おひとりさま族のレビュー・感想・評価

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3.0現代ぽいなー

2024年11月19日
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鑑賞方法:VOD

孤独死や核家族、精神疾患など、現代の問題をたんたんと描く作品。1人の女性の内面を通して、何か彼女自身に大きな事件があるわけではないが、周りとの関係で心が動く様子をうまく描いていて、国は違えど共感ができる。面白いのだが、たんたんと話が進むため、いつのまにかエンディングを迎えていた。ハリウッドのアクション映画とは対極な日常の作品。

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Raita Maipen

0.5孤独な人は成人向けの雑誌に埋もれて死ぬ事はない。 心配されなくても...

2024年10月25日
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マサシ

5.0よく出来ている

2024年10月21日
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鑑賞方法:VOD

知的

タイトルだけを見ると「ソロ活女子のススメ」のような、
一人を楽しむ生き方を肯定しながら、楽しみ方を描く作品のように見えますが
実際は一人でいることの強がりや孤独、葛藤が色濃く出ています。
主人公の台詞は少ないけど、表情や行動がとても豊か。
シナリオも丁寧に作られていて、鑑賞後も余韻に浸れます。
韓国のちょっと小綺麗な生活圏も見られて楽しかったです。

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Omi

3.0マッチとタバコと孤独

2024年10月7日
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鑑賞方法:VOD

「一人が楽」とか、それはそれで正解なんだけど、
完全に孤独って耐えられないんだと思う。
何かしらの繋がりがなければ、何かしら他者と共感がなければ、孤独すぎて生きてはいけない。
疲れたときは、ゆっくり休む。とても大事な事。

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上みちる

4.5疲れてますね

2024年9月28日
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鑑賞方法:VOD
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Giovanni

3.5「何で謝らなきゃいけないんですか?」とか結構グッときた。 あと韓国...

2024年9月15日
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「何で謝らなきゃいけないんですか?」とか結構グッときた。
あと韓国の地震、一瞬すぎない?

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zzzzz

4.5タイトルなし

2023年12月24日
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鑑賞方法:VOD

挨拶って美しいんだと思った。後半の展開が素晴らしい。
眠れないから彼女はテレビをつけたまま寝ていたのだ。そしてテレビは必需品だった。

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えみり

3.5お別れの挨拶

2023年12月10日
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この映画、現在韓国で流行りのフェミニズム映画ではない。一見すると、クレジットカード会社の有能なオペレータージニが孤独な自分の生活を見直し、心を開いていくヒューマンドラマのような体裁をしているが、もっとドメスティックな家族に関する物語なのではないだろうか。他の映画に例えるならば『ラースと、その彼女』に似ているのかもしれない。

本当はひとりが大嫌いなジニが自分の殻に閉じ籠り、他人との接触を極力避けて、いつも怒ったような表情をしていたのはなぜなのだろう。17年前に家族を捨てて数年前ひょっこり帰ってきた父親がまた母親と同居を始めた。直接的な原因は多分そこにあるのだろう。映画内ではっきりとした説明はないものの、自分を捨てた父親、そしてそれをあっさり受け入れてしまった母親を、ジニはどうしても許すことができなかったのではないだろうか。

この映画“あいさつ”が隠された謎を解く一つのキーワードになっている。アパートの隣室で孤独死した男の幽霊が、いつもベランダで🚬を吸いながら、黙って通り過ぎようとするジニにむかって「あいさつは?」と語りかける。職場ではつかえない新人ちゃんの教育係を任せられたものの、ジニが冷たく接したせいだろうか、ある日突然“あいさつ”もなく職場に来なくなってしまうのだ。この新人ちゃんとの関係が、擬似的な親と子の関係になっていることを観客は気づかなければならない。

隣に越してきた骨折男が名も知らぬ自殺男のため“さよなら会”を催しているのを目撃し、父さんが部屋に教会関係者を呼んで母親の49日を営んでいるのを(隠しカメラで)見たジニは気づくのである。「私、死んだお母さんにちゃんとお別れの挨拶したっけ?」会社を辞めた新人ちゃんへフォロー電話が亡き母親へのその“お別れの挨拶”(の代わり)になっているのである。ラスト、連絡先の表示名を母さん→父さんに変更したジニは、遅ればせながら母親の死を受け入れることができたのだろう。マッチで火をつけた🚬を線香代わりにして...

