ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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ゴジラ映画ではなく、人間ドラマ
一言で今作の内容言うなら「完全にゴジラは脇役」ですね!
いくらなんでも人間側サイドにスポット当てすぎです!
全体の7.8割は人間サイド中心に描かれているんではないでしょうか!
ゴジラ見に来たのに戦争・戦後映画を見に来たかのような印象ですね!
その今作の舞台である戦後という設定も、戦後復興を描くお話なら
別によかったんですが、これをゴジラ映画でする必要性があったのかという
疑問も残りますね! あと、ゴジラが町中で暴れる理由もいまいち
描かれておりません!ビキニ環礁水爆実験もワンシーンですからね!
ただただゴジラが憎しみの対象でしか描かれておらず初代のような
悲壮感漂う感じがほしかったです!
そして典子さんはサイボーグかなんかなのでしょうか!?
あれだけの爆風で吹き飛ばされ、よくガレキに埋もれず生きられたと
思います!「運よく」という言葉では言い表せないほどの奇跡です!
ラストのゴジラも肉片から再生していってるようですが、今回のゴジラは
地球外生命体かなんかのでしょうか!?まったくもって謎が残ります!!
利点を挙げるとするならば、あのドラクエユアストーリーの監督でしたので
ラストでゴジラが「大人になれ」とイケボイスで喋らなかったのが
救いでしたね! 以上長文失礼いたしました!
戦争直後の世界だけど身近な恐怖を感じた
正直、ださい
見終わって率直な感想。
そうだ。これ、監督が山崎貴だったんだの一言。
一つ一つのシーン、映像ががきまってます。
音楽、音響もすばらしく感じました。
まったく詳しくないですがVFXもぐっときます。ゴジラかっこよかったです。
役者陣も見せてくれます。神木くん、佐々木蔵之介、吉岡秀隆、安藤サクラの四人はあらためてすごい役者さんだなと思いました。
ただ、それを覆うストーリー、その役者陣から発せられる言葉がどうにも。
セリフまわしは昔の日本映画をオマージュしてるのでしょうけど、おもしろくはない。
どう表現していいのかずっと考えたのですが、この言葉しか思いつきません。
正直、ださい。
なんだかんだで山崎貴作品は見てきてしまっています。
なのにいつも、上記数行にわたるような同じ感想になるのが不思議です。
きっと、not for meなだけでしょう。
ただ、制作・市川南の文字を見つけたときは、ちょっとがっかりしました。
まだ、東宝はこういったものでよしとするかー
せめて、脚本は外部から入れたほうが楽しみが増すのではと思いました。
vfxはなかなか
ゴジラ初観
ゴジラをシリーズ全く観た事なく何となく予告で面白そうだな…と思い初日&初回上映、それと多分迫力増すかと初めてのMX4D鑑賞にチャレンジしてみました
ゴジラが暴れてる時や人間が攻撃してる時に目がドライアイになるほどの風が顔面にかかりずっとアトラクション乗ってる感覚で内容よりそっちに気が取られがちだったのは残念(´;ω;`)
初めて観たゴジラ映画はとにかく迫力あって面白かった…
まだ産まれてなくて実際を知らないけど終戦迎えた街並みがこれまで観た『戦後』描いてる映画よりリアルに感じた
浜辺美波ちゃんが登場した時威勢のいいスレた感じのお姉さん演じてて最初誰かわかんなかった
安藤サクラさんって味のある役者さんよなぁと前から感じてたけど今回もとてもよかった
だけど連発で攻撃されるゴジラってなんか可哀想で上映中盤からゴジラ〜逃げてぇぇ(TT)なんて思ってしまった
他のも観てみようと帰宅してシンゴジラっての観たらこっちも移動してるだけのゴジラやっつけられて可哀想な話…
ゴジラ好きさんがおすすめしてくれたキングコングとのヤツ観て楽しくなかったらもう観ない
家族で楽しめるゴジラ
私は子供時代に見ていたデストロイアまでの平成シリーズと、初代とヘドラ、そして庵野監督のシン・ゴジラしか観ていないので、生粋のゴジラファンの方からしたら経験が足りぬと思われるかもしれませんが、私の感じた事を書きます。
