ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
全418件中、261~280件目を表示
カメレオン俳優
良くも悪くもいつも通り。
菅田将暉演じる久能整のキレは一層研ぎ澄まされているし、映像も音楽も邦画一の美しさ。かなり引き込まれて、全く飽きずに2時間強楽しめる。だけど、いつものテンションで映画化しているもんだから若干間延びしているし、なんならドラマだったほうがもっと綺麗にまとめれたんじゃないかと思ってしまう。やっぱり、バスジャックの回に勝るものは無いか...。
要素は多く、豪華キャストが勢ぞろいしている東宝の"本気作"なので見応えは十分。重鎮が顔を並べる中、注目の若手俳優・萩原利久と原菜乃華の演技合戦がすごい。美しい彼からは想像もできない、騒がしくも流暢な広島弁。すずめの戸締まりから継承された透き通った涙と、独特な声色。この2人の新たな一面が見れるだけでも大いに価値があります。久能整との会話も抜群に面白い。町田啓太も松下洸平も、役柄バッチリで最高のキャスティングでした。
予告で見せすぎているというのも相変わらずだけど、何にせよ本作、ひたすら会話劇で過去映像や断固たる証拠が少ないのがすごくモヤモヤしてしまう。よくもまぁ、そんな昔のこと覚えているなとも思うし、地に足付かず、頭の中で妄想を繰り広げているためミステリー感があまりない。意外にも丁寧な説明は無くて、気付いたら次の展開に移っているスピーディさが本作の良さをかき消しているように思えた。ドラマはもっと階段を上るようで綺麗にまとめられているんだけどな〜。
しかし、整が世間の悪習に一喝するシーンは健在。
相続争いがテーマになっているため、家族に関する持論を展開。子どもは乾く前のセメント。子どもの頃、あなたはバカでしたか。胸を刺すセリフがどんどん溢れ出てくる。これを見ると菅田将暉の俳優人生、1番のハマり役なんじゃないかと思ってしまう。この長いキャリアでまだまだ跳躍し続ける彼も凄まじいし、こんな名言を毎回生み出す原作者には敬意を表したい。犯人も正義を持って生きている。悪を完全に悪だと思えないこの作品には、本当に頭が上がりません。
もし、ドラマでこのエピソードが描かれていたらとか、原作はどうなっているんだろうとか、見た後気になって仕方なくなった。ハッキリ言うと、映画だから特別なことがある訳でもないし、いい部分はドラマからの継続であるため、評価は役者とセリフに対してがほとんど。面白いことに違いは無いけど、傑作とまではいかないかなって感じでした。でも、すごい集客。また映画化されるだろうね。
原菜乃華さん
整くんの人間的な優しさに救われる
我路の推薦で、不本意ながら事件に関わることになった整。卓越した洞察力と、推理力で真相に辿りつきます。
我路でも真相には辿りつけたとは思うけど、整くんには、事件により傷ついた人の心に寄り添う優しさがあります。整くんが解決してくれてよかったと思えるラストでした。
いつものやつが見たかったんだけどなー💦
伊藤沙莉が出てません。なので、ととのう君とのやりとりのスパイスがないんです。コレは大きなマイナス。柴咲コウと北村一輝のいない福山ガリレオみたいな感じかな?
で、最初にガロが出てきて整くんとの対決やいかに?と思ってたら最初だけで、TV版の続きではなく完全に独立した劇場版。
ストーリーもなんか回りくどくてめんどくさい割には伏線も無理矢理感が多くて(ジュースに睡眠薬入れたぐらいで都合良く居眠り運転でガードレール突き破ったりしないよ)てか、なんでお父さんはわざわざUSB隠したの?で、遺言は結局なんだったの?
評判はすこぶる良いんだけど、TV版のあの感じを期待してるとちょっと違うのでそのつもりで。
クレジットに伊藤沙莉の名前があって、え?どこにいたの?と思ってたらエンドロールの後に出てきました。続きはいつ?
東広島駅
面白かった!
広島編やっと観れました
平日観に行ったのに満員だった。
途中で犯人は、きっとこの人だろうなぁ〜
と思いながら観てましたけど、
そんな事は気にならなかった〜
でも、整君の謎解き語りが優しくて、
ほっこり癒されると思えます。
新幹線で寝過ごしてないかなぁ?
