ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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伊福部サウンド最高!
『ゴジラ』シリーズの70周年記念作品。
最近はハリウッドゴジラもあって、ゴジラ映画もなかなかバラエティに富んでいる。
印象的には「シン・ゴジラ」の後なだけあって、どんな作品か興味津々でしたが、
バランスの良い怪獣パニックドラマに仕上がってました!
復員兵たちの苦悩のドラマと、突如現れたゴジラ。
冒頭10分位で現れてくれるゴジラ。
巨大化するゴジラ。
都市を破壊するゴジラ。
熱線を吐くゴジラ。
そして特筆すべきは、怪獣映画としては、ドラマ部分が頑張ってる!
主人公や人々のトラウマからの再生のドラマとしても描かれている。
あれこれ語るのは簡単だけど、最高だったのは、海上決戦の時の伊福部サウンド。
お馴染みのメロディーが流れたところから、昂った昂った♪
無難におもろい
神木君、軍人やるにはナヨっとしてると思ってたら、そういう雰囲気が似合う役だった。最後はしっかり主人公してた。
個人的ベストシーンは、海上でゴジラの口の中に爆弾入れて起爆するとこかな。ガッツポーズしたくなるんすわぁ。
『ジュラシックパーク』とか『ジョーズ』みたいなモンスター系のパニック映画っぽさを感じた。ゴジラが明確に人間に対して敵意を持って殺しに来てるのが怖い。
ドラクエ星1からの名誉挽回4.5!4DSCREENX推薦!岸田総理に見てほしい作品!!
ぶっちゃけ私も含め数々の皆さんはドラクエをみてショックでショックで今回この監督で本当に大丈夫か!?と思ったはずです(笑)
だけど神木隆之介の抜群の演技、それを支える安藤サクラ、山田裕貴、名前わからんけどハイパー子役のアキコ!!
してからのSCREENXは海、陸、画面の中に吸い込まれます!!
船酔いする人には推薦しませんよ(笑)
ゴジラの地響き、椅子からの熱い空気は私は髪の毛縛ってたから物凄く感じたけど結んでなかった娘はあまり感じられなかった模様なので髪の毛は女性は結んで首を出すように!!タートルネックもダメですよ!!(笑)
自分はSCREENXの力のおかげで星0.5プラスだと思ったけど
繋ぎ目が気になったのと目の前のおっさんの頭が気になってしまった娘は0.5マイナスだったみたいです
マイナスワンではなかった模様(笑)
あとは個人的にはラジオの声質とか最近という感じでここはもう少し昔の感じにしたほうがカッコよかったと思ってしまった。よくある戦争の感じの棒読みてきなやつです。
感情が乗りすぎなのかな?とは思いました。
まあでもそこを最近にすることでの神木隆之介くんの最近の感じの話し方と違和感なくしたのかしら?わかんないけど
最近のウクライナやロシアとの戦争もあり、中国の靖国問題もあり
これを見て、我々日本人が今沢山生きられているのは先人が特攻隊で命を落としながら他国からはなんなんだ!?日本人クソこえー!と思わせたり、あれこれやってきたからこその今ある我々の命なわけで
こんな時代だからこその戦争とゴジラをかけたのかな?なんてそうも思いました。
外国人が得するように岸田は金をばら撒き、我々日本人より外国人に優遇する岸田に見てほしい作品です。
せっかく生き延び、先頭に立っていた日本は今や円安でクタクタです
この映画を見て日本人の魂を自分は感じてずっと泣いてた
これを見て岸田総理も日本が滅びないようにもっと日本のことを考えて頑張ってほしい。
あと見終わってから
わーーーとなっているところを和ませてくれた3回も出たアロマに現実に戻れるよう背中を押してもらって良かったです
そして足音と振動
監督の名前とともに泣くゴジラでニヤニヤして幕を閉じました
今回のゴジラ本当に怖かった
ストーリーも良かった!!
怖すぎてしばらくは見たくないので星は4.5です
5は何度も見れるDVDを買う作品です
4.7でした
おしい!!
7がないので5です。
監督は名誉挽回したのでまた次も見ます!
ありがとー!
とても良かったです!!