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かなり悪いオヤジ

4.0生きづらさ

2023年9月10日
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マイオンリーラブソングという2017年の韓国ドラマにコン・スンヨンが出ていてネットフリックスの“マイリスト”に入れて何度か見た。
コン・スンヨンは瑕疵のないAI顔をしている。純白の肌質感で、寄ってもそのままだった。

マイオンリーラブソングを見て以来折に触れ出演作を探していたが、あるにはあるのだろうが脇役だったりローカライズやVOD化されているのが見つからなかったりで、見つけられていなかったところへ、これがVODにあがっていた。インディーらしき映画だが主役で出ずっぱりで寄りのカメラでコン・スンヨンの欠乏に干上がっていた者にとっては慈雨だった。

どっちがきれいか──ということについて無意識的に比べることがある。
かつては、あっち(韓国)では整形がさかんであるというのがわたしたち日本人のdefenseになっていたがさすがにもう使えない。きょうびさまざまなメディアに露出する女性らはけっこうな確率でいじっている。もちろんいじることに問題はないし当人が幸福ならそれでいい。が、どっちがきれいかという無用な比較をすると敗色を感じる。とうぜんそんな比較はしなくていいことにしても。

コンスンヨンの実妹はTWICEのジョンヨンだそうだ。KPOPには疎いが姉妹を見ると穎脱の遺伝子を感じずにはいられないし、幼少を遡って“整形してないんだぜ”の論証も為されている。
韓国の美人姉妹といえば悪女のキム・オクビンとあなた、そこにいてくれますかのチェ・ソジンという強力なのもいる。整形か否かの博引旁証も為されている。

じぶんはものすごい小市民なので韓国女優が整形しているか否かという提起を、ある程度の興味をもってみることがある。そして、たいてい非整形が立証されるので、戸惑う。
無用な戸惑いだが、それは韓国人のほうが日本人よりもきれい──という戸惑いにほかならない。それがどうしたと言われればどうでもいいことなんだが──としか言えないが、意味不明の敗北を感じる。──という話。

──

インディーらしき映画だが韓国製なので技術や文法がちゃんとしている。そもそも他国の自主製作映画にこんなAI顔の人は出てこない。つくづくエンタメ産業立国を感じる映画で、話も台詞も役者も演技も撮影や行間もいい。乱暴に言ったらlittle是枝裕和、しみじみいい映画だった。

ジナ(スンヨン)は強い個人主義のオペレーター。誰であれ家族でさえ交わるのが煩わしい──というキャラクターが母の死を経て、新人教育を任され、個人主義が揺らぐというシノプシス。頑なな現実感とスンヨンの強い目力と、そこはかとない幻想値。新人役のチョン・ダウンも適任だった。

imdb6.8、RottenTomatoes98%と76%。

監督は長編一作目。来歴にはこれ一作のみで、ショートもない。映画へ転職して初めて作った映画がこのクオリティ。

きらびやかなエンタメばかりを見ていると意外に解らないものだが韓国社会で生きることは地獄でありそれを裏付けるニュースもしばしば目にする。OECD加盟国の中でもっとも高い自殺率。“82年生まれ、キム・ジヨン”のようなジェンダー差別のみならず強固な排他主義により他者に依存できない生きづらさの空気感。映画の中でさえそれは感じられる。

そんなきりきりと軋みをあげるつらい社会とAI顔のコン・スンヨンが絶妙バランス。
映画でもドラマでもぶっちゃけ顔の抵抗値が少ないほうが話に入り込める──ならば手堅いドラマづくりと、きれいな役者が同居するなら文句はない──という話。
コン・スンヨンは本作の演技によって全州映画賞と青龍映画賞で受賞したそうだ。

ところで韓国映画ドラマに関心・感興している日本人なのだが、韓国映画ドラマにはかならず日本ディスりがでてくる。ここでもディスりってほどではないのだが・・・繰り返し電話をしてくる“あたおか”顧客がいて、彼はタイムマシンで過去に行きたがっている。行きたいのは2002年で理由はワールドカップの日韓戦があったから。日韓戦のとき全国民が団結して盛り上がった、あの高揚へまた帰りたい──と彼は言うのだった。

韓国映画ドラマ大好きだが日本憎しを掲げると団結する人たちのエンタメに夢中になっていることは意識のどこかには留めておきたい、というか留めといたほうがいいんじゃないかとは思う。

米粉堂のラーメンがうまそうだったな。

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津次郎