散歩屋ケンちゃんのレビュー・感想・評価
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笑いあり涙あり!親子でも観てほしい
リアルな親子共演だったので、メッセージが何倍も何倍にも伝わってきて最後の車椅子を押すシーンは涙。
まさかのオチではありましたが、終始どうなるんだろう?と結末を楽しみにしながら観ていました。
いしだ一成さんの演技もとても大好きです!
次の作品も楽しみにしています!
十人十色な思いを受け取れる「人の思い」を大事にした作品
銚子電鉄とのコラボレーションというところも見どころで、作品自体もですが、銚子電鉄も応援したくなる作品でした。
石田さん親子のリアルな共演もファンにとってはみごたえたっぷりです。
ひとつの事柄に対して、関わる人の分だけ、もしくはそれ以上のたくさんの思いがあることを学べる作品でした。
私も自分の捉え方をクリアにして、ピュアな目で物事を見て、まっすぐ受け取っていきたくりました。
もう一回みたくなる味わい深いストーリー
短い時間の中で、色んな登場人物たちの人生模様が表現されていて、違う視点でもう一回みたくなった映画です。
石田純一さんといしだ壱成さんとの共演も、リアルか台本通りなのか、なんだか自然な感情の描写が面白いです。
壮大な前振りと最後の演出が必見
小ネタが詰め込み過ぎで、お腹いっぱいになりかけた際に訪れる大オチからの、エンドロールに続く演出はこれまでに無かった斬新さで秀逸。
思わず涙を溢してしまいました。
ラストシーンでの挿入歌が素晴らしいです。
愛に溢れた名作
私は父に捨てられた経験を持っていますので、
ケンちゃんのように父に憎む思いを持ちつつも、
父と仲良く過ごした少しの時間を忘れられないという、複雑な思いを共感できます。
映画を観ながら、私の父を思い出し、「もう一度会いたい」「もっと話しておきたかった」という思いが溢れてきました。
「ひきこもりの思い」「犯罪被害遺族の思い」「父に捨てられた子の思い」「子供を捨ててしまった親の思い」・・・など、心に傷を負った人に寄り添う作品だと思います。
父の死をきっかけに引きこもりになった翔太くんを励まそうと「指名手配ガチャ」を開発したケンちゃんの振る舞い。
ケンちゃんに後悔させないように、危篤の父に会うことを勧めるバーのママや紙芝居師さんの振る舞いなど、
心に傷を負った人を励ます演技がジーンと心にしみました。
またちょいちょい出てくる、コウガさんの迫力の演技やSEKIDAIさんの渾身の演技も見応えがありました。
さらに、指名手配ガチャの写真をみて「イケメン」という女子高校生のむちゃくちゃな発言は、ある意味、ええんか!とドキドキしました。
いや〜。私は心がぐるぐる揺さぶられる映画でしたが、みなさんはどう評価するのでしょうか。
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