコミカルかつ過激描写満載に描いていて、見ごたえがありました。ハリウッドが好き好んで作ってそうな映画のいい例です。
クリスマスがテーマの映画はそれなりの数あると思うんですが、(最近も福田雄一監督作「ブラックナイトパレード」を見ました)バイオレンスなクリスマス映画ってなかなかないんじゃないでしょうか。ましてや世界中の子どもたちにプレゼントを配るサンタクロースが戦うとは。もっと思いっきり自分から武装集団との戦いに飛び込んでいくのかと思ってたけど、ちょっと意外な形で戦うことになって、なかなか上手い描き方をしていたと思います。ただただ過激なだけでなく、笑える場面もあり、またちょっとした感動もあり、いろんな要素がギュッと詰め込まれていました。武装集団はもちろんヤバい人たちですが、人質となる家族もいろいろとヤバい人たちの集まりでした。一番ヤバいのは戦闘態勢に入ったサンタさんなんですがね。後半になって一気に物語のギアが加速して、永遠に「悪い子リスト」から抜け出せない武装集団に「殺し」というプレゼントを配りまくり、グロいけどなんだかすっきりしました。一言でいうなら「バイオレンスと化したホーム・アローン」でしょうか。とってもクリスマスに見るような映画ではないですね。
弱っちいサンタさんのように描かれますが、それなりに意外な展開があるので、グロに抵抗がなければなかなかに楽しめると思います。それと、1か月後はクリスマスが、もうちょっとクリスマスは平和に過ごしたいですものですね。
唯一無二の設定。ドラマシーン多めなのがちょい意外
サンタ🎅✕バイオレンス=???
B級映画どんと来いなら心惹かれずにはいられない設定
最悪のクリスマス映画と言えばの『ダイ・ハード』
自宅で悪者を懲らしめる子供と言えばの『ホーム・アローン』
その二作を意識した上でよりバイオレンスな作風を目指したのが感じられる今作
だけど『ダイ・ハード』ほどずっとアクションではなくドラマシーン多めで『ホーム・アローン』ほど子供が大活躍ってわけではない
あくまで主人公はメインビジュアルのサンタ!
🎅の仕事に疲れ切って飲み過ぎた挙げ句、空飛ぶソリからゲロを吐く
事件に巻き込まれたらすぐ逃げ出そうとする
やむなく悪漢と戦うことになったら、それがまためちゃくちゃ泥臭い肉弾戦
だけど、あるシーンでガラッと変わるんだね
そこが「歌舞伎の見栄切りか!」って笑っちゃうくらいの演出だからぜひ自分の目で確かめてみてほしい
個人的に好きなのは悪党に捕まって(捕まるんかい!)本物の🎅だと説得するために『昔オモチャをあげたのにこんな大人になっちまって・・・』と話すシーン
過去が見えると敵も人間味がグッと増すね
デヴィッド・ハーバー好き!!
サンタクロースがプレゼントを届けに豪邸に入ったところ、強盗集団と鉢...
アクション×コメディ
内容は、まさにバイオレントナイト。サイレントナイトに
ひっかけたタイトルがうまいなあ。サンタクロースがいるという
設定のクリスマス映画なのですが、バイオレンスシーンが満載の
アクション映画でもあります。かなりグロいので、R15に
なってますが、なんか中途半端な感じがしました。コメディタッチでも
あるので、グロさを控えめにして、ファミリーをターゲットに
しても良かったんじゃないかな?
バイオレンスクリスマス
レグイザモ!
殺し屋サンタクロース!?
あれ?笑いっぱなし?
結構グロですし、かなり下品ですし、観ていて痛みを感じるしで不快要素満載なのに終始笑ってみちゃってた作品でした。あれ?なんで笑ってんだろう?と不思議な感覚でした。
・サンタの殺ってやる!モードがだんだんと盛り上がっていくところが見どころかなあ。子どもたちにプレゼントを配りながら各家庭で酒飲んだりお菓子食ってたりののんびりモードから強盗事件に巻き込まれ逃げようにも逃げ切れないピンチに。止むに止まれず抵抗しつつ逃げる算段を模索するも、「良い子リスト」にも記載されていた少女の心根に動かされ・・・。という感じ。
・サンタの前世?前職なのかな?あー、なるほどでした。そして、前職時代の道具を手に入れてから、目覚めちゃったのか強えのなんのw
・プチ・ホーム・アローンは大体予想はつきましたが、見てるだけで痛みが伝わってくる面白さ。
・この作品、一般的な価値観と逆の視点でみるとなかなかに味わい深い。
「Mr.ノーバディ」まではいかないけれど「ブレッド・トレイン」よりは良かったかなあ。
いつ観るんだ…
クリスマス以外の他のタイミングでの需要はなさそうだなぁ。
サンタがちょいと強いってのはありそうな話ではある。
しかし、当初はバリバリ戦闘狂って感じではない。不可抗力的にギャング団と激突する。
コメディと言うには人はドッサリ死んでしまう
バイオレンスっぷり。
サンタの前職が血まみれバイキングみたいなものとか知らんわ(笑)
後半からダークホームアローンな展開で悪い子たちが凄惨な結末を迎えるので、笑えない。
そして金持ち家族も悪い意味で香ばしい。
父親から会社を奪っただの、その貯めた金を奪った息子を誉めるとかおかしいだろ。
バイオレンス&コメディと悪い冗談でしかない。
一応、サンタクロースの特殊な能力(魔法)もあるが基本的に脳筋サンタクロースはパワーで勝負。罠にも突っ込んで行くし。
狭いトンネルを抜けたり、プレゼントが出まくる袋や子どものリストとかサンタらしいものが出てくるのに、血まみれすぎて…。
悪役のレグイザモがクリスマス嫌いで目の敵にしてたのが実はフリで変わってくれると淡い期待をしたけど…それもなし。
欲の張った家族たちが最後は団結してサンタを救ってもハッピーエンドとは思えず、「これは誰が好んで観るんだろう?」と言う疑問が強まった。
サンタがサイレントナイトにバイオレントをプレゼント!!
