ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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ツッコミどころばっかでくっそつまらなかったです
ゴジラ映画じゃなくてやっすい人間ドラマの映画ですね、これ。
ゴジラメインじゃなくて人間メインでしかも口頭説明。言わんでも目で見てるんだからわかるわ。
しかも展開にツッコミどころありすぎるし、集中できませんでしたよ。
口の中に機雷という大きな異物が入ってきてカラカラいってるのに吐き出しも呑みこみもしないのはロボか?神経無いのか?、電車から海に落ちたと思ったら次のシーンじゃゴジラの前の逃げる群衆の中にいるヒロインはゴジラの前にワープでもしたの?速度的に無理でしょ、ロボットみたいに背びれがしっぽの先からガコンガコンと上がって一気に全部下がって熱戦を吐き出す機械みたいな動きは何?中心に炉心があるだろうになぜしっぽの先端から光る?、海神作戦では途中で浮き輪壊して浮き上がらなくなったゴジラの前で悠長に応援の船と駆逐艦をロープでつなぐのは急いでも数十分程度じゃ無理だろ、浮き輪噛み千切れるのになぜゴジラは暴れない?シーンカットすればいいってもんじゃねえだろ時間考えろよ、爆風でおっそろし勢いで吹き飛んだのに無事な女性はG細胞か?ただのご都合主義か?散々探しただろうにどこにいた?、震電とゴジラがかち合ったのってどこなんですかね?今まで街中に出没してたのにいきなり数件しか家が無く後は田んぼ畑の田舎でシーンカットしたと思ったら海のそば、戦闘機に気を取られた?ワイヤーとボンベが絡まってきてるのになんでその場で立ち泳ぎしてるの?高雄戦の時に見せたあの素早い泳ぎと動きはどうした?、体の中心にバカでかい炉心を持っていて核融合し続けているはずのゴジラがあの程度の高圧と急減圧で人間みたいに膨れる?脆すぎない?
パっと思い出した違和感があるシーン書いたから時系列バラバラですけどマジで集中できなかったですね、ツッコミが頭の中を駆け巡って、なぜそうなるかとばかり考えてましたよ
シーンをカットするのは良いんですけどね、カットされたシーンで変わった部分がどれだけ時間がかかるかとか考えちゃうわけですよ
特に緊迫した海神作戦のシーンとかね、何隻もロープで強固に繋ぐ時間が数分なわけないしゴジラ暴れないの?ってとこでもう緊迫感ゼロでしたわ
人間ドラマシーンはもうどうでもいいですわ
「ゴジラ見に来たんだけどなー何見せられてるんだろうなー」って感じで内容も薄っぺらくてセリフも説明口調で感動した名セリフもなく記憶にも残ってない
唯一残ってるのは最初のほうのシーンで隣に住んでたおばさんが自分は子供無くしたのに何でお前はのこのこ帰ってきたんだって激昂するシーンですね、あそこは感情がのってて良かったですけどすぐ赤ちゃんにほだされたのはちょっと段階とばし過ぎじゃないかとは思いました。空襲と関係なく栄養失調や病気で亡くなったとかなら代わりの子供への愛情の注ぎ先となったって納得しますけどあんなに恨んでいたのにすぐ手のひら返しはなんなんだろう?
必要な過程のシーンがカットされたとともにそのシーンに必要な時間もカットされたのが違和感爆発したとこかなーって思ってます。
ご都合主義は良いんだけどご都合主義のジャンルがコメディというかギャグマンガの世界なんですよね、閉まるドアにギリギリ入れたとかギリギリ気づけて避けたとかじゃなくて、いやありえないだろ!ってツッコミ入れるタイプのご都合主義。
VSシリーズみたいに定期的に何度も見たいってならない、二回目はレンタルとかじゃ絶対借りず金曜ロードショーとかでならここがおかしい等と家族で議論しながら見るかなってくらいの映画でした。
ファイナルウォーズの時に通販で販売していて買っってもらったゴジラの映画全集?DVDボックス?で2000年前後の作品から見直して昔は良かったなって年とった爺みたいなことしようかと思います。
オブラート無しの感想
なんでこんなのが絶賛されてるかマジでわからん、ゴジラとして最底辺のマグロ食ってるゴジラの映画のほうが映画としてはまだ面白かったよ。
万人受けするストーリー
「シンゴジラ」のように驚きや想像を超えてくるようなことはありませんでしたが、普通に面白かったです。主人公神木隆之介君の演技が素晴らしく、ゴジラ中心と言うよりも、神木くんのストーリーと言った印象で、「シン」よりも万人受けするストーリーだと思います。ただ欲を言えば、ゴジラの凄さが伝わってこないというか...「シン」で圧倒的な破壊力と、今まで感じたことのないような神々しさを目の当たりにした後なので、そこは物足りなさを感じました。
結末で評価を分けているようですが、私は浜辺美波生存には賛成、ゴジラ再生には反対です。
観て損は無い、次回作決定かな?
