水は海に向かって流れるのレビュー・感想・評価
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脚本が悪いのか?ミスキャストか?
特に広瀬すずのファンという訳ないですが、広瀬すずさんも学生役をやる年齢は過ぎ、大人の女性を演じる年頃になっての成長具合が見たくなり鑑賞しました。
それで、感想はというと演技がどうのこうのと言う以前に、まずは話がつまらな過ぎました。また、広瀬すずさんの相手役の男の子の演技が学芸会状態なため、広瀬すずさんの演技とは噛み合っていない感じがしました。あれでは広瀬すずさんも合わせづらいだろうなと思います。さらに、噛み合わないと言えば、登場人物のほぼ全員がお互いに馴染んでおらず、ちぐはぐな感じを受けました。
という訳で、広瀬すずさんの演技が成長したかどうかは別として、脚本が悪いのかミスキャストなのかは分かりませんが、全員がバラバラに演技をしているようにしか見えず、物語には入っていけませんでした。当然のことながら、映画作品としても全く面白くなかったです。
あっ、一人だけ主人公に片思いをする女子高生役の子については、本作に馴染んでいるというか役柄になりきっている感じがしてとても良かったです。
原作のコミックは未読ですが、映画化されたぐらいですから本作よりも各キャストが馴染んでいて魅力的なんだろうと思います。
すずちゃんグッと大人になりりましたなぁ!
別冊少年マガジンに3年前まで連載されて、手塚治虫文化賞新生賞を受賞したほか、各マンガランキングでも上位に位置付けられる田島列島さんの同名の人気漫画を、広瀬すずさん主演で実写映画化。
高校1年の直達は、叔父が暮らすシェアハウスに居候することになり、住人でOLの千紗と出会います。どういう訳か「恋愛はしない」と宣言し、いつも不機嫌そうな千紗に直達は興味を抱き、やがて淡い恋心を抱いていきます。しかし千紗と直達の間には、過去に思わぬ因縁があることが判明するのです。
通学のため、叔父・歌川茂道(高良健吾)の家に居候することになった高校1年の熊沢直達(大西利空)。しかし、どしゃぶりの雨の中、最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊千紗(広瀬すず)でした。案内されたのはまさかのシェアハウス。いつも不機嫌そうにしているが、気まぐれに美味しいご飯を振る舞う26歳のOLをしている千紗を始めとし、脱サラしたマンガ家の叔父・茂道(通称:ニゲミチ)、女装の占い師・泉谷颯(戸塚純貴)、海外を放浪する大学教授・成瀬賢三(生瀬勝久)・・・と、いずれも曲者揃いの男女5人、さらには、拾った猫・ミスタームーンライト(愛称:ムー)をきっかけにシェアハウスを訪れるようになった直達の同級生で泉谷の妹・楓(當真あみ)も混ざり、想定外の共同生活が始まっていくのです。
そして、日々を淡々と過ごす千紗に直達は興味を抱き、やがて淡い恋心を抱いていきます。
「恋愛はしない」と宣言する彼女と直達との間には、過去に思いも寄らぬ因縁があることが判明します。千紗が恋愛を止めてしまった《本当の理由》とは…?
