ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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今まで見てきた中で最高のゴジラでした!
11/5 イオンシネマ幕張新都心 IMAX
11/10 TOHOシネマズ ららぽーと南船橋 Dolby Atomos
11/21 TOHOシネマズ ららぽーと南船橋 MX4D
12/16 池袋グランドシネマサンシャイン IMAX
1/12 -1.0/C TOHOシネマズ 八千代緑が丘
1/14 イオンシネマ幕張新都心 IMAX
1/29 TOHOシネマズ おおたかの森 IMAX
2/8 ユナイテッドシネマ幕張 4DX
5/7 丸の内ピカデリー Dolby CINEMA
念願のアカデミー賞も受賞、AmazonプライムやBlu-rayも発売され、映画館上映ももうすぐ終了ということでそろそろ書こうかなと思います
長くなりそうです 笑
上記のように9回観に行きました
私はゴジラ映画は1964年公開のモスラ対ゴジラからリアルタイムで観ていますが、その中でも最高の作品だと思います
9回中2回は嫁さんと一緒に観にいきました
私の嫁さんは普段怪獣映画にはまったく興味を示さない人間です
面白いからと無理矢理連れて行ったのですが、もう一度観たいということになりました
そういう映画です
山崎監督の続三丁目の夕日冒頭のCGゴジラを観て、なんでこれでゴジラを作らないんだ?とずっと思っていたので、念願の山崎VFXゴジラ制作の発表に胸を躍らせました
しかし公開当初、きっと百田作品を手掛けた山崎監督をよく思わない人達の「ストーリーがつまらない」「全部口に出す演技がくさい」いう左巻お得意のレッテル張り攻勢、それにTV局もあれだけ海外でいろんな賞を獲得し大絶賛されても報道しない、庵野忖度組も乗っかってさまざまな妨害にあい、その映画評を信じた多くの人が観に行くことを敬遠し動員数に影響が出たことと思います
公開当初のレビューを見てください
アカウントのキャラもない
このゴジラにしかレビューしていない、あー組織的に頼まれて批判するレビュー書いてるんだなってのがうじゃうじゃ湧いています 笑
その初動のドタバタがなければもしかしたら国内収入も100億くらいになっていたかもしれませんね
しかし海外で公開されるや、そのストーリーが大絶賛され、最後にはオスカー受賞という快挙となりました
変なしがらみのない海外の観客や映画評論家は正直だったということですね
海外でのあまりの高評価に、先のケチをつけていた連中はぐうの音も出ないという感じで、途中からぱったりとなりを潜め出てこなくなり、観た人の口コミから半年を超えるロングランとなりました
なんだか映画評とは離れた話になってしまいましたね
子供の頃からゴジラを観てきた自分にとっては、何十年も自分が心の中で観たいと思っていたゴジラ映画をやっと観ることができ、日本のVFXもここまでできるようになったんだなぁと素直にうれしく思います
私が一番好きなVFXシーンは高雄対ゴジラ戦です
斜めに傾きながらもゴジラに主砲を向け攻撃する高雄がとてもカッコいい♪
また最後にゴジラが海に崩れていくシーンは、とてもゴジラに悲哀を感じさせる素晴らしい映像だと思います
そしてストーリーがいいですよね
私が生まれたのはこの映画に時代から10年後でしたが、自分が中学生になってもまだ大きな駅の地下通路には傷痍軍人の方が座っていました
敗戦後の日本を描いた映画として非常に感情移入できる映画です
全部セリフに出してしまう演技?
