Rodeo ロデオのレビュー・感想・評価
全11件を表示
今後大化けしそうな才能だと感じた
初長編作品にして、これほどアクロバティックに走行するバイクやカルチャーそのものをカメラに余すところなくおさめられる手腕は、端的に言って凄いと思う。きっと長期にわたり現場に足を運び、リサーチを重ね、企画を温め、演技未経験のライダーたちとも親交を温めながら、アクションやキャラを練り上げていったに違いない。とりわけ、マッチョな男性社会で才能を認められていくヒロインの存在感が素晴らしい。冒頭では荒れ狂って手のつけられない状態だったジュリアが、いざバイクに跨って走り出した時に浮かべる、まるで羽根を得た鳥のように活き活きしたあの表情。こうして解き放たれた彼女が、いつしか別の誰かを解き放とうとする心情にも納得がいく。これだけ豊かで躍動感に満ちた素材を擁しながら、ストーリーの織り成し方が少し荒っぽく感じられるのが惜しいところだが、でもこのタイプの才能はやはり稀有だ。これから大化けするのでは、と期待が募る。
バイクのウイリーが観れる
短気で暴力的なバイク乗りの女性ジュリアは、自分のバイクを盗まれ、今度は人のバイクを盗み自分のものとして乗っていた。ある日、ヘルメットを装着せずにアクロバティックな技を繰り出しながら公道を爆走するバイク乗りの集団と出会った。人気あるオフロードバイクの窃盗をきっかけに、彼らの組織に加わることになったジュリアは、紅一点ながら、ボスの要求をこなしたが、要求は次第にエスカレートしていき、次第に自分の集団内での居場所について考えるようになり・・・てな話。
ストーリーがなんじゃい、というのもあるが、何でこんな女優を主人公に抜擢したのだろう?というのが最初の疑問。
バイクの技術が特別高くもなく、美人でもなく、可愛くもなく、すきっ歯で老け顔(調べても年齢不明)の素人を主役にした意図がわからない、
役柄も、短気で自己中で、感謝もせず、全く魅力なし。
窃盗して心は傷まないのか?
ガソリンや食事を貰ったら感謝しろよ。
とにかく、主役がこんなだから他に魅力的な出演者がいるはずもなく、見どころは男たちのバイクによるウイリーだけ。
時間の無駄だった。
R.I.P.
ポスターやあらすじを見る感じ、とても面白そうだなと思っていたのですが、予告を見ると割と鬱屈とした感じが伝わってきて、どうなるのかな…と思いながら劇場へIN。
悪い予感の方が的中し、自分には見事に合いませんでした。
主人公が身勝手ワガママなのがもう最悪でした。その身勝手さが突き抜けていたり、それが狂気的なまでに磨きがかっていたりしたら凄いなというところまで到達するんですが、今作の場合ただただ身勝手で、それでいてどこかに誰かに属していないと何もできないワガママなコミュ障というめんどくさい部類の人間だったのが癪に触りました。
ガソリンをたかる時点でだいぶ傲慢なんですが、貰えないと悪態はつくし、いざ貰えるとなったら大量に持っていくしで、その時点でこいつ好きになれないなと思いました。
主演の方の演技がそこまで上手じゃ無さそうだったのも響いてかなりイライラするシーンが多かったです。
バイク好きが大会に出て活躍するか、VS警察くらいの大規模犯罪をするかを期待していたんですが、基本的には闇バイトの延長戦、せこい盗みしかしないので、葛藤も緊張感も何も伝わってきません。性格がひん曲がった奴らのしょうもない茶番劇を見せられるばかりです。
終わり方も見たまんま炎上して終わるという訳のわからなさ。集中力がプッツンしてたんですが、この炎上シーンで再び頭が冴えた瞬間にスッと終わったのでなんじゃこりゃ状態でした。
嫌いなタイプの映画でしたがここまでハマらないもんだとは…。ウィリーのシーンだけは好きなのでかろうじて星を。
鑑賞日 6/21
鑑賞時間 9:30〜11:25
座席 D-7
なんの話だったんだろう
バイクを盗んでるあたりでかなり共感ができないんだよね。
そのうち、ちょっと共感も出てくるんだけど。
最後の盗みのシーンで主人公やられちゃうんだけど、やる奴は誰なんだっけ。なんかよく分かんなかったんだけど、教えて。
観たい度△鑑賞後の満足度◎ 普通は男がするものとされるスポーツや乗り物に女性が挑戦し男顔負けの活躍をするという映画は昔から沢山あったが、本作は明らかにそれらとは“違う”。男が置いてきぼりを喰らうね。
①私は男ですがバイクとか車には全く興味がありません。
バイクには乗りたいとも思わない。
でもこの映画は面白かった。
ちょっとだけ興味があっただけでついでに観た映画が面白かったのは嬉しいものです。
②主人公はバイクの好きな女の子、だが指を咥えて欲しいバイクを眺めているんじゃなくて、上手いこと言いくるめて乗り逃げしちゃう、オイオイ
③バイクをブイブイ噴かしている不良青年の中に輪の中に入っても媚びないし自分を通す、グルーピーの女の子の様にベタベタしない。(男にしてみれば可愛くない女)
というか、いつも男女の違いなんて“あたしにゃ関係ないよ”みたいな顔をしている子である。
男社会で男に勝ってやろうとか、男に負けるか、とかそういう気負いもない。
ただただバイクが好きなだけである。
④却って、男連中の方が浮き足たっている。
久々のリアリティー🤩 終始鳴り響く排気音が❤️
こういう映画、好きだなぁー
理屈じゃない鼓動、ビートが
容赦なく襲ってくる
バイク好き、関係なく
たまには、ぶっちぎった映画は見るもんだ
と、再確認!
画像も編集も
荒っぽくて、たまらない。
房総の国道をバリバリしながら
つるんで走る改造バイク連中の気分が
少しわかってGood!
クロスビトゥーム
バイクでアクロバティックな運転を楽しむ不良集団の話です。
実際にパリ郊外で生まれた、クロスビトゥームというムーブメントだそうで、
HONDAやYAMAHAのモトクロスバイクが、いっぱい出てきます。
その辺が好きな方は楽しいかも?
最後がカッコ良くて、
この映画で1番いいシーン。
エンドロール時の音楽も、
とても良かった。
個人的には、そこだけ(笑)
ウトウトしながら観ました(笑)
さびしんぼう
反社会的バイカー集団Bモルに身を置いて、男ばかりの中自身を主張する女性の話。っていうことだったけど…。
バイクを盗まれ荒ぶり、自分も関係ない人のバイクを盗み返す主人公という始まりから、アクロバティックな珍走団が集まるところに紛れ込み、ガソリンねだって一緒に走り…。
いつも誰かにおんぶに抱っこのくれくれ女で、バイク好きという設定だけど、誰かと連みたい寂しがりで厚顔自己中のコミュ障という感じしかしないんだが。
そこそこ行っている様に見えたけれど、一体何歳の設定なんでしょうかね。
男ばかりのグループの中でなんちゃらとか謳っているけれど、結局独りになる勇気もなくてすがりついている感じだし、人間性がクソ過ぎて、この主人公で哀しさをみせても共感も同情も出来ないような…そういう意味では良い落としどころだったかなという感じ。
アクロバティックバイク
2023年5月28日
映画 #Rodeo #ロデオ (2022年)鑑賞
アクロバティックバイクの男ばかりのアウトロー集団に入ったヒロインの姿を描く青春映画
正直、主人公には嫌悪感を抱く人は多いと思うけどフランス映画のイメージをひっくり返すエネルギッシュな映画
@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました
全11件を表示