ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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ベタな展開の中に確かな信念を感じる。
オスカーの栄誉を手にした映像効果について素人の私が言及するまでもない。ゴジラシリーズの中でも最も生き生きと動き、戦慄と恐怖と興奮を感じさせ、そして神的な畏怖を感じるゴジラだった。文句などつけようがない。
心理描写と説明的な台詞に文句がある人もいるのだろうか。甚だ理解できない。ゴジラ映画に生活的で人間的なリアリティを求めるなどお門違いも甚だしいと思うばかりだ。
ゴジラ映画になくてはならないのは、ゴジラとはなんなのか、そういう信念だ。この映画にはそれが確かにあった。
ゴジラが原爆や水爆のメタファーだというのはなんとステレオタイプな考えだろうか。シンゴジラを見れば、あの絶望感と既視感が東日本大震災の経験から来ることなど容易に想像が付くはずだ。
そして今作のゴジラは、もっと神的なものに近付いた。例えるなら巨神兵といったところだろうか。あるいは巨人の地ならしか。なんの意味も、思想もなく、ただ日本を無慈悲に蹂躙する神。これこそが、山崎監督のゴジラ観であり、それはインタビューからも明らかである。
怪獣映画としてのゴジラのクオリティとゴジラに対する確固たる信念。これこそがこの作品がまごうことなき傑作である証だ。
誰にでも70〜90点を手堅く取得してくれる映画だと
とにかく激アツ
シンゴジラの方が上
リアルな生活の中にゴジラが登場するのが怖さを引き立てるハズなのだが、ヒロインが電車の中で腕力で宙吊りになって貯水池に飛び込むシーン等はミッションインポッシブルのようで完全に蛇足。光線発射の際の背びれが出る演出もロボットのようで生物感に欠ける。シンゴジラの方が面白かったかな。
70周年に泥を塗ってくれた映画
ゴジラをベースに人間ドラマを描いた作品
シン・ゴジラが災害のような恐怖を描いた作品としたら、
こちらはゴジラをベースに人間ドラマを描いた作品。
役者の演技はすばらしく、胸に秘めた悲痛さや人間臭さが綿密に且つ強く伝わってきた。
ただ残念なのは、背景やセットの安物感。そして展開のご都合主義感少し気になったかな。
また、駆逐作戦に参加する彼らのモチベーション理由が少し弱いと感じる。
終戦後の生活が困窮する中、ある種ボランティアで命をかける理由としてはやや説得力が乏しい。
まだ金のために作戦に参加するとかのほうが未来に繋ぐという部分でリアリティが感じられたかなな次第。
絶望からの絶望。更に絶望。それでも立ち向かう人々と仮初の勝利。
結論:面白かった。とんでもなく面白かった。山崎監督は良い場合は歴史に残るレベルの名作。ハズレ作だと歴史に残るレベルの駄作と当たりハズレが大きい監督であるが今作は大当たりの作品。
◯良かった点
・imax轟音上映で鑑賞したが選択が間違いではなかったと充実できるほどの迫力のサウンド。また、歴代のゴジラのテーマ曲が流れるなど選曲も素晴らしい。鑑賞後に即座にサウンドトラックを購入するほど楽曲の質も高かった。
・ゴジラVS何とかみたいな怪獣同士の非現実的な話ではなく、現実にゴジラが襲ってきたらどうする?しかも戦後の物資が少なく、国力が低下している時代に。と言う人間達が自力で(しかも自衛隊など無しで)どうにか立ち向かうと言うストーリー尚且つその人間模様に着目し、その心理描写が素晴らしかった。更に倒したと思ったらエンドロール後に実は⋯と生存を示唆するような描写により、絶望で終わると言うのもコンセプト通りの良い演出だった。
◯不満点
・これといって無し。世界に胸を張って進められる名作だと思う。
ゴジラとは🦖
ゴジラ映画は子供の頃以外全くというほど観ていないので、どのように観るべきか⁉️
第二次世界大戦末期が背景とは驚き。
いろいろと伏線ありきの時代設定かと。
最新ゴジラは、水陸両用に驚いた。
水深千m以上に沈まされてもあの回復力。
肺などは、両生類に近いのか?やはり魚類か?
放射能も発するらしい、これは今までのと同じかな。
あの顔、昔観たのはもっとイケメン(じっと考えたらイケメンは♂、コイツはどちらか?ミミズのようか?)ぽい印象があったが、本作の顔ぶっつぶれて凶悪犯そのもの。性格もしぶとそうで、人間でも親しくなりたくないタイプ。
そして、強いんだぁ。デッカい💣を爆発させてもビクともしない。機銃掃射なんて蚊が止まった程にも感じていないのだろうな。
神木隆之介さんが逃げ延びた島の整備員皆殺し、高雄の乗組員も船🚢と共に。
銀座無茶苦茶、多数の死者続出。
ずーっと考えて観ていた。
コイツは何の為にこんなことしているんだ。
破壊と殺しが好きなんか⁉️
理由教えてくれるわけもなくまたひたすら破壊し踏んづけて殺している。
wowowで今ゴジラ特集しているが、
そのナレーションで、
🦖70年前から日本に度々やって来たゴジラ🦖
ってありましたが、
日本にゴジラ来ていましたっけ?