いやいやそんなことないでしょう
決して奇を衒ったストーリーではないですが、観ていると登場人物が口に出さない心の中の気持ちが痛いほど伝わってくる映画です
全部セリフで言ってるとかいう方々は、きっとイマジネーションに乏しいか、ご自身の感情がそれだけしかない少し心の貧しい人なのかもしれませんね
自分が一番好きなシーンは新築の家に仲間を招いたシーンで典子が自分はお嫁さんじゃないと言って無言で台所に立つ後ろ姿のところです
浜辺美波さんって演技が上手い女優さんなんだと知りました
秋津艇長の演技が大げさだって言う皆さん
私が子供の頃はあんな感じの元気なおじさんいっぱいいましたよ 笑
恐れ入りや(入谷)の鬼子母神ギャグはリアルで何度も聞いています
人が一生懸命作った物にあれやこれやうわべだけの文句つけて貶めるような人はあまりいなかったなぁ
ということで星5つですが私の評価は4.8です
-0.1は銀座でゴジラが歩くシーンでどうも脚だけロボットみたいに動いている感じがしたこと
あと−0.1は最後の典子の首のシーン
確かにあれが無いとベタベタにはなっちゃうけど、素直にハッピーエンドでよかったんじゃないかなと自分は思います
公開以来、意図的なレビューにずっと思うところがあったので純粋な映画レビューにならず申し訳ありません
「ベタ」で「王道」ではなく「寒く」て「稚拙」
山崎監督ということで期待はしていなかったが、前評判が過大評価だったことを確信するとともに、時間を浪費したことを後悔した。
年々消費者のレベルが下がってきている印象はあったが、互いを批判せず何でも誉める風潮が、ここまで全体のレベルを落としてしまったのかとがっかりさせられた。
■まず、映画としてあまりに起伏が無く退屈で、頭のつかみ、中盤の展開、終盤に向けての盛り上げ方や仕掛け、締め方が単純に出来ておらず非常にバランスが悪い。そのくせ、どうでもいいカットはダラダラと長い。半分くらいまでで、飽きて寝てしまう人もいるんじゃないだろうか。
映画全体のプロポーションを見たトータルプロデュースが全く出来ていないだけならばまだいつもの凡作で済んだが、俳優陣の見るに堪えない演技(全員とは言わないが)、幼稚なセリフ回し、中学生が考えたような稚拙な演出が延々と続き、最後まで見るのが苦痛に感じてしまう。
■CGのクオリティは高く、日本映画でもこれくらいのCGは出来ると示せた点。その点で0.5点としている。しかしながら、これはCGの質感のみに留まる。
ゴジラの演技(動き含め)や扱い方を含め、この映画が「ゴジラ」をダシに使っただけの「三丁目の夕日」であることは見ていて明白であり、このようなゴジラの使われ方はゴジラファンにとっては憤慨ものだろう。
全体を通して薄っぺらな物語の筋書き通りに都合よく動き、誰もが予想できる場面で義務のように咆哮し、代用の「敵」として雑に散っていった、哀れな「物語の傀儡」でしかなかったゴジラに、このCGの質感はむしろ過ぎた代物だったと言わざるを得ない。
ゴジラ自身の生き物としての意思、予測不能な生命体としての不気味さ、手の届かない邪神としての畏怖、全てが足りない。恐らく監督はそんなことを考えてすらいないだろう。
よくシンゴジラと並べて語られるが、この点だけでも、同じスタート地点にすら立てていないというのが正直な印象であり、俳優の演技の次に残念な点だった。
■総評
監督は「シン・ゴジラ」である程度出来上がった「ゴジラ」コンテンツという土壌を利用しても、自分の領域を出ることはかなわず、劣化シンゴジラ三丁目の夕日に留まった。
物語や映画に対する考え方や思慮の深度が「そう」なのだ。恐らくこの先も進化することはないだろう。少なくとも、これを評価してしまっている土壌があるのだから。
これ以上新作を見たいとは思わないし、当然続編など撮らないで欲しいと願う。
監督ではなく、視覚効果のみで参加してはどうだろうか。
最低のゴジラ映画
Amazon primeで見ることができるようになったので見てみた。話題になっていたから、少しは面白いところがあるかと思っていたら、皆無。何でこんなものがヒットしたのか理解に苦しむ。
