ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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万人向けとはこんな映画を言うのだ。
いやー、細かいところを言えばいろいろありますよ。
「テスト飛行もせずに震電に乗んなよ」とか、「あれっぽっちの人数で、ただ元海軍の人たちが集まっただけで戦艦を動かせるのかよ」とか、「そんなに簡単に艦隊同士がロープでむすべるかよ」とか、「なんでそんなに早く子供を船が寄港するタイミングで港に連れてこれるんだよ」とか・・・。
そんなことはどうでもよく、あの時の戦争を良く知る自分みたいなマニアにも、特攻を含め戦争の歴史を知らない低学年小学生の子供たちも満足するコジラ映画をつくったら、「こうなります」という見本のような作品。
戦争賛美的でなく、出ている人たちを応援したくなるし、ウルっとくるし、台詞に「そのとおり」と言いたくなるし、シナリオの勝利かな。
ただ自分的には、シン・ゴジラが数倍上の評価。
ゴジラは完全に脇役だったしね。戦後日本に厄災をもたらす要素でしかなかったのは残念。
本当の主役は「震電」。
今日、やっとゴジラー1.0を見た。後半まで見て監督の描きたいものが見えて来た。ゴジラは主役でなく狂言回しで火の鳥的存在。・・の割にはビジュアル的に神性が低い。その点矢張り庵野は凄い。特に今回のゴジラはフルCGだと思うがあれだけの巨大生物を計算上の縮図で画面上配置すると、カットによっては同じものに見えなくて、凄く違和感があった。
デフォルメが視覚的角度によって導入されてないと数値計算だけで配列された物体は、思った視覚的効果をもたらさない事が多い。その点ミケランジェロのダビデも、奈良の大仏も良く計算されている(数値計算としてのそれではなく視覚的錯覚上の計算と言う意味で)。
今回のゴジラで一番感情移入できたのは「震電」の方だ。「震電」には山崎監督もそうとうの思い入れがあるのがよく分かる。伝わってくる。今回の主人公は実はゴジラではなく震電ではないか?
ゴジラが動くものに反応…?
面白かったですよ
おいおいおい・・・。
タイミングがあったら観てみようということで本作を初の「ScreenX」にて鑑賞。
まず最初に一言、「ScreenXってこの程度なの?」&「これだけの料金払ってこれなの?」というのが素人の率直な感想。
というのもせっかく3面スクリーンになっているのに、常時3面映し出されているわけではなかったのだ。これはある意味で衝撃を受けた。
どうも「ここぞ!」って魅せたい場面のときだけ3面使っているような感じだった。
しかも両サイドのスクリーンに映像が映し出されるときに、両サイドのスクリーン上部に設置されてある映像を映えさせる目的のためなのか照明が少し光って館内が少し明るくなり、せっかくの没入感が半減し、雰囲気も台無し状態に。なんだこれ・・・。
おまけに正面のメインスクリーンと両サイドのスクリーンがキレイに繋がっているわけではなく、左右に2本ずつ、計4本の繫ぎ目があってこれも台無し。今の時代もっと繫ぎ目キレイに処理できる方法あったろと。
しかもメインスクリーンと映像のコントラストもメインと左右で全然異なっていた。
たまたまこの作品がこういう演出だっただけなのかはわからないが、わざわざ高い鑑賞料を払ってまでScreenXで観るべきではなかったとこの点は後悔した。
さて、前置きが長くなってしまったが、もちろん★の数に上記の点は含めていないのでそこはご安心を。
ともあれ★の数をご覧になっておわかりの通り、個人的にこの作品は再度鑑賞しようとは到底おもえないもので、レンタルが開始されても観ないとおもう。地上波で放送したときに懐かしさで観るかなといった具合。
根っからのゴジラファンでもなければ詳しくもないけれど、小学生だった頃に度々映画館に連れて行ってくれた作品がゴジラ(記憶する限り初めて劇場で観た作品がゴジラ)だったというくらいなものである。
ちなみに訳あってシン・ゴジラも当時劇場で鑑賞済。
場面は前後するかもしれないが、まず序盤の戦後貧しく厳しい環境下の中において、浜辺さん演じる役柄の女性がふとメイクばっちりになっていたのを見て「えっ・・・どういうこと?」となった。その後しばらくはメイクばっちりではなかったのに。
見間違えだったらすみません。