●ここから先一部にちょっぴりネタバレ
直達と千紗の双方の両親がかつて起こしたW不倫という問題に向き合っていく姿が、ふたりのコミカルな掛け合いを織り混ぜながら展開していきます。
直達と千紗への想いは次第に募っていくものの、千紗の恋愛を嫌悪するトラウマに阻まれて、見ている方は常にじれったい想いに包まれました。しかも直達を楓が好きになることで、シェアハウスのなかは、複雑な空気が流れていくのです。
そんなシェアハウスに、W不倫の当事者である直達の父達夫(北村有起哉)が突然やってきて、お互い素性を知らない千紗と普通にあいさつするところが、おかしかったです。 千紗の母親紗苗(坂井真紀)と駆け落ちしたまでしたのに、僅か1年で破局なんて、本当に甲斐性のない男でした。
クライマックスは、直達が誘って千紗が再婚していた紗苗に会いに行くところです。榊家には戻らず、現在は高島吾朗(北村有起哉)と再婚し、吾朗の連れ子と暮らしていました。母と10年ぶりの再会。ここで千紗は変わらぬ母に自分に対する愛を確認し、16歳で止まっていた千紗の時間が動き出すものと思っていました。ところが今回のお泊まりを含んだ長い旅を一緒に過ごしてきた直達との関係は、におわすだけ。若い男女のお泊まりシーンでも、直達は指一本、大好きな千紗に触れようとしないのです。結末は、全部観客にお任せとは、そりゃあないよぉ~!前田監督ぅ~!と心の中で叫んでしまいました。
原作の榊さんは、図太くてたくまし過ぎるキャラなんですが、映画の中の千紗は、繊細で序盤は不機嫌そうな仏頂面で、とっつきにくい、やややり過ぎ感ぎた感のあるキャラでした。原作を読んでいる人なら榊さんを広瀬が演じることに違和感を感じた人も多かったのではないでしょうか。後半にかけて感情を押し殺して生きてきた千紗の心が少しづつ解きほぐされて、表情が豊かになっていく、そんな自然な心の変化を見せつける広瀬の抑えた演技には見入りました。
すずちゃんグッと大人になりりましたなぁ!
とにかく10歳年上で、最初は全く恋愛対象に思えなかった直達の存在により、千紗の心は、解きほぐされていくところが本作の見どころです。
それと千紗に拾われる子猫のミスター・ムーンライト(ムーちゃん)も要所で出演し、なかなかの名演を見せてくれました。
高校生が元高校生に恋をする
原作は未読です。
ツンデレだが、人に優しくもの静かな娘が、波打ち際で蟷螂拳を披露し始めた時の、最高な心地良さ。これはつまり、千紗の止まっていた時がゆらっと動き出し、心の氷がゆるりと溶け出した瞬間でした。一方の直達は、高校生の殻を脱ぎ出した千紗に対して、恋心のブレーキを抑えきれなくなる訳ですが。
◉運命論ではない物語
様々な経緯を辿っても、いずれ水は自然のままに、大海に流れ込むと言う話ではなかったと思いました。叶わなかった思いや抗う意志が、消えたり現れたりして、気づいたら海の近くまで来ていたと言うストーリー。
10年前のダブル不倫で人生を変えられてしまった子ども同士が、遭遇してしまう。その舞台がOL、漫画家、占い師、大学教授に新参の高校生が加わったシェアハウス。
ところが個性と個性がぶつかって、何かが勃発する展開にはならなかった。それはシェアハウスの住人も、訪れた千紗の父や直達の父も含め、どの登場人物も基本、控えめで優しかったから。意志が行いに繋がらなかったり、結論がなかなか出せなかったり。そう、舞台をシェアハウスにした、化学変化などはほぼ感じられなかった。
◉告白しなくても恋になる話
16歳が26歳に抱いた恋心の高まりが、観る者にほのぼの伝わって来た訳ではなかったと思います。いや、実は私は直達が千紗に恋したことにビックリしました。人生の哀しみで殻に閉じこもり時を止めてしまった千紗に対する直達の感情は、その状態で昇華・完了するかなと言う予測もしていたのです。くすぐったいまま、終わる。
高校生が元高校生に心惹かれるラブストーリーに、少しぎごちなさを感じた訳です。だから告白に至らないと言う結末でも、私には充分でした。一方で、雨中の段ボール下での告白に、胸が気持ち良く騒いだのだから、このへんは私もいい加減。
とにかくか細くて素敵な千紗さんは、しばらくは恋するより、中国拳法で10年分の心身の凝りをほぐしていって欲しい。
設定がエグいが広瀬すずはめっちゃ綺麗 84点
原作は観てませんが、予告で気になって迷った挙句観ることにしました。
結果的に見て良かった!やはりヒロインが綺麗だと2時間なんかあっという間でした。
設定はエグいですが、それはともかく広瀬すずが綺麗。脇役の方も物語を盛り上げていて見やすかった。最後は「ん?」と思ったがあれはあれでありだろう。なぜなら広瀬すずが綺麗だからだ。
すずちゃんと猫がかわいい!
