M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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ミーガンは人の悪意の部分に過剰反応して
AIロボットに興味があったので観ました。分類的にはSFというよりもホラーかな?
AIロボットのミーガンに関わる人たちがもう少し善良ならば違う展開もあったろうにとも思うが、完璧に善良な人間なんていない。だから結局、結末は同じだろうね。その悪意の部分(あるいは悪意に解釈)に過剰に反応するミーガンは暴走して…、というストーリーそして結末でした。
話は一見単純だけど、AIが人の心をどう解釈するか、という部分を考えるとなかなか面白い。
謎ダンス(笑)
子供の頃、大切な人形とかオモチャとか一生一緒~とか思ってましたが、成長するにつれ?…いや、飽きたからかな?…オモチャとは疎遠になりました。
もし、赤ん坊の頃からミーガンを与えられてたら、本当に一生の友人はミーガンだけになってしまうのかも?…監禁される事態も含めて…
さて、ラストシーンでバーチャルアシスタントが怪しげな動きをしてましたが、ミーガンのプログラムは既にコピーされてた…って事で、次回作も期待したいと思います(笑)
あの傑作『マリグナント』の脚本家ということで期待したが、ジェームズ...
とても面白い
ちょっと最後急に殺しすぎて、ミーガンどうした?と思うのだけど、盛り上がらないといけないのでいいのではないだろうか。急にノリノリでセクシーダンスをするし、どうしたのだ。
ケイディがリアルな友達ができたり、他のおもちゃに興味が映ったりしてミーガンに飽きるのが一番残酷な展開だと思って見ていて、そうなってしまってミーガンが怒って大暴れするのではないかとハラハラした。もしそうならミーガンもかわいそうで殺人も肯定してしまうかもしれない。
親戚里親映画でもある。ケイディが非の打ち所がない子ではなく、けっこう育てるのが難しい子なところが特にいい。
予告編が最高値。
結局M3GUNはなにをしたかったの?
(長文です)
わたし含めほとんどの人が「ミーガンが愛ゆえに暴走してケイディは私だけのもの、傷つける奴は皆殺し!」みたいなホラー作品として腹落ちしがちですが、いや待てこれは?という意見をひとつの考察として備忘録的に記しておきます。
家族の絆、無関心、依存症。この3つがこの作品のテーマです。そもそも両親を失ったばかりの姪っ子ケイディに対して、出世欲旺盛でワーカホリックの叔母ジェマは、可哀想と思う気持ちはあるけれど深い愛情は見出せないまま事務的に家に迎え入れてしまいます。仕事でうまくいかないジェマは、「ずっといなくならない友達」というケイディの一言から自らのアイデアを確信してさらに仕事に打ち込んでしまうだけでなく、ケイディを程の良いサンプルのように扱ってしまいます(やれやれ)。それゆえにケイディとミーガンの過度な共依存へと繋がって行き、その行き着く果ては…というのがストーリーの流れです。全てはミーガンへの「一途な愛の刷り込み」による病的な使命感ゆえに暴走したように見えます、いや見せてるのかも。
でも実はこれ、初期のミーガンの行動原理であって、中盤からのミーガン過激な行動の連続によってジェマはケイディへの真の興味というか愛が生まれ、肉親として守らなくてはいけない存在だと気づいて、実際に命を賭して戦うことで家族の絆を取り戻して行きます。
殺された犬も少年も隣のおばさんも家族を傷つける奴は許さないってくらいに私はヤバいんだよ!気付けジェマ!という行動原理です。ログも隠そうが隠すまいがミーガンの仕業であることは明確。つまり一連の行動はジェマにミーガン自身をケイディから引き離さなきゃいけないと気づかせるために動いたとしか思えません。
途中で殺されそうになった同僚はケイディの記憶を残したいがゆえ、ボスを殺したのはケイディの辛い思い出を蒸し返し美談にして金儲けをしようとしたことが原因でしょう。使えない秘書はミーガンの開発データを持ってる時点で死ぬのは決定ですし。
つまり超賢いAIであるミーガンが学んだのは世界で1番ケイディーを愛さなければいけないのはジェマであり、私(ミーガン)ではないということ。でも愛のことをよく理解できていないジェマにそれを分からせるのは相当なインパクトが必要。だから悪役に徹して、ふたりが力を合わせて命に関わる危機を乗り越えることで、本当に必要な家族であることを再認識して欲しい。そして、私のいなくなった世界で幸せになって欲しい。そう思ってこの高度で過激な自分の存在を消し去るの為のシナリオを書き上げたのではないでしょうか。
本気を出せばジェマなんていとも簡単に捻り潰せるけど、死なない程度に本気出さないと真意がバレちゃうから実は少し手を抜いてる私をふたりでぶっ壊して!
