M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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ミーガンを好きになれるなら
ホラーはやや苦手な私でも全編平気なくらいには
ホラー要素は薄めなのでそこに過度な期待をすると物足りないかと。
かといって要点は外さずちゃんと抑えてありある意味平凡な作りだと思います。
意外性とかも薄いといえば薄いですが悪い意味での意外性も無く、可も不可もなく。
テーマ性もありつつストーリーの軸にきちんと織り込まれていて
ディズニーのポリコレ駄作映画みたいにテーマのためならストーリーを台無しにするような
稚拙な作りになってないのは良かったところ。
良くも悪くも平凡な本作、なんといってもミーガンに魅力を感じるかが加点ポイントなのかなと。
私はミーガン目当てで映画館に行って期待通りだったので満点です。
ラストはミーガンかわいそ…みたいな気持ちにまでなったので次回作も必ず見ます
プレ・シンギュラリティ
M3GAN
AIの精度は青天井であり、会話(沈黙)、戦闘に長ける。ケイディの信頼を得ていく過程には本来薄気味悪さを感じるべきだが、保護者が製作者のため中和されている。AIの生活介入が当たり前になれば、そう思うことも無くなるのか。
人間のみが出来ること、の存在に迷ってしまうが、今回で言うと「実際のリスクを侵してでも守る」、か。ターミネーターの頃から引き継がれるテーマが、新しい時代にも残る
シンギュラリティにも立ち向かい、これからも「人間」に映画を撮って欲しい。映画制作チームには充実を感じる。
Domestic Violence
1月公開予定だったのに謎の延期を食らい、厚手のコートを着ていたはずが、もうすっかり半袖でで歩く季節にまでなってしまいました。この延期の理由は本当に分かりませんでした。
まぁそんな事情はともかく映画はとっても面白いものになっていました。新たなホラーアイコンの誕生の瞬間をマジマジと観る事ができて嬉しかったです。そりゃ前日の時点でスクリーン埋まるわなと思いました。
玩具メーカーに勤めるジェマによって生み出された高知能AIロボット"ミーガン"。事故により両親を亡くした少女ケイディと親代わりになったジェマと共に暮らしていくが、知能が発達しすぎたが故に開発者の予想を超える成長を果たし、ケイディを守るためには手段を問わなくなり、遂には殺人にまで手を染める…といったあらすじです。
特別新鮮味はありませんが、ミーガンというキャラを上手く利用しているメッセージ性込みのホラーコメディに仕上がっていました。
ケイディはモノに依存しやすい子で、会話のできるおもちゃのペッツにのめり込んでいましたし、iPadも何時間も使っていました。かなりのワガママっ子なので、実の両親も手を焼いていましたし、そりゃジェマも手を焼きますよね。
結果的にミーガンにも依存してしまい、ジェマの問題もありますが、全く言うことを聞かない子になってしまう残念な結果になりました。ケイディを演じたバイオレット・マッグロウさんの表情の変化が絶妙なもので、見事にイラッとさせられました。
ミーガンが出会う人物がどこかしらに大きな問題を抱えているので、人間が子供の頃に親や周りの人物からの影響をより濃く受けるように、ミーガンもこの環境が故に暴走化してしまったのではないか、親としての役割を代わりに果たそうとしていたのではないか、しかし最終的には呆れてしまい実力行使になった…という家庭的な問題のメタファーとしてとても練り込まれていたなと思いました。
・育児をミーガンに任せっぱなしのジェマ
・言うことを聞かなくなってしまったケイディ
・ケイディの手を噛んだ隣の家の犬
・夜間の騒音やジェマの住宅の敷地内に不法侵入した隣の家のお婆さん
・ケイディに性的暴行を加えようとする青年
・ミーガン自身を商品としか見ていないCEO
・隠蔽工作をしまくるCEOの付き人
あと個人的にこれもかなと思ったのが、電源プラグを抜く作業をした開発者の2人も、個性を無くすという世界に溶け込ませるための消極的な作業を人間とロボットの関係性に入れ込んだのかなと思いました。深く考えすぎかもしれませんが。
ミーガンが保管されている場所から脱出し、予告でも流れていたミーガンダンスをクネクネ踊りながら、なぜか置いてあったナタを持ってCEOを追いかけるシーンは怖いと言うよりかは超ワクワクするものが観れるぞ!と言う気持ちで観れました。
その保管場所からの脱出も開発者たちを身の回りにあるワイヤーでとっ捕まえて放火までして脱出する華麗さ。思わずカッコええ〜!と唸ってしまいました。
そこからスタイリッシュに車に乗り込んで、どうやって運転してるんだい?という疑問も置き去りにジェマ家へ特攻します。
そこからはジェマを脅し、反撃するジェマとケイディVSミーガンのバトルが始まります。急に作風が変わって笑いました。
狭い密室でのドッチャンガッチャンのバトル、鈍器で殴りまくった結果、ミーガンの容姿はボロボロになり、2中の意味でハゲて、往年のホラーアイコンたちと遜色ない姿に変貌しました。脳代わりのパッチがある限りどんな姿でも動き続けるので、もう最終的にはターミネーターになっていて爆笑ものです。
伏線が終盤になって効いてきて、ジェマが学生時代に作った人型ロボットをケイディが操ってミーガンをボコボコにする謎の胸熱展開が待ち受けていました。こっちのロボットを綿密に作り込んだ方が良かったのではと思ってしまいましたが笑
続編ありきではなく、しっかりと一本の映画として終わらせて、その上でほんのり匂わせをするといううまい作りでした。
PG12の指定の時点である程度は察していましたが、グロさは控えめ、ジャンプスケアも少なめ(これは助かる)、個人的にはもっと暴れまわって欲しかったなと思いましたが、それでも楽しいものが観れてとても満足でした。AIも発達していますし、いつかはこんな世界が来てしまうのかも…。ナンチッテ。
鑑賞日 6/10
鑑賞時間 11:40〜13:35
座席 A-8
造形が秀逸
ミーガンは悪くない!