淡々とギャグ要素やちょい重い要素が流れてて、ふーんって感じで見終わった。最後のシーンはもうちょいはっきりと書いて欲しかったなと、、
原作は読んでないけど主人公の男の子のキャラ?演技?が個人的に最後まで好きになれなかったなぁ。すずちゃんと猫が可愛いから見てて癒されるね
不倫をする男は絶対にだらしない…というのがテーマではないけれど。
原作漫画は未読。
大島里美の脚本は、純情鈍感少年がワケあり美女に心惹かれ成長していく過程を、恋の三角関係も織り交ぜながら上手くまとめている。
大河ドラマ「花燃ゆ」は酷評されたが、民法の「凪のお暇」は同クールでは話題を独占した。映画でもそこそこの佳作を書いている脚本家だ。
前田哲は、ここのところ精力的な活動が目立つベテラン職人監督たが、ツボを押さえて安定感ある演出を披露している。
オープニングの小さな駅舎に傘の花が咲く俯瞰図は、これから始まるのは“映画ですよ”と宣言しているようだ。
そこに傘をさしてコートの女性がやってくる。少し不機嫌そうな表情が美しい広瀬すず=榊さんの登場である。
出だし上々。
直達くん(大西利空)は、自宅より高校に近い叔父宅に居候するためにその駅に着いた。
榊さんに招かれて、叔父の家だと思い込んでいたシェアハウスに着くと、榊さんの「ポトラッチ丼」に魅了される。
榊さんは住人たちの食事の世話をしている様子。勤め人でもあるが、仕事の空気は感じない。
さて、榊さんと直達くんの間には、ちょっとありえない関係性があり、その“秘密”を直達と共有するクラスメートのカエデが當真あみ。
この三人で構成される三角関係を手練れの個性派俳優たちが脇でギュッと締める。
取り巻きの面々は、漫画原作らしくユニークな人が揃っているのだ。
叔父さんの高良健吾は脱サラ漫画家なのだが、いつの時代の漫画家かという時代錯誤ぶり。
直達の父親北村有起哉と、出番は短いが榊さんの父親勝村政信の二人の小技を効かせ方はサスガだ。
榊さんは、私が予告編で感じたような尖った女性ではなかった。案外周囲と馴染んでいるし、直達にも親切だ。
そのうえ、二人の間には誰も介入できない因縁がある。
そんなお姉さまとシェアハウスで暮らそうものなら、高校生男子に惚れるなと言う方が無理な話で、学校イチのモテ女子も対抗できないのだ。
「何を隠そう、それは私。私のことです。 ご理解いただけたか、このハート泥棒❗」(當真あみ)
……好きなシーンだ。
母親が「あなたも恋愛すれば解る」と言い残して家を出たときから、絶対に恋愛をしないと心に決めた榊さん。
だが、恋愛というものはそんな決め事で制御できるだろうか。榊さんに言い寄る男はそこそこいただろうし、言い寄らないまでも優しくする男もいたはずだ。それらを振り切って、恋愛しないことを貫いてきたのだろうか。
…なかなかのツワモノ、榊さん。
紆余曲折を経て、榊さんの母親(坂井真紀)に会いに行った榊さんと直達の二人。
この映画は内房の市原市を中心にロケが行われているが、あのシークェンスは外房でもロケをしてると思われる。
終バスを逃した榊さんと直達が宿をとる。このシチュエーションにはムズムズてしまった。
直達が入っていたお風呂の湯が黒っぽいのは、房総特有の温泉の湯を引いているのだろう。
直達が言った「大人のクセに…」が、榊さんを母親のもとへ向かわせた。
そう、大人なんて子供なのだよ、直達くん。
そして君が榊さんに向ける想いを、大人になっても変わることなく持ち続けてほしい。ずっと男の子でいてくれ、直達くん。
それが榊さんとカエデちゃんへの礼儀だよ!