まず結論から言うと、私が今まで観たゴジラ作品の中では最高傑作だと思いました。
シン・ゴジラも複数回劇場で観たくらい好きですし、どちらが優れているという事ではないと思いますが、好みでいうと今回のマイナスワンゴジラの方が私の中では軍配が上がりました。
私の中でゴジラは、強くて怖い存在であって欲しいという願望があります。なので、コミカルであったり、正義の味方の側面があった昭和ゴジラは好きになれませんでした。
また、ゴジラは着ぐるみでジオラマなのが良いんだよという意見が必ず出ますが、私が子供の頃観ていた平成シリーズを、大人になった今、思い出補正無しで観ると中々しんどいものがあります。
未就学児ならそれでも楽しめると思いますが、現代の目の肥えた小学生以上の子供が着ぐるみゴジラを楽しめるかというと、微妙な気がします。当時は味として楽しめていた良くも悪くも子供騙しな部分は、今は通用しないと思います。
しかし今回のVFXで描かれたゴジラには、存在感と説得力があり、超至近距離のカットにも耐えることが出来ました。そこに子供騙しは無く、大人の視聴にも十二分に応えてくれました。
マイナスワンゴジラは、これまでのゴジラシリーズに比べると、とても人間ドラマの比重が大きくなっていました。その事と、ドラマの内容に関しては賛否両論のようですが、私は日本映画としても高いクオリティであったのではないかと感じました。
ゴジラシリーズ(海外版は除く)では今回のマイナスワンが初めて、家族で診に行った時に母親も楽しめる内容だったんじゃないかと思います。せっかく高い金払って映画館に行くんですから、子供と大きい子供(父親)だけが満足していたのでは、お母さんが可哀想ですもんね。
そういう意味でも、シン・ゴジラ以上に広い範囲の人が満足できるであろう今回のゴジラは、興行収入的にかなり良い結果を残せるのではないでしょうか。
日本人にとっての神事
初めて観た劇場映画が「メカゴジラの逆襲」
子供の頃からゴジラとウルトラマンで育った還暦前です。
もはや日本人にとってのゴジラ映画は、七五三や初詣と同じ神事と言えるでしょう。
神様との関わり方は人それぞれで、お百度参りをする人、人生の救いを求める人、狂信的な人、家族で年一回の初詣だけ行く人。思い入れの強さも期待するものも人それぞれだと思いますが、国民行事としてのゴジラ映画としては、充分過ぎるくらいに万人受けする内容だったのではないでしょうか。
「ジョーズ」「ジュラシックパーク」「ダンケルク」「永遠の0」「朝ドラ」「ALWAYS」どこかで観たことあるような既視感もまた安心感の要因か。
庵野ゴジラの対極に位置するものであり、大きなプレッシャーの下で唯一対抗出来る手段としてはこれしか無かったでしょう。
聖域に達して触れ難い存在となっていたゴジラを、
もう一度全一般家庭の神棚に戻した感じでしょうか。
これでゴジラ詣はこれからも続けられるでしょう。
山崎監督、見事なお仕事です!
かくいう私は神話ベースのシンゴジラ派ですが。
邦画が盛り上がればいいな、
という期待から5。
−1は、自分に嘘はつけない故の減点。
本音で言えば3ぐらい。
良い点。
・神木さんとサクラさんの演技、そして浜辺さんの女優力が素晴らしい。
・とりあえず、ゴジラが怖い。
・少なくとも設定、ストーリー、キャラクターが混然一体となって2時間退屈せず観られ る映画。
・特攻と子役は反則すぎる(笑)どうしたって泣いてしまう。
悪い点
・その他の男性陣の出演者の演技に日本映画特有の病気(喚くだけ、叫ぶだけ、おおげさ)。
・勝敗が決した際の一同の敬礼。これは何に対して?訳もなく現れて人々を絶望に叩き落とした野生巨大生物に対して?ちょっと理解できない。
結論
とはいえ、総じて思ったよりは面白かった。
監督の術中にはまり、ちょろくも泣かされるシーンも沢山ある。
しかし、観終わって余韻にひたるものはない。
それでいて、世間の大多数が高評価の声を上げている事に驚愕している。
逆に、自分がずれてきているのかな、と苦悩する有様。
というか、沢山に人間が楽しめるエンタメとはこうゆうものなんだろう。
監督とスタッフの皆様に感謝!
