「劇場で見て良かったのは良かった」ゴジラ-1.0 あんさんの映画レビュー(感想・評価)
劇場で見て良かったのは良かった
浜辺美波が何故最後生きてたのか…
そこがご都合展開すぎて最後の最後で評価ダダ下がりです。
今まで島でのトラウマに悩まされた神木隆之介。けれどゴジラとの戦いで勝利し、逃げる自分から立ち向かう自分に成長し、一歩進みました。
でもそんな簡単にトラウマが消え去る訳ではありません。
死んだのは事実で、変えられないですから。神木隆之介があそこで撃ってたとしても恐らく意味はなかった。けどそれは結果論でしかなく、いざ人が目の前で殺されても何も対抗できなかった自分がトラウマなんだと思います。
これからも時々悩まされるかもしれない。そんな悪夢に悩まされながらも、浜辺美波が生きてと願ってくれてその優しさを胸に、明子と共に、また浜辺美波も心の中で共に生き続けている。
そんなエンドはどうかな、なんて妄想しました。
戦闘シーンは迫力あって良かったな。
序盤の人が死んでいくシーンはリアリティがあり、絶望感がとてつもないです。
ゴジラって建物とか街を破壊するシーンばかりの印象でした。もちろんその影響で人はたくさん亡くなってると思います。けど直接的に人を殺すシーンは初めて?あんなに印象に残るゴジラによる惨殺シーンは初めて見ました。
海戦カッコよかった!
浜辺美波が居座るまでの流れが割と飛ぶので、は?とはなりますが神木隆之介には島での事により贖罪の意識、また戦後という事で助け合いの精神もあるからしゃーないのかなとは思います。
がちょっと唐突すぎるかな。
ゴジラの迫力を感じるにはやっぱり地上波よりも映画で見た方が良いのではないかな、と思います。
追記
コメントいただけたのに返信の仕方分からないのでこちらで失礼します泣
ほんとにそうです。主人公が生き残るというだけでも(まぁ伏線はありましたが)ご都合主義なのに浜辺美波まで生き残ってたら…。
これは薦めようと思ったのにそこで「あ、やっぱやめよ」ってなりました