内容はゴジラですからそれなり邦画の持つ無駄なしめぽさも少々有り故に人物描写は薄目、浜辺美波の出演が途中で消えるのは演出というよりスケジュール調整の気配、橋爪功さんなどのエキストラ的出演は次回作への複線かな。
大人も楽しめる!
子供向けの怪獣映画かと思っていたら、大人も楽しめるものでした
映画ランキングで、4.0だったので見る気になったのですが、その価値がありました
日本が仕掛けた戦争が、如何に国際感覚のない無知で無責任な愚かな戦争愛好者共によって始められ、如何に悲惨で残酷な結果になったのか迄、振り返っていたことを賞賛します よって評価は4.5としました
また別な新しいゴジラ
終戦前に島に特攻隊として降り立った敷島が島内で海軍航空隊の整備部とともにゴジラを目撃する。整備部の橘は敷島に攻撃を命じるが敷島は攻撃ができず、気がついたら航空隊は全滅だった。東京に戻ったあと、家族がなくなったことを知り、街が焼け野原になっていた。とある日街で大石典子に出会う。孤児になった明子と3人で暮らすが、敷島はまた仕事中にゴジラに遭遇する。ゴジラと敷島の心の変化、典子と明子を中心に書いている話です。
良かったところ
・浜辺美波さんが役に
・青木崇高さん、安藤サクラさん、吉岡秀隆さんの演技はいつでもよい。
・秋津船長はいいこと言う
いまいちなところ
・水島四郎の手の骨折治癒に時間かかりすぎじゃない
・神木さんの演技がパットしない
・戦闘機のVFXがいまいち
・緊急脱出レバーはなぜ安全装置って嘘ついた。脱出後の回想シーンで一回説明しているじゃん
学び
・命を簡単に諦めずにしてはいけない。命を大切にある命は生き続けることを伝えたい映画でした。戦争であっても命を大切に!死ぬんではなく生きて帰る戦争に!
他の作品がチラチラする
武装解除された昭和22年当時の日本でおそらく原爆ですら効き目がなさそうな再生能力があるゴジラ相手に犠牲者なしで撃退するというスペクタル性はいい。その割に上陸してから銀座までしか暴れないのはどうだろう?
冒頭の舞台は敷島海軍少尉が「内地」から出撃した場合は奄美のどこか、台湾からなら八重山のどこかになるだろうが、ゴジラは核実験で現れたという設定を使うとまだ日本軍が掌握していた南洋諸島の方が自然だ。「内地」から飛べるとすれば彩雲のような機種になるので無理に特攻隊に絡めないで「内地」から南洋諸島に連絡機として飛行した彩雲が不時着した方がよさそうだ。
神木隆之介と青木崇高は「平清盛」の源義経と武蔵坊弁慶なので五条大橋以来の主従関係故に信頼関係があるように見えてしまった。いくら敷島と橘は「内地」で知っているようにセリフで描いていても敷島の橘に対する信頼ぶりは少し不自然だ。一緒に衣川で討ち死にしたから?ゴジラの口に機雷を突っ込んだのは敷島が乗り込んだ掃海艇のシーンであって冒頭のシーンにはないのに敷島が橘に向かって一緒に見てきたように効果を訴えたところで分からないはずなのに監督は気がつかなかったのか?