次に浜辺さんが電車に乗っているシーンで、やたらと電車のブレーキングが良かった点も迫力に欠けたというかもう少し急ブレーキ感をしっかり映しておいてほしかったなと。
ゴジラが都会にやってきて人々を襲うシーンで、戦車がアップになる場面があるのだけれど、CGのレベルが「これは酷い」と素人でもおもった。街並みとかは良かったとおもうんだけど。
あと街中でゴジラのビームで吹き飛ばされる直前に神木さん演じる男性を建物の間に押し飛ばして、浜辺さん演じる自分だけフレームアウトする場面も「いやいや、今の一緒に行けただろ、北斗のトキかよ!」と内心突っ込んでしまった。
しかも案の定あの凄まじい風圧やらで吹き飛ばされて生きていたどころか、その程度のケガで済むわけないだろって感じで後半に登場。萎えました。
後半、元軍人やらで集まった部隊の指揮をとっていた隊長?が終始トリオのお笑い芸人であるハ〇コのメンバーの人にしか見えなかったり。(あとで出演してたのか調べたほど)
神木さん演じる男性が最後にゴジラの口へ突っ込んだのも、やっぱりというか結局脱出して生きてるし・・・。
日本での受け狙いなのか、そういうのを好む人が多いからなのかはわからないが、個人的にはこれも萎えポイントだった。
せっかくタイトルに「-」って付けたのだから、エンタメとはいえやっぱり今作は「-」で幕を閉じてこその作品だったのではないかなと。それでこそ映えたのではないか。
リアルだったらそりゃ二人とも生きていて良かったとはおもうんだけどねぇ・・・。うーん。
後半のゴジラ退治作戦で「もうダメか・・・」→「待たせたな!」っていうお決まりのパターンもね・・・。
そして最後の最後。爆発してバラバラになって海中に沈んでいくゴジラに復活の兆し。
はい、ここもお決まりパターンで何の裏切りもなく本当にありがとうございましたと。
あれやこれやと使い古された流れがこれでもかと押し寄せてくる。
まさか続編作ろうとしている?それはないか?興行収入次第なんだろうけれど、最終どこまでいくのかはちょっと気にはなる。
個人的にシン・ゴジラのときも前評判の割にガッカリはしたけど、あれを遥かに超えてきたガッカリ感。そういった意味で本作は個人的に「-」であった。
ある意味で無事タイトル回収である。
神木さん演じる男性が瓦礫と化した都会で一人心の底から絶望に叫ぶシーンとか、ゴジラの「ニョキニョキニョキ・・・ギュイィィーーーン、ジュドーーーーン!!」のビーム&凄まじい爆発のシーンとか良いね!とおもったところはもちろんあったんだけれど、それらをかき消すレベルで作品として個人的に本作は“合わなかった”。
もっと絶望感があってほしかった。というかまったく絶望感が足りなかった。
最後に。
ここまであれやこれやと書いてきたが、決して「時間とお金を返してほしい!」などとはおもっていないということはお伝えしておきたい。
観て良かったし、ScreenXがどんなものか体験できて良かったともおもう。
そんな久しぶりのゴジラ映画でした。
オールウェイズ〜好きにはいいのかも?
満足です!面白かった
『ゴジラ』とはエンタメ映画である
続く…のかな…?
インスタフォローしている芸人さんがとても評価しており、同僚も高評価。見る予定なかった作品ですが、何も予定のない日曜だったので鑑賞。
普通に面白かった!
IMAXで見たからか、迫力すごくて、時々ビクーッとなりました。
同じところで前に座っていた女性の方もビクッとしてた笑
泣くシーンはないと思っていたのにポロポロ涙が出るシーンは普通にありました。
ゴジラ作品はシン・ゴジラしか見てないので、細かい経緯は詳しくわからないけれど、ゴジラ世代?じゃない若者にはゴジラ導入作品としてはよいと素直に思いました。
最後、ゴジラ復活の兆しあるし、浜辺美波さん演じる典子には謎のアザあるし、続きがあることを匂わせる終わり方。次回作楽しみですね。
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今日は隣の男性のApple Watchが光ってるのが気になったなぁ…
手首を手で覆って隠してたけど、2時間やり続けるのは無理があるだろうし、光が漏れ出ちゃってるし。
オフにするのを忘れていたとしても、外して欲しかった…
映画好きのみなさんはこういう場面ではどのように振る舞うのか気になるところです。
注意する?
見逃す?
映画に集中していたら気にならない?