この映画の想定された時代は旧軍は解体状態。冷戦体制が強まる中で、米国は事実上の日本再軍備と言っていい自衛隊発足認めていくのだが、それは後の時代。ゴジラ上陸時点では日本で動ける軍隊は米軍しかいない。反共の防波堤として大切な島々のはずなのにソ連を刺激したくないという理由で全く動かないという想定はあきれてしまう。「シンゴジラ」では政治家が主役で、その右往左往ぶりも細かく描いていたが、今回政治家は出てこず。旧軍人がボランティアで動くという想定も首をひねるばかり。
国会前に並んでゴジラを迎え撃った4式中戦車らしいのや震電にも笑うしかない。旧軍の解体、軍国主義の名残を警戒していたはずのGHQがよく認めたものだ。しかも米軍は全く出さずにね。米軍も出て、その指揮下で旧軍兵器も使う想定ならまだリアリティがあった。ゴジラが何か考える科学者なども出てこないのか。あれが何か気にならないのかね。ここも「シンゴジラ」との大きな違いだ。核との関係も核実験シーンが出てきただけで曖昧なまま。
ご都合主義はどんな怪獣映画にもあるが最後のはなあ。人間ドラマもゴジラの造形も平板で特筆すべきものなし。最後までシラけたままで映画が終わっていた。映画的感動は「永遠のゼロ」だった。
米国にも負けない日本のゴジラ
戦後の無の日本に襲い来るゴジラの恐怖感と、初代ゴジラを踏襲した当時の日本の雰囲気に満ちたシンのゴジラ映画といった印象
日本人のDNAに刻まれているのか、戦後を体験したことの無い私の心に訴えかける、壮絶な時代を生き抜いた先祖の逞しさに感銘を受けざるを得なかった
史実をエンタメに昇華し世界中に知らしめた決してハリウッドでは描けない怪獣との決戦
日本人らしい戦い方と盛り上げ方に心揺れた
日本人が見るべき映画の一つ
ゴジラは許してくれない
とても面白かった。主人公が絶望を感じるストーリーの中で明るい登場人物達が希望へ導いていて良かった。お隣さん?も本当はとてもいい人だったのに最初は嫌味を言ってくるシーンがあったり人格を変えてしまうほど戦争の被害は悲惨だったことを物語っていた。戦後精神的に苦しみ続ける主人公を慰めるのりこのシーン、俺の戦争はまだ終わっていないのシーン、主人公が無事脱出して涙を流す橘のシーンなど自然と涙が出る映画らしいシーンも良かった。
ラストシーンでは、のりこに会えて嬉しいはずのあきこが喜ばず、なぜだろう?と感じた。その後のりこの首筋がおかしかった事からのりこはのりこではなくなってしまっているのではと思った。のりこが生きていればいいのに…と思い望み通り生きている展開だったが、ハッピーエンドのように見えてその後を考えさせられるところが面白い。最後ゴジラが復活するシーンもあり、戦争を起こした人間をゴジラは許してくれないことがよく分かった。
⭐︎4.0 / 5.0
戦時中の心理描写がクドくなくハッキリしていていい
主役であるゴジラの存在感をそのままに、それと戦う人々へ感情移入させてくる手腕が見事だと思う。
旧作の司令塔視点ではなく、現着する方々に焦点を当てることでゴジラとの距離感がより近くなり恐怖を煽ると共に、彼ら一人一人が命ある人間だということを克明にした。
また、シリーズ間でのゴジラが何を餌として何故を襲ってくるのかも筋がキチンと通っている。
また子供でも観れるように戦時難民や退役兵のグロ描写を省いたのも英断であると思う。
わかりやすくしなくとも退役兵についてのトラウマや身体欠損、徴兵制度についてはちょっと考えればわかるだろうし、あまり克明にすると娯楽映画としての域を踏み外す可能性がある。
少なからず現状でも戦地に赴く者が身近にいるアメリカで喝采されたという時点で兵士の心象やトラウマによる発作のリアリティは証明されてるのでこれ以上は過多という事だろう。
異議無し。
さて、内容だけでなく今回はゴジラの絵においても非常に上手く大衆向けに落とし込んでいる。