映像は素晴らしいんだが
ゴジラ映画というよりも怪獣映画としての映像は最高。
ジョーズのようにゴジラに追いかけられる地雷処理船、
駆け付けた高雄と戦うゴジラ。
東京に上陸したゴジラに蹂躙され踏みつぶされる人々
震電が空を飛び、雪風と響がゴジラと戦う。
山崎監督が見たかったものを詰め合わせたものが全部見せてくれたようで
そこの映像は素直に楽しめた。
だがそう持っていくための脚本、特に「ゴジ泣き」を狙ったであろう
描写というか脚本には、まったく乗れずにむしろ白けた。
主役の敷島は「両親と生きて再開するために特攻から逃げた」だけなのに
呉爾羅という自分の命を脅かす化物相手にビビって引き金を引けない
ヘタレ化させられた挙句に、一方的にサバイバーズ・ギルトと
橘からのヘイトを背負わされたり、
ヒロインの典子は、親からの遺言で生き残ることを優先して敷島の家に
居座ったり、それでも寄りかかり続けるのは悪いと働きに出る
強い女のはずなのに、ゴジラが上陸しても噛みつかれるまで
ガラガラの客車から一歩も逃げない結果。宙吊りシーンさせられたり、
キャラクターというか脚本の都合が見え隠れして、感情移入できなくなり
劇中に没入できなくなる。
熱線のシーンで典子が敷島を突き飛ばし、自分は爆風で吹っ飛ばされていくが
あそこで「どうせ生きてるんだろうな」というのがまずわかったし、
典子なら突き飛ばすんじゃなく自分も生き残るために敷島と物陰に飛び込んだが
上からのガレキに当たって意識不明になるでよかっただろと。
後は、日本が隠蔽体質という当てこすりがひどかったが
初代の54ゴジラだって日本人そこまで無能じゃなかったよ。
現代の反戦左翼の主張をそのまま反映しなくても良いだろ。
特に現代の新型コロナなりを反映しているというなら、
政府が隠蔽せずに疎開させようとしても(終戦から5年もたっていないなら猶更)
「インフルエンザで熱が出ていても出社させるブラック企業」や
知識人層を馬鹿にする「反マスク」のような手合いのせいで東京に人が残ってた。でも
世相を反映した現代日本人への皮肉になっただろうし。
「シンゴジラが恋愛要素やらゴジラと無関係なキャラクターの
描写というかドラマを最小限にしてたのには意味があったんだな」と
改めて思った映画。
ドラマを否定するわけじゃないけど、
キャラクターへの感情移入ができないドラマは苦痛。
ただし、感情移入できない原因は
演じている役者さんの力量不足では決してない。
むしろあの違和感のあるドラマの描写を演技力である程度
観れたものにしてくれた点については素直に称賛したい。
自分が監督と脚本に「解釈違い」を起こしてるだけだろ。と
思われるだろうけど、評論とは良くも悪くもそういうものだろうという
ありきたりの結論で締めさせていただく。
「災害」ではなく「戦禍」たるゴジラ
アメリカゴジラを観て個人的に何よりも羨ましかったのが、その堂々たるマッチョさ。
シンゴジのなんかヒョロい、重量感のないゴジラが好きではないので、なおさらアメゴジには嫉妬に近い感情すらありました。
そこへ降臨した今回のゴジラ…すごい。
あまりに重く、あまりに堂々、あまりにも圧倒的。
「怪獣」に私が求める、ただ巨大であることによる「恐怖」を、これでもかと感じました。
ゴジラのみならず、「怪獣」として史上最高クラスの存在感だったのではないかと!まさに「怪獣王」!
そして本作がすごいのは、そんな凄まじいゴジラと、濃厚な人間ドラマががっちり噛み合っていること、これに尽きます。
戦争末期・戦後という時代背景と、年齢制限のつかないギリギリまで攻めた人類蹂躙描写が相まって、全く不自然さのない濃い人間ドラマが描かれます。
これまで「災害」として描かれがちだったゴジラですが、本作ではその存在はある種「もうひとつの戦争」。この辺、これまでも戦争映画を手がけてきた山﨑監督ならではのサジ加減なのでしょう。
怪獣映画としても人間ドラマとしても、おそらく邦画史上最高峰クラスのデキではないでしょうか。
本当に最高の時間でした。ぜひ劇場で!
