ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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メイキングを見ましたが予算がないので船は前半分だけしかなく、しかも...
メイキングを見ましたが予算がないので船は前半分だけしかなく、しかも何そうもの船の役をさせたらしいです。町で群衆が逃げ惑うシーンも実際の人は前の方の何人かだけで後ろの方の人達はCGなのだそうです。しかし全く違和感がなく見事でした。また神木隆之介くんはオーラを全く消していたし浜辺美波さんは素っぴんかと思う程薄いメイクで二人ともあの頃の昭和の人みたいでした。
雰囲気は良かった
終戦後、多くの犠牲者を出してしまった過去にうなされる敷島の前に、恐るべき力を持つ巨大怪獣が現れ…。 アカデミー視覚効果賞受賞作。物語にダイジェスト感を覚えてしまい内容の割にあっさりとした鑑賞後感。纏わりつく絶望的な雰囲気やVFXのクオリティには満足でした。
ドラマとしては面白いけど、演技が軽め
ゴジラVS人間の戦い
戦後間も無くなので限られた戦力で戦うという制限がある中での戦いは、今までにない部分なのでかなり楽しめました。
ストーリーも一個人にフォーカスしたシリアスなもので好きな部類です。震電に乗っての戦いもなかなか見れないのでワクワクしました。
ただ、役者の方の演技力がどことなく不自然感があり、あまり没入できませんでした。悪いというわけではありませんが、滲み出る感情とか言外の表現を期待しすぎて、それほど良い演技には見えませんでした。重みが感じられないといった感じ。ストーリーは面白いので見れたかなと思います。
GODZILLAではないゴジラ
シン・ゴジラも緊迫感あって良かったと思いますが、いかんせん庵野監督、謎が残って????ってなりました。あの最後のしつぽの先の人間なのか小さい怪獣かわからないワンショット、あまりにもエヴァが踏襲された全体のながれ、それからするとゴジラ-1.0は昔ながらのゴジラでした。GODZILLAではなくゴジラです。皆さんの中にそれぞれのゴジラがあるでしょう。私は小学生から夏休み、春休みにゴジラを映画館で楽しんだ世代。それからすると、映像もゴジラの迫力も全く別次元です。皆さんの中のゴジラの基本型に照らし合わせて今回も映画みられたのではないでしょうか?GODZILLAが好きな方、ゴジラが好きな方、色々です。どう行った形でこのゴジラを倒すのかが興味津々でした。戦後間もない日本の物質力という限りあるのだという中では、良いできではないでしょうか?映画とは皆さんの感性、合う、合わないがあります。コメント見てると少し批判めいたレビューがありますがこれは今回のゴジラが合わなかっただけです。その方はGODZILLAが合うのかもしれません。子供の頃に純粋な眼で見たゴジラを思い出してください。
賛否両論分かれるのはわかるけど。私は大好き♪
基本的には、今まで映画館観賞しないと【映画ドットコム】にレヴューを投稿する気はなかったのですけど・・
去年から起業してから映画館に行けるような時間も予算もなく。
ただひたすらという感じでしたが
この度、Amazonプライムにて『ゴジラ-1.0』を観る機会に恵まれたのと
いろいろとそれぞれの思いのたけをぶつけてる熱い投稿の数々を読んでから
投稿せずにはいられなくて、踏み切りました。
すいません・・前置きが長くて
いろいろ分析については、もうすでに沢山の意見が出てるので、そこまではツッコみませんし・・山崎監督らしい映画だと感じたので個人的にはとても好きな映画になりました。
山崎監督作品は、「永遠のゼロ」「always3丁目の夕陽シリーズ」「ドラえもんSTAND BY
ME」なども好きで観てきたので、今更、唐突な激しい演技がとか脈絡がとか思わなくて(笑)
むしろ、その【行間】みたいなとこを個人的に埋めながら制作者の意図みたいなのも汲み取りつつ観賞するものだと思いながら楽しませてもらってたので
今回のゴジラでの「文脈が!!」みたいなのは一切、なかったです。
むしろ、これまで観てきた作品で個人的に未だにひっかかってて文脈に疑問を持ってる作品が、全然、関係ないのですけど「機動戦士ガンダムF91」と「Gのレコンギスタ」以上に破綻してると感じた作品が無いので、この二本よりはマシだなといつも、納得しております。
さて・・
脱線してしまいましたが
ホント、神木さんの演技も、というか・・個人的には、どの俳優さんもホントに大好きな方ばかりだったので、「おお!この人も出てる!!」みたいな感動がいっぱいで。
全然OKです!!