橘は最初のうちは敷島に敬語を使っているので階級章が映らないし階級も名乗らないが准士官どまりで敷島海軍少尉は実戦経験がない設定なので予科練出身の海軍士官か特務士官ではなく海兵卒か海軍予備学生だろう。
この作品は「シン・仮面ライダー」と出演者が被ったり夫やカノが出演したりしているので「シン・仮面ライダー」より先に公開した方がよかっただろう。敷島が震電のコクピットに典子の写真を置くシーン以外は「らんまん」を連想しなかったが、大石典子はどう見ても人間ではない。演者が浜辺美波なので有楽町あたりでゴジラに列車ごと襲われて外堀に落ちた上で銀座に戻ってからも生きているのは「用意周到」でプラーナを突っ込みまくった緑川ルリ子にしか見えないのは、この映画にとって不運なところだ。ひょっとしたらハチオーグがルリルリそっくりな典子を回収して蘇生した上で記憶を抹消して元の世界に戻したか、あるいは「仮面ライダーV3」で本郷猛と一文字隼人がデストロンの基地で風見史郎を改造したみたいに一文字隼人が洗脳を解除してくれた緑川ルリ子に恩義を感じて瓜二つの典子に改造手術を施したのか。「誰も死なせない」というメッセージ性を持たせるとしても大石典子を超人にしてはまずいだろう。
浜辺美波は緑川ルリ子の表情のない表情や槙野寿恵子の豊かな表情のように作品の良し悪しで見せる印象が変わる女優だと改めて思った。「あさイチ」などで神木隆之介が既に共演経験がある7歳年下の浜辺美波を「美波ちゃん」から「浜辺」と呼び方を変えたと語っていたし、お互いに熟知しているので息も合うわけだ。
旧海軍の掃海部隊では海軍時代の階級でお互いを呼んでいたはずだが。
予算の関係?でアメリカ軍が出て来ないし「日本政府は国民を見捨てたので民間人が日本と国民を守る」割には航行不能になった高雄がはるばる航行出来るように修理した上で武装して「昭南」から「内地」に向かったり公職追放された海軍士官達が主体になって復員庁第二復員局が管理しているはずの雪風と響を自由に使えたりするのは矛盾するのではないか?国会議事堂前に陣取って銀座に向かうゴジラに砲撃していた四号中戦車となると生産台数が少ない車種なのに、あれでは作中世界は帝国海軍は存在しないが戦車隊を擁する帝国陸軍は存在したみたいだ。それに永田町から四式中戦車の75ミリ砲で銀座に向かう途中のゴジラを迎え撃つには距離があるし東京湾から上陸して銀座に向かったはずのゴジラの行動に無理が出てしまう。「昭南」には高雄と同型艦の妙高もいたのに出したくなかったのか。特別輸送艦の船体には船名と日の丸が描かれていたのに作中では日の丸が描かれていない。
敷島が搭乗するために探して見つかった機体が試作戦闘機なら烈風もあるのに震電であり橘が敷島に対して説明するシーンと電報が出て来るシーンで「最終決戦」の行方が見えてしまった。練習機と零戦しか飛ばした事がないであろう敷島が桜花のように機種に爆装した震電を自由自在に飛ばせるとは相当な力量の持ち主になってしまう。
東宝がこの映画の続編を製作する場合、ゴジラ映画を量産していた昭和40年代を舞台にして典子が連れている孤児役には割り切って遠藤さくらか本田望結を起用したらどうだろうか。「ウルトラセブン」の映画を製作するならアンヌ隊員役には浜辺美波を起用してダリーに寄生される香織役には本編と同じく松坂慶子を起用してアンヌを襲わせたらいいのではないか。
B級に振りきれたならば
うん。良いところもあった…よな。
出し惜しみせず早めに姿を現すゴジラ。
ゴジラが神のように描かれていない点。
ゴジラが現れた理由を説教臭く説明もしないところ。
得体の知れない悪として描かれているあたり(褒めている)。
飛んだり跳ねたりしない下半身しっかりめのビジュアル。
最後はちゃんと−1.0だったことちゃんと思い出させるところ(回復は早過ぎるが。オキシジェン・デストロイヤーじゃなきゃ死なないんだからやむなし)。
元艦長の田中さんのカリスマ性と若者役の山田さんの自分も行きたいって演技。
そう…良いシーンもあったはず…。