本来は薄暗い現実を僅かに橙強めのフィルムで配色したことで、これからは良くなる筈の未来への期待感を現した上で、それについて行けない実際に暮らしている人々の心境を家の中の明かりで表現する手腕。主人公のトラウマや希望をハッキリと明暗に分けたことで戦争を知らない者にも嫌な空気を察せられる出来映えはとても上手い作りである。
ゴジラ出現時の波も中々に見れたものだった。
役者の芝居は当然として、船の者達の配役がわかりやすい。
船を一つの身体として見る為に上下関係が然程厳しくない海兵だった船長の陽気さと、その部下の戦争未経験であるが故に突っ走るゲーム脳、博士の(恐らくは)内地勤務であったからだろう引け目を感じさせる物言いが、ガッチガチに空軍で苛め抜かれて特攻隊にされた敷島の鬱屈し歪曲した精神を引き立てる。
陸軍?出るわけ無いだろ死んでるんだから。
情報を持っていれば持っているほど察してしまい辛くなる彼らの時代に、ゴジラ出すとか…鬼畜の諸行する監督であるがまあまあ大衆娯楽映画という事でなんとか上手く誤魔化しきったかなぁという所。
ラストの意味深な痣やなんやもキチンとゴジラのパターンを外さないので、筋が通っていてよかったと思う。
まあ、強いて言えば衣装が借り物なのか全然汚してない綺麗なままで、そんやわけあるかいと違和感凄かったくらいですかね。
主人公に感情移入できない
劇場で鑑賞し今回アマプラでカラー版/モノクロ版を見直したのだが相変わらず序盤で20ミリ機関砲の引き金を引けない主人公の心情が理解できない。
特攻を嫌がり島に来た場面までは良しとして放置したら部隊が襲われる事が確実なあの場面で引き金を引けないのはな。
ゴジラ史上最低な主人公だと思う。
タイトルなし(ネタバレ)
期待しすぎていた。途中話が長い。戦闘シーンや放射熱戦は迫力あって良かったです。歩いてる時は上半身固定されていてロボット感があったのが残念。
最後の典子生きてたのはいらなかったかな。首のウイルスもいらないかな。やっぱり余計なことをする監督だなと思った。ドラゴンクエストユアストーリーの時もそうでした。
ゴジラ倒すだけってのもなんか物足りなかった。まぁそういう映画なんですよね。戦後にゴジラをみんなで力を合わせて倒しました。
個人的にはやっぱりゴジラは怖いけど、人間守っちゃうこともあるよ。ゴジラいいやつやんで終わりたかったです。僕のゴジラってそういうやつなんよ。
タイトルなし(ネタバレ)
前情報全く無しで観たので、まず戦後の設定だったのが驚いた、ゴジラのVFXも迫力満点で良かったけど復興した街並みとかも良かったなぁ
敷島の特攻の話から始まって最初は、これ本当にゴジラなのって感じだったけど、ストーリーは無駄がないというか、全てを綺麗に回収して、尚且つそれが全部と言っていいぐらい良いシーンに活かされてたし凄く良かった
ゴジラは、そんなにシリーズ観てないんだけど、多分初期の頃のゴジラを意識して最新の技を詰め込んだゴジラなんだと思うんだよね
BGMも変にアレンジされる事なく王道のテーマが、これまた見事な場面で使われてたし最近観た映画の中では断トツに良かった
続きを匂わせてたので、このクオリティならまた観たいなぁ
ご都合主義
だがそれがいい
みんなが敬礼した時、ええ、微妙これで評価高いんだって思ったけど
のりこさんが生きてて泣いた
映画の中でぐらい全方面ハピエンでもいい
肌黒いの気になるけど助かるじゃろ多分
これはあくまでも僕個人的な意見で、楽しみにしている人は見ないでね
マイナスワンのいい所は迫力があったところ
そして、初めての原爆としてのゴジラ
そして、マイナスな面は動き方がカクカクであんなものなのかわからんけど、あれが日本の現場の声やと思うよ
多分、レジェンダリーよりもあまり面白くないかもしれない
何か微妙に変
動き方が気になる
そこがマイナス話だけにマイナスなところ
偉そうに言っているけど、あくまでも個人的な意見やで
それと、なんで動き方があんなにカクカクしているだろうなと思う
制作者などは何も落ち度もないし、監督も落ち度はなく、ただ単に技術面の問題と予算の問題やと思う
多分賛否両論がある
僕は偉そうに言ったけど、これにはマイナスワン通り、マイナスを押す
でも、ゴジラファンとしてはいいんじゃない?