ゴジラを1945年の東京に出現させた監督とスタッフの皆様の勇気に敬意を表します。批判を恐れずに単なるエンタテインメント作品では無く次代を生きる若者達に希望のエールを送っていると思いました。
私は66歳の戦争を知らない東京人で、高度経済成長後の安定社会で能天気に楽しい日々を過ごして来ましたが、歳を重ねるうちに父母や祖父母の世代の偉大さを感じるようになりました。災害大国のこの国はスクラップ&ビルドが宿命とも言えますが、東京は関東大震災の焼け野原から復興した20年後に戦争で再び焼け野原になり、その20年後にオリンピックを開催しています。そこには次世代に希望を託した先人達の不眠不休の努力がありました。
映画の中で「国は責任逃れをするばかりで対応が遅いから民間人の意思でこの危機を打開しよう」というシーンが良かったです。日本人の美徳が薄れつつある時代に力強くこの言葉を発してくれたことに感謝の思いです。
ゴジラ映画としては過去一でしょう。
もう2回観てしまいました。
他の皆さんも言っているように、ご都合主義とか、役者のくどい台詞回しなど、色々不満は有るには有りますが、第一作目を除いてナンバーワンの作品と言って良いのでは無いでしょうか。
特に銀座で熱線を噴いたシーンは原爆投下を彷彿とさせるようで身震いしました。
ただ主人公を演じた神木の演技には特攻帰りの厳しさや悲しさを全く感じられず(髪型も含めて)最近の若者みたいで終始イライラさせられました…。
あと、元海軍の艦長は水野晴郎さんにしか見えませんでしたw(え、それもオマージュ?w)
とりあえずもう1回は観ると思います。
それから、熱線発射の時に背中のギザギザが突起してくる演出はちょっとシン・ゴジラに悪影響を受けちゃったのかなぁ…と、ちょっと残念に思いました。
けっこう面白かったです!!!
ゴジラの顔がサイコーにイケメンで格好良かったです!!!!!熱線放射するシーンなんかめちゃくちゃ格好良い!!!もっともっと大暴れするゴジラを見たかったです!
神木くんの演技も格好良くて良かった!!
時代背景的に政府主導ではなく民間主導の軍事作戦になることは納得だけどやっぱ国難レベルで政府や自衛隊も総動員の大騒動を期待して行くと少し物足りない気もするかな。恐怖感や絶望感はそこまで感じなかったです!
主人公の心情にフォーカスしたストーリー部分はてっきり玉砕して終わるかと思ってたのですっきりしたハッピーエンドになって良かったです!
てか「やったか!?」系のセリフ何回あった??
言う度にそれ言うな!って突っ込みを抑えられない笑
ゴジラの造形は本当に格好良くてずっと見てられる。
戦闘機に周りグルグルされて何じゃ…?てなってるゴジラと戦闘機に釣られて頑張って泳いで追いかけて来るゴジラと作動した浮き輪に囲まれてるゴジラが可愛くて好きです!!!
理解しきれない恐怖と人間の覚悟の体験映画
初期のゴジラはほとんど見たことがない世代で、ゴジラと環境問題、他の怪獣のプロレス、などの印象が強かったのが今までです。
最近は特にアクション映画に近い感覚で見ていたので、なんとなくゴジラを知ってた気になってました。
でも今回のゴジラを見て、原点を知った気がします。
何か今までありえないと思っていたことが目の前に存在した時に、自分ならどうするんだろうと自然に考えながら見て、他人事では見られない感覚でした。
音や画面の迫力だけでなく、現実的に起こり得る人間関係も重なって人間ドラマとしても楽しめました。
また、2回目も3回目も見ても飽きないかなと思ってます。
こういうSFものではありえないと思えることが前提なので細かいことは言いません!
