「いちばん怖いのは人」禁じられた遊び ななさんの映画レビュー(感想・評価)
いちばん怖いのは人
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きんあその面白いと思ったところは「美雪」が「幽霊」では無いことで、大門さんが言った「この世に幽霊はいない」こと、そして、「死んで生き返った人間は怖い」、ということである。
今回大どんでん返しで、息子である春翔が美雪を蘇らそうとして化け物を呼び起こしてしまうんだけど、春翔は正しく1度死んで生き返った人物であり、また母親の力を引き継いでいたのでこんなことが出来てしまったわけなんだけど。
そもそも美雪も「生きていた」のかが生い立ちを知ると謎だなぁと思うよね。
母親がある宗教団体と揉めて火事で亡くなった、美雪は生き残った、とあるけど、孤児院にいる時に春翔ばりの力を発揮してることからも彼女はある程度力は持っていたにしても、その力がしっかり目覚めたのは火事で「1度死んだ」からではと思ってしまう。
それであれば、美雪が交通事故でなくなったのも合点が行くというか。
春翔は呪いに食われる形で無くなったから、美雪も同じだったのでは、と疑いがある。
人を思う気持ちはある程度いけば呪いに変わるって言うのが怖いし、また何も能力が無いはずの夫も呪いという呪縛から離れられないまま終わるのも後味が悪すぎた。
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