過去一に怖くて、そして哀しいGODZILLAでした。
こんなに破壊神としてのゴジラをヒィィィ怖い〜〜と思ったのは初めてかも知れません。特に口から発する光線は庵野バージョンよりも原点に立ち返りつつアップグレードされた無双状態で、正に世界を7日間で焼き尽くしたナウシカの巨神兵そのもの、圧巻のド迫力でした。
子供の頃に見たゴジラは既に悪い怪獣やっつける正義の味方ウルトラマン化していましたし
評価の高い庵野バージョンはゴジラそのものより政治家や官僚の真面目なマヌケっぷりの風刺がミソだったり、
幼生のゴジラが妙にコケティッシュでやはりどこかマヌケだったり、
ゴジラが巨神兵も超えて最早イデオン化しちゃってたりで、どうにも庵野流のオタク臭が気になったのですが
剥き出しの圧倒的な破壊神ぶりや、それと闘う人類側のガチの苦闘という点では本作の方が素直にストレートに表現されてた様に思います。
でも何より印象強かったのは、このゴジラは圧倒的な破壊力と恐怖の源泉なのに何故か哀しい存在だという事なんです。愚かな人間の作り出した軍事科学技術の犠牲者、その辺りもなんだか巨神兵と被って見えました。
登場人物たちの人間ドラマについては賛否両論ある様ですが、あの戦争で祖国日本も家族も救えなかった主人公たちのその後の生き様や、
それぞれの心の中で終わらないままでいた戦争の記憶を、ゴジラとの文字通り命を賭けた苦闘を通して、乗り越え生き抜こうとする様は、
この恐ろしくそして哀しき怪獣の存在と上手く重なってストーリーに深みが出た様に感じられました。
ですので、逆にパニック映画や怪獣映画に人情やら家族やら絆やら登場人物の生き様の描写なんて必要ない、ひたすらテンポ良い乾いた描写が好きって言う人は酷評するかも知れないですね。
評価は五つ星でも良かったのですが「エッ、三丁目の茶川先生(吉岡くん)が何で機雷の除去なんかやってるの⁈」の部分で『ゴジラ ー0.5』評価4.5になりましたw。
永遠の0へのアンサー
鑑賞動機:神木君3割、予告2割、評判1割、なりゆき4割。
スルーするつもりだったけど。なりゆきで。
死を美化しないのは良かった。CGでもこれだけ重量感のある映像が作れるようになったんだね。
(マリオンになる前の)日劇を粉砕してたのはちょっと笑う。銀座蹂躙ぶりはもっと時間を割いても良かったかな。「戦争を終わらせる」というコンセプトは良かったと思う。ストーリーは王道で外さないけど、あまり意外性はなく、そこは物足りなさもあり。
技術は現代のままタイムスリップ
ハリウッド版ゴジラを手掛けた監督が「ずっとジェラシーを感じながら鑑賞していた」と対談で話している映画館本編前の予告を見て、期待膨らませ鑑賞。
当方、永遠の0が物凄く好きで、庵野信者でもないが、シンゴジラの方が好き。
本作は良くも悪くも初代オマージュで、ストーリーがわかりやすすぎる。
(人間ドラマパートが良くないと言いたい訳ではない。悪しからず。)
なかでも橘の操縦説明時,
シーン切り替わる前の「そして...」
これはあかんすぎる!(笑)あからさまな脱出成功フラグすぎて醒めてしまいました。が、クライマックス前だったのでグッと堪えました。
あと、序盤のゴジラ、ピンポイントで頭咥えたり人間を直接めがけて攻撃出来るのに違和感ありまくりだった。
恐竜と思えばいいのかなと無理矢理必死に自己解決
不穏なエンドだったが続編は作らないでほしい。
映像として描くのではなく、
監督の言葉だけが欲しいかな
SFXの技術でカメラがグルグル動き、本当にゴジラに襲われてる感覚で...