全てが心地よい
親のせいで苦しみや悲しみを背負って生きてきたさちを、繊細に上手に表現していたすずちゃんの演技がとてもよかった。
まっすぐ入ってきました。
作品の内容は偶然すぎるほどの偶然が重なり、こんなことないだろうとは思いつつも、さちと、直達くんをはじめ、それぞれの思いや感情が溢れていて、純粋な人達のストーリーにぐっときました。
くすっと笑えるシーンや言葉があったり、かと思えば涙が溢れて気づけばハンカチを手にとり涙を流していました。
愛があるから怒る、あの怒りのすずちゃんの演技、ガツンと響きました。今まで言えなかった、ぶつけることのできなかった感情をやっと母親にぶつけることができた。
それを隣で支えた直達くん。それを陰で応援していた楓。
形は違うけど愛する人を支えていく、笑いあり涙ありのピュアな作品。素晴らしかったです。
ニワトリの声。イワシの頭。
結びがなぁ、そうじゃなけりゃ大分好きな作品になったのに。原作有りきなので、致し方ない事ではありますが。「何を隠そうこの私ですッ!」がこの映画で一番好きだっただけに、「何かつまらん所に着地しちゃったなぁ」って感じでした。でも、ラスト以外はずーっと好きでした。上手くスッキリ出来ないリアルさとか堪らないですね。ただの餌付け物語になってしまったのが悔やまれる。
飽きる。。。
広瀬すず、當眞あみが可愛いのでギリ見れる。
日本映画ってこういう撮り方が味でしょ!
って感じで、工夫が無く飽きる。
冒頭傘とか、ラストのキックしたら音楽戻ってくるのとか、お洒落でしょって、酔ってる感じがして冷める。
説明台詞多すぎで浮いてる……のに、
ちゃんと知りたい事がうやむや。
生かされて無い設定が多すぎ。
シェアハウスの朝とか夜のルーティンとか、
拾ってきた猫とか、
楓のマドンナ設定とか、
他にも使えるし、自ら振ってる設定沢山あるのに、
全然ほったらかしで勿体ない。
何より1番は、
16で時が止まってる子が、
今どういう生活してて、
何故シェアハウスにいるのか?
そういう根底で描かれて無いので、
感情移入出来ない。
因みに私の親も不倫してたので、
気持ちがわからない訳ではない。
のに、感情移入全く出来ない。
くっきりと魅力的な榊さんは、榊さんなのか?
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原作が映画化されるのを楽しみにしてました
田島列島作品では「大人はわかってくれない」の上白石萌歌の美波ちゃんが原作を超えて美波ちゃんだったので、広瀬すずの榊さんにも期待していたのですが…
いつかのドラマや映画で見たことあるような既視感のあるシーンが多かった気がします(ラストも)
男子高校生から見た年上の女性がテーマなのですが、映画の榊さんは最初からくっきりと魅力的で…いつまでもぼんやりと輪郭のないままの原作の榊さんの存在感とは少し違う印象でした
配役とか衣装とかシェアハウスの感じとかロケ地の雰囲気とか猫のムーちゃんとか…作品設定を魅力的に描くことに気が配られていて(それはそれで心地よいのだけど)、榊さんもその中にはまってしまっている感じ?
