「MX4Dで鑑賞!」ゴジラ-1.0 vvt76さんの映画レビュー(感想・評価)
MX4Dで鑑賞!
【良かったところ】
・ゴジラの迫力
MX4Dで鑑賞したことで、アトラクションを体験したかのような感覚に。
銀座でゴジラが人々を蹂躙する様を見ていて、「いや、無理無理。倒せないってこんなん。」って絶望感を味わえた。光線出す前のあの絶体絶命感と言ったら…
・戦艦がとにかくかっこいい!
何隻か出て来たけど、映し方が綺麗だったな。
・物語の終わり方
最後、敷島とノリコが再開して感動エンドかと思いきや…ノリコの首筋にゴジラのような痣が脈うっているし。地底ではゴジラの肉片が分裂起こしてそうだし。エンドロールの最後、ゴジラの足音と鳴き声がするし。一体、どうなっちゃうんだい?ってワクワクした。
ノリコがゴジラによって電車に吊されて水面に叩きつけられても、銀座の爆風に飲み込まれても生きていたのは、何でなんだろうかと想像して面白かった。
タイトルの「-1.0」は、ここでやっと回収された気がする。
・俳優陣の演技
ストーリーはさておき、みんなそれぞれの役にピッタリハマっていた気がする。特にノリコ、橘、澄子役の方々。
【モヤっとしたポイント】
・ゴジラもっと自由に大暴れしてほしかった
光線出す前の背ビレの準備段階演出いるんか?脚本通り動いてる感があって、物足りなかったな。
ゴジラが海から敷島の飛行船を目で追ってる姿、猫みたいで可愛かったし。
現実だとあんな計画通りにゴジラの周りを戦艦で囲えないって…せめて1回目は失敗して絶望感を味わいたかった。綺麗すぎたな、誰も死ななかったし。
ゴジラの本気を見たかった。
・敷島のなよっと感
銀座で爆風に飲み込まれる前に「敷島、お前がノリコを庇えよ!」ってキレそうになった。PTSDがあるのは分かるが、神木くんの演技が上手いせいなのか、あの敷島のなよっと感にイラついた。