とりあえず頑張ったよね!!(突っ込みどころはあるけど)
3/11 追記
米アカデミー賞で本作が「特殊効果賞」を受賞しました!!
心からおめでとうございます!!㊗️
予算の無い中であれだけの迫力を与えた所が評価されたのだと思うのです。
それ自体は素晴らしいことで、授賞式で監督が言った言葉
「ハリウッド以外で作品を作っているクリエイターの皆さん、
ハリウッドはちゃんと良いのも観ていてくれるよ!」
素敵な言葉です!
ただ、アニメもそうだし、映画もそうだけど
日本ではまだまだ現場の人々の「やり甲斐搾取」で
成り立ってるところが山ほどある。
これを機会にこの部分が是正されること、
正当な対価が皆に行き渡ることを願って止みません。
一映画ファンとして、これからも良い作品が観られるために。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「シン・ゴジラ」で「ゴジラ映画」の一種の形が
印象付けられた感があったので
次に「ゴジラ映画」を作るのはさぞ大変だろうと
危惧していましたが、
頑張ったよね!よく作ったわ!!
特に今回のゴジラ!
こ〜〜〜〜わ!!
過去イチ 怖い!!
ゴジラの大きな足が容赦なく迫ってくる怖さや
ジュラシック・パーク並みに
顔のそばに迫って来る感じはゾクゾクしますね。
監督の過去作の経験が各所で上手に生かされていて
うまく作ったな〜〜と思える作品で
あまり深いところまで突っ込まずに
なんかガッツリ観たわ〜と思える映画だと思います。
で、月に8回くらい
映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
伊福部昭のあの音楽を絶妙なタイミングで入れて来るのも
ずるいよな〜と言いながらも、
そこが観たくって聞きたくって「ゴジラ映画」を
観に行っているのだから、そこも良いと思う。
ゴジラを倒す作戦にしても、
昔のゴジラ映画の苦笑いしかない
荒唐無稽過ぎる作戦よりは
まだ、なんとなく納得できるので、まっいっか!
色々ツッコミどころはあるのですが
「生きて、抗え!」
「日本は戦争で人の命を軽んじて来た!」
「この作戦では1人も死なせない!」
その言葉があるだけで、ちょっとホッとしました。
全体としては見応えがありました
残念だったところ
・神木くんが暗い役に合ってなかったような。
・子役の扱いが雑というか、視線をこちらに向けさせるようにするとか、そういう工夫を大人がしてあげる配慮が足りないから、ずっと自由に動いて浮いた存在になってしまっていた。
・仕方ないけど、ゴジラがシン・ゴジラより地味。
・ゴジラの登場シーンが少ない、最大出力の攻撃シーンが1回だけで物足りない。
・ストーリーがベタすぎて、ラストを含めて先が読めすぎた。
よかったところ
・軍艦や戦闘機に自分が乗っているような臨場感や迫力があって、映像としても素晴らしかった。
・あとから写真を出すために、先に写真を撮らせたりとか、そういう細かいところも含めて、伏線回収がすべてに行き渡っていた。
・ゴジラを深海に沈めるという新しい発想。
・無理して戦いに女性を入れて今時風にしたりといったものがなかったので、安心して観ていられた。
わからなったところ
・群衆の中に橋爪功さんが立っていたけど、エンドロールに名前はなかった。
希望
ゴジラ、というフォーマットで繰り返し作品が紡がれる。鑑賞したのはほんの数作品しかないが、それぞれの作品に、監督の、製作者の魂が宿っているのだろう。
戦争、今も昔も誰かが前線に赴き、銃後の民も含め心身を傷つけている。戦争はないに越したことはないが、人間は大なり小なり諍いがあるのが日常であり、衝突のない時代の方が珍しいともいえる。
戦後、人と人との争いから、ゴジラとの闘いへ。誰かが引き受けないといけない役割を誰が担うのか。利己的な遺伝子を持つ人間という生物が、利他的に行動することもあるのは、それが種の存続に必要な行動だから、なのだろう。仮に利他的な行動の選択が人間の遺伝子レベルで組み込まれていたとしても、その選択をするのは意思を有した個々の人間一人一人だ。名前も知らない誰かの働きが、巡り巡って自身の生活の支えとなっている。私の働き、いや、ただ生きていることさえ、誰かが生きる糧とはなっているのか。そんなことも思う。
仕事、家や家族を失うこと、少なくとも2023年のガザやウクライナでは日常で。我々の身に降りかかってこない保障はない。それでも、生きていさえすれば、まだ立ち上がり再起できる可能性はある。
戦え、でも、生き延びろ。その先に希望があると信じて。私がこの作品から受け取ったメッセージの一つはコレかな。
水爆実験と敬礼
やっぱりゴジラは映画館で観なくちゃ!を実感。
被爆したゴジラの登場や銀座破壊の迫力は圧巻でした。
映画館鑑賞のデメリットである何かにつけ独り言感想を言う迷惑な客が隣に来ちゃったけど
ゴジラ登場の迫力に押されそれ以降黙って観てくれました。(一回注意したけど)
さすがゴジラ様のひと睨み!