直達くんが榊さんを見る視点とかもあんまり揺れない
映画作品としてはドラマ的な演出がないと説得力出せないのかも知れないけど…否応なく流れていく愛おしい時間や空間をもっと俯瞰で映し出すのも映画の魅力じゃないかしら
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あと(個人的には)美術部の藤浪さんを映画で見たかったです笑
チョツト シリアス&コメディ の恋愛作品。普通。ただ【男子よ 年増はやめとけ❗️同級生の美少女にしとけ❗️】と私の下心が申してました
タイトル
ワシにとって本音。ダイバーシティとかSDGs とか ワシ関係ないから
イヤイヤ16歳が26歳に憧れる気持ちはわかる
だか 恋愛🔰初心者 の青い高校1年生は
とりあえず、告られた美少女同級生 で安全発進が重要❗️
悪いことは言わない、昔から【据え膳食わぬは男の恥】という日本の伝統を侮ってはいけない。
もう、何やってんだよ❗️と男子高1にぼやきまくってました
私の下心が❗️
イヤ 見たところ 帰宅部 だから 陸上女子に告られた時点でありがたく応じないと
10歳年上は 良好な関係キープしておけば良いのだ。
経験値で圧倒的に負けるのだから、ワシだったら トライしないよなぁ❗️ビックリ‼️だよ。
ここで本論に戻ると
本作 恋愛❤️、シェアハウスの人間模様コメディ🥸&あったかほっこり &過去との対峙作品。
そもそも あの作りで5人は トイレと風呂🛁🚽維持が大変でムリ、他人と共有なんて
という【だいたい家族夫婦子供ですら 時としてイヤな 偏屈ジジイでございます。】
でも、大学教授、漫画家ので叔父 女装の占い師🔮 と賑やかなハートウォーミング
そうイヤ 年増好み、設定が、ワシの高校生の時の【高橋留美子の めぞん一刻】に似てないかい❓
ただし、ワシ、ラムちゃんと並んで高橋留美子さんの作品は苦手😓
過去の確執、胸のつかえ はわかるが、そんな人間関係の偶然があるわけないと 私の猜疑心が申してました。
【有料パンフあるある】
解説より抜粋・・適切な大人になり損ねた観客自身の憧憬と嫉妬・・・現代社会に生きる大人たちの欺瞞を暴いている
・・彼らは事勿れ主義に終始し、どんな問題も曖昧な決着に導くことで、表面的な波風が立たないように対処する。
そこにあるのは・・・『自分が何を感じているかを封印することこそ賢く、大人の振る舞いだ』
はぁ❗️ワシのことですけど❗️イヤイヤ都合よく、都合の悪いことは封印しようぜ❗️がワシの人生訓だし・・何か❓❓
でも まあ こういう恋愛や❤️人間関係もありかなぁと・・『都合よく迎合する』ワシでした。
あと①スピッツ健在、草野マサムネ健在は良かった。彼らの曲はミディアムで発音も聴きやすいから映画のエンディングは親和性が高い。素晴らしい ②何気に主人公役 広瀬すずの作る ポトラッチ丼とか食事がうまそう。ただし
ポトラッチ丼は、肉だけで 美味い❗️なんて判断してはダメ❗️それでは「単なるすき焼き」丼は飯を食ってその【肉と飯とのハーモニー楽しむのだ by 孤独のグルメ松重豊封印
③大学教授役の生瀬勝久 東大の同級生で広瀬すず役の父親役の勝村政信 ってポジショニングといい、ルックスといいよく似てるよね・・・と思った。
漫画は知らないけど面白そう【本作ホームページ】前田監督は多作だねぇ!駄作もあるけど、現場叩き上げ感が半端なく好感持てる。【そしてバトンは】は正直キツかったけど。
まあオーソドックスな恋愛❤️作品です。ただ最後の 延長戦みたいなもたつき に 耐えられるかどうかで評価は割れるカモ🦆。 まあワシは単細胞なので 事勿れ主義 で 平均点❗️ロングランはキツイかもね!
ただただ広瀬すずが良い!! お話は思ってたよりうーんではあったが、...
ただただ広瀬すずが良い!!
