「あまりにもひどすぎる」ゴジラ-1.0 まーぼうさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにもひどすぎる
人生で見てきた映画でワーストクラスに面白くなかったです。
ゴジラ映画は、ハリウッド版やシンゴジラを見ましたが、比較にならないほどつまらない。
ユーチューブや口コミで評価が高かったので見に行きましたが、
評価の高い箇所を個人的に言うと
・冒頭シーン(ここだけわくわくしました)
・ゴジラのデザインと絶望感
・子役がかわいい(必要性は無視)
以上
その他はストーリー含め突っ込みどころ満載、くさい演技満載、展開読める。悪い方に期待を裏切るなど散々です。
低評価理由
①神木龍之介
あまりにも演技がクサすぎてて、見てて引いてしまいます。他の役者もクサい
役としても特攻隊から逃げて、ゴジラから逃げて、浜辺や子供からも逃げて、終始何がしたいのかわかりません。ゴジラを倒したいのか逃げたいのか、、、
作戦会議には出てるくせに内容聞いて帰ろうとするところは見ててイライラしました。
話し方も「です」「ます」「です」「ます」聞いててしんどいです。朝ドラとかでもそうですが、昭和の人はああいうしゃべり方なんですかね
朝ドラにゴジラ出演しちゃった笑って感じですね
②ストーリーがべたすぎる
展開が読めてしまうのは映画としてどうなのかなと思いました。
特に後半のゴジラとの対決の前段階で、安藤サクラに電報が届くシーンは浜辺が生きているんだろうなと思ってしまい。神木が飛行機の説明を受けているときは、脱出装置ついてるんだろうなと分かってしまい。神木が一人で特攻しようと考え出した時点で、なんとか作戦は失敗するんだろうなと分かり、予想したとおりに話が進んでいくので後半は見ててなにも面白くなかったです。
③登場人物の関係
人情味を持たせたい割には役の関係性がいまいちだと感じました。
神木と浜辺は結婚してた方が良かっただろうし、子供も浜地の子供の方が良かったし、佐々木倉之助と山田裕貴は親子の方が良かったのではないでしょうか。
子役も感動用に用意されたようにしか感じませんでした(絵を描いたり、泣くシーンなんてベタすぎて、、なんで親子じゃなかったんだ)
まったく関係性のない人同士で描く目的はなんだったのか気になります。
④ご都合主義
映画やドラマなのでご都合主義は当たり前だということは前提ですが、浜辺が銀座でゴジラに襲われたとき電車で浜辺だけ残るのはさすがに、、、(他にも残して、落ちて死んでいく様子などあれば良かった)その後、人ごみの中で浜辺を神木がすぐに見つけるのも必要なのかと思ってしまいます。しかも浜辺が爆風で飛ばされて姿が見えなくなったのに生きてるのも中途半端(ゴジラウイルスに感染したから大丈夫って考察なら、その場では助かって安心させておいてクライマックスで、、の方がいい。なんなら上木も、子供も感染してる描写で終わればいい)。はっきり死ぬシーンを描くか、助けに来たのなら二人とも生き残る方が良かった。あとはこの映画を通して、ゴジラから人が逃げないのも不明、ゴジラが動くと人も逃げるけど、立ち止まるとみんな振り返ってゴジラ見て棒立ち笑 一貫して逃げた方がリアリティあっていいと思いました。
⑤期待を悪い方へ裏切る
期待の仕方はひとそれぞれでしょうが、私は今回の映画は戦後のゼロになった日本がマイナスへというのを見て、日本が絶望的に壊滅させられる映画だと思っていました。最初に登場したゴジラのシーンで恐怖感は盛り上げられたのに、結局東京だけやられてあとは、ずっと神木が葛藤してるシーン、、最後に含みを持たせるのがゴジラのお約束なのか知りませんが、浜辺の首が黒くなるのも、ゴジラが再生しそうな描写もいるのか疑問です。
浜辺も生き残ってたのは冷めましたし、夫婦にしてはっきり死ぬシーンがあったほうが良かった。神木も特攻できなかったこと、逃げてきたことを心残りにしているなら、最後は脱出する展開にはせずにゴジラと共に散ってほしかった。
子供も血縁関係もともとないし、安藤サクラが育ててくれそうだし、浜辺、神木が亡くなってもそこまで悲しくはなかった(親子にしてたら別)