大切なのは自分たちがこの映画で何を思ったかだから・・・。それだけだし
久々に興奮する映画だった。
見る価値無し。
ゴジラもアメリカのゴジラに勝ってる一面が一つも無し、放射能波を吐く時に背鰭がのびるの絶対に要らんし、ストーリーも最後 は⁉️で終わりました!観なければ良かった。神谷隆之介と浜辺美波は確実に死ぬべきだった!!それだとストーリーは良い映画でかっこいい終わりだった。まるでアンパンマン見た後のようだった!
何で-1.0なんだろうか
タイトルなし(ネタバレ)
映画館の無い離島在住なので(ぶっちゃけ小笠原の父島です)気になる映画を公開初日に観るなんてことはほぼゼロに近い生活を三十数年送ってきましたが、息子の高校進学の準備でたまたま上京していたので、この作品に限っては公開初日に大劇場で観るという幸運に恵まれました。
離島とは言え、ネットの環境はかなりしっかり整っているので、山崎貴監督がゴジラを撮ったという情報は得ていましたし、粗筋も大体分かっていました。三丁目の夕日シリーズでの昭和の描写、アルキメデスの大戦で大和戦闘シーンなどが素晴らしいものでしたので期待も膨らみました。幸いにも、と言ったら語弊があるかも知れませんが、私は山崎監督が評価を落としていた幾つかの作品は、元々興味が無かったので観ておりません。なので少なくとも私の中では山崎監督への信頼度は相当高いものがありまして、期待値もかなりのものでした。
しかし、この「期待値」がかなりの曲者で、本作の時代設定から色々な妄想を膨らませてしまいました。長年ゴジラファンをやっていると、自分だけのゴジラ像が出来上がってしまい、自分だけが理想とする設定やストーリーが出来上がってしまいます。
今回、私の中では日本帝国海軍連合艦隊とゴジラが激闘を繰り広げ、「大和対ゴジラ」や「海底軍艦対ゴジラ」の映像化が妄想的な理想と化しておりました。海底軍艦の登場も公開当日まで伏せられて、実は役所広司さんがサプライズ出演で神宮寺大佐を演じるとか、今にして思えば破茶滅茶な妄想を膨らませていたのでございます。当然、時代考証はメチャクチャになりますが、そこは元々ファンタジー映画ですから力技でなんとかしてくれるんじゃないかと実に都合のいい解釈をしつつ。
そんな大盤振る舞いな妄想的期待を持って初日の劇場に足を運んだものですから、実際の作品を拝見して物足らなさを感じてしまいました。戦艦との戦いは有ったにはあったけど尺が短いとか、ウジウジして腰抜けな敷島には非常にイライラしたとか、敷島が気絶する回数が多すぎるとか、ゴジラが脆いとか、ゴジラが波動砲並みの光線をぶっ放すまでの時間がシーンによって違い過ぎるとといった不満点が少なく無く、観終わった直後の満足感はシン・ゴジラには及びませんでした。
ちなみに一緒に観た当時まだ中学生だった息子は、最近見た映画では一番面白かったと言っていました。
私も幾つかの不満は残ったものの、何かが後を引いており、すっきりしない感覚にとらわれていましたので、数日空けて今度は一人で見に行きました。
するとどうでしょう。二度目という事で身勝手な妄想で作り上げた期待値が払拭された純粋な気持ちでの鑑賞となった事で、ようやく本作の良さがストレートに伝わって来ました。なんと一度目よりも二度目の方が泣けてしまったのです。まさかゴジラ映画で肩を震わせるくらいに泣く日が来るとは思いませんでした。劇場内でも他に泣いている人は少なく無かったようです。少なくとも場内のあっちこっちからハナをすする音がずっと聞こえていたのは確かです。
