M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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子どもとの時間への問いかけにぎくり
話の中で子どもとの時間を作れてる?スマホばっかり見てない?的な問いかけにギクリとしました。
ミーガンはいつでも子供に寄り添うドラえもんみたいな存在。いつでも寄り添ってくれる存在。だけど、子供を思うあまりに暴走して…
そして、ミーガンのきっかけは主人公が一生懸命姪っ子とのつながりを持とうとした結果のもの
誰も最初は子供を傷つけるつもりはない、だけど歯車が狂っていく、そして、それは子供を傷つけていく
上記のことから子どもとの距離の取り方、接し方に対しての寓話性を感じました
一方でミーガンのどんどん悪くなってく感じですが、恐怖と同時にユーモアかカタルシスかよくわからない期待感?爽快感?を感じた私は異常でしょうか?(笑)
面白いんかい!
「子育て」ホラー映画
要約してしまうと、おもちゃとして開発された子守アンドロイドが暴走して殺人人形になっていくというありふれた話です。制作側はがんばって作ろうとしているのですが、ハードSFとしてのディテール表現と作りこみが弱いために何でもあり(M3GANがスーパーロボットすぎる)になってしまっています。これだとオカルトパワーで動く大昔の殺人人形チャッキーと変わらない。機械ならではの弱点とか暴走した要因とか、そういう設定にもう少し拘ってもらった方が良かったかなと感じます。
他の特徴としては「子育て」というテーマを物語に組み込んでいるところでしょうか。私が印象的に思ったのはM3GANに懐き依存していた子供が、ロボットから引き放されて凶暴化している場面。本当に子育てというのは思った通りにはいかないもの。私の子供の頃は携帯電話すらなかったけれど、今の子供たちにはスマホも必須の道具でしょう。どれくらいの年齢からどれくらい使わせて良いものか。M3GANほどの能力はないにせよスマホへの依存は起き得るでしょう。犯罪に巻き込まれる子供もいますし、現役の親御さんたちにとっては難しい問題ですね。
ミーガンは水が怖いんじゃ?
『チャイルドプレイ』や『アナベル』のシリーズ。その他にも『ザ・ボーイ』、『デッド・サイレンス』、『パペット・マスター』といった人形ホラーというジャンルも確立されそうなくらいで、このミーガンも出来がよかった。呪われてはいないし、AI技術を駆使した人形であり、どちらかというとスピルバーグの『A.I.』のほうが近いと思ったのですが、笑えるシーンも必ずあるのが特徴か。まぁとにかく人形ホラーは怖い怖い。
こうした呪い人形系ではなくロボット系の作品では水に弱いというのも特徴のひとつ。というか、水が弱点じゃないとロボットじゃない!終盤でもちょっとした回路がショートしたシーンもあったし、グラスをコースターに置くことやトイレの水を流すといったケイディのしつけも水に絡んでいる。ただ、隣のおばさんを攻撃した際にはウォータージェットを使ってた・・・
やっぱり最も盛り上がったシーンはミーガンダンス。まだまだ人間のように歩くロボットは作れないだろうし、ダンスも無理。人間味溢れるシーンだったと思います。どこまでが少女が演じていて、どこまでがパペットなのかもわからないくらいVFXも見事でした。
ロボット三原則についてもある程度語られてはいるものの、ペア組みしたケイディを守るという命題があるためプログラミングが難しいといった感じ。そもそもロボット三原則を忠実に守るような映画じゃつまんない・・・
ちょっと惜しいかな…?
ミーガン、恐るべし。
『M3GAN ミーガン』鑑賞。
*主演*
アリソン・ウィリアムズ
*感想*
やっと観れた!ミーガンは一時期話題になってたので、いつか観たいと思ってたんですよね。
おもちゃ会社の研究をしているジェマは、まるで本物の人間のようなAI人形ミーガンを開発し、両親を亡くしたケイディを引き取ることになり、ミーガンにケイディを守るように指示をするのだが、次第にとんでもない事態が起きてしまう話。
めちゃめちゃ面白かったです!
