ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全2012件中、981~1000件目を表示
話はマンネリ感アリ&マイナス1
ゴジラ自体をこねくり回すこともできないので結局は〈どう倒すのか?〉という話になってしまいマンネリ感が否めないのはやむを得ないのかもしれませんが、やはり話としては何の面白味もないものでした。
ただ神木くんの演技がなかなか秀逸でCMなどで見るナヨナヨ感が全くなかったので最後まで見れたような気がします。とは言え吉岡くんの舌垂らずな話し方が耳に付いてしまって全然学者に見えなかったのと佐々木くんの舞台のような大袈裟な演技がわざとらしく見えてしまったのがちょっと残念てしたね。おまけに山田くんも舌垂らずなので途中で少し眠気を覚えました。
あと様々なオチも先に分かってしまうので映画的な醍醐味もほぼ皆無のような気もしました。VFX頼りの割にそれほどゴジラも暴れないし思ったほどアクションシーンもなかったような気がします。下から見上げるアングルは面白かったですけどね。
シンよりはマシかなって感じでしょうか。
VFX 迫力あります!
自分は、かつての ゴジラ映画 怪獣 戦闘 というイメージでしたが、戦争 人間模様 ヒューマン的な部分が主とも感じられ 山崎氏の要素が伺えました。主演俳優さんの演技も素晴らしかった。とにかくVFXの迫力は流石てました。
国産と逆輸入
日本人にとってゴジラとはどういう存在なんだろう。
個人的には、少なくとも厄災のメタファーであるということは理解しているが、海外では根本的に存在価値が違うようである。
ギャレス・エドワーズは本作の予算を一億ドルくらいかとたずねたそうだが、今の山崎貴ならそのくらいの予算があれば本作よりももっとクオリティの高いものが撮れたのだろうか。
巡洋戦艦「高雄」を登場させるために太平洋戦争直後の日本を舞台とした、という山崎貴監督。
まあ、ある程度冗談のつもりだとは思うが、とはいえ基本的にミリタリーオタク的感情が優先されていることは間違いない。
本作のクオリティがある程度の予算をかけた作品に「見えた」のなら、それも悪くはないんだろうと思う。
今後は、人間ドラマの演出に力を注いで欲しい。
IMAX
VFXは素晴らしい!が、脚本は誰かに託しましょう、監督。。
ゴジラエンターテイメントとして、監督の強みであるCGは素晴らしく、大迫力のゴジラは見応えあり素晴らしいです!
。。が、やはり山崎監督の弱点は脚本かと。
ドラクエ映画の改悪ストーリーが代表的ですが、今回は人間ドラマの描写がチグハグなのと、ラストのオチが簡単に想像できてしまうため、迫力、緊迫感が表現できず。。
(あー、この攻防意味ないんだろうな、と)
ゴジラという、あらゆるシチュエーションで描かれまくった題材に対し、新しいアイディア、ゴジラの倒し方を考えるのも大変、その心労は百も承知。
実際、最近のゴジラ映画群に対し、今回の世界設定は素晴らしいと思うのです。
でも、ほんと脚本が弱い。。
山崎監督、脚本は別の方に依頼すべきかと。。
「ゴジラ」原点回帰。50mの巨大生物だからこその恐怖
「日本のゴジラ」を久しぶりに観ることができた。
現代の高層ビル群を闊歩させるために、どんどん大きくなっていくゴジラは、それはそれで迫力があるけれど、同時に肉薄する恐怖からは薄れていくように思っていた。
このゴジラは「ゴジラ」の初登場の体長50m。
だからこそ近年のゴジラ映画ではなかったリアルな恐怖を感じた。
初代「ゴジラ」での強いメッセージを、今作で新たな恐怖を加えてもう一度描いていてすごくよかった。
戦争を経験したばかりの日本人が、超巨大生物にどういう気持ちで立ち向かうのか?
そしてゴジラで楽しみな「戦闘機や戦艦はどんなのが出るの?どうやってゴジラに戦うのか?」
ネタバレしたくないので書かないけれど、1945-1947年という時代設定だからこその戦闘機や戦艦が、VFXで鮮やかに蘇っていてそれも大変満足。
山崎監督の集大成、VFXのド迫力のゴジラ!
上から目線で申し訳ないが、私は山崎監督の映画は数々観ているがどうしても苦手だった。「STAND BY MEドラえもん」や「宇宙戦艦ヤマト」などは怒りすらおぼえた。国民的人気マンガを簡単に映画化して、監督本人はその物語の本質を理解していないまま制作したんだなと感じるからだ。また「こうすれば人は感動するんだろ」と安易な感動の押しつけが苦手だ。しかしヒットメーカーでもあるのも事実。その自分と世間の評価に差がある監督であり、その差を確認するためにいつも観てしまうのである。(「永遠の0」は良かったが…)今回の「ゴジラ−0.1」はどうか…結論は観て良かった。相変わらず計算している商業的な所(感動させるポイントや家族連れを狙ってるなど)や細かな箇所(歴史的背景や設定など)突っ込み所はあるけれども、まずこの映画で言いたいコンセプト「生きること」が最初から最後までシンプルに一貫していることが良かった。そしてゴジラのド迫力は歴代ゴジラ映画No.1だろう。これだけで観る価値は十分にある。銀座のシーンでは「絶望」を感じさせてくれる位の迫力だった。
しかしどうしても気になる所が2点ある。
まずゴジラの熱線を放射する前の背中のヒレが生物ではなくガジェットのような動きをするのが気になった。ゴジラって生物だよね?