今回はカレー作ってなかったなぁ〜
と娘と話しながら帰って来ました。笑
志尊淳さんとのペアで謎解き回も良かった。
又整くんに逢える日を楽しみにしています。
整くんの魅力がつまっている
「ミステリと言う勿れ」は漫画では最初の方だけしか読んでいないがドラマは楽しく観ることがてぎた。ジャンルとしては本格ミステリーっぽいのだが、ミステリーとしての面白さよりも整くんのキャラの魅力が強い。彼が常々考えていることをひょうひょうと述べるシーンがいい。ハッとさせられる言葉で相手に切り込んでいく(本人に切り込むつもりはないけど)。言われた本人は勇気づけられたり、(言われたら嫌なことだから)イラッとしたりする。
この映画でも整くんのキャラは変わらない。原作でもそうなんだろうけど、話の本筋から少しズレてるところで整くんが常々考えていることが披露される。やはり痛快だったし、考えさせられてしまった。
さらにミステリーとしての話も面白かった。なるほど、そんな展開になるのかーなんてニヤニヤしながら観てしまった。遺産相続を巡る殺人事件なんてワクワクしてしまうもの。でも、若干現代風のテイスト。それがまたこの作品らしい。
エンドロールでも少し驚きの事実が。過去に起こった出来事を示唆するDVDの映像は、原作者自身のイラストなのかなんて思ったり、松本若菜?あ!あそこかー!なんて思い出してしまう。
原作はまだあるから続編にも期待してしまう。次はドラマで、整くんの常々考えていることを聞かせてほしい。
ドラマ観てないし。単体ならこれレベル。
面白かった。原菜乃華の涙が可愛かった。
天然パーマで観察眼が素晴らしいおしゃべりな大学生・久能整は、広島県立美術館で開催されていた特別展を見るために広島にやってきた。そこで犬童我路の知人だという女子高生・狩集汐路からアルバイトを持ちかけられた。それは、狩集家の莫大な遺産相続に関するものだった。当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題に従って謎を解いていき、やがて彼らは、時に死者さえ出るという狩集家の遺産相続に隠された真実にたどり着く、という話。
テレビドラマ未視聴だったが特に違和感なく入れた。
エンドロール観てて、伊藤沙莉はいつ出た?なんて思ってたらエンドロールが終わった後、尾上松也と出たので、なるほどと思った。
菅田将暉が面白くて素晴らしかった。地元広島がロケ地なので知ってる場所が多くみれて良かった。ロケ地巡りしてみようと思う。
汐路役の原菜乃華の涙が可愛かった。
広島から東京に帰る時、なぜ東広島駅から乗車したのだろう?
広島駅の南口は改装中だが、新幹線口ならロケ出来たと思うのだが。
東広島駅から乗り換えなしで東京まで行ける列車は朝一の1本だけだが・・・ま、破綻はしてないからいいか。
整くんの言う事に何度も頷いてしまった笑
原作の田村由美さんの漫画が大好きでBASARAとか色々読んでました
ミステリと言う勿れは漫画を1巻買ってみたのが最初で整くんの言うことが凄く面白く、テレビでやってたのを知らずにいきなり見に行きました、、
最終的に少し怖かったし(いい意味で)、面白かったです
何よりも整くんの言うことが心にささるささる
『女は育児や家事をして家庭にいれば楽で幸せなんだ』と娘にいうおじさんに対して
それは男の押し売りで女性は本当に楽で幸せなのかという整くん
本当にそれが楽ならもっと男性もやりたがるのではないでしょうか?でもやりたがらないということはそれは楽ではないからですよね。
という整うくん
育児してないけど育児をしてる姉を見てるのでめちゃくちゃ頷いてしまった笑
整くんのキャラ本当に好きです
漫画を全巻買いたくなりました
明るくなるまで席を立たないで
このシリーズで一番好きなのは、ミステリの謎解きよりも、パワハラ・セクハラ・DV的な思想を伴う、おっさん視点での既成概念の否定だったりするので、その点では充分以上の満足感。
原作のリスペクトもしっかりされ、テレビでスペシャルとして放送するにもやや中身が長く重たいので、映画にした意味は分かりました。
なんだ、伊藤沙莉ちゃんは映画には出ないのかー
って油断していたら、エンドロール後に登場。
ほか、明るくなる直前まで映像があるから、これから観る人は、スタッフクレジットに主題歌が流れたからって帰らないことを推奨。
「菅田将暉さんラジオ」
全418件中、261~280件目を表示