けれど…
何度もたまたま助かる神木隆之介。
銀座でたまたま浜辺美波に会えちゃう神木隆之介。
ゴジラの咥えた電車から落ちても生き延びちゃう浜辺美波。
最後はゴジラの細胞がうっかり影響して?生き延びちゃう進化版浜辺美波。
機雷撤去の人が大役を任されちゃうくだり。
実はなんか凄い博士な吉岡秀隆。(暇なのか?割と飲み会にも来てたけど。)
いや、まぁまぁ。
ハリウッド映画みたいなご都合主義もよし。映画だもん。
脱出装置に電報の相手。
先が読めちゃうのもまぁ…良い。謎解き映画じゃないもん。
が…やはり…。
ダメだ…。
安っぽいセリフと演技が山盛り過ぎて…。
気にしないふりをしてもそこが気になってしまう。萎える。集中を削がれる。
特に佐々木蔵之介と吉岡秀隆が目も当てられない…。激安設定に激安演技。彼らは役者として出るメリットあったのかな…?酷過ぎ。
いっそB級映画に振り切った脚本だったのならいざ知らず。
そうやって冷静にさせられると、見たくなかったダサいゴジラもひたすら気になってくる。
人ひとりをピンポイントで咥える器用なジュラシックパーク的ゴジラ。
の割に急に?何故か?一台の戦闘機に気を取られて?ボンベにまんまと囲まれちゃうおバカゴジラ。
視聴者にわかりやすく顔出して犬かき泳ぎするゴジラ。
超合金の変身みたいに背びれがシャキーンと順番に飛び出すゴジラ。
あぁ…ダサい。。
唯一、伊福部昭の音楽は無条件で最高。
高揚感。絶望感。
カッコ良すぎる。
世間の評価ほどは乗れなかったという印象
面白かったけど、周りの人ほど絶賛とはいかないですね。映像や役者陣の演技は本当に素晴らしかったんですが、脚本や演出に関しては正直微妙な部分が多く、なんでここまで皆が大絶賛しているのか、私には分からなかったですね。正直「いつもの山崎監督作品」って感じで、良い点と悪い点が同じくらいある映画だったと思います。
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第二次世界大戦後、戦争を生き残ったが家も肉親も喪った敷島浩一(神木隆之介)は、盗みを働き男たちから追われていた大石典子(浜辺美波)から突然赤ん坊を託される。その赤ん坊は典子とは血の繋がりが無く、戦火の最中に見知らぬ女性から託された子だという。敷島と典子と赤ん坊は本当の家族のように生活するが、戦争が終わってからも敷島は、戦争中に謎の巨大生物「ゴジラ」に襲撃された事件をトラウマのように思い出すのだった。
・・・・・・・・・・・
映像は本当に素晴らしかったです。ゴジラの造形や戦闘描写は120点だったと思います。山崎監督の過去作『アルキメデスの大戦』でもそうでしたが、海の上の戦闘描写は大迫力でした。ゴジラの放つ熱線の威力もすさまじいビジュアルで、「こんなん勝てっこない」と絶望感を与える描写としては最大限の働きをしていたと思います。
役者陣も素晴らしかった。
私の推し俳優である神木隆之介・浜辺美波・山田裕貴がそろい踏み。彼らの演技は(好きな俳優さんと言う贔屓目はあるだろうけど)文句のつけようがないほど素晴らしかった。個人的には浜辺美波をもう少し可愛く映して欲しかったけど、戦火の中を辛うじて生き延びてきた女性役なので、あんまり綺麗にし過ぎると設定とのミスマッチが起こりそうなので、映画的にはこれが正解なんだろうなぁ。
しかし、正直映像と演技以外の部分に関しては正直イマイチでした。特に脚本と演出は結構酷いものだったと思います。
具体的に言えば、「あ!あれはなんだ!?」→「ゴジラだー!」っていうパターンと、爆破ドカーン→「やったか!?」→やってないってパターンがあまりに多過ぎることですね。一本の映画の中に似たようなセリフや演出が多くて、何だか白けてしまいます。演出の引き出しが少なすぎてワンパターンで単調なんですよ。
あと、これはラストのネタバレになるんですが、安直なハッピーエンドやめてほしいです。死んだと思ったら生きてましたって展開、マジで萎えるからやめてほしい。死んだままにしてくれてた方が映画としては綺麗に纏まっていたし、蛇足のような続編匂わせも私は不快に感じます。