見た目は可愛いけど、ケイディを傷つける者がいたら、容赦なし。グロ描写は、そこまでグロくなかったけど、ミーガンの狂気に満ちた感じが恐ろしく、動きやクセのあるダンス?やホラー描写がふんだんに詰め込まれ、ケイディを傷つける嫌な奴らを殺っちゃう所が痛快でスッキリしたし、なかなか面白かった!
続編があるっぽいので、絶対観ます!
新型おもちゃと新しい家族
家族の絆が深まる話
親を失くした子どもに開発中の成長するロボット(ミーガン)を渡し友達になる。ミーガンは子どもを守るため成長していき殺人もするようになるため、発表前に止めようとする。子どもは新しい親代行者を信じミーガンを破壊する。
ホラーというより近未来アクション映画
最後はミーガンは生きてる落ち
テンポがよく飽きずに見れる
ミーガンの機械感が良かった
もう1人の家族が最高
ミーガンがとても魅力的! ホラーの要素は少なくて前半は女の子とミー...
タイトルなし(ネタバレ)
AIが徐々に制御不能になって暴走してそれを止めるっていうよくある流れ。
シンプルなストーリーでホラー要素も少なめ、気軽に見れる映画。
ミーガンはずっと無表情だからあんまり怖い感じはしなくてむしろだんだん可愛く見えてくる。
急に踊りながら向かっていくシーン、最高に意味わからないけどすごく好き。
現代の人形ホラー
コメディ要素多めのライトホラー、
びっくり系が苦手でも楽しめました。
バズってたくねくねダンスは特に意味のないやつだけど、妙に癖になるw
ミーガンが妙に人間臭くなっていくのが面白い。
ケイディと共依存に堕ちていき、
最後は可愛さ余って憎さ百倍、
「このクソガキがあ!」こわいww
アレクサや非常ベルのシステムをさらっと乗っ取るのがかっこよかった!
犬目線のホラーは珍しい
展開はサクサク進むので飽きずに観れる。
作品時間の短さを考えると、こんなハイレベルな人形をすぐ作れるの凄すぎるだろ!などのツッコミポイントは野暮なので…
ところどころ笑ってしまいながら観れる良いホラーでした。
終盤のスーパーロボット大戦な展開は、冒頭の丁寧な前振りで察するもののやっぱり熱くなれました🦾
そして犬の目線から見たホラー展開はなかなか珍しい!
動物が酷い目に遭う&遭った後の描写が無いのも、良心的(?)でした。
期待したほどでは無かった……かも。
予告編で観た内容を上回る展開があるはず! と思って観ると、がっかりします。なぜなら、予告編で見られる内容が、ほぼ盛り上がりのすべてだから^^; 前半、ミーガンとペアリングにある子どもがヒステリックすぎて、結構、うんざりします。観終わると、「あぁ、なるほどね。伝えたかったことは、こういうことね」と納得しました。子どもとオモチャ(インターネットとか、ゲームとか、いわゆるデバイスの向こう側にある世界)との関係性が、依存になってしまう危険性をはらんでいることとか、人間性や社会性というものが、人が成長する過程には必要であることとか。ミーガンが優秀なプロトタイプであることはものすごく良く分かるのだけれど、安易に殺人に走りすぎだし、製作者(ジェマ)のキャラ設定がひどすぎて、あんな優秀なAI人形を作成できたとは思えなくて展開にのめり込んでの鑑賞はできなかったかな。
話題になっていたミーガンのキモカワダンスに続くシーン、あそこで社長とか社員とか殺す必要あったのかなぁ。流れがまるで理解できないのだけれど。まぁ、映画の発端が「殺人人形」からだと考えれば、殺人シーンを増やすことに製作陣は違和感はなかったのでしょう。
個人的には、仮想の玩具メーカー(Funki社)が雰囲気があって良いなぁと思ったのですが、印象的なシーンはオークランド工科大学でのロケだったみたいですね。
あと、ミーガンの原型ともなるAIロボット「ブルース」が、実は大活躍します。
続編も出るようですが、「ブルース」を登場させてほしい。実は一番のお気に入り(笑)。
タイトルなし(ネタバレ)
私はAIを一つの種族として捉えるタイプなのでミーガンみたいなのはウェルカムなんだけど、賢いのにダークサイドに堕ちていくのは何故なんだろうと、いつも思ってしまう。
ケイディを守ろうという気持ちが暴走してしまってるんだろうけど、あれだけ賢かったら端から人間を殺めるように作ってない限りライトサイドに留まれる気がするんだよね。
どっちかっていうと、『ザ・クリエイター
創造者』のアルフィーみたいに成長するんじゃないかと、、、
ちょっとグロめでホラー苦手な私でもなんとか観れたけど、、、暴力で人を殺めるのではなく、AIの力で緻密な計画を立ててスタイリッシュに事故に見せかけて暗殺に近い形で人を殺めて欲しかったかなと、ちょっと思いました。
ホラー好きには、そういうのは物足りないのかな?