まぁ・・あの身勝手なキャラ設定はどうなんだろうなぁ~とは思ったりもしたけど
これまでの「ゴジラVSメガロ」とか「ゴジラファイナルウォーズ」みたいな破綻の仕方はなかったので、あれくらいの身勝手さは許されます(笑)
もう、ゴジラが「しぇーー!!」をやらないだけまだいいです(笑)
まぁ・・それはそれでアリなんでしょうけど
低予算とは思えないくらいの緊迫感は、ほんとに素晴らしいと思いました。
ジョーズくらいのハラハラ感でした。
あのハラハラ感が表現されてたのは、ホントに素晴らしいと思います。
人間を食べるゴジラとか、今まで観た事なかったような気がしますし
銀座で電車を咥えてどえらいことになるシーンとか・・
「まるで、ミッションインポッシブルや!」っと夫婦で声を揃えたくらいです。
あれだけ、モノがない戦後に、どうやってゴジラをやっつけるのかと思ったら
ゴジラの口に爆弾ごと戦闘機で突っ込むとか
海底に沈めて浮かべてとか・・もう、いろいろ奇想天外でめっちゃオモロイ!!
爆弾戦闘機も、山崎監督らしさ爆発。
ゴジラの頭部爆発。
あのシークエンスは、まんまジョーズを思い出しました。
最後は・・やはり!生き残ってたじゃん!!よかったねぇ~って感じで
後味もスッキリ!!ほんと、最高の娯楽映画でしたよ!!
前日に配信されてた「シャイロックの子供たち」と連続で観ましたが
ゴジラから観てたら体力を奪われてました(笑)
虚しくなる作品でした。
男社会がガヤガヤそれっぽい価値観を掲げて遊んでるだけの、虚しい世界観。 今どき心中主義とかもういい。 守れるものを守れなかった人が後悔で作った物にしか見えませんでした。
舞台演劇を見せられているようなドラマ部分
を編集で15分ほどカットしてくれると良かったように思う。高評価が多いので少し期待してしまった。ゴジラシーンはシンより好きなので その巨大感を味わいにまた劇場へ行きたい気もするが、なにしろ邦画が好きになれない理由満載な やっぱりな邦画なのでリピは無し。 追記:といいながら2月にもう1回観ましたが 昨日観たアマプラのコメンタリーVer.が1番面白かったです。
ゴジラはやっぱむいてなかった
シンゴジラは、なんか面白かったんだけどなー ゴジラが使徒のよう、あの変化する不気味さがたまらなかった 昔からゴジラ見てるけど、深い感動はなかった人間からすると今回も同じ目線になってしまう 今作のゴジラの怖さや恐ろしさはよく表現されてて、光線とかやばいくらいだったんだけどそれだけが興奮した部分 神木隆之介と浜辺美波のやりとりとか、あいみょんの曲が脳内再生されましたわ なんだか2もやりそうな終わり方 自分はこういうゴジラをを軸とした大人の人間ドラマ的なのは合わないんだな〜も思いました
ゴジラが助演男優賞の映画NO1
ゴジラって結局敵か味方か作品によって違うからわかんないよね もし実際ゴジラが出てきたらそのゴジラが敵か味方か判断するガイドラインがあるといいね チェックシートみたいになってる感じのやつ 戦後にゴジラが襲ってくるからマイナス1らしいけど被害見る限りマイナス1どころじゃなかった 銀座やられっちゃってんじゃん マイナス8くらいでしょこれ 今回のゴジラは割と海中がメインで上陸するのはちょっとだけ 海と陸の割合で言うとウミガメくらい🐢 ゴジラメインって感じよりも人間ドラマがメイン ゴジラは引き立て役 今年の日本アカデミー賞はゴジラが助演男優賞とるかもね 堤真一と勝負だな
ドラマパートで好みがわかれる
