ホテル・ローズ 欲望の館

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ホテル・ローズ 欲望の館

解説

欲望が支配する世界に足を踏み入れた少女たちの姿を描いたサスペンススリラー。ポン・ジュノやホ・ジノ、イム・サンスらを輩出した韓国の映画学校「韓国映画アカデミー」の2017年度長編課程アニメーションコースの修了作品として制作された。

少女たちに熱烈に支持されるアイドルのローズ。女子高生のハンナは、身につけるアイテムはもちろん、美しい容姿もローズとそっくりで、友人たちから一目置かれている。ハンナは夏休みの間、歓楽街の外れにある「ホテル・ローズ」で金持ちの得意客たちの相手をし、そこでコネをつくって、ローズのような芸能界のスターになろうともくろむ。一方、病気の妹の治療費を稼ぐため、メイドとしてホテルで働く内気な少女ミナもまた、ローズにあこがれている。ホテルで知り合った2人は打ち解けていくが、次第にミナはハンナに対して羨望や劣等感といった複雑な感情を抱くようになる。

2018年製作/77分/PG12/韓国
原題または英題:Motel Rose
配給:エスピーオー
劇場公開日:2023年1月27日

スタッフ・キャスト

監督
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映画レビュー

4.5外見至上主義の行きつく先

2022年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『整形水』や『外見至上主義』などにも通じるテーマを扱った韓国のアニメーション作品。ルッキズムという言葉が一般化しているが、整形大国と言われる韓国において、それは非常に強固な価値観として社会に根付いているようだ。ローズというアイドルに憧れる女子高生がいる。彼女は夏休みの間、娼館で「ローズ」を名乗り働く。その「ローズ」と、同じ日から娼館で清掃人として働くことになった地味な女子高生は、そんな「ローズ」に憧れる。憧れの連鎖が悲劇を生み、消費社会の中で性的搾取の被害を引き起こしていく。
舞台となる古びた娼館は、社会の縮図として描かれる。全てが消費対象とする現代資本主義では人気が全て。女性は外見を売り物するしかない、それを買い叩く男がいて、金のない男は妄想の中で生きて歪んだ欲望を膨らませていく。それは娼館の中だけで起きているのではない、アイドルのローズとてそのように社会に消費される存在なのだ。エンディングの快活なアイドルソングがアイロニカルに響き渡る。

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杉本穂高

2.0ニセモノ

2023年1月28日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

超人気アイドルのローズにそっくりな娼婦のハンナと同じ日に働き始めた地味な清掃員ミナの話。

売春宿「ホテル・ローズ」で夏休みのアルバイトとして働き始めたキラキラJKのハンナと、妹の治療費の為に清掃員として働き始めたミナ。

勿論ミナもローズは憧れで、ハンナと仲良くなるけれど…

憧れが嫉妬にというよりも、ただクソ女って気付いただけですかね。
他の人と違って借金でもないのに外出禁止だったり、元No.1がゲテモノ扱いだったり、指輪が復活しちゃったり、丸メガネは何しに来た誰?等々その他にも設定や描写がテキトー過ぎるし、この内容だと元々みんな頭がおかしい?それともホンモノのローズに狂わされてる?と上っ面をなぞっただけの様な感じだった。

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Bacchus

2.5韓国ならではのストーリー 悪くはないけど、、、

2023年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

韓国ならではのストーリー

悪くはないけど、、、

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jung