あと、完全に個人的な不満点ですが、スタッフロールで監督の名前が画面中央でピタッと止まるの、監督の自己顕示欲の強さが滲み出ててちょっと苦手です。
映像が綺麗なのは日本最高峰のVFXスタジオである白組の功績が大きい(山崎監督もVFX関わってるけど今回メインは監督脚本だ)し、役者陣の演技は当然役者陣の演技力によるものなので、この映画の面白いと言われている部分って、ほとんどは山崎貴監督の功績によるものではないと私は考えています。やっぱり脚本や演出などの監督の本業である部分は「いつもの山崎貴監督」だなあと、観ていて思いました。脚本だけでも実力と実績のある別の方にお願いすれば、多分もっと面白い作品になった気がします。
一番好きなゴジラ映画かも
ストーリーは原点回帰みたいで良かったです。
ツッコミどころや、さむいところは満載なんですが、怪獣物にそんなこと言うのは野暮だし、許容範囲中でした。
ゴジラ映画がゲームのバージョンアップみたいに作られるのは、それはそれで面白いんですけど、好きではないです。
今回は、監督のゴジラ映画のイメージが自分のと似ているんだと思えて好感が持てました。
まさか泣くとは
ハッキリ言って興味なかった、観る気もなかった。
だが久々に休暇を取れた金曜日、趣味を堪能しないわけにはととりあえず劇場に行ったらこれがマイルールの「待ち時間が一番少ない作品」だったのだ。
「らんまん」の夫婦が再び共演するから、じゃあ観ようと。大好きだったので、もうホントそれだけ。
いやいやいやビックリ面白かったわ。
佐々木蔵之介の日本に対しての台詞も沁みた。
戦後の設定なのにさ、今も変わってないよね…
私はね、亡くなってないと思ってたよ典子。
本当に良かった。これで3人で家族になれるね。
安藤サクラも登場シーンは嫌な奴かと思ったけどお米をくれたときに不器用な優しさと子どもが好きなことが伝わり、ずっとあったかくて良い人だった。
青木さんもあのとき島で暴言を吐いたり、殴ったりしたけど良い人で、本作には嫌な奴がいなかった。
観て良かった。
ってかラスト…
あとさ、橋爪功出てなかった??
ゴジラのテーマソングは怖いな
ゴジラの怖さを凄くリスペクトされて作られた作品ですね。テーマソングがそのまま使われていて怖さ倍増って感じです。とても面白かったし怖かった。
まぁドラマの方はパターンちゃぁパターンなのですが、しかし民間でやってしまおうってかなり無理な設定ですな。そこだけマイナスポイント。
シンとはちがう切り口でよかったです。
しかしジョーズといいゴジラといい音楽 音響でこれだけ怖くなるんやなぁ。
エンディングの足音だけでまた怖くなった。
ゴジラ映画ではなく反戦家族映画
「ドラゴンクエスト ユアストーリー」で悪名を馳せるまで、山崎貴監督は割合好きな監督だった。特に「三丁目の夕日」は大好きで、そこでゴジラを見たときはこの人が描くゴジラ映画がみてみたいとずっと思っていた。
良かった点から言う。
怪獣映画に有りがちな特殊で難解なストーリーは皆無。どちらかといえば心温まらない「三丁目の夕日」を見ているかの錯覚まであった。
「永遠の0」「アルキメデスの大戦」でみせた軍艦VFXで行われる「わだつみ作戦」は対ゴジラ戦策として優秀だったと思う。VFXは良かった。
多分テーマである「個人の戦争を終わらせたい」も描けている。
レジェンドである「(1st)ゴジラ」のオマージュも完璧だった。
また個人的な夢であった、ゴジラに喰われたい、踏み潰されたい、尻尾で撲られたいを叶えていただけたことには感謝する。
…ただこれじゃないんだよね観たかったものは。
反戦映画であり家族映画であるこの映画は、ゴジラのタイトルを冠しているのにゴジラはただの副菜である。
予算が無かったのかな。セットがチープ。戦中戦後の泥だらけで生きてるハズの方々の衣装が綺麗過ぎて現実感全く無く、VFXの端々の瓦礫の吹っ飛びかたに重さが無くて、日曜午前中の戦隊ものを観てるのかなと思った。