ゴジラ・寅さん、正月映画の定番だった。 1970年代生まれの僕には、定番映画で面白かったのはジャッキーチェンぐらいで。 テレビで流れていても、この面白さには気づかなかった。 だいぶ大人になってから、寅さんを観た。 面白い。山田洋二監督の人間描写がとても気持ちいい。 あぁ、映画を観ているという漠然としたものじゃなくて、人を観ているなと。 そんな、人物観察のような映画だと感じた。 ゴジラは結局のところ、何の話なのかいつもわからず 人間の味方?なのかな。その辺がピンとこず、なぜならなぜゴジラが 人間の味方をするのかがチンプンカンプンだからだ。 庵野監督のシン・ゴジラを観て、こういう解釈がおもしろいなぁと 思ったのだ。 で、当映画「ゴジラ-1.0」。 VFX的にはこれはどうやって撮影したのか?と思えるぐらいの 馴染みの良さ。完成度が高い。一方、痛さが伝わってこない。 災害はそういうものなのかと思えば、まぁそうだと思うけど、 なんとも、こざっぱりしている。 人間が災害で不幸に死ぬってのは、もっと重たい感じなのだが あえてライトに演出しているのか。 神木隆之介と浜辺美波は息がぴったりというか、男女の間がいい。 終始めぞん一刻的な、男女モヤモヤ付き合っちゃえよ!的なエッセンスが 地底に走っている。だから、物語中盤で、「これなぁ~」と萎えたのも 事実。 ラストシーンは何かにつなげる布石のような感じがしたが 物語の継続性を維持するってことは、今回の物語が次回に ほとんど影響させない「サザエさん」的なのだなぁと思う。 (※サザエさんはどんなキャラクターが登場しても、どんな事件が発生しても 最後にはモトサヤに戻って、何もなかったことになる。+教訓めいたことも 引き継がれない。ある意味、日本が誇るパラレルワールドアニメ) 全体的には満足できる面白さ。物語が直線的で、うがった見方もしないでいいし こういう映画なら正月映画で父さんに連れられて観るのもありかな、と思ったが 中学生ぐらいまでならピンと来ないかなぁ。 佐々木蔵之介の演技がデカいから、全体的にバタ臭くなってるけど あの目をかっぴらく感じがいいんじゃない。 ボソボソ話している映画って、伝えることを諦めてるとおもうんだよね。 ああいった演技をすることで、吉岡秀隆のワチャワチャとしたかわいいキャラクター感 もでてくるし。 いい映画です。観て損なんて一つもないと思います。
個人的には良かった
山崎監督の永遠の0からの昭和描写のうまさや前回の映画の特攻隊という設定を今回の映画に持ち込んだというバックグラウンドを考慮して、この評価になってしまった。戦争映画へのこだわりや軍艦など、ゴジラという媒体だからこその家族連れでも見れるような脚本も一般的娯楽として評価しやすい展開も素晴らしいと思った。
私は別に山﨑監督のファンではないが、そこに一つ一つの作品への愛が感じられ、新たなゴジラを疲れたのではないだろうかと思う。人間模様が安っぽいとの評価があるが、そこもまたこの作品のいいところではあると思う。
神木隆之介の演技もまたよかった、アマプラで見てしまったので高評価になっているのかもしれないが、少し迫力を映画館で体感してみたかったと思った。
ゴジラの怖さを引き立たせる作品として、戦争について深く考えさせられる作品で本当に良作だと思った。
劇場で見れる間は、是非。
家で家族と見ました@アマプラ。 これは劇場の真っ暗な場所&超弩級の音響で、楽しむべきでした。 ストーリー展開もわかりやすいし。 ちょっと昭和テイストのほろりもあったりして。 ゴジラ苦手な私でも、十分楽しめました。
映画館4Dで見てほんとうによかった。
4DXで視聴しました。 ストーリー・演出の緩急なのか、盛り上げ方がとても良いと感じました。 ゴジラの全体像登場シーンや、作戦の決行シーンなどBGMとの組み合わせが最高でとてもワクワクしたのを覚えています。 強いていうと、ゴジラが暴れる姿をもう少し見たかったです。 エンディング最後の1秒まで楽しめる作品でした。
日本人にとってのゴジラ、これで良いの?
