「やばい、過去一の映画かもしれない」怪物 だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
やばい、過去一の映画かもしれない
大好きな是枝監督と大好きな坂元さんと坂本さん。
いい映画に決まってる。
公開前にカンヌの賞とか取ってしまうし。
期待値がかなり上がってみましたが、私にとってそれでも過去一の映画かもしれない。
予告から想像していたストーリーとは違って、じわじわくる話で、後半はうるうるしてしまった。終わり方も素晴らしく、答えを出さないというか、とる人によってハッピーエンドにもバットエンドにも取れるかも知れません。
私はどちらかというと、、、(T_T)
時系列がバラバラでちょっと分かりにくいところもあります。また、台詞の端々で意味が変わりそうなほど、とても繊細なストーリーでもあります。
見る角度によってここまで違う話になるのだと、本当によく出来た脚本と映画でした。
全員怪物、全員人間という感じです。
安藤さくらと瑛太はもちろんですが、主役は子供たちだと思います。本当に素晴らしい。
子供たちよキャラを考えると泣けます。大人でも理解しにくい心情を、どうやったらあんなに演じられるのか。演じさせるのか。
出来るだけネタバレ無しで観て欲しい。
カンヌの○○賞とか取ってしまうと、そういう話なのかとネタバレしてるけど。
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NOBUさんのコメント
2023年6月6日
今晩は
コメント、ありがとうございます。
ラストシーンは、多様な解釈が出来ると思いますが、私の解釈は拙レビューに記した通りです。
様々なメッセージを見る側に提示した見応える作品でしたね。では。