自分は役者ではないから言うのもどうかと思うけど、神木龍之介さん死にたくなくて逃げた演技できないんですかね。芸歴長いと思うんだけど。
山崎貴さん日本政府を下げたいセリフを兵長さんに所々言わせてるんだけど、そのセリフが軽くて何がしたいのかよくわからない。
ホントにあと ひとコマ ワンカット入れればでるだろう 物語や感情の厚みが無くてスカスカでした。丁寧に作られていない。それがよくわかる映画でした。
山崎貴監督はこの映画制作後のインタビューで「映画制作後作ったことを引きずらない。」と仰ったそうだけど「ユアストーリー」で叩かれたことを後悔しているのがよくわかるよ。
大衆に媚びてるよ。「三丁目の夕日」が好きな私には物語的には好きな終わりかただったけど。だけど私は「ゴジラ」を観にきたんだ。
アフター[シン・ゴジラ]として
革命的だったシン・ゴジラ後の、初の国産ゴジラ。しかも満を持しての山崎監督作品とあっては、いやが上にも期待は高まる…そんな気持ちで初日に観劇。
感想は…これでは困る。
念の為、数日後にもう一度観たが、やはり評価は変わらなかった。
シン・ゴジラ後がこれでは困るのだ。
シン・ゴジラが廃した、「余分」な人間ドラマがてんこ盛りになっている。
演技パートが不要だとは言わないが、今回の作品の俳優陣は鼻につく。
「怪獣じゃなくてオレを見ろ」と言う演技は頂けない。いや、そもそも脚本の構成がそうなっているのだから、やむを得ないのか?
それにしても、もう少しなんとかならないか?
これは歴代のゴジラ映画を駄作たらしめてきた悪習だと思う。
「演技パートは臭くてクドイが、特技パートが補っている」という評価も散見するが、私は逆の印象だ。
「特技パートは素晴らしいが、演技パートで台無しだ」。
シン・ゴジラが取り除いた不純物が、次作で早々と復活してしまって残念だ。また代を重ねるごとにこの傾向は強くなって行くのだろう。
怪獣映画が観たいのに…
異端児だったシン・ゴジラを、従来の路線に戻した王道ゴジラとの見方もあるが、悪習は戻してほしくなかった。これが王道なら、ゴジラ映画の未来は暗い。
山崎監督は特技監督に徹して、他の本編監督とタッグを組むべきなのでは?とさえ感じてしまった。
歴代ゴジラ→ゴジラ-1.0→シン・ゴジラ
この順番での制作なら納得できるが…
アフターシン・ゴジラがコレでは困るのだ。
シン・ゴジラに続く、本質的なゴジラ映画だけれど、最後の1分はいらない、これで全てぶち壊し
最初にゴジラ映画を見たのは小学生の時、記憶が正しければ大宮の白鳥座、それから60年近く経ちましたが、やはり日本代表の映画はゴジラ、見に行きました。
私感ですが、ゴジラとは災いの象徴、災いとは天災や戦争、圧倒的な力量を持った災いです。災いを前にして感じる絶望感、それでも何とか立ち向かおうとする勇気・智恵、しかしながら繰り返す絶望、これが70年間繰り返される災いの象徴としてのゴジラであると認識しております。象徴ですから設定がどうのこうのと文句は言いません。
その意味ではシン・ゴジラに続く、本質的なゴジラ映画ですが、最後の1分はいらない。あれだけ多くの絶望を描いておいて、安易なラストにしてしまった。これで全てぶち壊しです。
「-1.0」と言うのはこの意味なのかと納得しました。たぶん、監督さんはこんな終わり方にはしたくなった。しかし、何らかの事情でこうせざるを得なかった。だから題名にマイナスを付けたのだ。
日本のゴジラ
VFX凄いです。ジョーズのように迫ってくるゴジラには恐怖も感じます。
ゴジラ映画としては、音楽、CGなど満足ですが、難点もチラホラ。
セリフや演出のせいなのでしょうが、全体的に演技がイマイチわざとらしく感じます。
神木浜辺コンビはこの時期に見ると、まんちゃんすえちゃんにしか見えません。
ゴジラを海中に沈めるところ、ゴジラはてっきり歩いてるのかと思ったら、水深1500mの海を立ち泳ぎしてたんですね。
そういえば途中、橋爪功がカメオ出演してるのは気が付いたのですが、他にも出てる方居たんでしょうか?