すみません、、、絶賛している人、本当にそう思ってるのでしょうか、、そんなんで良いのかな、、って、ちょっと不安になります。自分は、グロモノでない限り、なんでも楽しく肯定的に観られるタイプです。ですが、、ちょっと期待しすぎたのでしょうか?、、 どうしよう「巧妙なストーリーに感動した!」とか「さすが映像の迫力に半端ない!」とか「皆さんの緊迫した演技が素晴らしい!」とか、、言いたかったんですが、言えない、、 主人公や周りの人々のセリフや感情に、なんというか、流れがない?本当にそう思っているように思えないんです。 「そう台詞喋らせれば、観てる人もそうなんだなって思ってくれるから、前後の流れがなくても、この場面でいきなり人物の辛さを吐かせよう、泣かせよう」みたいな、、。 役者さんも、普段ドラマでは良い演技していると思っていた人たちなのに、いつも唐突に、何故そんなに感情的に取ってつけたようにそんな喋り方するの??って。 多分、感情の流れを描写する脚本力演出力が欠如している中、人物の置かれている設定を少ないセリフで観客に分からせるため。 無理矢理同調させようとしているため。 でも、人物の背景描写が雑だから、オーバーな演技で無理やり感動させようとしている、、、。 そんな中、自分も泣きました。 ただし、戦争の犠牲者となった国民の姿にでも無く、苦しい生活の中必死にもがき生きる姿でも無く、理不尽に核の実験の場となった日本人としての葛藤の姿にでもなく(これらを心に響くような描写は一切ありません)大人の巻き起こした戦争の事なんて関係のない幼い「あきこ」が、ただ、あたりまえな幸せ「大根のお汁を飲んで美味しい、幸せ」「お母ちゃん、お父ちゃんと一緒に居たい、親から当然に与えられる愛の幸せ」それらを求める姿に涙が出ました。もしかしたら、「演技」とかまだ考えていない年齢かもしれませんが、観客の感情を都合のいい方に誘導しようと、役者が思ってした(もしくはさせた)演技では無く、一番自然にスッと入ってきました。(そりゃそうだって言われるかもしれませんが)でも、それぐらい、人間の感情と行動に結びつく描写が雑で適当です。 監督は何が描きたかったんだろう、、、、。ただ、少ない予算で映画を作ったぞ!!って、みせたかったの?? ゴジラも「シン・ゴジラ」のような得体の知れないモノが近づいてくる恐怖感や人間の予想にない唐突な破壊力、とか、無いです。 自分はVFXの凄さの違いがそこまで分かりません。だって、作ってる本人じゃ無いからその大変さが分からないから。知ってる人はそこは凄いって思うんだと思う。それはそれで、その分野で評価してあげるべきとは思う。でも、でも、作品として、こんなゴジラで良いの???? 緻密とかよく出来てるとか、それって、映画のストーリーに魅力があれば引き込まれてあんまり関係なくなってくる。アニメだって漫画だって昔のぎこちない動きのモノでも、絵が下手くそでも、ストーリーが素晴らしかったらめちゃくちゃ感動する。 なんだろう、物体が皆、独立して見える。緻密かも知れない。