後は敬礼のシーンだ。あれ、死にゆくゴジラに敬礼するのおかしいだろ。あれだけ人を殺したゴジラに敬礼はおかしくないか?何故か理解出来なかった。
しかし今回は山崎監督の集大成のような映画で観て損はありません!
ずっと夢中で観れました
おもしろい映画でも少しだるいシーンってあると思うんですがこれは目が離せないシーンや人間模様が描かれていてあっという間のエンディングでした
日本のVFXでは最高峰だと思います
神木隆之介さんの演技は見事で今後も期待してしまいます
ゴジラを絡めた戦後の人間ドラマ
ハリウッド版ゴジラが大好きで、本家の日本版ゴジラには興味なく、今まで観た事なかった僕です。
北米プレミアで、この作品と監督と神木隆之介さんがスタンディングオベーションを受けたと知り観てみたけど、
予想してたのと違って、ゴジラを絡めた戦後の人間ドラマで、主役は人間。
観たかったのは、コレじゃない…
期待してたのは、ゴジラが、前面に、全面に、出た、ゴジラが主役のゴジラ映画。
本家本元の日本のゴジラって、本来こんな感じなんですかね?
ただ、良かったのは浜辺美波さん!!
彼女は素晴らしかった♪♪
演技が上手い♪存在感がある♪華がある♪
でも、途中から髪型がサザエさん(笑)
いや、可愛いけど(笑)
彼女のキャスティングは大正解!!
主役を食ってたと思う。
もっと活躍してほしかった…
キングコングの美女のように。
でも、途中から髪型がサザエさん(笑)
いや、可愛いけど(笑)
しつこいって!!
戦後の人間ドラマの方も、つまらないとは言わないけど、あまり面白くないし、興味ない内容…
んぐぁぐぐ…(サザエさん風で)
本質は昭和のゴジラ
面白いか、面白くないかと言えば面白い映画です。
山崎監督なので三丁目の夕日やアルキメデスの大戦は良かったけど、キムタクの宇宙戦艦ヤマトみたいにとんでもない事になってないか心配でしたが、そんな事はなかったです。
レビューが割れているのは、ツッコミどころが多い点だと思います。でも昭和のゴジラシリーズのストーリーや設定だってこんなもんでしたよ。
シン・ゴジラのようにいかにゴジラを倒すかを淡々と描く破綻のないストーリーを良しとするか、従来のゴジラシリーズのように娯楽作品として痛快さを感じるのがいいのか、好みの問題なのでしょうね…。
※制作スタンスをアップデートするのではなく元に戻したから『-(マイナス)』なんだ、そう考えるとタイトルも冴えてますね。
ゴジラシリーズの最高傑作
これまでゴジラシリーズはいくつか見てきましたが、本作はその中でも最高傑作と呼ぶに相応しい出来だったと思います👏🏻
2時間の上映時間を余すことなく完璧な脚本で最後まで描き切ったのは日本映画の進化を感じました。海外映画と比較しても遜色ないどころか海外ファンも本作に満足することは間違いないんじゃないかと思います。
退屈でありきたりな邦画
邦画によくある「鳴きながらの絶叫」「安っぽい家族愛ドラマ」等々のお約束を違和感なく観れる人にはおすすめです。
ゴジラが動くシーンの迫力だけは良かったので、上述のお約束を我慢できない人でも、ドラマパートを寝てやり過ごせば良い映画になると思います。
私は両方ムリだったので最低評価とさせていただきます。
色々な作品が思い浮かびます。
本作を観ながら色々な作品を思い出しました。
ALWAYS三丁目の夕日、アルマゲドン、永遠の0、ジュラシック・ワールド、ミッション・インポッシブル、シン・ゴジラ。そして、らんまん。ご覧になった方は「ああ、あれね。」と思っていただけるのでは。もちろん楽しむことができました。
ゴジラというより
人間ドラマが主であり、ゴジラはそれを描くための題材。
逃げてきた特攻隊員の悲壮な胸の内、引き上げてきた元兵隊たちが背負うものなどの描き方が浅く残念。
シン・ゴジラは官僚機構への揶揄といったメッセージがあったが、そういうものは感じない。
一方、CGの表現は、もはや何をされても驚かなくなっており、人間ドラマにもゴジラにも軸足を感じなかった。
他のレビューにもあるように、男性4人の配役か、演技のあり方が違ったら、また異なったと思うが。
人それぞれの楽しみ方があると思うけど、自分としては、物足りなかった。
観客の年齢層が明らかに高かったのは、ゴジラの歴史を感じた。
また観ます!