お話は思ってたよりうーんではあったが、広瀬すずに引っ張られて、最後まで飽きずに観れた。。日本が誇る良い俳優だと思った。
前田監督の小粋な小品
好きなタイプの良品。
叔父のシェアハウスで生活することになった実直な高校生直達(大空利空)と、そこに住んでいるわけありの美女榊さん(広瀬すず)の物語。彼らを取り巻く癖が強い住人達も絡んで、楽しく描かれる。
トレイラーを見ただけでは設定からして「めぞん一刻」。展開も似てなくもないが、コメディタッチかと思いきや、直達の家族と榊さんの過去が絡んで、少し重めのヒューマンドラマとなってくる。まあ漫画風の強引な設定といえばそうだが、ドラマを描くのだから普通なだけではつまらない。
20代で、すでに人生を諦めたような榊さんが気になる直達は、偶然その過去が彼の家族に関わりがあることを知り、なんとかしようと奔走する。榊さんは、静かに人生を送ることを決めていたが、直達のストレートさに心を揺さぶられ、過去と向き合い出す。まあ王道の、 ありがちな展開だが、優しいシェアハウスの住人達や、直達に想いを寄せる同級生の楓(當間あみ)の味付けもあり、中だるみもなく洋々と物語は進んでいく。展開は早いが、シーン単位ではやや緩やかなテンポ感は小気味良くて観やすい。
直達役の大空利空が、かわいい高校生がハマり役。榊さん役の広瀬すずは、演技も印象も文句のつけようは無いのだが、どうしても妹キャラがチラついて、最後までちょっとした違和感が残った。「流浪の月」ではあまり感じなかったが、本作ではガチガチの"お姉さん"設定だったので、余計目立ったか。まあ観る側の問題ではあるのだけど、人気女優はなかなか難しいですね。
周りの演者さんも個性的なキャラを担いながら、重い設定を暗くしないようにうまく盛り上げていたと思う。怪しげな占い師泉谷を、戸塚純貴が「変な人だが真面目」な役として好演。変な人はなかなか難しいが、違和感なくストーリーに溶け込ませているのは、たいしたものかと。
本作のタイトルは、堰き止められていた川の水が、ちょっとした隙間から再び動き出すように、止まっていた時間が前に進み出すというイメージだろう。まさにそのままの話ではあるが、映画のひと時を、朗らかに愛でたい気分のときに、お勧めできる作品だ。
山口香緒里や矢柴俊博にもスポットライト当てて
2023年映画館鑑賞33作品目
6月21日(水)イオンシネマ新利府
ACチケット1000円
原作未読
原作は『子供はわかってあげない』の田島列島
監督は『パコダテ人』『パローレ』『ブタがいた教室』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』『ロストケア』の前田哲
脚本は『漁港の肉子ちゃん』の大島里美
通学のため叔父さんの家に週末以外お世話になることになった高校生の直達
雨降る駅に傘を持って迎えに来たのは叔父さんではなく若い女性だった
W不倫した男の方の息子と女の方の娘が同じシェアハウスに同居する話
シリアスなストーリーかと思いきやわりとコメディータッチで自分からすれば大好物
それでいてなんかちょっと悲しい面も
鼻を負傷した達夫が河原の道で犬に吠えられるのだがその犬の名前が「ラッキー」というのが地味に笑える
達夫の浮気を疑った麻子がガラケーのACアダプタをヌンチャクのように振り回して自分の頭にぶつけて入院するくだりはとても面白い
千紗が作った麺つゆたっぷり使った牛丼や生卵入りカレーは不味そうだった
自分は国産牛の食べ方に多少の拘りがあり外人じゃないけど生卵は食べれないからかもしれない
直達と千紗が海で戯れるシーンは蹴りも手伝って昔の中山美穂のCMを彷彿させた
鼻に貼った絆創膏をいじったり蜜柑1個溢すシーンは北村有起哉のアドリブかもしれない
細かい演技してる
この人はうまいよ
紗苗の「男」がだんだんしょぼくなっているのが地味に笑える
二人が訪問する際に外出から戻ってきたばかりだというのになぜか紗苗はすっぴんだったが演出上の何らかの意図を感じた