サンタクロースは架空の人物なので、この映画はブラック童話。
飲んだくれのサンタクロース。
クリスマス・イブで忙しいのに、仕事に気乗りがしない。
アメリカのどこかのバーでほろ酔いで休憩中。
今この頃の子どものクリスマス・プレゼントはゲームばかり、
中には「現金を希望する」ガキもいる始末。
大富豪のガートルード家。
セキュリティは万全な筈なのに、
大掛かりな強盗一味が、よりによってイブの日に襲撃を計画。
そこへサンタクロース(デヴィッド・ハーバー)が、空から舞い降りる。
(ここんとこ異議あり!!
(大金持ちにプレゼントは必要無し!!)
犯人一味はケイタリングサービスで内部に侵入・・・
(これも異議あり!!
(安全確保するためには、料理人は専属で、)
強盗は軍隊並みの装備です。
なのにコメディだから、ゆるゆる!!
ガートルード家の一家は、痛い思いひとつしません。
ここは、金持ちの威張り腐った婆さんを、
痛めつけて下さいよね!
家族の中に内通者が居る・・・とかね!
そういうひねった脚本ではないので、
お助けヒーローはサンタさん。
サンタさんか、意外に勇敢で武闘派。
そしてガートルード家の長男ジェイソンの娘のトルーディとサンタが
魔法の電話で交信したり、サンタさんがちょこっと魔法を使ったり、
おちゃらけ映画にファンタジーもプラス。
そして一番の泣きところは、
トルーディちゃんのサンタさんへの願い事。
【離婚したパパとママが仲直りして、3人が仲良く一緒に暮らす事!!】
なんですよ。
この願い事が叶ったかどうかを、を是非確かめて下さいね。
B級のドタバタ・アクション映画だけど、そこそこ楽しめます。
でも残酷描写が多いです。
強盗一味は、お金持ち家族以外の使用人を皆殺し!
有無を言わせず射殺したり刺し殺したり。
サンタさんも防戦しながら結局は殺戮です。
サンタクロースって、遠いフィンランドからトナカイのひくソリで
現れて、煙突から出入り・・・、一年にたった2日だけ働いて、
残りの日は何してるんだろう?
ファミリー向けの内容ながら、グロいシーンが意外と多かったので、
小さいお子さんは、避けた方が良さそうですよ!!
☃☃☃
サンタクロースは4世紀頃の東ローマ帝国の聖ニコラウス司教。
セントニコラウスが訛って「サンタクロース」になったとか、
貧しさのあまりに、娘を身売りしなければならない家族の家の
窓から金貨を投げ入れた・・・
暖炉には靴下が下げられており、金貨は偶然靴下の中に入った。
「夜中に煙突から家に入り、靴下の中にプレゼントを入れる」
ようになったのは1822年のフィンランドの言い伝えが
学者によって広まったらしい。
残酷童話のパロディ映画です。
良かったら!!
グロいけど面白い
想像以上にグロくて途中目を背けてしまいました。グロい部分をしっかり映すので、とにかく終始グロい。
最初のシーンでサンタ同士が話していたのでサンタ公認の世界観なのかと思いましたが、全然違いました。
サンタを信じる子どもと信じない大人の構図。話が進むにつれて大人もサンタを信じ始めるけれど、信じるきっかけになるシーン(○年前のクリスマス、君は何度も緑の自転車を欲しがっただろう!)で胸が痛くなりました。当時はサンタさんも希望を持って働いていただろうに、成長した子どもから酷い仕打ちを受けている理不尽さ…。
最後ヒヤヒヤしましたが、ちゃんとハッピーエンドで気持ちよく終わったので安心しました。
武闘派サンタクロースからの過激で普遍的なプレゼント
開幕、酒場に入り浸ってるサンタクロース。酒を煽り、世の子供たちに悪態付きながら。
以前ビリー・ボブ・ソーントンが演じた“バッド・サンタ”的な…?
