ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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意外に皆さんの評価が高くて・・・
期待し過ぎたけどそれでも満点
2023年劇場鑑賞216本目。
劇場版の前にスペシャルドラマを放映するのがフジテレビの慣例でしたが、何故かいつも公開二日目の夜にやるので、大体映画を観てから映画よりスケールの落ちる番組を見させられるし、そもそも宣伝として機能してないだろ、頭悪いな、と思っていたら今回初めて公開一週前に放映してくれたのでゆっくり観られました。
前半は再放送だったのにしっかり泣いて、後半の新作もしっかり泣いて、やっぱこのドラマ泣けるよなぁ、と再確認。劇場版もさぞかし泣かせに来るんだろうな、と思っていたら全然泣くところなく、真相にどんびきしていました。
と、思っていたらミステリと言う勿れには「ここで泣いて下さい!」というところに流れる曲かあって。今回もちゃんと流れたので「ここか!」と思ってしっかり泣けて良かったです。
・・・ドラマ見てなかったら多分泣けなかったな(笑)
予告で整の面白セリフのほとんど消化されちゃっていたのが残念ですが、そういうのも差し引いてもやっぱり面白かったです。2期切望しています。
内田康夫の小説のような印象。
原菜乃華の頑張りは見ものだが、せっかくの「広島」を活かし切れていないのは残念
完全に巻き込まれ型ながら、率先して事件に首を突っ込んでいく「変人」のキャラクターに、菅田将暉が息を吹き込んでいるのは相変わらずだが、それに堂々と渡り合う原菜乃華の頑張りも見応えがある。
遺産相続の候補者たちの殺人未遂事件から、その親たちの交通事故死を巡るミステリーへと続く二段構えの物語も、映画としてのスケール感を醸し出している。
謎解きの楽しさも健在で、特に、単なるネタだと思っていた「天然パーマ」が、事件の重要な鍵だったという展開には、ニヤリとさせられた。
その一方で、劇団で入手したDVDにより、一族の謎が一挙に明らかになるくだりは、分かり易い反面、「推理モノ」として安直すぎるし、それによって、犯人がある程度分かってしまうのもいただけない。
主人公が解明したUSBメモリーの隠し場所にしても、決め手になるのが「色」だけでは、今一つ説得力に欠けるように思えてしまった。
さらに、原爆ドームや厳島神社は出てくるものの、ストーリーや謎解きに直接関係がある訳ではなく、舞台が広島であることの必然性があまり感じられないのは、どうしたことだろうか?
広島といえば、必ずと言っていいほど出てくる原爆のエピソードを無理矢理絡める必要性はないにしても、平清盛や毛利元就、カープやサンフレッチェ、あるいはお好み焼きやもみじ饅頭など、数多くある地元ネタを活かし切れていないのは、もったいないとしか言いようがない。
ラストにしても、「自分の弱さを認めるのは悪いことではない」というメッセージは、確かに心に響くのだが、ここは、2つの事件に深く関わっていた人物に「自分を責めてはいけない」とはっきり言ってやるべきで、いきなりカウンセリングを勧めることには、唐突感を覚えてしまった。
今の時代の名探偵、整くんの言葉が沁みる…。
ドラマ、漫画は一切みてません。
推しが出演しているので、観に行きました(大満足)♪
ミステリとしては、動機も犯人も分かりやすくて、内容的にはイマイチ。
4つも蔵がある大邸宅、いわくありげな遺産相続人に名探偵という舞台設定はワクワクしました。
整くんの変なこだわりや独特な言動は、笑えてよいスパイスです。
でも、何よりよかったのは、整くんが汐路ちゃんをはじめ皆に伝える数々のメッセージ。
こういうことをちゃんと言ってくれる人に出会えることは幸せです。
後悔や失敗に立ち止まらず、常識や他人に引きずられず、自分らしく生きて欲しいです。
10代の頃、夢中で読んだミステリに登場する名探偵は、超人でした。
初めてロンドンに行った時は、大好きなホームズとポワロの世界に浸り、感動で震えました。
この頃の名探偵は、事件の犯人や関係者とは一線を画す特別な人でした。
でも、整くんは、関係者のひとりのような顔をして、そこにいます。
そして、周りの人に寄り添い、その人に必要な言葉を掛けます。
それは、名探偵というより、メンターのようです。
「子どもの心は、固まる前のセメント」という言葉、子どものいる私にもぐさりと刺さりました。
犯人の心(セメント)には、どんなくぼみや傷があったのかなと想像しました。
「ミステリと言う勿れ」のドラマや漫画を読みたくなりました。
こんなふうに思ったのは、前編鑑賞帰りに本屋で漫画全巻購入した「デスノート」以来です。
整くんというとても魅力的なキャラクターと、それを演じる菅田さんに出会えて感謝です。
確かにミステリでないが
ライトな八墓村
久能君が事件を整える。
菅田将暉の当たり役
ドラマ版未見
これはヤバイ!