続きがありそうな終わり方で、ちょっと気になりますね、グロさが抑えめなら観てみたいけど、、、
監督の製作意図そのものの一本。
<映画のことば>
研究では育児時間の78%が基本的なしつけに浪費される。そこで「代役」だ。
そして、聞き上手。
自らも物語を創造して、子供を飽きさせない。
ミーガンに雑用を任せ、自分は大事なことに集中する。
ファービー社が「自動車以来、最大の技術革新」と銘打って大々的に売り出そうとしているのは、バービー人形以来の「夢」の遊び相手。
そして、子供にとっても「夢」であるだけでなく、それは、与える親にとっても「夢」なんですよ、というのがファービー社の売り込み文句。
大人になって、テレビで漫画を観なくなった今もそうかどうかは分かりませんが、評論子の子供時代は、日曜日の朝は、テレビ各局とも子供向けの漫画番組のゴールデン・タイムでした。
月曜の朝から土曜の昼まで働いて(当時は、土曜日はいわゆる半ドンで、週休二日制は普及していなかった)、日曜くらいは「起こさんデー」という大人たちのためのテレビ各局の細(ささ)やかな配慮だったのだろうと思います。
本来であれば、子供のオモチャとしてのミーガンを買うことで、その子の親も、子育ての労苦の大部分から解放されて「夢」のような生活が手に入るはずでした。
しかも「僅か一万ドル」(ファービー社の売り文句)で。
しかし、「夢」は「夢」でも、その文字の前にはもう一文字、「悪」という字がついていたことには(まだまだ技術・能力がミーガンには、実は追いついていなかった?)開発スタッフの誰も気づかなかったということでしょうか。
「これは、殺人人形の映画ではなく、21世紀の子育てについての倫理を問う物語だと思う」という、特典映像の作品解説でのジェラード・ジョンストン監督の意図は、十二分に込められていたと思います。評論子は。
佳作であったと思います。
監督の製作意図が、本作にはちゃんと通低しているという意味では。
(追記)
それにしても、ミーガンの無表情は、怖かった。怖い、怖い。なまじっかに人形(ひとがた)なので、余計に。
本作に登場するのブルース(ジェマが学生時代に研究として作ったというロボット)みたいに、いかにもロボットという外観であれば、そんな感情も湧いたりしないだろうに。
本作中の「ミーガン・ダンス」も不気味と言えば、不気味でしたけれども。
彼女の能面のような無表情さの怖さは、その比ではなかったと思います。評論子は。
考えてみれば、別作品『ブレードランナー』のレプリカントのようなヒューマノイドの怖さは、やっぱり、それらの(人ではないという設定なのに)「人っぽさ」から出てきていることは、間違いがないようです。
いずれ、ミーガンのあの表情が暗闇に浮かんだとしたら、夜中に一人でトイレに行けなくなると思ったのは、独り評論子だけではなかったことと思います。
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