大戸島の素ゴジラは何の為に上陸?人を捕食しているようには見えなかったけど。
頭から噛みつく描写はジェラシックを彷彿。
あんなのがいる(住民は知っていた?)島に基地作るのは情報不足だなぁ。
終戦、復興となるんだけど、ゴジラ被爆の原因となる水爆実験をサラっとニュースで流しちゃうのはちょっと残念。
復興ニュースの一部と見逃しちゃう人もいたのでは?海中で蠢くゴジラはいたけど。
機雷爆破からの再生には驚いた!こんなバケモノには勝てない。
議事堂(議事堂とゴジラって刷り込まれる世代です)を守る戦車隊の砲撃に怒るゴジラの熱線鉄槌は巨神兵みたい。キノコ雲だし。
ゴジラの向こうに立ち上がるキノコ雲は迫力!
レギオンの向こうに立ち上がる炎を思い出しました。あっちはCGじゃないけど。
ただヒレのガチャンガチャンは玩具みたい。一応、生物なんだからさぁ。
(ある爆弾と似せてあるそうだけど。。)
しかしあの混乱の中でヒロインを見つけられる敷島ってすごい。
プロポーズしてないけど愛の力か?僕なら絶対に奥さんは見つけられない。愛があっても。
で、浜辺さんはここでご退場。シン・ライダーでもこのあたりでしたっけ?
橋爪さん、カメオ?当時の銀座がお似合いになるなぁ。科学者とかにしなかったのはいい。
黒い雨はここまでやるのか!と感心しました。
それだけに水爆実験を流したのがつくづく残念。
敷島の仏壇(整備兵の写真)を見ての「まだ許されないのか」みたいな言葉は「夕凪の街」を思い出しました。
博士による泡での攻撃はオキシジェンデストロイヤーのオマージュですよね。
嬉しい限りです。モンスターバースでは比較的軽い扱いでしたから。
決死の作戦(死ぬ前提の作戦ではないと言い切るが)の前夜、家族と過ごす事を推奨するのだけど、明子の演技に涙が止まりませんでした。
作戦が進むに従って音楽がゆっくり変わります。
これは先日、BS12で観た「キングコング対ゴジラ」でキングコングを眠らす為の踊りの曲では?(間違ってたらすみません)
シン・ゴジラの在来線爆弾では怪獣大戦争が流れて胸踊ったけど
今回は粛々と進む作業とゴジラを海底に葬る事への祈りの意味があったのだろうか。
個人の感覚の問題ですがちょっと違和感がありました。
で、浮上用の空気ってどこから取ってるんだろうなぁ。
パイプとかで海上から?
小僧が船団引き連れて来たのはいいけど、あそこからヒモで引っ張るまで結構時間かかるんじゃない?急激な上昇になるのかな?細かいことは気にしない。
そして特攻。
てっきり安全解除レバーというのは主人公を死なせない為の嘘で脱出装置スイッチだと思ったら、ちゃんと説明していたんですね。
でもよくよく考えたら、いろんな事(死)から逃げていた敷島が挑んだ特攻を騙して助けたら(もちろん善意からですが)それこそ立ち直れません。
やはり自ら「生きる」意思を持って脱出しないと敷島の戦争は終わらないし、未来に繋がりません。
ゴジラ崩壊後の敬礼には様々な考察がありますが
僕は同胞と同じく核の被害者であるゴジラへの敬礼ではなく、戦争(ゴジラの殺略も含め)で亡くなった方々への敬礼だと感じました。
これで戦争は終わったんだ。。眠ってください。。という。(全くの個人的感想です)
だってあんな残虐非道の災害ゴジラを同胞とは思わないでしょ!