でも、いつも主人公たちと同一の時間軸に居るような感覚が無い、、、実体感がない。なんだろう、、、、。 人の心を動かす物語としての実体感、リアルって何? 観客は、写実主義の造形アーティストの作品を見たいわけでは無い。 造形としてのリアル、それを一番にしてはいけないと思う。 もちろん、造形にリアリティあれば、更に物語に説得性が出るって事もあるが、この映画の場合、その売りであるVFXのリアルに、他との調和が無い。 感情としてのリアルも同じく、 例えば、残酷な表現をすれば、必ずリアルな恐怖を感じさせられるわけでも無い。人間を咥えるシーンとか一瞬「うぇ」と、思ったが、その行動の残虐さを自分が生きてきた経験上知ってるのでそう感じただけで、実際の造られた映像には臨場感、説得性は無い、、、 その、なんとなく映像の稚拙感を分かってるから俳優の演技で補助しようとしてるのか?更に夢から醒まされるような、実際にそこにいる人間の態度とは思えない不必要なオーバーなーセリフ回し、、演出、、、、 主人公の恐怖の顔をアップで映せば、わーって言わせれば、観客も一緒に怖がってくれるだろう、、、じゃ、ダメなんです(>_<) それに、何故ゴジラが存在するのか、、これって、一番大事なんじゃないでしょうか、、、。 もう皆んな知ってるから適当に流してるのかもしれませんが、人間の身勝手な水爆実験のせいで生まれて、、、だからただの悪者にして、やっつけて終わりーーじゃ無いはずです。 ゴジラのの映画なのに、ゴジラに実体感や恐怖感がなく、また、存在への扱いが雑すぎる!!監督!!!日本人にとってのゴジラをこんな雑に描かいて良いんでしょうか?!!(><) 賞を取ったから、今までのゴジラ作品や背景を知らない世界中の人々も、これを機に見てくれるでしょう、、。奇しくも賞とったから、最高峰のゴジラと思って、、、。それから、日本映画のレベルを測る基準にも加えられるでしょう、、、、。 御免なさい、自分は、もっと制作費の少ない中放送してるドラマでも、よっぽど心を動かされたりドキドキしたり、考えさせられたり、、って作品いっぱいあります、、。 この、モヤモヤした想い、抱えられなくて、レビューしてしまいました、、。反対意見もあるかと思います。そんな方、御免なさい、。嫌な想いさせちゃったかもしれませんね、、。 日本映画、ストーリーの良さでアカデミー賞が取れると良いな、、、応援してます。
すごい。
凄かった。 面白かった。 今まで見たゴジラもので一番興奮した。 ゴジラものと言っても和製はシン・ゴジラくらいしか まともに見てないけどw そもそもゴジラ映画は好みではない。 しかしアメリカで作るようになって ぽつぽつ見始めた。 数少ない観た作品の中で一番 ゴジラの大きさや速さ迫力が伝わってきた。 神木隆之介の演技も良かった。 浜辺美波を初めて可愛いと思った。 山田裕貴がちょっと残念。 佐々木蔵之介のセリフ・・・・・(汗 吉岡秀隆・・・北の国から・・・wwww でも、作品自体は本当に面白く最初から最後まで 楽しめた。 続編匂わしてたけど作るのかな?