大和も轟天も役所広司の神宮寺大佐もいないけど、この作品はそれで良かったのです。
そしてあらためてこの手の作品は、映画館で大スクリーン、大音響で見る事で真価が分かることも実感しました。後にディスクでも本作を観ましたが、テレビの画面サイズや音の迫力では比較にすらなりませんでした。届くのを楽しみにしていたディスクでしたが、かえって鬱憤を溜める事となり、その2日後、TOHOシネマズ日比谷に足を運んで口直しをして来ました。(息子の受験の成功により、新年度から都内に移住しています。)
この映画はゴジラに全く思い入れが無い人でも十分楽しめる娯楽映画に仕上がっていると思いますが、良い設備の劇場で、二回以上観てこそ、この作品の真価に迫れると思います。
なので、ディスクや配信でしか観ていない人や、まだ一度しか観ていない人、ましてや映画の一部しか観てない人のレビューなど信用するに足ら無いと思うのです。そんなんで批判レビューを書か無いないで欲しいですわ。💢
さて、そこまで絶賛する私なのに何故満点を付けないかと言えば、肝心要のゴジラのデザインに不満が残るからです。最も気になるのは口が小さく見える口角のヒダと、やけにちっこい眼。近年のゴジラの口には皆アレがありますが、口が狭く見えるアレは私はどうも好かんです。あと眼。パンフレットをご覧になれば分かりますが、山崎監督は睨みを効かせた半月状の眼にするつもりだったのが、何度伝えても現場が受け入れてくれなかったとの旨を語っています。温厚な性格の山崎監督ですから、まあ良いかと諦めたようですが、ここは監督の権限で半月状の睨みを効かせた眼で押し切って欲しかった。実際のデザイン画がパンフにも載ってますが、ハッキリ言ってそっちのゴジラの方が映像化されたものよりカッコイイのですから困ります。何で監督の指示通りにしてくれないの?何様なの?
山崎監督のデザインが忠実に再現されていたら、私にとって歴代で最も好きなゴジラになっていたかも知れません。そう思うとつくづく残念な思いに包まれるので、どーしても満点には出来ませんでした。
皆さんもパンフレットを是非ご覧ください。
討伐作戦に度肝抜かれた
CGも違和感なし
キャストも豪華過ぎる配役
肝心のストーリーも展開も演技も
こりゃアカデミー賞納得な作品
討伐作戦も今までのゴジラ映画に例をみないというか考えついたのすごいわ。って思いました。
最初の島でのシーンはジュラシックパーク?を思い出させました。笑
ゴジラ-1.0
神木が、戦闘機の故障(?)で特攻せず、自分だけ戻ってきたオープニングから、突然ゴジラが登場したあとは、全体に展開テンポがどうもじれったかった。戦後の人間模様の要素が強いストーリー主体なのかゴジラ映画なのか、中途半端。
ゴジラから逃げているのに全員が止まって振り向いていたり、金属に反応して機雷が爆発するから木製の船で機雷回収って「金属のカッター使っていたら、その時点で爆発すんべ」と思うが・・・
浜辺美波に至っては、あの吹っ飛ばされかたなら即死だろうと思ったら、頭に包帯で生きているし。
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