劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全971件中、21~40件目を表示

4.0「かいぶつだ~れだ」

2025年4月10日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

遊びの名前です。私は遊び自体は知っていましたが、この呼び方は知りませんでした。
さて、この映画の物語は怪物が居るか居ないか、誰が怪物なのか、複数の登場人物に視点が切り替えられて同じエピソードを辿ることにより、質問を繰り返して真実に近づくという構造になっています。
この構造は流石、是枝監督です。
前半は主人公の少年の母親の視点で事件の流れが示されて、なんて嫌な奴らなんだと観客に思わせますが、次に別の人物に視点が切り替えられて同じ事件を追うと、母親の視点から観た物語が全く違う様相を示します。次の人物、また次の人物と視点が切り替えられるたびに冒頭で示された伏線の意味が次々に明らかになるのはある意味心地よいです。
そしてクライマックス。
結末の余韻の残し方は、この斬新な映画の末尾を飾るにふさわしいものでした。

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さとうきび

2.0大げさすぎると思うのだけど…

2025年3月30日
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鑑賞方法:VOD

単純

万引き家族と同じ手法だよね。

所詮はつくりもので、作り手が、描きたいように作った作品ということ。

映画だからそれでいいのだけど、なにか社会に物申すような感じはどうも好きになれない。

あなたは、神か…。

あっ この映画は、是枝監督の自省録のようなものか。さすが世界の是枝監督!

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うさぎさん

視点が、母親、担任の教師、子供、の視点に変わっていく事で新たな事実...

2025年3月27日
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泣ける

知的

難しい

視点が、母親、担任の教師、子供、の視点に変わっていく事で新たな事実も加わりつつ真相が見えてくるミステリー的な要素も素晴らしかったが、この作品は人間愛と、発言について深く考えさせられる作品だったなと感じる。

1人の人を好きになる、その対象が同性なのか異性なのか、それだけの違いによって人権がなくなって言い訳がない。人を色眼鏡で見ずに好きになる、愛することができるその尊い純粋な心をどうして、大人が、ましてや親が、踏み躙ってしまうのか。

同姓を好きになった自覚から、自責の念が生まれるなんて世の中が、いつか、本当にいつか来なくなればいいと心から思う。
こんな世の中だがどうか、子供たちには真っ直ぐに生きてほしい。

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01

4.0「怪物」とは。

2025年3月20日
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「怪物」と題されたこの映画。
このタイトルから「怪物」とは何か?という視点でこの映画をみることになると思います。
それがこの映画の狙いではないかと考える。

「怪物」という言葉から受ける何らかの悪がそこにはあるのではないかという先入観で観ると、その先入観は見事に否定されます。
知らないうちに、自分がいかに一つの事実に対して、見て得た情報だけで判断しているかを思い知らせる。また、それが正しいと疑いなく思ってるいることかも。

この映画は、自分が見たのは本当に事実の一部しかないのに、それをもって判断していることに気づかせ、そしてその愚かさを体感できる作品です。

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おかず

5.0鑑賞後の後味が思ったものと違う

2025年3月18日
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てけと2

4.0余韻が深い。

2025年3月14日
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鑑賞方法:VOD

難しい

もやもやしたまま終わらされたので、鑑賞後もふと考え続けてしまいそう。

主観が登場人物分あるように、結末(真実)も観客の人数分ある。
実世界の世間話やワイドニュースと同じで、私たちは自分の中で結末を考察するんだ。それが正しいかなんてどうでもいいんだよな。

安藤サクラのパートが1番心がザワザワした。
いくつもある伏線が終わりにつれ少しずつ回収されていくが、根幹にあるような複線(というかストーリーの真実?)は放置されている。細かい複線回収の気持ちよさといつまでも教えてもらえない肝心なところにヤキモキするバランスが是枝監督のテクニックだなぁと感心している。

ああ、こんなにざわざわさせられてはまた映画が好きになるではないか。

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もち米太郎

3.5面白かったけど

2025年3月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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penguin

3.5難しい

2025年3月9日
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ニックネーム

3.5世界は主観でできている

2025年3月7日
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鑑賞方法:VOD

タイトルのせいもあって、誰が怪物なんだと先入観を持って見てしまった。
最初は母親の視点、次は教師の視点、、、と。
視点が変わるたびに、なんなんだこいつは!!と思ってしまう。
最後のみなとくんの視点で世界がつながって、これまでのみんなの態度に納得していく。

映画だけでなく、普段の生活もそうなんだと思う。
やっぱり一面的にものごとを決めつけるのはよくないとおもった。
実世界では一面的にものごとを決めつけている人が不利益をこうむってはいないのがくやしいけど。
一番の被害者は決めつけられた人か。。

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くり

3.5高畑充希

2025年2月25日
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鑑賞方法:VOD

2025年2月25日
映画 #怪物 (2023年)鑑賞

母親、子ども、教師それぞれの視点で羅生門のような感じですが、怪物だ〜れだ?のフレーズからみんなが怪物の様で怪物ではないという話かと思ったら、母親はぜんぜん怪物じゃないよな