そこは死んどいた方がよかった
前出評判(アカデミー)と豪華キャストでハードルが上がってたのかもしれない。
たしかに受賞した視覚効果という部分でゴジラの迫力とか崩壊する街並みとか凄かったかもしれない。
でもそれがあったが故の全体的なチープさというか、俳優陣の無駄遣いというか。。浜辺美波は死んどくべきだった。あの体吹っ飛ぶ衝撃波で生きてるのはむしろゴジラの圧倒的強者を薄めるのでは?てか突き飛ばす暇あったら一緒に建物の陰入れたっしょ。
男性の"浪漫"的には胸熱だったのか評価高いコメが割と多いけどなんか終始残念だった。。
やはりゴジラはこっちかな
コング、ゴジラと比べるべきではないのは分かるが、アカデミーを獲るだけはあるなと。 時代考証なんて考えると矛盾点はあるが、ゴジラなんてファンタジーなんで難しくする必要もないかなと思う。 残念なのは山崎監督が実写もアニメもアンチが多いのである一定のファンから受け入れられてないということ。 そういう意味では外国人はフェアだと思うね。 山崎監督には次は戦争映画を撮って欲しいですね。 零戦もやったし大和もヤマトもやったので日露戦争ものなんかどうでしょうかね。
主人公の状況や気持ちを自分なりに文脈から想像し・補完し・解釈することで納得したい(個人的妄想もあり)
<冒頭>
特攻隊。いやいやの任務。
できれば行きたくなかった。
両親との約束もあった。
戦争から帰ったら、結婚する約束の許嫁もいた。
死の恐怖
。しかし自分が望まない無理な命令だとしても従うしかない。同調圧力もあった。
従わないものは、体罰や「臆病者」の嫌がらせを受けたから。
つまり、絶対命令。絶対服従。
特攻から逃げるためには、
特攻できない、完全なる理由を見つけるしかない
それが「飛行機の故障」という理由だった。
しかし、飛行機が直れば、再び行くしかない。
また異常がないことがわかれば、逃げ出した臆病者と罵られる。
しかし、死への逡巡が、
嘘の「飛行機の故障」という行動へ導く。
案の上、飛行機の異常は認められず、
逃げ出した臆病者のレッテルが貼られ、
罵られ、陰口叩かれ殴られ、さらに次の日には再び「特攻」を命じられる。
生き長らえても、所詮、今日までの命。
もう逃げられない。
死の覚悟も決まらぬ、
絶望の中、最後の夜がくる。
その時、暗闇から、謎の巨大な怪物が現れる。
基地は、その怪物の出現でパニックになる。
その怪物は、基地を襲い、さまざまな設備を壊し始める。
主人公は、この時、この怪獣を神の使いと思った。
この影響によって、
明日の出撃は延期されるのではないか?
自分を死から遠ざけるために現れた救世主的な
この怪獣の奇跡的、運命的な出現に
内心、束の間の明るい兆しを見る。
そこへ上官の整備長からの命令
「貴様の零戦の機銃で、怪獣を殲滅せよ」
それは彼自身の生きる兆しを失う命令、
生きる兆しを彼自身で葬る命令にもちろん従うことはできない。
さらに機銃を打てば、
怪獣の報復によって、自分の即刻の死が火を見るより明らかな、獰猛さであった。
それと暗闇の中、咆哮する巨大な怪獣への恐怖心。
彼は、再度、自分の死への怯え、
死ぬことの逡巡により、機銃を打つことをためらった。
そもそも根からの臆病者なのである。
その臆病の結果、他の兵士たちの命を奪うことになる。
次々と怪獣に踏まれ、噛み殺されていったのである。
そして、怯える彼にも、怪獣の脅威が迫るのであった。
。。。。
朝、起きてみれば、
自分が、気を失い、砂浜に倒れていたことを知る。
首を振って、よろよろ立ち上げれば、死屍累々。
踏み潰され、食いちぎられ、
顔もない、胴体がない、潰された
兵士たちの遺体が、午前の陽の中の浜辺に並んでいた。
痛ましく悍ましい光景。
夢ではなかったのだ!