戦後の復興した銀座とそこに現れたゴジラ
次々に建物を破壊していく!まさに怪獣映画の真骨頂の場面をど迫力のVFXで表現!
手に汗を握る洋上決戦。戦争映画と怪獣映画の要素をミックスした大人も子供も楽しめる王道のストーリー。楽しかったー
幼少期から親しんだ怪獣映画のズバリ歴代No.1!
最高です。
山崎貴監督版ゴジラ
山崎貴監督という事で、観るかどうするか迷いましたが。。。
下馬評は賛否両論、極端な評価ですね。
残念ながら私は肌に合いませんでした。
出てる役者さん、みんなあんなに大根でしたかねぇ。うわべだけのセリフ回し、軽い軽い。観てて白けてしまいました。
好きな役者さん達だけにガッカリか、いやいや山崎貴作品なら予想通りか。
ツッコミ所が沢山ありましたが、子役は◎
太平洋戦争末期、南海の孤島・大戸島に一機の特攻機が不時着する。 操...
太平洋戦争末期、南海の孤島・大戸島に一機の特攻機が不時着する。
操縦士は敷島浩一(神木隆之介)。
機体の故障というが、整備士たちによる故障は発見できず、整備隊長の橘(青木崇高)は、敷島の戦闘忌避を見抜いていた。
その夜、大戸島を巨大生物が来襲。
島民たちが「ゴジラ」と呼ぶ荒ぶる神・祟り神、異形の古代生物であった。
特攻機の20ミリ機銃で討て、と声をあげる橘の願いも虚しく、敷島は躊躇、隊は全滅してしまう。
そして、終戦、帰還した敷島を待っていたであろう両親は空襲により死亡、ただ生きるだけの毎日の敷島は偶然、乳飲み子を抱えた典子(浜辺美波)と出逢う。
乳飲み子は典子の子でなく、両親は空襲で死亡、その彼らから託されたという。
典子の両親も空襲で死亡しており、敷島と典子、それから産着に縫われた昭子と名付けられた乳飲み子との奇妙な同居生活が始まる。
そして、終戦から2年。
銀座の街もかつての様相を呈してきた頃、「ゴジラ」が襲来する。
ビキニ諸島沖での核実験により巨大化、再生能力を強化させて。
その「荒ぶる神」「祟り神」の姿は、禍々しいものだった・・・
というのが映画前半までの物語。
途中、木造機雷掃海艇での特殊業務に就く羽目になった敷島は海上でゴジラと遭遇、そのときの船長・秋津(佐々木蔵之介)、小僧と呼ばれる助手・水島(山田裕貴)、学者・野田(吉岡秀隆)との出逢いがあり、後半の展開に影響してきます。
さて、2016年『シン・ゴジラ』以来の国産ゴジラ映画というプレッシャーのなか、監督・脚本・VFXの山崎貴は、怪獣vs.国家(組織)から、怪獣vs.個人へと物語をシフトさせ、「シン」とは異なる側面を見せていきます。
よって描かれるのは、敷島という個人の物語であり、ドラマ。
この「敵vs.個人」の構図は、70~80年代あたりまでは主流であり、『宇宙戦艦ヤマト』(というか『さらば宇宙戦艦ヤマト』か)で若者の心に突き刺さったもので、同時代の山崎監督の胸にも突き刺さったものと思われる(というか『ヤマト』の実写版を撮っているしね)。
また、『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公・碇シンジに通じるところもあり、若い観客にも十分アピールするだろう(というか、している?)。
映像的・物語的に初作『ゴジラ』を意識したエピソードも盛り込み(銀座の街の破壊シーンの酷似や海中でゴジラを仕留めるという作戦など)、オールドファンもニヤニヤさせることに成功している。
で、個人的に最も興味深かったのは、冒頭のゴジラ大戸島襲撃のエピソードで、そのときのゴジラの姿は「荒ぶる神」「祟り神」に相違なく、諸星大二郎の描くマンガ『稗田礼二郎フィールドノート』シリーズ(通称「妖怪ハンター」シリーズ)の一編を想起しました。
また、「荒ぶる神」「祟り神」ということで、ゴジラの生態や起源などの考察を劇中で省略しているあたりも好感が持てました。
映像的には、再現マニア的な山崎監督らしく、戦後の風景、復興した銀座の街並み、迫りくるゴジラの物理的状況など、かなりの細部まで作り込まれているのではないかしら。
なお、ゴジラが再生するかも・・・というエンディングは余計な気もするが、活かすのであれば、次回は『ゴジラ対ヘドラ』のリメイク、ゴジラ細胞が70年の時を経て再生するとともに、海中プラスティックに作用してヘドラ(今回は再生プラスティックの集合体)と戦う、みたいな、ちょっと気楽に見える社会派エンタメを期待したいです。
期待満足度80%
シン・ゴジラを見たときは、あまり期待せずに見に行ったのですが、期待を裏切られ、想定外に素晴らしかったです。『-1.0』は少し期待していたためか、シン・ゴジラに比べるとワクワク感は少なかったですが、決してつまらないわけではなく、良かったので、もう一度見に行きたいと思います。
全2012件中、981~1000件目を表示