ちなみに敬礼と言えば「ガメラ2」の敬礼ですよね。
あれ、アドリブだったとか。だからこそバラバラで演出じゃできない感動がありましたよね。
敷島はお隣の後家さん付き合っちゃうのかななんて勝手に本編にはない未来を想像してたんですが(だって娘を一緒に育てていったら、情も湧くでしょ。戦後って亡くなった戦友の奥さんと付き合うって映画やドラマでよく観るし)、しっかり典子さんが生存。あの爆風喰らってか〜!
痣はG細胞ではなく被爆の影響と思いました。
敷島の戦争は終わったようですが広島・長崎の被爆被害者の戦争は今でも続いています。
最後のG細胞の復活は。。。平成の東宝ゴジラにはよくありましたよね。
あれは続編の予告でしたけど、今回は続編はいらないんじゃないかな。
しっかり一本で完結した良作ですからね。
なんだかんだ言ってもしっかり楽しめました。
映画館での鑑賞をお勧めいたします。
大画面テレビはともかく、くれぐれもスマホで見たりしないように。
怒号
「ゴジラ-1.0」
ゴジラ映画は「シン・ゴジラ」以外
観たことがなかった。
シンはかなり尖った映画だと感じたし
監督ファンは「ほぼエヴァ」「ってかエヴァじゃん」
私はエヴァンゲリオンを観たことがないので
その感情はわからない。
怪獣映画や戦隊ヒーローを観てこなかったから
そのカタルシスに心が動かなかった。
今回のゴジラに関しては
ストーリーはわかりやすく
今っぽいと感じた。
主人公がトラウマに囚われて
最後には放たれる。
ゴジラシーンの映像が凄かった。
ハリウッドよりかなり製作費を抑えているのに
素晴らしかった。
その分、登場人物も少なくして
逆にわかりやすいので良かった。
面白かった
ゴジラってこんなに悪い奴だった?が初めの印象。
特攻の任務を遂行できずに地上に舞い戻った、神木演じる敷島浩一。この人に更に信じられない任務が。それをやらなかった、といってその場の人が幾人も死ぬ羽目に。いやいやこんな巨大な怪獣を突然撃て!なんて無理でしょ。敷島の心の傷は更に深くなる。
廃墟となった東京に戻り、女と赤ちゃんに居座られて暮らしていく敷島。銀座に再度登場するあの怪獣、ゴジラ!
このシーンは本当にすごかった。歩くだけで何もかもをバッタバッタとなぎ倒していく。敷島を押しやって自分が飛ばされてしまう大石典子のカッコよかったこと!
最後の海上のシーンは胸がすくような快挙だと思われた。人間の叡智って素晴らしいな、と。そうまたゴジラが再生する音が聞こえてくるまでは。
最初から最後までじっくりと集中して見れた。劇場を出ると一緒に行った夫が「お前も浜辺美波ちゃんみたいにいざとなったら助けてくれるかなと思って見てたよ」と言った。助けるわけないでしょ!と心の中で思いつつ現実にゴジラが出没しない有り難さを思った。
高評価にうなずける作品
ゴジラ対昭和のエンジニア
ゴジラなので何でも有りだと思うのだが、この時代設定にした監督の意図にヒットしてしまった年代の者です。戦後昭和日本のもの作りにかけるエンジニア達が、ゴジラとの戦いに命をかける描写は昭和世代には熱くなるポイント。東宝らしくゴジラがちゃんと銀座で暴れる様にあの出現のファンファーレで、変に感動してしまう自分に驚き。
何より、ゴジラの動きと描写の迫力がやはり本作の見どころで、鳥肌が立ってしまった。
ゴチャゴチャ言わずに楽しめば良い作品。IMAXで見て、音も映像も最高でした。
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