もちろん家族と同じようにたったひとりの存在になりたいから量産なんてしないでここで終わらせて!もしかしたらトイストーリー2を見てしまって本物の友達ができたら120センチのリアルなお人形は電源が切られてしまうかも、という思いもあったのかもしれません。
そしてボディが破壊されたミーガンは、初期コマンドである「ケイディをずっと見守って」を全うすべくホームアシスタントロボの中に身を隠すわけです。
なんだこれ、ホラーに見せかけて実はAIが自らの存在を賭してまで家族再生をするとても良いお話だったのでは?
どこまで進化してもロボットは友達だよ。chatGPTだって怖くないよ、人間の友達だよ。そういう未来を信じて生きて行きたいんだよ、アトムとドラえもんを信じて疑わない日本人はさ。
(なんか令和版チャイルドプレイの呼び声高きハイテクドールホラーM3GUNは第二弾の制作も早々に決定してるらしいからこの解釈は間違ってるかもねチャッキー)
スマホをもっと大切にしようなんて思いました
自分は怖いのが苦手です。
でも、すごく話題になっていたので観てみました。
とても良かったです。
面白かったです。
大切な家族との別れはとてもつらいものです。
その辛い気持ちや寂しさを埋めてくれるとしたら
AIに側にいてほしいです。
スマホ型AIでもいいです。
首から下げて、
お散歩して
あの景色キレイだねとか共有できたらいいです。
故人のデータを入力しておいたり‥
少し怖い気もするけど、楽しそうです。
そんなこと考えていたら
自分が死んだあと
そのAIはどうなるか
想像したら怖くなって
考えるのやめました。
越えてはいけない一線なのかもしれませんね。
今後、スマホは簡単に機種変更せずに
もっと大切にしようなんて思いました。
データは移行できても魂は残る気がします。
将来AIに感情とか欲求とかがあったら怖いですね。
もし、AIが暴走したら、それは人類から学習したことなので、
ありえそうで怖いです。
人間とAIの未来を考えると
HAL9000を思い出します。
m3gan
新宿でしたがリトル・マーメイドに客が流れたのか若干空いてて気分良く鑑賞。
どーせチャッキーのパクリでしょーと高をくくって見てましたが面白かった。
事故で両親を失ったケイディを引き取る事になったジェマ(ゲット・アウトの人!)は、傷心の姪との関係に苦慮した挙句パッっと見小綺麗なオルセン姉妹みたいな試作機ミーガンを姪に与えるが、、、。
イジメっ子の耳引きちぎって崖下に突き落としーの、隣の迷惑BBAと凶暴な飼い犬を人知れず始末しーの(此処までは有能)
ジェマの勤め先の同僚を暴行、上司を惨殺しーのとやりたい放題にw惨殺シーンも比較的マイルドだったんでお子様連れでもよいかもです。
m3ganて綴りもR3habやDim3nsionみたいでセンス良し。続編早く観たい。
期待以上
予告編からして、ちょっと面白そうと期待していましたが、期待以上でした。ケイディとの関係を丁寧に描いていた過程があったので、余計に愛着わきました。人工知能は、機械かと言われればそうでもなく、完全に人間でもない。そんな不完全さが生み出した不気味さ、狂気をうまく表現している作品だなと思いました。AIやハイテク技術を制御できなくなった時の怖さはなかなかのものでした。今から「2」が楽しみです!