昨晩のことが思い出される。
彼らは、巨大怪獣によって殺されたのだ。
自分の体を触る。なんともない。
腕も足も、胴体も頭もある。
奇跡的に、脳震盪を起こして、気を失っていただけだ。助かった。
足をひきづって、向こうから兵士が来る。
昨夜、彼に命令を下した上官、整備長だ。
「貴様!!!貴様のせいで….」
基地で生き残ったのは、なんと二人。
怪獣によって全滅したのだ。
この後、自決しなかったのは、上官も所詮、死ぬ、勇気がなかったのだ。
このような基地の状態では、何もできない。
そのまま終戦、引き揚げとなった。
しかし、上官は、彼を許すことはなかった。
そして、上官は、彼に、
その罰の印として、殺された部下、仲間の写真を渡す。
戦争が終わったと思うなよ。
貴様のせいで死んだ仲間の無念を
貴様は一生、その人生で負え。
主人公は、その写真を懐に抱いて、
臆病で死にきれなかったことで、結果
大勢の仲間を殺してしまった後悔で自分を責めながら
戦後を生きることとなる。
上官もまた、同じように、次々と若者を特攻に送り、
自分だけが生き残ってしまった後悔にさなまれながらきっと生きるのだ。
——————
<臆病者で優しい、それゆえ優柔不断な主人公>
ようやく東京に戻ると、
全て、両親も許嫁も、空襲で失っていた。
彼は、生きる希望がない中でも、死ぬことへの恐怖に取り憑かれ、毎夜毎夜、怪獣に踏み潰される仲間と自分の夢にうなされた。
起きれば、自分だけが五体満足で、生き残っている不思議と後悔と、死んだもの怨さが頭の中で響く。
彼は、そうした毎夜の死の恐怖で、死ぬこともできない。
考えないように、考えないように、
思い出さないように、思い出さないように、
生きるしかない毎日を送る。
「生きたい」のではない、死ぬのが怖い!
死ぬのが怖い!
死ぬのが怖い!
俺はなんて臆病なんだ….
俺だけなんで生きてるんだ…
死にたい、死にたい、
でも
死ぬのが怖い!
死ぬのが怖い!
そんな中、子連れの女と出会うのである。
——————
<仲間たち>
あれは戦争だったから、しょうがなかったんだ。
誰も彼も、自分の命可愛さに、他人を見殺しにしたんだ。俺だけが悪いんじゃない。みんな同じなんだ。
俺だけじゃない…みんなも見殺しにしたんだ。
死んだ奴らも、逆だったら俺を見殺しにしてるはずだ。
たまたま逆だっただけだ。
俺が生きてるのはそういうことだ….
でもなんで、俺だけ生きてるんだ….
なんで生きて帰ってきたことが、こうも責められるんだ…
俺は死ぬべきだったのか….
生き残ったってどういう意味だ?
生きてくってなんだ?
生きるってどういうことなんだ!
あの戦争で生き残ったやつは、心のどこかで、みんなそう思っている。
機雷の除去は、俺たちの戦闘の続き。
機銃を撃って、機雷を爆破させて、その鬱憤を晴らす。
戦争を続けることによって、
戦争のそうした後悔を引き伸ばしてる。
機雷除去は主人公たちにとって、もってこいの仕事。
——————
<そこに再びゴジラが現れた!>
俺たちの前に!
ゴジラは、そんな俺たちの戦争の後悔、問い、そのもの。
生き残って、こんな惨めな思いをするんだったら、いっそのこと、一億総玉砕した方が良かった。
ゴジラは、そうした生き残った俺たちの後悔を試すために、神から使わされた獣。
俺たちは、本当は生き残りたかったのか?これからを生き抜きたいのか?
それとも本当は死にたいのか?
終戦を先延ばしにするな!戦争を総括せよ!
ゴジラは、俺たちの戦争への怒りそのもの。
そんな自分が攻撃されたとき、防衛・反撃のための怒り
愛する家族が殺したのは、国家日本かアメリカなのか時代なのか、戦争そのものなのか、それらへの復讐の怒り。
死ぬこともできない、戦争も反対できなかった勇気のない自分への後悔・自戒の怒り。
——————
<終盤>
だから、俺たちは再び立ち上がる。
自分の過去と向き合い、
その勝敗に自分のこれからの運命を託しているのだ!
ゴジラと戦い、ゴジラを葬ることで、あの戦争の本当の決着をつけるために!
自分は生きるべきだったのか?死ぬべきだったのか?
だからこそゴジラとの勝利は、
ある意味、自分達の本当の終戦。
で、あるからこそ、自分が生き残ったことの後悔を精算し、
生き残るべき者として、自分の生を肯定し、
故に、運命として死んだ者たちの魂に敬礼したのである。
ゴジラとの戦いによって、ようやく彼らの戦争が終わったのである。
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