神木くん>ゴジラ
神木隆之介が我々日本人を代表して贖罪する作品と感じた。映画としては最後に救いはあるものの、ひたすら苦悩し後悔し絶望し続けていて辛かった。
シナリオが何年前から準備されていたかは分からないが、今の世界と日本の現実に対してこの物語をぶつけてきた意気は買いたい。
IMAXで鑑賞したが、映像は素晴らしい。昼間の海のシーンが多いが、CGと実物撮りの区別が全くつかない。瓦礫と焼け跡の街や崩れる建物の姿も真に迫っている。(悲しいことに世の中にサンプルがたくさんある)
肝心のゴジラは、圧倒的な暴力の化身としてストーリー上の存在感はあるが、ビジュアル的にはあまり印象に残っていない。頭を半分出してワニのように泳ぎ迫る姿は新鮮だったが。
神木はかつての吉岡秀隆の後継ポジションになっている印象。安心して見ていられる反面、醸し出す雰囲気が正しすぎて面白味に欠ける感も。本作ではそこが愚直さ、不器用さの表われとなっているといえるが、やや類型的かも。
圧倒的な迫力が
ゴジラは、今まで多くの人にリメイクされたりしてきた作品。
そんな中ゴジラが生まれた始まりの物語として今回の作品でした。
ゴジラの迫力は、すごいなと感じました。
VFXが得意な監督ならでは、凝った作りリアリティがすごくて怖いと感じました。
物語のストーリーも主人公が挫折を味わいながらもめげずに困難に向かっていく姿がとてもよかった。
主人公と一緒に暮らす女性の浜辺美波さんの演技も素晴らしいと感じた。
何よりも子役の子の何でもないような雰囲気を出しながらもちゃんとした存在感がすごいと感じた。
最後の島で出会った整備士とのやり取りがグッときました。
ゴジラも70歳
まさかの戦後の人間模様とゴジラを密接に描くとは。アメリカ版ゴジラ監督のギャレス・エドワーズもこのように創るとは興味津々だった感じも見受けられる。
ゴジラが上陸して登場する。人々を投げ飛ばして
いくが血のシーンや残虐なシーンが直接無い。
山崎貴監督が意識して製作したのだろう。
ALWAYS三丁目の夕日にゴジラを取り入れた短い
シーンがあったが相当な時間と労力を使ったらしい。かなり入念に創っている。
CGも逞しさを押し出すのに大活躍。
俳優の方々のバランスも良かった。
ここで終幕なのかと思いきや、続編もあるっぽい
感じも演出されているのも上手。
ただゴジラの造形、頭の部分はもう少し大きくても良いのではと思ったのは私だけだろうか?
次回作も楽しみして待ちます。
まさかゴジラで泣くとは...
山崎貴監督といえば『ALWAYS 三丁目の夕日』や『STAND BY ME どらえもん』といった当たりはずれが大きい印象でした。そんな気持ちで11月3日、DolbyCinemaで観に行きました。初めて席が満席状態を目撃してびっくりしました。
今回のゴジラはよく動き、よく食べる、残虐極まりないキャラクターに仕上がっていて「シンプルに恐いゴジラ」を見せてくれました。破壊光線を放つ前の背びれがニョキニョキ出てくる描写も◎。
特に感動したのが国主体ではなく民間人がゴジラに挑み、重火器を使用せず、科学知識と地理を活かした戦略がグッときました。俳優陣もその作戦に対する意気込みもスクリーンを通じて感じられたので、見ごたえのある展開でした。
ドラマパートに関してはやはり「ゴジラ」が主役なので人の心情に時間を設けられないのは仕方ないと感じました。それを、山崎監督なりのやり方で答えを出したことは映画監督としてあっぱれ。
邦画はIMAXなどの拡張型映画に不向きという印象を持っていますが、今作はぜひ大スクリーン+大音響の環境で観賞することをおすすめします。
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