しかし何故かこのサンタ、その店の女主人の孫の名を知っていて、プレゼントを置いていく。仕事だと言って屋上へ。
トナカイが引くソリに乗って、空へ。
そう、彼は本物のサンタクロースだった…!
これだけだったら素敵なクリスマス・ファンタジー。(…いや、素敵か? やさぐれてるし、リバースするし)
そんなサンタさんが遭遇する聖なる夜(ホーリー・ナイト)ならぬ、バイオレント・ナイト…。
設定やあらすじをほとんど知らぬまま見たので、あらびっくり!
武装集団がサンタクロースの格好をして襲撃するクライム物だと思ってた。でなければ、主人公がサンタの格好をして武装集団と闘う。
どちらも違った。まさかの本物のサンタさん!
サンタさんがある屋敷で武装集団と出くわして闘う…!
よくまあこんなおバカなアイデア思い付いたもんだ。
そう、はっきりとおバカ映画なのだ。立派なおバカ映画。それでいて、ちゃんと面白い。
プロデュースはデヴイッド・リーチ。彼が立ち上げ、『Mr.ノーバディ』や監督した『ブレット・トレイン』と同じ“87ノース・プロダクションズ”作品。
サンタとは言え中年親父アクション、ブッ飛び設定…なるほど、通じる。
サンタクロースのキャラが最高。
“ホッホッホッ”と笑う優しいイメージは何処に…?
物欲まみれの世の子供たちを毒づき、酒を飲み、訪れた家々でお菓子をつまみ食い。
メタボ体型で、やさぐれ、うんざり。
嗚呼、サンタさんのイメージが…。
一応…と言うか本物のサンタなので、闘いのエキスパートではない。
武装集団に、サンタとしての特殊能力や袋の中の“プレゼント”や周りのクリスマス・グッズを駆使して。
彼は最初からサンタクロースではなかった。その昔、大昔、野蛮なヴァイキングだった。(あれ、『ノースマン』見たばかり!)
その時の記憶が覚醒。かつての相棒は“脳天潰し”。今またハンマーを手にして…。(あれ、雷神様…!?)
危機や傷付き。孤軍奮闘。
聖夜にぼやきながら悪党どもと闘う。完全に『ダイ・ハード』。
その姿に手に汗握り、興奮。
デヴイッド・ハーバーがピタリとハマり。またまた現れた中年アクションスターの新星!
まあとにかく、アクションが過激。
痛々しいわ、血はたくさん流れるわ、首や身体も裂かれるわ、手榴弾で吹っ飛ぶわ、グッサグッサ、人もたくさん死ぬわ…。
♪︎きよしこの夜 血は流れ…
…な~んて言うとヤベーホラー映画みたいだが、本当にそう。
クリスマス時期に見なくて良かった…?
くれぐれも痛いのやグロいのが苦手な人、“良い子リスト”に載ってる子は見ないように。
でもちゃんと血まみれになるのは“悪い子リスト”。
コメディ要素もたっぷり。でもこちらもファミリーで見れるゲラゲラ楽しいんじゃなく、ブラックな笑い。
武装集団が押し入った豪邸。その地下金庫にある3億ドルが目的。
武装集団は非情だが、囚われた金持ち一族が何て言うか、武装集団リーダーの言葉を借りれば、“ムカつく家族”。
女帝のようは女当主、私利私欲まみれの子供たち…。
一応危険に晒されているのに、全く同情心が…。
常にチクチクいがみ合い、皮肉言いまくり。そんな彼らの狼狽ぶりを醜態丸出しに。
これがある意味、一番の笑い所なのかもしれない。
そんな“強欲家の一族”に於いて、唯一の“良い子リスト”の孫、トゥルーディ。
サンタクロースを信じるピュアな女の子。武装集団から逃れ、サンタに協力。
最近『ホーム・アローン』を見たばかりで、迫る武装集団に“ホーム・アローン作戦”。(本当に“良い子リスト”…?)
『ダイ・ハード』×『ホーム・アローン』もさることながら、クリスマスネタもいっぱい。
クリスマスが嫌いな武装集団リーダーの呼び名は“スクルージ”。
バイオレントなアクション・シーンを、クリスマス・ソングが彩る。
下手すりゃトンデモ作。
それを痛快スカッとなバイオレンス・アクション、ブラックな笑い、ちょいファンタジー、そして意外や普遍的な感動メッセージでデコレーション。
信じる事。
家族の絆。
クリスマスや子供たちにうんざりしていたサンタクロースがクリスマスや子供を救い、彼自身も子供に救われる。
だって今宵は聖夜。
案外真っ当な作品…だったのかも。
武闘派サンタクロースからの過激なプレゼント。
あなたの家にもお届け。
歓迎? 勘弁?
クリスマスに観なくて良かった
大酒呑みでメタボなおじさんサンタ
不運なおじさんサンタが巻き起こすバイオレントアクション。大酒呑みでメタボなおじさんというキャラ設定がなんとも愉快で憎めない。ストーリーは平凡ですがサンタおじさんの激しいアクションシーンとバイオレンなシーンは見応えありました。
2023-40
なかなかお下品ですっきり。
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