「面白かった」ゴジラ-1.0 きささんの映画レビュー(感想・評価)
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ゴジラってこんなに悪い奴だった?が初めの印象。
特攻の任務を遂行できずに地上に舞い戻った、神木演じる敷島浩一。この人に更に信じられない任務が。それをやらなかった、といってその場の人が幾人も死ぬ羽目に。いやいやこんな巨大な怪獣を突然撃て!なんて無理でしょ。敷島の心の傷は更に深くなる。
廃墟となった東京に戻り、女と赤ちゃんに居座られて暮らしていく敷島。銀座に再度登場するあの怪獣、ゴジラ!
このシーンは本当にすごかった。歩くだけで何もかもをバッタバッタとなぎ倒していく。敷島を押しやって自分が飛ばされてしまう大石典子のカッコよかったこと!
最後の海上のシーンは胸がすくような快挙だと思われた。人間の叡智って素晴らしいな、と。そうまたゴジラが再生する音が聞こえてくるまでは。
最初から最後までじっくりと集中して見れた。劇場を出ると一緒に行った夫が「お前も浜辺美波ちゃんみたいにいざとなったら助けてくれるかなと思って見てたよ」と言った。助けるわけないでしょ!と心の中で思いつつ現実にゴジラが出没しない有り難さを思った。
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