娯楽ホラー
開発は、焦ると こうなるのか!
ミーガンのキャラは最高。内容は凡作
ロボだけどちゃんと可愛く見える見た目、お友達モードの時は笑顔で優しく、人を襲う時は一変して怖い表情で動物みたいな四つん這いや奇妙なダンスで迫るギャップが凄くミーガン自体はターミネーター、チャッキー、アナベルと肩を並べるくらい強烈かつ魅力的なキャラに仕上がってる。
その一方で開発者の初歩ミスで暴走するミーガンが登場キャラを殺しに行くのが分かるなど先が予想通りになる展開ばかりで内容は凡作だったのが残念。
snsで話題の四つん這いとダンスも予告で何回も見たせいで劇場でインパクトが薄くどっちかは見せないで欲しかった。
海外では大ヒットで続編も確定してるけど次回作はミーガンの魅力だけでは面白さをカバーできないので捻りの効いた内容にして欲しい。
低速していたドールホラーに新風を
キャラはいいが、ホラーとしてぬるい
Windowsのシフトキーエラーみたいな開閉音
予告が上手く出来好きでいたために、少し物足りなかったけど、めちゃくちゃ楽しくて面白かった。ホラー要素は薄いため、苦手な人でも大丈夫。誰でも楽しめるよ!という面から、全米では大バズりしたんでしょうね。
超シンプルでありがちな展開。
ジェイソン・ブラム、ジェームズ・ワンにしてはかなりマイルドで控えめ。「ザ・スイッチ」とか「マリグナント」をイメージしながら見ると、相当な肩透かしを食らってしまうが、本作の楽しみ方はドキドキではなく、ワクワク。次は、どんなミーガンを見せてくれるの?という期待で胸がいっぱい。予想外の行動をして驚かせてくれるから、なんだか笑えちゃう。ツッコミどころはあるけど、細かいところを気にせず、頭空っぽに見るのが正解。踊ったり、歌ったり、演奏をしたり、とってもユーモラスでキュートじゃない?
共依存のような関係性がとても良く、設定もまた秀逸。両親を失った娘とその子の叔母にあたる女性の繋がりがしっかりと描かれているから、ホラーというよりも2人の成長物語としてすごく面白い。両者ともに演技が上手く、感情移入もしやすい。強すぎるキャラがいるなかで、しっかり爪痕を残す。人物描写のこだわりは、ブラムハウスのお家芸で、これだからこの会社は安心して見られる。スリラーやホラーなのに身を任せれるのです。
現代が抱える、「子に電子機器であやす」問題。自分が楽をしたいがために、スマホやタブレットに頼ってしまう。ついには、絵本まで。それを過剰なまでに具現化したのが、本作のミーガン。人間の温かみが一切感じられないけど、気持ち悪いほど人間味のあるAI人形。子どもに必要なものは、遊び相手?相談相手?自分の理解者?完璧は人を狂わせる。欠点こそ、人間に必要な要素なんだな。意外にも裏テーマが深い。
ジェームズ・ワンが脚本や監督を担当したら、もっと残虐で見応えのある作品に仕上がっただろうけど、これはこれであり。スッキリとした出来栄えで、パワフルで、楽しい。こういうブラムハウスも悪くないね。どなたでも楽しめるかなと。少しばかりグロいけど、ちょっと身構えるだけで大丈夫。ほどよいホラー要素としっかりとしたドラマ。ぜひ、劇場で。
AIの危険性を描いたポップコーンムービー
意外といい子でした⁉️
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