"VSシンゴジラ"
鬼才と秀才の全面対決。
前作のシンゴジラは、未知の巨大生物に対して人類全員で立ち向かうという群像劇であり、ゴジラ作品としてはまさに"異色"だった。中でも、「スクラップアンドビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる」というセリフは未だに鳥肌が立つ名セリフだと思う。
あのシンゴジラを超える作品は出来るのかという疑問の中で、今回メガホンを取った山崎貴監督ならきっと凄まじいゴジラ映画を撮ってくれると思っていた。
alwaysや永遠の0などで名高い巨匠(自分は"邦画の本流"と呼んでいる。)で、VFXの技術で言えば日本第一の監督。描かれる世界観では、エモーショナルでありながらも要所要所でエキサイトなシーンをうまく組み込んだ人間ドラマが紡がれる。
まさにがっぷり四つの対決。互いのカラーを全面に押し出して、もはや比較のしようもないのだが、やはり前作のヒットを考えたときに今作との比較はせざるを得ないと考えられる。ここで無理矢理ではあるが、両作を比較してみる。(庵野秀明派と山崎貴派で評価は二分されると思うと、何だかワクワクする🤭)
私は今作に軍配を挙げたい。
以下に何点か理由を述べるが、私は大の山崎貴ファンなので、いくらか偏った評価が混ざってることもありうるので、もし参考にならなければ読み飛ばしてもらって構わない。
①ゴジラのビジュアル・迫力
VFX技術で言えば日本第一の監督である山崎貴監督。今作ではその技術が遺憾なく発揮されて、国民全員が納得する"あの"ゴジラのビジュアルが見事に作られていた。シンゴジラではストーリーよりまずゴジラのビジュアルが疑問視される意見が多かったように思うが、今作ではそれは無いだろう。日本のゴジラ、本家本元のゴジラのビジュアルというのをやはり国民は期待していると思うし、山崎貴監督は見事その期待に応えた。
また、ゴジラの迫力もやはりすごかった。3段階に分けて段階的にゴジラの迫力や恐怖感が劇場全体を飲み込んでいく。海で小舟を追いかけるシーンや電車を持ち上げて浜辺美波が宙ぶらりんになるシーン、銀座の街を練り歩くシーン、黒い雲に向かって咆哮するシーンなど、数え上げればキリがないほど多くの名シーンが生まれていた。
そして何より、ゴジラの迫力を倍増させるあのBGM(by伊福部昭)がここぞというタイミングで効果的に使われていた。ゴジラ映画の本流を我がものにした最高の演出である。
②テーマ設定
ここは比較すること自体間違っているとも思われるかもしれないが、あえて考えてみたいのには訳がある。
ゴジラ第1作は終戦から6年経って作られた。終戦とゴジラとはまさにゴジラ誕生以来から切っても切れない関係なのだと思う。それをゴジラ誕生70周年に再び終戦後のゴジラ出現を描いた今作は、第1作に対するリスペクトを感じさせる。
また、現代日本のゴジラを描くことも確かに面白いと思うが、あの終戦直後の日本で表現しきれなかったゴジラを今になって最新の技術を用いて描くことの歴史的重要性やその困難さを考えると、今作で終戦直後の時代が選ばれたことはかなり挑戦的だった思う。私はその果敢な姿勢に対して山崎貴監督に万雷の拍手を送りたいと思うのである。
シンゴジラでは現代日本に現れたゴジラが描かれていた。だからこそあそこまで大量の兵器や機械、技術を用いて、全人類挙げてのゴジラ撃退をすることができた。確かにそこには緻密で細部にわたる表現が尽くされていた。しかし果たしてそれは全世代に受け入れられたと言えるだろうか?難しい単語が並べられて、セリフが聴き取りにくいという難点をシンゴジラは抱えて世に出されたわけだが、そこに観客は十分に感情移入することができるだろうか?