連れ子の娘が継母を庇うため必死になって雛アラレのようなものを投げつけ千紗と利空を追い出すのだがなに言っているのかよくわからなかった
高島家はレストランで偶然2人と鉢合わせになるのだがそんな偶然あるだろうか
今のところ紗苗が幸せなのは伝わってくる
出演者のなかでは當真あみが光った
直達が恋愛しない宣言したときのリアクションと千紗に抗議するときの表情が特に良かった
珍しい苗字でどっかで観た記憶があったがそのはずで『かがみの孤城』で主人公こころの声を担当した女の子だった
どこの所属かと調べたら聞いたこともない沖縄の事務所でさらに調べたら先輩には玉城ティナがいた
ジャンルは違うが地元のニュースで観た当時一年生だった花巻東の佐々木選手以来のワクワク感
映画情報サイトのキャスト紹介はどこも大抵山口香緒里と矢柴俊博の名前がなかった
直達のクラスメートの男子役なら名前がなくても若いから悔しさをバネに発奮すれば良かろう
だが山口も矢柴もそれなりのキャリアがある名脇役である
流石に猫より扱いが小さいなんて酷すぎ
たしかに山口は大奥スリーアミーゴスの3人の中では一番美人なのに存在感が薄く写真集や映画でヌードを披露してもあまり話題にならなかった
矢柴は野間口徹をさらに薄くした感じではっきりいってパッとしない
とはいえ50代前後のそこそこの俳優なのだからぞんざいな扱いをしないでほしい
山口香緒里や矢柴俊博にも光を当ててくれれば
この作品は大コケらしいがそりゃ実写版の『リトルマーメイド』に到底敵わない
だが駄作ではない
そもそも大コケするのは二本足で歩いているからであって底辺のど真ん中を小沢一郎から滲み出た得体の知れない液体を啜って這って進んでいる日刊ゲンダイのライターは物理的にいってコケるはずがない
いい歳して誰からも信頼されることがなくそれを恥じることなく平然と生きていける無神経さはある意味において羨ましい
茂道のシェアハウスに住むOLの榊千紗に広瀬すず
高校が自宅から遠いので近くのシェアハウスに住むことになった熊沢直達に大西利空
脱サラして漫画家になった利空の母親の弟の歌川茂道に高良健吾
茂道のシェアハウスに住んでいる女装の占い師の泉谷颯に戸塚純貴
直達のクラスメートで颯の妹の泉谷楓に當真あみ
離婚後地元に引っ越した千紗の父の榊謹悟に勝村政信
紗苗と駆け落ちしたが戻ってきた利空の父の熊沢達夫に北村有起哉
利空の母親の熊沢麻子に山口香緒里
千紗の母親で離婚後吾郎と再婚した高島紗苗に坂井真紀
幼い娘付きで紗苗と結婚した高島吾郎に矢柴俊博
シェアハウスの住人で大学教授の成瀬賢三に生瀬勝久
綺麗だから惚れるわけではない
だから企業の宣伝など出ないでほしいと思うほど、最近のすずさんは美しい
母に捨てられた怒りを忘れずに愛情を拒否する
それでいて思い遣りに充ちたぶっきらぼうが美しい
そんな彼女に思いを寄せる若気の純情もいいなぁ
16歳からまた生き直していくのかな?
観られて良かった
いつも行く映画館で、残念ながら上映なし。
原作を全く知らないので、現代社会で流行ってる事がテーマで、面白く観られました。(最近では、広○涼子さん)
また、木曜日の夜上映を選んだので、私1人でした。大声で笑っても迷惑にならないので、気楽に鑑賞出来ました。
すず様も仔猫ちゃんも可愛くて、大きなスクリーンで観られて最高です。
イオンシネマの特別シートは、リクライニングにならないので、残念でした。
センシティブ
波風たてず暮らす為に、抱えた問題を『無かったこと』として生きる大人達を子供達は許せるのか、どう許していくのか?
心の成長期のセンシティブが描かれていました。
自分の年齢だと遠い記憶を辿らないと思い出せない切なさ!少年少女達にも観てもらいたい作品だと思います。
大きなうねりは無いけど感情の移り変わりを上手く表現出来ている作品だと思います。
すずちゃんがキレイ!大人のお姉さんに…❤️
そしてMr.ムーンライト🐱に釘付け!
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