「アメリカン・パイロットシート」ゴジラ-1.0 Fermaさんの映画レビュー(感想・評価)
アメリカン・パイロットシート
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「三丁目の夕日」の監督らしく、戦後復興の人情ドラマが内容の半分でしたが、音楽もなかなかで面白く観ました。
後半は「シン・ゴジラ」的に衆知を結集して不可能なミッションを成し遂げようとするドラマです。
「シン・ゴジラ」は文民(でいいかな)協力のミッションが成功し、ゴジラは凝固して死にました。
一方「-1.0」では文民協力のミッションは失敗し、結局「特攻」で…
ですが!今回の「特攻」は太平洋戦争の反省の上になりたっていました。
特攻機のシートはアメリカ製である事が仄めかされ、ゴジラに突撃し、英霊になられたかと思われたパイロットは…
「いまアメリカはソ連との対立で手伝ってくれない。日本だけで戦うしかないんだ。」という台詞も2回あり。
太平洋戦争の屈辱を映画で晴らす、的な印象が何となく感じられました。
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