ミステリーと言う勿れなんて名ばかり。これはヤバイ!本格的ミステリーだし心に刺さりまくった上に見応えのある極上のミステリーだった。
TVシリーズで気になり毎週観ていたが、映画は半端なくキャストやスタッフならびに脚本陣の熱量がモロに伝わってきてミステリー好きとしては観ていて心地良かった。前半こそ犯人はすぐに分かったが後半は人間の業というか、ある種の使命に囚われた人間の悲しみというか。過去の出来事が連綿と現代までも蝕んで行ってしまった様はやはり代々続いてきた使命感なのかもしれない。
それにしても固まりきってないコンクリで最後に泣かされるとは思わなかった。
「すずめの戸締まり」の主人公すずめの声や演技がどハマりして気になっていた原菜乃華が心に刺さる演技で良かった。
最後に、
この流れだと来年の冬か春にTVで新シリーズをやる気がしてならない。否。間違いなくやるはずだ。
そう期待したい!
整くんの常々思ってるが炸裂
悪くはないけど…
整君の台詞が心に染みる
ドラマでハマり原作も読みました。原作がどう映像化されるのかと中盤まではとても冷静に観てました。整君は相変わらずのモジャモジャでw可愛くて優しくて人のことをよく見てて。人の弱さを整君も知ってるからこその数々の名台詞。菅田将暉君が本当に素晴らしく心に沁みる言葉にしてくれてて泣く。後半は家で観てるぐらいの勢いで爆泣きでした。声を我慢するのがやっとで、涙腺崩壊スイッチが押されるとある程度年齢いってると止まらなくなるw
でも本当に俳優さん皆さんが素晴らしい演技でした。観終わった後、優しい気持ちになれる。曲が挿入曲も主題歌もとても素晴らしいです。
テレビでも良かったかも
原作未読。
テレビシリーズは全て視聴済み。
地方名家の代々の闇を解き明かす話だが、令和の時代まで延々と引き継がれているにしては余りにも動機が弱過ぎでは?と言うのが最初の感想。
脚本や演出も違和感(伏線?)をちゃんと回収し過ぎているため、不自然なセリフや表情などで割と早く犯人の目星をつけることができてしまう。(今回は動機までも何となく・・・)
ミステリー映画は鑑賞者が犯人を探しながら観るので、強引にならない程度ならダミーで回収しない違和感があっても罪にならないのではと思った。
お芝居を要約した様なDVD?は完全に時短狙いの説明用っぽく最もシラケさせたくだり。
ただやはり主人公が毎回静かに語る先入観の無いセリフ一つ一つが何故だか説得力を持ち、気づかせてくれ、心に沁み入り、原作の凄みや作者の賢さみたいなものを感じさせる大好きな作品なので、どんな形でも良いので全話を映像化していただきたいと思ってる。
「自分の絵が下手だってわかった時って目が肥えてきた時なんですよ」ってなるほど過ぎ。
整くんの気づきと常々思うことが面白くて癖になる。
邦画で今期イチ面白かった!ミステリ自体のカラクリと整君の謎解き予測をダブルで楽しめました。
以下役者さんへの敬意を込めて。
原菜乃華ちゃんって、すごい子がいたんだ。素晴らしい!薬師丸ひろ子が出てきたときと同じぐらいの衝撃!
菅田将暉、動作や所作に整像を完成させてるので観客を裏切らない。原作読んでないけど実写化されて大成功と思う。それ以上かも。
松下洸平、この人が出たらどんなドラマも深みがでる。なんで?
松嶋菜々子。声で、誰?あ、そうか。わあ!もってかれた。
他の助演さんも全て良かったです!ゲッツ!!
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