「悪役の表情と制裁」バイオレント・ナイト berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
悪役の表情と制裁
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Violent Night
大人になるに連れ失うものは多い、無垢さ、そして今回は審美眼も
一見清々しいまでの勧善懲悪、子供を守るヒーロー、道徳も説きクリスマスの誠実さに回帰する。一方で87north制作で、R15に相応しいだけのスタント、スプラッターシーンも用意されている、この映画の対象年齢はいくつか。
悪党にも子供の頃はあった。ジョン・レグイザモ演じる親玉が、途中(最後では無い)感情を吐露する場面が印象的だ。サンタの眼に、悪い子リストの一覧が痛切に映り込む。トランシーバーのシーン、語りかけ、サンタクロースは子供にはいつも優しかった。
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