戦争の呪縛と葛藤するドラマ
私は独りで映画館に行ってますけど、上映が終わり、映画館を他の観客方々と出口に向かうときに、観客連れの方々同士で感想を言い合ってるのが耳に入ってきて、参考になるときがあります。
ふと聞こえてきた「戦争の呪いを解く」という言葉に、それだと思いました。ゴジラのCGを使った映像は迫力あって、先端の映像技術を駆使したものだと思いますので、それだけでも見ものなんですが、やはり映画はドラマがそこにないと感動しないものです。
今回のドラマはまさに「戦争の呪いを解く」ことだったと思います。主人公は元特攻隊員で、逃げるという選択をして生き延びた若い男性。それを負い目にいまを生きている。まさに、戦争を引きずっている。生死の狭間を生きた現場を経験すれば、それはそう簡単に吹っ切れないものだと想像できます。
それが、ゴジラの口に「特攻」して負い目を晴らそうとしたものの、パラシュートで脱出する選択をする。さらには、死んだと思っていた事実婚のような女性が生きていた。
まさに呪縛を解きつつ生きているという、ハッピーエンド。生きるということ、がテーマになっているように感じました。
映画のドラマとしては、最後に主人公が亡くなってしまって、ゴジラを倒して、犠牲になるというドラマもそれはありで、そこにも強烈なカタルシスを演出できたと思うので、敢えて、それをせず、生き残るという選択をする。この映画の主張を強く感じました。
あとは、主人公の配役として神木さんは確かな演技でそれは素晴らしいのですが、元特攻隊という風情はあまりないので、もう少し体育会系、軍隊系のような感じの配役でもよかったんじゃないかと思いますが(例えば、桐谷健太)。。渡辺美波とのペアにこだわるとそうなるんですかね。。さらには、戦後直後にしては主人公の髪と髪型がきれいでおしゃれすぎるので、もう少しヘアメイクさん、演出に合わせてほしいです。
PS.
上映中は、非常時でない限り、スマフォは絶対に開かないようにお願いします。今日の隣の方がハズれな方で、退屈だと感じたのかスマフォを取り出して2~3秒チラ見しているのが3回ありました。取り出す気配がするごとに心の中でやめてくれ!って叫んでました。
本人は両手とカバーで光を隠しているつもりですが、映画館をなめてはいけません。暗闇を演出しているので、スマフォの光は隠しきれないです。注意すると「お客様同士のトラブル」になるのでしませんが、迷惑限りないです。絶対にやめましょう。
見て良かった
がんばってる映画
がんばってる映画ですが、いちいち理屈にあわない。
主人公の皆さん全員不死身。
ゴジラも不死身&不細工。
CG使いすぎ。
続きがあるみたいな終わり方でしたが、成績次第の保険でしょうか。
時間つぶしにはちょうどいいかもな映画でした。
追記
ゴジラが電車の車両をくわえてるシーンはミッションインポッシブルのシーンと似てましたが偶然かな?
凄く楽しめた
初回IMAX、翌週4DXで鑑賞。2回とも妻と。
純粋に凄く楽しめました。楽しめた人は、ぜひ4DXでの鑑賞もおすすめしたいです。
空と海が主な舞台なので、4DXとの相性が抜群です。
評価の低いレビューの人が結構いますが、そういう人に限ってわざわざマイナスワンのレビュー一個を書くためだけに映画comのアカウント作って、長々と不満点を書いてるのを見る(読んでは無い)けど、何が凄いって、それだけ人に思いを語らずにはいられないぐらい影響力がある作品になってるって事が凄い。実際見に行かせてるし。(私もその内の楽しめた方の一人)
正直、シン・ゴジラ、海外含めて過去のゴジラ作品は、刺さる人には刺さるけど、そうで無い人にはさっぱり、とてもじゃないけど妻や誰かに一緒に見に行こうと1ミリも思えなかったけど、この映画は刺さる範囲が格段に広がって、いろんな人が楽しめる作品になってると思います。
演技セリフがみなまで言い過ぎと思うところはあるけれど、もしかすると海外展開を考えたときに、伝わりづらい日本人の考え方や、戦後というお取り扱い注意な時代背景も考慮して、字幕で他意無くストレートに伝えるためかなと思ったり。
ゴジラ、そんなに人間が嫌いになったのか
アトラクションに乗ったようなあっという間の上映時間でした
人間ドラマがわかりやす過ぎるとの意見も有りますが、中学生の息子と見に行きましたが、話の内容が良かったとも行っており、ファミリー映画としてはいいバランスなのではと思います
ゴジラの暴れっぷりがめちゃくちゃ怒ってる感じで、そこまで必死に暴れるの!?今までにない怖さが有りました。
決戦場所での音楽、船に迫るゴジラ映画館で見るべき映画だなと思います
山﨑先生、お茶濁す
山﨑貴監督、シンゴジラでハードルが上がりすぎたからって、得意分野でお茶を濁そうとしてませんか?
