「癒されるミステリー」ミステリと言う勿れ 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
癒されるミステリー
タイトルにもある通り、本作の本質はミステリーではないのだろう。主人公、久能整のキャラクターや口からでる言霊はいろんな人の心を癒す。
本作、ドラマ時に風呂光(伊藤沙莉)というキャラが追加され、警察署の3人がシリーズを通して久能と絡む構成になっているのだが、今回映画化された原作部分は警察署との絡みがまったくないし場所的に新規の絡みも作りにくい。
ということで、スタッフロールの後に無理やり警察署のシーンを足している。最初蛇足じゃねーかと構えたけど、3人が出てくると安心するというか実家のような心地になる。
ああ、本作の実写化における改変は成功してるんだなと実感した瞬間でした。
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