嘘つく子どもと飴舐める教師と隠蔽する学校がムカついた映画だった

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とし

5.0視点と解釈の迷宮、そこに潜む「怪物」とは

2025年2月24日
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泣ける

怖い

難しい

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とか

3.5思ってたのと違った

2025年2月23日
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鑑賞方法:VOD

怪物とはどういう意味なのか?主要人物各々の視点から徐々に真実が暴かれていく構成。その様はなかなかよくできていて、興味深く見ることが出来た。

ただ、肝心なところは包み隠したまま、物語は少しの余韻とともに終わる。描ききらないのは理解できるし、そうした手法はいくらでもあったのだが、最後のパートから映画のジャンルごと変わっしまったような唐突な印象を受けた。しっかりと最後にゆり戻せばもっとスッキリとした結末を迎えられたのではないか?と思ってしまった。

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マルボロマン

5.0すごい映画でした。そしてやはり田中裕子さんは裏切らない!

2025年2月22日
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泣ける

悲しい

知的

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Sign3121

4.5じんわり響く

2025年2月22日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

三者三様の主観で同じ時間を紡ぐという、旧くは「羅生門」で用いられた手法ですが、非常によく練られた脚本とカット割りでぐいぐいと引き込まれます。美しい構図やトーン、カメラワークも秀逸。

主人公の心情や映画のテーマはとても繊細で表すことが難しいにも関わらず、説明的なシーンは一切なく観る者にしっかり伝わります。そしてエンディングには満足感で心がじわじわするのです。いい映画をありがとうございました。

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Japanese_Idiot

5.0やっと見れた

2025年2月22日
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ケサ

3.0無知故の残酷さ。

2025年2月20日
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自分のことしか考えられていない。
自分をどう取り繕うか。
自分をどう、よく見せようとするか。
好きな人から嫌われたくない。
正当化したい。
よく思われたい。
そういう心で動いたひとつひとつは、とても卑怯で自己中心的だと思った。
自己中心的であって、なおかつ自分に芯がない。
なりたい自分ではきっとない。
自分を正当化させようとする卑怯な考え方なんだ。

昔を思い出しても良い思い出がなくて
なんて腐った人間なんだろうと自分のことを思ってしまう。
なんてダメなやつなんだろう。
なんで本当のことを言えなかったんだろう。
なんでちゃんと言葉で説明できなかったんだろう。
心配してくれてる大人はいたのに、信用できなくて、どうせ自分なんて、自分が悪いんだと決めつけて、他の方法がある事を知ろうともしなかった。
全部自分で頭の中で悶々と考えて
他の考え方を知ろうとしなかった。

無知からくる闇というか、
自分のことで手一杯で何も見えてない感じ。
井の中の蛙。

そういうものを考えさせられる作品だった。

作品は違うけど、鬼滅の刃のひえじまさんのセリフでこんな言葉がある。
「子供というのは純粋無垢ですぐ嘘をつき残酷なことを平気でする。我欲の塊。
自分のことを考えるしか余裕がない。
普段どれほど善良な人間であっても土壇場で本性が出る。」
子どもって無邪気で素直であるからこそ、時には残酷でもあると思った。

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みー

4.5想像できなかった

2025年2月12日
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泣ける

知的

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mui

4.5受験前に見るもんじゃなかった

2025年2月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

この作品のことばかり考えすぎで課題も勉強も手につかない。
課題が間に合わなかったら責任をとってほしい。
そう思わせるぐらい凄い映画だった。
何処が凄いかなどは散々語られているからあまり言及しないが、本当に凄い映画だった。
一度見てみることをおすすめする。
また、みた後は解説などをみた方がより理解が深まるので解説を見た方が面白くなると思う

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切れた絵の具

4.0あたりまえなんてない

2025年2月11日
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鑑賞方法:VOD

無意識、偏見、自分、他者、あるいは環境を守る行為によって他者を傷つけることが社会にはあると考えさせられた。
自分のルールやモラルを他者に強要する行為は例え相手のためを思っての行動であっても他者のためにならない可能性があるけど、他者を傷つける行為は咎めなければならないし、難しいなと思った。
本音と本音のコミュニケーションを取ることは家族や友人であっても稀なことで、ましてや生徒と教師なんてほぼ不可能だろう。
愛という感情は人間が判断を下す上でのウエイトがすごく支配的なので、間違ったジャッジをしてしまう、愛する人のため、息子のため、あるいは環境のため、自己愛が強すぎる人は自分のため。
人間は皆怪物なんだと思った

強いメッセージを内包しつつ、単純にサスペンスとしても面白かった。脚本が強引すぎるのは好みではないけど諏訪子の映像とラストの色彩との対比は感動した。是枝監督の映画はやっぱり間違いない

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@R3X

4.5映画祭の高評価に納得

2025年2月9日
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Toshiya