永遠の0の日本海軍
ALLWAYSの戦後日本
この既に成功した2つの要素に、ほんの少しだけシンゴジラ感をミックス、、、これがゴジマイでした。
でもそう上手くミックス出来るわけもなく、ツギハギ感が目立ちました。
序盤の島で襲われるシーン、あれは良かった。
ジュラシックパーク2さながら、ゴジラに襲われる恐怖がホント良く描かれていました。
「おっ、今回は個人目線のリアルな恐怖に立ち向かっていくのか」と、期待満々でした。
ですがその後の脚本の粗さたるや。
ろくに探さずに両親を死んだと決めつけ(伏線かと思ったわ!)
家直す前にハーレーかっとばし、、、
ゴジラ対策に政府はノータッチ、、、
決定的だったのは、浜辺美波がSASUKE始めたところですね。
あそこから「あっ、この映画はエンターテイメントに重点を置いてるんだね!」と自分の中でレベル感を修正できました。ありがとう浜辺美波。
ホントに脚本にはツッコミどころが多かったですが、
VFXはホントに凄かったので、是非劇場で見てほしいです。
逆に家で見ると粗ばっかり目立ちます。(それはそれで実況楽しいかな?)
とにかく山﨑監督、次は原作付きか、共同脚本で頼みます!1人で脚本の責任を持たないように!
最高傑作なのでは?
見る前は正直な所 -1.0というタイトルの付け方で
とりあえず 大作だから観るかな…
そして近年の山崎監督作品の評価が私の中では
低くかったので全く期待してなかったのです
率直な感想は邦 洋 合わせても最高傑作なのでは
ないなだろうか? という面白さでした
画面のトーンは邦画だなと思う所はありますが
-1.0という設定を凄くしっかりと作ってある感じが
しましたが…
海洋で立ってるゴジラが陸に立ってる様な
(足が底についてる様な)のが最後の作戦内容と
見せ方が合ってない気がして興醒めしてしまう所は
ありましたが 演者の存在感や演技力でより良い物に
なっていて飽きさせない、感情移入しやすくて
とても良い仕上がりの映画だなと感じました
やはり、年齢からかもしれませんが
ここぞと言う時に ゴジラのテーマが流れるのも
記念作品としてはカッコよかったです
今年一番の映画かも いや ゴジラ史上最高傑作だと
思います
兎に角 音の良い所で見て欲しいです
大衆迎合の娯楽作品として絶賛したい。 ある意味、最高の出来。
シンゴジラと比較して中身が無いとか、ゴジラをただの熊退治にしちまったとか、
人間ドラマが要らなかったとか、都合のいい展開が多いとか、
他の映画で見たようなシーンがあるとか、モスラの曲?を使うなとか
批判の嵐ですが・・(笑 そんなのは他の映画も同じじゃねーかっての!
米国産のゴジラ作品だって、ゲップが出る程家族の物語が入ってるじゃないか。
そんないちゃもん吹き飛ばす程の王道娯楽大作の誕生に拍手喝采です!
ほぼ期待した通りの展開、こうあって欲しい展開が来ます。コレが良い。
2回見ましたが、3回目も行きますよ。アトラクション体験型快感ムービーなので
映画館の大画面重低音で観る事こそがこの手の映画の醍醐味。
家で見てもたいして面白くも無いかも・・ 今のうちに楽しまないとね。
怪獣はゴジラしか出ません、着ぐるみのプロレスなんざあ見たくない。
でゴジラを人類の味方とか神格化とかもしません。死闘あるのみ。
ダサい地球防衛軍も居ません。子供番組とは違います。
キーワードは、ジュラシック、永遠のゼロ、この世界の片隅に、ジョーズ
3丁目の夕日、バトルシップ、アルキメデスの大戦、そしてトップガン。
コレを理由にして批判されてますが、コレがいい。最適解ど真ん中。
見たいものが詰まってるからこその娯楽映画。 待ってましたよ大満足。
やっと映画館で観る価値のある日本映画ができました。 実際近所の映画館では
公開になったばかりの翔んでナントカ・・とか、「クビ」とか言う話題作が3日目で
もうゴジラの観客数に負けてましたよ。 コレが一般大衆の世の中の現実。
日本映画では、ハリウッド娯楽作品みたいなのは見られないと諦めていた皆さん、
騙されたと思って見ましょう。 日本を見直しますよ。
映画で説明が足りてないので補足ですが、ワイヤーを引きながら衝突ギリギリで
船が交差するシーンは、互いのワイヤーが絡んだりスクリューに当たらないように
する為なのと、ゴジラが気が付いて逃げる前にワイヤーで締める必要があったから
最大速度で進む必要があったのであのシーンになります。
1回目見てて「なんでぶつかってんの?下手だなあ」は間違いでした。
最後に・・続編は要りません、コレで終わりでいいです。10年くらいしたら
更に進んだ映像技術で、単純にリメイクしたら観てみたいですねえ
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