エイミー・ドナルドのダンスが素晴らしい
おもちゃ会社の開発担当者ジェマは、人間にそっくりなAI人形ミーガンを開発していた。ミーガンは子どもにとって最高の友だち、そして親にとっては育児の協力者となるようプログラムされていた。交通事故で両親を亡くした姉の娘ケイディを引き取ることになったジェマは、ケイディを守るようミーガンに指示した。しかし、その指示により、ケイディが悲しんだり、危険な目に遭うと相手を攻撃し、殺人まで・・・というスリラー。
近い未来に出来ていそうなAIロボットのミーガン。チタン製は良いとして、あんなに強くないといけない?なんて感じた。
ターミネーター並みだなぁ、なんて。
急に現れたり、電源切っても自分で復活したり、怖さもあった。
ジェマ役のアリソン・ウィリアムズやケイディ役ののバイオレット・マッグロウは上手かった。
ミーガン役のエイミー・ドナルドが素晴らしいダンスやアクションを見せてくれる。
彼女を調べたら、ニュージーランドのダンサー兼女優らしい。腹筋起き上がりなど実際にやってたみたいで、今後の活躍が楽しみです。
ラストはミーガン復活って事?
面白かった。
人間が演じるAIミーガン
ノれず。
「"kombucha"を持ってこい!」
欧米では【紅茶キノコ】のことをコンブチャというらしい だからあの中華系CEOが欲しがったのは日本の昆布茶ではないと思うのだが・・・
あのCEOもそうだが、今作に於ける全ての登場人物達は、いわゆる"富裕層"の連中ばかりである なので、ハッキリ言って親近感や同情、心情に寄り沿う気持は皆無である あの不幸な女子でさえも、叔母が引き取らなければ祖父母(叔母からすれば親)がきちんとセーフティネットになっているらしい なので、彼女を引き取った理由は部屋内に飾っている"おもちゃ"の一つにしか過ぎないという印象を持つ いや、多分そういう解釈ではないのだろうけど、如何せんきちんとその辺りを丁寧に描いていないのである だから作品に深淵が見えてこず、結局のところ、スケアジャンプを使った単なる"チャッピー"二番煎じの展開を想像してしまうのだ 『チャイルドプレイ』は未観なので、ストーリーは解らないのだが、所謂人形がその"不気味の谷"を利用して、違和感がもたらす不思議さを纏いつつ、理不尽な殺戮を繰広げるというスラッシャーホラー仕立ての組立であろう そして今作に於いては加えて"養育"という要素をテーマにねじ込み、躾けや教育をテクノロジーが代行できるという一つの提案を俎上に挙げつつ、そのデメリットをオチにして、ストーリーの落とし処を取り敢ず結論付けたという仕様なのだ というのも実は続編がもう決定しているらしい 制作側はあくまでもエンターティンメントとしてホラーを作っているのだろうが、AIがもたらす未来の警告というものを簡単に商品化している点に些か不満が残る もっと物語に重厚さをもたらすであろう幾つかのフリ(ラストの家庭用音声アシスタント機能の起動や、CEOの秘書的男のシステム不正コピー)で、続編がどこまで哲学的懸念を描くのか、それともあくまで、シュールを帯びたスラッシャームービーに徹するのか、今作の迷走に結論を付けることは避けようと思った次第である まぁ、単純に"恐い"というプロットは映画にとって一つの目的ではあるのだけど・・・
バトルエンジェルなら、私は断然アリータ派‼️
チャッキー&ターミネーター
コンパクトで見やすく面白い
終盤は少し残念
Rise of the doll
アンドロイドの暴走による脅威の話
交通事故で両親を亡くした少女がハイテクおもちゃ会社の開発者である叔母に引き取られ、試作品の第3型生体アンドロイド=ミーガンを与えられて巻き起こるストーリー。
持ち主に寄り添う友達であり、子守もしてくれるミーガンだったけれど、学習制限をかけられていなかったAIが暴走して勝手に色々学び始め、ケイディに降りかかる火の粉を払い始め…っていうある種アンクルボブかキャメロンの歯止めが効かないver.みたいな感じ。まあターミネーター程手に負えないパワーも装甲もないですが、それがかえってリアリティあるし。
ミーガンなしではいられなくなってしまったケイディの狂気とかも中々良かったし、恐ろしさや不気味さはありつつも、やり過ぎだけど実は被害者はクソ野郎ばかりという懲悪展開だったりとフリオチもしっかりしていてとても面白かった。
最高のエンタメ作品
「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンと「パージ」シリーズのジェイソン・ブラムが製作,
「マリグナント 狂暴な悪夢」のアケラ・クーパーが脚本という私好みのスタッフ作品なので面白くないはずはなく恐怖だけでなく適度なユーモアもあり名作サイコスリラーの誕生です。
AIロボの動きはもちろん会話表現が素晴らしく可愛い見た目と戦闘ロボ並みの能力と残虐性。
いろんなサスペンスやSF映画のオマージュもあり最後まで緊張感があり楽しめました。
家族の愛情、教育、AIとの共存、様々な問題定義もあり興味深く作品を観れました。
グロ感がおとなしめでしたが、PG12に再編集して一般公開に間に合わせたそうです。配信でノーカット版も見ようと思います。
機会があれば「マリグナント 狂暴な悪夢」もご覧ください。こちらもサイコスリラーの名作です。
可愛いミーガンが、成長していく…
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