その点今作は、全国民が一度は学んだ終戦直後という時代を描いており、人間一人一人の葛藤や人生が描かれたものだったため、より多くの観客の共感をえることができるだろう。
さらに個人的な意見を述べさせていただけるならば、今作で描かれていたのはあくまで人間の生命であり、ゴジラはそれを引き立たせる存在であったに過ぎないと考えている。ゴジラよりも神木隆之介が前面に出てくるという、かつてない怪獣映画になったのはこの点が1番大きいと考えている。
③ストーリーや俳優陣
批判を承知であえて言わせていただけるならば、シンゴジラにはストーリーは無かった。庵野秀明が作った世界がバン!と打ち出されて、そこで行われるゴジラの破壊行動や対ゴジラ作戦の模様が描かれていたものであって、作品に一本筋を通すようなストーリーはなかった。ただこれはシンゴジラが群像劇であり、人類とゴジラの対決を全面に描いたものであるから、こうした描き方を悪く言うつもりはない。
問題は観客が作品に対して何を期待しているかである。観客が求めているのは、「ゴジラの迫力や恐怖、そこからゴジラに立ち向かう勇気を映画と一体になって感じること」、すなわち共感でないだろうか。
この点、ストーリーは簡明でわかりやすく、神木隆之介は最高の演技を見せてくれた。今作の主役として、観客を映画に引き込む最大の媒体としてうまく機能した。また、特攻から逃げた優秀なパイロットという、ありそうで無かった人物像だからこそ観客は自らを投影して、神木が演じる敷島の人生とともにストーリーを全身で受け止めることの出来る、そんな映画になっていたと思う。
神木隆之介の演技自体は、自分は良かったと思う。怯えや絶望、覚悟といったさまざまなな感情を、観客に納得させる表現で表していた。特に目や全身を使った震えなどの点には注目して欲しい。
また、浜辺美波や安藤さくら、そして山崎貴監督作品では常連中の常連である吉岡秀隆など脇を固める俳優陣の演技はもう何も言うことは無い。(「海賊と呼ばれた男」に出てた俳優がかなり多かったと思う。いなかったのは堤真一くらいじゃないか?)
一言言わせていただけるなら、脇役陣があまりにも豪華すぎて、主役の影を多少薄めたのではないかとも思うので、もっと無名の俳優女優陣を起用した方が、より神木の演技に集中させるという意味で良かったのではないかと思う。
確かに今作は何点か疑問点もあった。
ゴジラを倒すための戦力がシンゴジラに比べてあまりにも少なすぎることが一番大きな疑問だと思う。
これについては次のように反論したい。
すなわち、インターネットがなく情報の流通が現代よりも遥かに遅かった時代にあって、意思疎通を意思疎通を図ることが難しかったということである。
そのことが冷戦期のソ連に配慮したアメリカの行動や日本の行動につながった。あの戦力では不十分、というのじゃなくて、「あの戦力しかなかった」というのが正しい表現だと思う。
また、セリフが臭い、という批判もあるだろうが、個人的にはあまりセリフの臭さは感じず、仮に臭かったとしても、むしろ人間臭さを出す上でも良いセリフが多かったように思える。
ハリウッドでは「モンスターバース」という世界観が作られて、日本のゴジラがハリウッドに奪われてしまったのではないかと悲しんだのはもう遠い昔のこと。今作は、(シンゴジラと共に)ゴジラを再び日本のものとして奪還した記念すべき映画である。今作とシンゴジラの対決無くして、ここまでゴジラが最強コンテンツになることはなかっただろう。個人的には、シンゴジラがあったからこそ、今作はそれを上回る興行収入を得ると予想している。「本家本元」という大変な重責を負いつつも、観客の期待に応え、いやその期待以上のものを生み出した山崎監督やスタッフ、そして俳優女優陣に感謝。
レビューでシンゴジラよりよかった!泣けた!と、評判が良いので観てき...
レビューでシンゴジラよりよかった!泣けた!と、評判が良いので観てきました。
うん、観に行ってよかった。
神木隆之介君はたくさんの作品に出てますが、代表作となるでしょう。
吉岡秀隆、安藤サクラ、山田裕貴、 佐々木蔵之介、脇役なのにそれぞれ良くて、さすが。
観ようか迷っている方、観に行きましょう!
行こうと思っている方、早く観に行きましょう!
ゴジラのファンでない方も楽しめます。
レビューで先に知ってしまった、ベテラン俳優のカメオ出演も楽しめました。
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