予算が少ない中の力作だそうで、なるほど、
壊されたビルの中紙みたいだし、戦闘機もオモチャぽいし、街中もしっかり作ってあるところとそうでないところが。
わりと船🚢はしっかりと作っているように見えたが、何せ素人なので。
肝心のゴジラは、怒った時だか背中の硬そうな背ビレみたいなのが青白く光りながら、カキーン、カキーンと飛び出してくる仕組み。
これはしっかり作っているのだろう。
やはり考えてしまう。
コイツは何が目的でここに来たんだ⁉️と。
海の底から来たのか?ならば、水圧なんて怖くない。
神木隆之介さんと浜辺美波ちゃんが、大人っぽく一緒に住んでてもオママゴトしているように見える可愛い二人。浜辺美波ちゃん正統派ぽく綺麗だから、昭和初めの青春ドラマのヒロインみたいな髪型服装しぐさ。神木隆之介さんも頭に包帯巻いて革ジャンぽいの着て石原裕次郎さん意識❓と思った。
吉岡秀隆さん博士っぽい演出かもだけど、もうちょっと散髪した方がいいと思った。
安藤サクラさん演技上手いと思っているが、本作実年齢よりも上の役柄のせいかくどい。
山田裕貴さん、初めわからなかった。役に応じてコロッと見た目も雰囲気テンションも変わる。
佐々木蔵之介さん自然な演技。
セリフで、
俺たちは生き残ってしまった、
だから今度こそ! ってみんなで死のうって❓
戦時中とおんなじだ。
まぁまぁおもしろかったけど、
海底で復活の兆しあり、で怖〜〜〜い😱
ゴジラの重さは感じとれる
前半部の人間ドラマが面白味に欠けて、ゴジラが上陸してくるまでにあやうく寝そうになる。神木君のしきりに声を張り上げる演技が、宮本から君へのようで暑苦しい。そんなに熱いキャラなら神風隊を逃げるかな?っていう疑問も湧いてくる。
海中バトルから上陸後のゴジラは行動自体は少ないものの一発一発が重く、風や熱線などの演出が迫力十分でこれだけでも充分お釣りがくる。ただラストの骨折した仲間が助っ人にくる、特攻すると見せかけ脱出、実は生きていたヒロインなど、ストーリーが読みやすいのでびっくりポイントがほしい。
総評として、人間ドラマのチープさを除けば満足できるのだが、それが長いのがこの映画最大のウィークポンイト。
心臓を捧げよ!
ゴジラの迫力がすごい!
唸り声が怖いくらいかっこいい。
圧倒的強さで、人間なんか絶対勝てないじゃんと思ったけど、結構あっさり倒されてた。
正直ゴジラの存在感がすごすぎて、ストーリーとかあまり入ってこなかった。
敷島のトラウマとか、橘とのいざこざとか、秋津と水島と堀田は必要だったのかとか、そんなんどうでもよくて、もっともっとゴジラを出してほしかった。
ただ、明子役の永谷咲笑ちゃんは本当にすごい。
あんなに小さいのにしっかり演技しててビビった。
「ゴジラ-1.0 子役 誰」で検索してしまったよ。
典子が生きてたのには嘘でしょって思ってしまったけど、次回作を匂わせる感じにしたかったのね。
ハッピーエンドでよかったけど、ちょっと無理やりな気がした。
大迫力。やっぱり映画館で観るべき大迫力のゴジラ30作目だった。2回...
VFXだけでなく、
戦争のトラウマを背負った元特攻隊員が、その清算の為にゴジラに闘いを挑む物語。
アカデミー賞視覚効果賞を受賞して話題になった映画。評価されたVFXも確かに凄く迫力十分。それだけでなく、物語としても高く評価出来る作品だと思います。
主人公のトラウマ設定が良いです。軍人でも警官でもない主人公の「決死の闘い」。その闘いに説得力を持たせ、映画に没入させてくれました。
ゴジラを仕留めるアイデアも秀逸。戦後の混乱期の中でも実現可能で、「これならゴジラも倒せるかも」と思わせる独創的なアイデア。
そしてクライマックス。学者のセリフをしっかりと伏線回収した結末には、驚きとカタルシスを感じることが出来ました。
やや、序盤が冗長だったことが気になるところですが、巨大化したゴジラの登場からは満点をつけて良い素晴らしい展開でした。
私的評価は4.5にしました。
タイミング良っ
神木君も結構な大人になりましたがやっぱり童顔なので必死で右往左往してると頑張れ!って気持ちになりますね。最後特攻で終わったら最悪だなと思って見ていたので生きててよかったです
話は何だか色々タイミング良すぎな気がしますが、テンポよく話が進むのでサクサク見れました
今回、お人間さん達がかなり頭脳プレイでゴジラを色々振り回しますが、
ゴジラも別に悪意があるわけではない大きめの野生動物なので水中に引きずり込まれて急浮上させられてるのは少しかわいそうな感じでした😪
海を舞台にしたゴジラ映画
時代設定を戦時中から終戦間もない頃にしたのは斬新。 私にとって「シ...
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